高校卒業後は大学に進学するべきか?それとも高卒で就職するべきか。この選択は人生でも大きな分かれ道となります。
高校卒業後にどんな選択をするかによって、その後の人生を大きく左右します。
そこで当記事では高校卒業後は就職と進学のどちらがおすすめなのか解説しつつ、大卒との就職率や生涯年収の差、高卒で就職する場合の人気の就職先などを紹介していきます。
リクらく
年代 | 20代・フリーター・既卒第二新卒 | 雇用形態 | 正社員 |
---|---|---|---|
対象エリア | 東京・神奈川・千葉・埼玉 | ||
業界 | SE/Webエンジニア機械/電気広告/クリエイティブ営業職医療専門職金融専門職不動産専門職コンサルタント/士業経営企画/管理事務販売/サービス建築設計/土木/プラント/設備等事務/アシスタント公務員/教員その他 | ||
おすすめ度 |
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この記事でわかること
今回は、大学へ進学するかどうか迷っている方向けに、データをもとに高卒と大卒の就活、就職の違いについてお話したいと思います。
サービス名 | 就職内定率 | 特徴 | 非公開求人 | 求人の特徴 |
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高卒後は就職と進学どちらがおすすめ?
結論から言うと、高校卒業後は進学をして大卒を目指すのがおすすめです。
詳しくは記事中で解説しているのですが、高卒と大卒ではその後の就職先や生涯年収に大きな違いがあるからです。
大卒の方が高い給料で、就職先の選択肢が広いのでやりたい仕事に就きやすいです。
とはいえ、大学に行くことが全てではなく、例えば勉強についていけず大学を中退してしまえば、高卒よりも就職が難しくなります。
また、高卒で成功している方も多いのも事実ですので、安直に決めず以下で解説しているデータを参考によく考えてから進路を決めることをおすすめします。
高卒と大卒の就職率の差
高卒と大卒で就職率に大きな差はない
就職率 | |
高卒 | 98.1% |
大卒 | 98.0% |
朝日新聞のデータによると、2018年3月に高校、大学を卒業した人の「就職率」はほぼ同じです。
ただ、「就職率」には定義があり、高卒100人中98人が就職したわけではありません。
上記の計算式に基づいて算出されています。
就職希望者は正社員として就職したくて就職活動をした人を言います。つまり進学した人、進学に失敗して浪人した人、家業を継いだ人、資格試験の勉強をするため就活をしなかった人、自分で仕事を始めた人、家事手伝い、ニート、フリーターといった人は含まれません。
あくまでも就職するつもりで頑張って、それを叶えた人の割合です。
文部科学省では「就職者」を「正規の職員(1年以上の非正規の職員として就職した者を含む)として最終的に就職した者をいう。」と定義しています。
最初から数年はフリーターで・・・という人はそもそもこのデータには入りません。
不況時は高卒の方が就職率が高くなる
時事通信によると、不況時は高卒の方が就職率が高くなります。
ただ見ての通り年によって高卒と大卒の就職率はどちらが高いか変わります。
これは、技術職が多い高卒は会社のノウハウを継承していくために採用を継続しなければなりませんが、ホワイトカラー的な大卒仕事、特に新人が行う仕事ならば派遣社員などで代替が利くからです。
景気の波の影響を受けやすいのは大卒で、2010年あたりの落ち込み時(リーマンショック)に就職できなかった大学生は、高卒で就活していればいいところに入れていたかもしれません。
高卒と大卒の生涯年収の差
高卒でも就職については大卒とあまり変わらず、むしろ不況時には有利だということがわかりました。
ただ、給料や年収、入社後の出世については大きな差があります。
- 大卒が23歳から60歳までの39年間働いたケース
- 高卒が19歳から60歳までの43年間働いたケース
以下に上記で比較した場合の生涯賃金のデータを出しました。
男性 | 女性 | |
大卒 | 約2億7000万円 | 約2億4000万円 |
高卒 | 約2億4000万円 | 約1億8000万円 |
あくまで平均値の比較ですが、おおよその場合はこれぐらいの差が出ると思って下さい。
ほぼ家一軒分の違いをどう考えるのか、ですね。
高卒と大卒の初任給の差
次に、それぞれ厚生労働省の調査に基づいて月給や初任給を比較します。
男性 | 女性 | 男女平均 | |
大卒 | 20.7万円 | 20.4万円 | 20.6万円 |
高卒 | 18.0万円 | 17.8万円 | 17.9万円 |
高卒と大卒の平均月収の差
次に月収を比較します。厚生労働省の調査によると、平均月収は以下の通り。
男性 | 女性 | |
大卒 | 39.8万円 | 29.2万円 |
高卒 | 29.1万円 | 21.1万円 |
高卒と大卒で約10万円の差が付きます。
特に子供が高校生~大学生になる、40代後半~50代前半では、高卒より大卒の方が約20万円高い月収になります
これは後の記述とも関連しますが、40代~50代という年齢は会社内では役職がつく年齢で、大卒社員は課長、部長に昇格して給料が上がります。
しかし高卒社員は役職に就けず、平社員かせいぜい係長までの人が多いということを示しています。
高卒と大卒の出世、昇格の差
旧来の日本企業では、高卒社員と大卒社員では「俸給表」や「役職表」が異なっています。
高卒の人が出世できないのはそのためで、特に管理職になるまでの時間が違いすぎます。
例えば、ある会社を例にすると7級(平社員)→6級(主任)に昇給するのに以下の差があるのが実情です。
・高卒→平均評価では4年かかる
このようにシステムとして出世しにくくなっています。管理職になれば実力主義という会社もありますが、管理職になる年齢が違います。
大卒ならば40歳前には管理職になれますが、高卒は50歳過ぎてなれるかどうかなので数年で定年です。
また、管理職と言っても、部長などではなく「調査役」「課長代理」みたいな権限がない役職で、手当も少なく、部長や役員に抜擢されるには、卓越した圧倒的な何かを持っていないと厳しいでしょう。
ただ、絶対に無理というわけではありません。高卒でも出世する人はします。
昔の人ですが、松下幸之助(パナソニック創設者)や本田宗一郎(本田技研工業創設者)は大学を出ていません。あと、あのビル・ゲイツも大学中退で、学歴上は高卒なんですよ。
高卒で就職するメリット
将来を考えると大卒の方がいろいろな面で有利そうですが、高卒で就職することにメリットはあるのでしょうか?また、給料や出世以外の面でデメリットはあるのでしょうか?
- 早く親の管理下から離れられる
- スキルが身につく
早く親の管理下から離れられる
親から独立して、一人の社会人になれます。
「独立=一人暮らし」ということではなく、親の扶養から外れるということです。様々な面で大人として扱われますし、金銭面で親に引け目を感じる必要もありません。
スキルが身につく
職人さんやシェフなどスキルが大切な仕事につく場合、大卒よりも早く就職できることが有利になります。
有名なシェフの場合、中学校卒業してすぐにレストランの厨房に入り…という話があるように、「手に職」系の場合、早めに就職して技術を身につけた方がいいケースもあります。
高卒就職のデメリット
- 社会に出るまでの猶予期間がない
- 世間の評価が低い
- 大卒資格が必要な資格や職業は無理
社会に出るまでの猶予期間がない
日本の場合、大学時代が唯一の「モラトリアム(猶予)」期間として、自由に過ごしても何も言われません。「学生さん」という特別の身分を大学生は手に入れることができます。
昼夜逆転生活をしても、遊び歩いても、放浪の旅に出ても大目に見てもらえる期間です。高卒で就職するとそれがありません。大企業の経営者や有名な政治家は「モラトリアム」でかなり破天荒な過ごし方をした人が珍しくありません。
「時間で経験を買った」ともいえるのですが、高卒就職の場合、すぐ社会人になるためそういう経験ができません。これが後の生き方に影響するかもしれません。
世間の評価が低い
昔のように大学進学率が20%とかの時代であれば、大卒はエリートでしたが、今の時代は半数が大学に行きます。
「Fランク」と呼ばれる大学ならば、大して勉強しなくてもだれでも入れるのですが、いまだに「高卒=大学に入れなかった人」というイメージを持つ人がいます。
Fランク大に入って勉強しないで遊んでいたら、ろくな就職先がないのですが、そういうことを知らない人がいます。こういう人からはマイナス評価されることがあるかもしれません。変な大学に進学しないで、高卒で就職した方が偉いのに・・・。
大卒資格が必要な資格や職業は無理
資格や職業の中には「大学卒業」が必要なものがあります。公務員試験などでも、大卒採用と高卒採用で分かれています。
難関国家試験も、大卒ならば教養試験が免除されますが、高卒の場合は教養試験から受けないといけないものもあります(弁護士等)。
大卒資格が必要な仕事は高卒ではあきらめざるを得ません。
高卒就職のメリット・デメリットをまとめると以下の通りです。
高卒の就職でオススメの就職先一覧
高卒の就職先は、どちらかといえばホワイトカラー(デスクワークなど)よりはブルーカラー系(労働系)の職種が多いと言えます。
しかし、ブルーカラー系の職種でも高校を通して紹介される企業は大手も多いのです。大卒から中小企業のホワイトカラー系職種に就職するよりはよほど手堅い場合もあります。
高卒で就職するのにおススメの仕事を4つピックアップしてみました。
有名メーカーの工場
トヨタやホンダ、ソニーなどの日本を代表するメーカーの現場では、高卒採用が重宝されます。正社員の求人も多く、こういうところに就職できれば将来も安泰です。
工業高校などでは、推薦の指定校枠もあるかもしれません。
プログラマー
ソフトウェアのプログラマーも高卒採用を歓迎します。この業界は学歴よりも実力です。高卒でも能力があればかなり高い地位まで行き、経営やマネジメントを行うこともあります。有名ゲームプログラマーにも高卒の人が多いですね。
公務員
公務員もおススメです。安定していますし、給料も確実に上がっていきます。大卒で下手な企業に就職するよりもはるかにいいでしょう。
公務員試験は大卒程度と高卒程度に分かれており、難易度も高卒程度のほうが合格しやすいのですが、高卒程度試験は年齢制限があるため、できるだけ早いうちに受験したほうが良いのです。
ほとんどの場合、高校卒業後2年以内でないと受験資格がなくなってしまいますので、高校在学中から先生に相談して手堅く対策することをおすすめします。
職人系
伝統工芸、料理など「師匠と弟子」の関係になる職業に就きたいのであれば、高卒の方が有利です。早く修行して独立した方が将来にとってプラスですし、若い方が飲み込みが早く、スキルも吸収できます。
レストランで言うと、シェフ、コックが該当します。店員は誰でもできますが、シェフは修業した人でないと無理ですよね。こちら(シェフ、コック)を目指すのが高卒の仕事として正解です。
「○○店店員」など、誰でもできる仕事は高卒でもできますが、これはフリーターやパートでもできます。そうではなく、若さとスキルを身につける時間的余裕があることを長所にできる仕事を目指すのがいいでしょう。
高卒の就職で役立つオススメの資格
高卒で就職する際におススメの資格を以下に挙げます。高校在学中、あるいは卒業後に挑戦してみましょう。専門職の資格を取って、その職に就くのもカッコいいですよね!
保育士
かつて、保育士は高校卒業でなることができました。しかし、今は基本的に保育科のある大学、短大、専門学校に行くことが必要になってしまいました。しかし、抜け道が残っています。
・2年以上の勤務+総勤務時間数が2,880時間以上
・「保育士試験」に合格する
これを満たすと、国家資格である「保育士」になれます。高校卒業後、保育園等にサポート職として就職して、そこで実地研修を積んで試験に合格すれば保育士です。
保育士不足が叫ばれる昨今ですので、「つぶしが利く」職業になります。
詳しくはコチラ⇒ジョブシフトの保育士専門サイト
ITパスポート他IT系資格
かつて「初級システムアドミニストレータ試験」と呼ばれていたものの後継が「ITパスポート」です。それ以外にも「マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)」などパソコン、プログラム系の資格があります。在学中に取得できれば、特にプログラマーになりたい人には大きなアピール材料になるでしょう。
日商簿記検定1級
高校の商業科で学ぶ簿記ですが、その能力を検定するものとして一番有名で権威があるのが「日商簿記」です。2級や3級は高校生でも取得可能ですが、1級は超難関です。しかし、1級を取れば経理のスペシャリストとして、超大手企業でも財務専門職として採用される可能性があります。挑戦してみる価値はあります。
宅地建物取引士(宅建)、行政書士
法律系の国家資格として有名です。どちらの学歴関係なく試験に合格すれば取得できます。高校在学中や高校卒業してまもなく合格できればかなりのアピール材料になります。
独立開業もできますが、まずはどこかの事務所に入って修行&コネクションづくりが必要かもしれません。
⇒宅建や行政書士など資格専門の「資格スクエア」
高卒で就職する場合、就職活動はいつから始める?
6月~7月くらいから始める学校が多い
高校生が就職する場合、3年生の6~7月頃から高校経由で就職活動を行います。大卒のように企業に自分でエントリーシートや履歴書を送って・・という流れにはなりません。
大学のように比較的授業の時間に余裕があり、特に文系の4年生の場合授業がほとんどないのとは違い、高校生は毎日しっかり授業が入っているからです。
また、(多くが)成人ではない高校生が、変な会社(ブラック企業含む)と雇用契約を結ばないように学校の先生などが中に入ってしっかりと保護します。
そういう理由もあり、高校の就職活動は大卒の場合と異なります。
高卒の就活はスケジュールがしっかり決まっています。大卒も「お願いベース」で呼びかけていますが、実際は早期選考(大学3年生のうちに就活が始まる)をする企業もあります。高校生はスケジュールを厳格に守って就職活動が行われます。
また、大卒のように一人で何十社も応募することができません。例えば、東京都では「9月中までは1人1社制、10月1日以降1人2社まで応募・推薦を可能とする」という取り決めがあります。
片っ端から興味がある企業に応募して、内定をもらった企業の中でどこに行くのか考える、という大卒の就活のやり方ができないことに注意してください。
高卒で就職するまでのスケジュールや流れ
高卒の就職:6月から7月までの流れ
就活スケジュール6~7月
- 1.6月上旬:ハローワークから企業への求人申込説明会(高校生には関係ない)
- 2.6月20日:ハローワークによる求人申し込み受付開始
- 3.7月1日以降:企業による学校への求人申し込み、学校訪問開始
- 4.7月下旬:会社見学、職場見学の実施時期
1.ハローワークから企業への求人申込説明会:6月上旬
高校生を採用したい企業向けに、ハローワークが開く説明会です。
2.ハローワークによる求人申し込み受付開始
ハローワークによる求人申し込み受付が開始されます。受付6月20日 受理7月1日です。
企業がハローワークに求人票を提出するのですが、違法な雇用条件はないか、不当な契約ではないかなどがここで審査されます。
ここまでの流れは高校生のみなさんには直接関係はありません。
ただ、どのような仕組みで高校生の就職活動が大人によって守られているのかということだけ理解しておいてください。
3.企業による学校への求人申し込み、学校訪問開始:7月1日以降
7月1日以降は、企業による学校への求人申し込みや学校訪問が開始します。
ここからいよいよ、生徒自身も積極的に動いていきます。
ハローワークの審査をパスした求人票が高校へ提出されます。提出された求人票は校内に張り出され、みなさんが見ることができます。行きたい企業があるかどうか、よくチェックしてみてください。
企業の人が高校に訪問して先生と会うこともこの日からできるようになります。自社のPRや卒業生の様子などを先生に伝えます。ただし、みなさんと話すことはできません。
4.会社見学、職場見学の実施時期:7月下旬
7月下旬から会社訪問ができるようになります。実際に働いている人の様子を見て、この会社でいいのか、もっと他にやりたいことはないのか、などよく考えて下さい。
会社見学、職場見学は一社だけではなく、複数社行くことができます。
高卒の就職:9月のスケジュール
9月のスケジュール
生徒の応募書類提出開始:9月5日以降
9月5日以降、学校を通じて応募をします。この段階で応募できるのは一人一社のみ。自分の人生を左右する重大な選択になります。親や先生ともよく相談して決めてください。
学校推薦枠で応募することもできます。その場合採用される確率はかなり高くなりますが、内定辞退は難しくなります(来年以降、後輩の枠がなくなるかも)。
企業の選考、内定開始:9月16日以降
企業の選考、内定開始です。採用試験が始まるのが9月16日以降になります。
しっかり準備をして採用試験に臨みましょう。
高卒の就職:11月以降から入社までの流れ
11月以降のスケジュール
複数応募開始:11月1日以降
内定が出なかった人や、もっと応募したい人は11月1日以降にセカンドチャンスがあります。ただし、大卒のように何十社も応募はできません。各都道府県の指針に従います。
内定者交流:入社までの期間
大卒の場合内定式は10月1日ですが、高卒の場合内定式自体を行わない企業も多いです。ただし、入社前に交流会、懇親会を設けて打ち解けてもらいます。
入社日:翌年4月1日
翌年の4月1日から正式採用され、晴れて社員として働くことになります。
高卒で就職する場合、先生にしっかり頼ろう
高卒での就職活動は、大卒とは違い個人の好きにはできない部分があります。
しかし、逆に考えると、学校の先生がしっかり面倒見てくれて、就職指導してくれるといいうことでもあります。
大卒の場合何もしなければ無職確定ですが、高卒の場合そうなる前に周囲の人が助けてくれます。
常に担任の先生や進路指導の先生に相談しておくと、何かあった時すぐにアドバイスしてくれますし、企業から来た求人について詳しい説明を聞くことができます。
成績が良ければ、選考にもプラス材料ですし、あまりに成績が悪い人はマイナス評価になってしまいます。
高校卒業後に就職できずフリーターになった場合の対処法
就職先が決まらず、あるいは納得できる就職先が見つからず、高校卒業後フリーターになる選択肢ももちろんあります。昔と違い、フリーターだからと言って世間体が悪くなることもありません。
ニートと比べれば、自分でバイトしているわけですから何倍もマシです。しかし、ずっとフリーターを続けることはできません。
どこかで就職するか、資格を取るか、独立開業するか、決断しないといけない時が来ます。
すぐに何かアクションを起こさないといけないわけではありませんが、思い立った時にすぐに動けるよう、フリーターの転職を支援する会社があることを知っておいてください。リンク先の会社に登録すれば、正社員として働ける求人を探してくれます。
高校を卒業すれば、以後の就職活動のやり方は大卒などと同じで、完全自由競争になるので注意してください。誰も守ってくれません。
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高卒で就職しても一人暮らしは可能?
高卒で就職した場合、初任給が低く、一人暮らしは少し大変かもしれません。
会社に寮や社宅はあるのか、住宅手当はあるのかなどよく確認してください。
暮らしぶりは大卒の場合とそれほど変わりませんが、就職した最初の年よりも次の年の方が、住民税が新たに課税されるので、手取りが減る可能性があります。
よほどの事情がなければ実家から通うほうが懸命です。家にお金を入れる余裕がなければ貯めていればいいでしょう。
大卒の就職先の中には、超高給企業もありますが、高卒はそうではありません。最初はつつましくお金を貯めていく形になるはずです。
ただ、まだまだやり直しがきく年齢です。就職してダメなら、そこから大学に入っても全然間に合います!
高卒の就職におすすめの就職支援ランキング
高校に在学中なら学校の先生に相談しながら就職活動を進めていくことが一番!
でも、諸事情で在学中に就職活動ができなかった方はどうすればいいのでしょう?そんな方々におすすめの就職支援サービスを紹介します。
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- JAICの最大の特徴はブラックを排除した正社員求人のみを扱っていること。
- 94.3%の方が離職せず安定して働いています
- 国家資格を持った専門スキルの高いキャリアアドバイザーが多く在籍しており、高卒からの就職に心強いサービス
高卒後は就職と進学どちらがおすすめかまとめ
高校卒業後の就職と進学まとめ
- 高卒卒業後は進学の方が有利な面が多い
- 生涯年収は圧倒的に「大卒>>高卒」。大卒と3000万くらい違う
- 高卒では出世に限度があり、将来役職に就くのは難しい
- 「手に職」系の仕事は高卒で就いた方が修行ができ有利な場合も
- 公務員の高卒枠は年齢制限があるので興味があるなら手堅く狙うべき
- 高卒の就職活動は大学生の就活とはまったく別物
- 高卒で就職をする場合は準備をしよう
高校卒業後は基本的に進学した方が将来有利な面が多いのは事実です。当サイトとしても進学をおすすめしています。
ただ、就職をする方もたくさんおり、高卒で成功している方も多いです。
最終的に決めるのはあなた自身ですが、もし就職を選ぶならできる範囲で良いのでスキルを身に着けたり、学生なりに漠然とでもいいので将来のビジョンを浮かべておいた方が後悔せずに済みます。
高校卒業後に就職をするにしても進学をするにしても、よく考えて後悔のない道を選ぶようにして下さい。