転勤のない仕事7選と求人の探し方!転勤なしのデメリットも解説

転勤のない職場への転職を考えている人はいませんか?

マイホームを購入したり子供が生まれたりすると、仕事での転勤や単身赴任が大きな負担になってきますよね。

単身赴任をすると、自分は気楽でも、残されたパートナーや子供には精神的・物理的な負担がのしかかります。お互いに寂しい思いをすることは避けられないでしょう。

「でも、具体的に転勤がない仕事ってどんな職種や業界?」
「給与や待遇面で不利にならないの?」
転勤でそのような不安を覚える気持ちは当然です。
この記事では、転勤がない求人とその特徴について、詳しくご紹介します。
転勤のない仕事が探しやすい、おすすめ転職サイトの紹介もしています。

転勤のない仕事7選

転勤のない仕事 7選

まずは転勤がない仕事にはどのような企業や職種があるか、代表的な7選を紹介していきます。

支社のない仕事

転勤と言えば、社内の様々な部署や拠点への異動に伴う場合が殆どです。

そのため当たり前の話ではありますが拠点が一つしかない企業であれば転勤は無い訳ですから、支社のない企業を選べば自然と転勤の可能性が無くなります。

どうしても転勤をしたくない場合は、このような企業を選ぶのも良いでしょう。

求人に「転勤なし」と書いている仕事

支社の無い企業であれば高確率で転勤はありませんが、他にも確実ではなくても基本的に転勤の少ない仕事はたくさんあります。

その一つが求人の際に「転勤なし」と書いている仕事で、このような場合は例え拠点の多い企業であっても転勤のない雇用形態での採用となっています。

IT企業

IT企業も転勤のない企業の代表格と言えます。IT企業は従来の企業とは違った働き方をしている場合も多く、全国で展開しているような企業であってもオンライン面談などを活用しているので、拠点は本社のみという企業も多いです。

そのため転勤も少なく、安心して働ける職場も多いでしょう。

地方公務員

地方公務員も、転勤の少ない仕事の一つです。国家公務員と違って、勤務先は自治体単位となるので基本的に転勤はなく、万が一あったとしても近場の場合が多いです。

公務員ですから民間企業と違って業績による収入の変動もなく、安定しているのも特徴と言えるでしょう。

経理

業種や企業を問わず、経理の職種も転勤が少ないと言えるでしょう。

どんな企業でも経理機能は本社に属している場合が多いので、経理として就職すれば転勤する可能性は低いです。誰でも出来る仕事ではない事も特徴なので、安心して長く働ける職種と言えます。

事務職

経理ほどではないですが、事務職も転勤がない可能性が高いと言えます。

企業によっては転勤のある営業と、転勤のない事務職のように採用を分けている場合もあるなど、落ち着いた環境で仕事が出来るのが事務職の特徴と言えるでしょう。

しかし企業の判断によっては営業に転換されたりなど、必ずしも安心とは言えない点には注意しましょう。

インフラ

電気やガス、交通などのインフラ系企業も比較的転勤の少ない企業の一つです。インフラ系企業は各地域に密着して活動しているので、遠方拠点への転勤は少ないと言えるでしょう。

ただし企業によっては広範囲で事業を展開しているケースもあるので、どこまで転勤があるかどうかは慎重に見極める必要があります。

転勤のない仕事は実は結構ある

転勤の無い会社や求人はあなたが思っている以上にあります。

転職をすることで、同じ業種でも転勤をせずに済む場合もあるでしょう。

同業種の方が経験やスキルを活かせる分、給与や待遇も良いことが多いので、まずは一度転職サイトや転職エージェントに登録してあなたの条件に合う会社を探してみましょう。

じっくり転勤のない仕事を探すならマイナビエージェント

転職コンサルタントとじっくり条件にあった求人を探したいならマイナビエージェントを使ってみましょう。

転勤無しの希望を出せば転勤が無い求人を探してもらえます。

公式サイト:https://mynavi-agent.jp/

受け身でも仕事を紹介してもらえるリクナビNEXT

転勤のない仕事に転職はしたいけど、能動的に動くのが少し面倒という方はリクナビNEXTがおすすめです。

無料登録してプロフィールを記載しておけば企業側からオファーがくるので、待つだけでもOKです。

もちろん絞り込み検索もできるので希望条件で検索して条件があう会社にアプローチするのも有効です。

本気で転職をしたい人は、両方登録しておくことをおすすめします。どちらのサービスも無料です。

登録している企業が全然違うので、両方登録すると求人をより多く見る事ができます。

公式サイト:https://next.rikunabi.com/

[cvtable]

企業が転勤や異動を実施する理由とは

そもそもどうして企業は社員に転勤させようとするんだろう?
転勤先の家賃やその他もろもろの諸経費がかさむだけだと思うんだけど。
経費をかけてまで転勤させることに意味はあるのか?
そこが気になりますよね。今からご説明していきますね。

前向きな理由の転勤

●組織を活性化させるため
ずっと同じ人が同じ場所で働いていると、職場の雰囲気がマンネリしがちで、士気が下がってしまうことがあります。
転勤で人材を流動化させることで、組織を活性化させることを狙いにしている企業も多いのです。

●社員のスキルアップのため
社員をさまざまな部署に配属させて経験をつんでもらうことで、スキルアップを期待する企業が多いです。

前向きとは言えない理由の転勤

●事業の拡大や縮小に伴う転勤
事業を拡大したり、反対に縮小したりするときには人員を整理するために、転勤・異動を行う会社は少なくありません。

●左遷や懲戒解雇による転勤
不祥事を起こした社員を、処分する目的で転勤させることがあります。不祥事の内容は仕事のミスやパワハラ・セクハラなどさまざまです。

転勤を言い渡された時に拒否は可能?

就業規則に記載されている場合は基本的に断れない

入社時に渡される就業規則に転勤の規定が明記されている場合は、それを分かった上で入社しているわけですから、断ることは難しいでしょう。

場合によっては会社の規定に背くわけですから懲戒処分の対象になることも。入社が決まった時点で就業規則を熟読しておかなければいけません。

地元から離れたくない、転勤は嫌だと考えている人は必ず注意深く「就業規則」をチェックしておきましょう。

特別な事情がある場合は転勤を拒否可能

転勤の規定が明記されていなくても一般的に企業というものは、私たちの想像以上に大きく人事権が認められています。

余程のことがない限り転勤を拒否するのは難しいと考えておいたほうが良いでしょう。しかし、次のような場合には転勤を断ることが可能です。

・入社時に「転勤しない」ことを前提に採用されている勤務地限定採用の場合

育児・介護・家族の看病など、家庭の事情によりやむを得ない場合

・嫌がらせを目的としたパワーハラスメント的な職権乱用の場合

もし転勤を拒否したらどうなる?

例えば、もし転勤を断ったらどうなっちゃうんだろう….?
先ほどご紹介したような正当な理由がない場合は、転勤拒否は認められないでしょう。

拒否したことはスルーされ、会社からの業務命令として、本人の意志とは関係なく転勤の辞令が下されます。大した理由もなく転勤を拒否した場合は業務規程違反となり、何らかの罰則を与えられるかも知れません。

要するに、転勤があるかもしれない会社に入ってしまうと転勤は避けられず、断ることもできないというのが現状です。

もし転勤が嫌で会社に居づらくなった場合、次に転職するならもちろん転勤なしの企業に限りますよね。次の章からは転勤のない仕事の探し方のコツなどをお伝えしていきます。

転勤なしの仕事を目指す人が避けるべき業界

金融業界と商社

それぞれ全国に店舗を構えている企業が多く、定期的に転勤させる風習がある会社も珍しくありません。ただし、地方銀行や信用金庫など地元密着型の企業は、転勤エリアが限られているので、ある意味ねらい目です。

建設業界

特に現場管理に携わっている人は、ひとつの工事が終わると、また違う地域に転勤ということが珍しくありません。

転勤あり・なしで雇用形態や賃金が変わる仕事

転勤あり・なしで雇用形態や賃金が変わる企業は、転勤ありが前提になっているため、賃金が変わるのだと考えられます。

面接の段階で転勤はできるか聞いてくる企業もかなりの可能性で転勤を命じられることが多いといえます。

転勤のない業界に多い特徴・共通点

転勤なしの求人にはいくつかの特徴があります。例えば、

・事業所が一カ所または同地区内にしかない

・社員数が少ない(10名以下など)

・事業内容的に転勤の必要がない(ネットメディア運営など)

その他、最近はインターネットメディアを主事業にした企業も増えてきており、どこにいても業務に差し支えないという理由から、結果的に転勤なしになっているところも少なくありません。

会社によっては在宅ワークを認めているケースもあるので、昔と比べて自由度の高い働き方が選べるようになっています。

転勤なしの仕事の探し方

「転勤が多い」業界を避ける

「転勤が全くない!」と言い切れる業界はありません。一般的に転勤が少ないと言われるIT業界でも支店があれば、転勤になることもあるでしょう。

転勤のない業種を探すよりも、転勤が多い業種を避けた方が、転職に成功する確率が高いです。

例えば、あちこちに店舗がある小売業や飲食業では、転勤を避けるのはまず不可能でしょう。

また、銀行や保険会社などの金融業も転勤が多いことで知られています。どうしても転勤を避けたい人は、これらの業界を避けた方がよさそうですね。

営業職よりも内勤職を目指す

企業によっても異なりますが、一般的に内勤職よりも営業職の方が転勤になりやすいです。

特に本社の内勤として働いている人は、他の部署にまわされにくい傾向にあります。

また、その部署でしか活かせない特別なスキルを持っている人は重宝され、転勤になる可能性が低いでしょう。スキルを身に着けることも、大切なのかもしれませんね。

中小企業を選択範囲に入れる

本社のみで、他の支社や店舗がない中小企業であれば、転勤の可能性はほとんどゼロです。

大手志向の人も、将来を見据えた上で地元の優良企業を探してみてはいかがでしょうか。
「入社後に転勤を命じられるのかも…」とやきもきすることもありません。

転勤なしの職場に転職するメリット・デメリット

転勤がない職場のメリット

・転勤がないので家族との時間を大切にできる

・環境が変わらないので、人間関係の構築がしやすい

・顧客との信頼関係を構築しやすい

・手当がつくこともある。

転勤がないと職場環境も変わらないので、社内・社外ともに人間関係が大きく変動することがありません。結果として深い信頼関係を構築しやすくなり、同僚や上司とも打ち解けやすくなるのです。

転勤で別の支社や部署に移って人間関係を作り直すのが面倒という人には、嬉しいポイントだね!

逆に1つの環境に居続けるのが苦手という人には、デメリットになるかもしれません。
また、企業によっては転勤時に手当てがつくこともあります。交通費や引っ越し手当、転勤支度金、単身赴任手当などさまざまな名目があるので、チェックしてみましょう。

帰省時に交通費を出してもらえることもありますよ。

転勤がない職場のデメリット

・人間関係がこじれると長期化する

・顧客の新規開拓をしにくい

・転勤ありと比べると給与が低い場合がある

・毎日同じ仕事と人間関係で刺激が少ない

・新しい仕事にチャレンジしにくい

逆に同じ環境に長くいると、どうしても人間関係のトラブルが発生する確率も高くなるんだね…。

一度関係がこじれると転勤によって環境を変えることもできないので、針のむしろ状態になってしまうかもしれません。

転勤は状況次第で便利に扱える制度でもあるので、必ずしも避けるべきものではないのです。

家族のために「転勤がない求人を探している」という人も、必ず物事には明と暗があります。
必ずメリットとデメリットをよく考えた上で、自分に合っているのはどちらか見極めましょう。

転勤ありと比べて給料や待遇面で不利になる事がある

転勤なしの求人だったら、給与や待遇面が不利にならないかなあ?
求人の内容や職種によりますが、転勤ありと記載されている職場だと、転勤なしを選ぶと待遇面で不利になります。

職種によっては「エリア限定社員」「全国転勤社員」のように、採用の枠自体が転勤の可否で分かれている場合があります。

転勤ありの職場では「全国転勤社員」と比べて「エリア限定社員」の給与が低額であることが多いのです。

転勤のない仕事が見つかるおすすめ転職サイト

転勤のない企業の探し方がわかれば、まずは転職サイトから希望に合った求人を検索してみましょう。こんなサイトがおすすめですよ。

リクナビネクスト

年代20代~40代雇用形態正社員・契約社員
対象エリア全国(主に関東・関西中心)・海外もあり
業界営業事務・管理企画・マーケティング・経営・管理職サービス・販売・外食Web・インターネット・ゲームクリエイティブ(メディア・アパレル・デザイン)専門職(コンサルタント・士業・金融・不動産)ITエンジニア(システム開発・SE・インフラ)エンジニア(機械・電気・電子・半導体・制御)素材・化学・食品・医薬品技術職建築・土木技術職技能工・設備・交通・運輸医療・福祉・介護教育・保育・公務員・農林水産・その他
おすすめ度

ポイント

  • 85%がリクナビNEXTのみでしか取り扱っていない限定求人
  • 取り扱い求人の9割が正社員案件
  • 自分の強みが分かる「グッドポイント診断」

大手転職サイトである『リクナビネクスト』は求人数が多く、希望に合った求人を見つけやすいことで評判の転職サイト。2017年現在、「転勤なし」の求人は平均して約10000件弱のうちのおよそ1000件以上。相談すれば転勤をしなくてすむこともあるので、積極的に利用してみましょう。
【こんな方にオススメ】
・家族のために安定した仕事を探したい方
・転勤なしの正社員求人を探したい方に

ここでも、リクナビネクストの転勤なし求人の探し方を実際にレポートしてみたいと思います。

例えばこちらはスマホからリクナビネクストの求人を見た画面です。
検索窓に「転勤なし」と打ち込むだけで、・転勤なし 正社員
・転勤なし 土日祝休み
・大卒以上 転勤なしなど、ズラリと補助ワードが出てきます。
このことからもリクナビネクストが転勤なし求人案件を多く抱えていることが分かりますね!
リクナビネクストは、リクナビネクストだけの限定求人が85%!正社員求人は約9割。家族のために安定した仕事を探すなら、この正社員求人の多さは魅力だよ!
マッチングサービスの1つ「希望条件マッチング」で「転職なし」の希望条件を登録しておけば、きっとあなたが働きたいと思える職場に出会えるはずです。

求人の探しやすさにも定評があります。トップの「求人を探す」⇒「こだわりから探す」をクリックして下さい。「勤務地条件でこれだけは譲れない!」という項目があるはずです。

ここで「転職なし」を選択。すると、この日見ただけでも1400件あまりの求人が。転職なしの求人はざっと探しただけでもこんなにあるんだね!

⇒TOPに戻る

転勤がない仕事や転職方法まとめ

結論からいうと、大手企業は全国、さらに海外にも拠点を置いている企業が目立ち、転勤は避けられません。

企業側も、さまざまな場所で経験を積ませてレベルアップさせたいと考える傾向にあります。

そのため、転勤不可な応募者は採用を見送る企業が少なくありません。

しかし、現在はどの企業も深刻な人材不足に悩んでいるので、転勤不可でも比較的転職を成功させやすい状況です。

転職サイトでは、「転勤なし」の条件で求人を検索できますし、転勤ありの企業でも面接で相談すれば考慮してもらえる可能性もあるでしょう。

転職がない仕事を真剣に探したいと考えているなら、まず転職サイトに登録しましょう。それも、1つではなく複数です。その方が確実に転職できるチャンスが増えます。各転職サイトごとに持っている案件がそれぞれ違う場合があるからです。テキスト
そして、それぞれのサイトの「使える」部分は存分に利用しましょう。求人を探すだけではなく、転職サイトのありとあらゆるツールを利用し尽くして、妥協せず本当に自分が満足の行く転職をして下さい。

転職エージェントを利用すると、コンサルタントが転勤なしの企業を紹介してくれたり、応募先企業に調整を図ってくれたりするのでおすすめです。自分に合った転職サイトやエージェントを上手く活用したいものですね。
⇒TOPに戻る