この記事でわかること
- 適職診断テストは適性のある仕事を判定してくれる
- 質問に対して選択肢から回答から選ぶことにより職業適性が診断される
- おすすめの無料適職診断テストツールまとめがわかる
適職診断テストツールとは、適性のある仕事を判定してくれる診断テストのことで、主に20問から50問程度の質問に選択肢から選んで回答していきます。
質問に対する回答を通じて導き出された回答者の性格や考え方などを通じて、適性のある仕事を診断することが基本となっています。
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適職診断テストで転職や就職の為に自分に合う職業・仕事を知ろう
職業適性を知って就職先・転職先の決め方のヒントに!
誰しも訓練を受けることによってある程度の仕事はできるようになります。
※特殊な才能や技能、また長期の積み重ねが求められる仕事を除く
しかし持続的かつ意欲的にその仕事へ取り組めるかどうかは、生まれもった素養や性格が大きく関わることになります。
転職診断ツール使用時の注意点
サイトによっては思っている以上に設問数が多く、途中で挫折しそうになるかもしれませんが、諦めずに最後まで答えていきましょう。
ちなみに質問数が極限にまで多いところだと、100問以上になることも少なくありません。
逆に誕生日と5~10問程度の設問しかない分析サイトは、お遊びみたいなものですが、あまり難しく考えずに、どんな仕事があるか確認するくらいの気持ちで挑むのもいいかもしれません。
転職や就職におすすめ!当たる適職診断テストツール10選!
先ほども記述したとおり、自分の能力・性格・性質・印象・雰囲気・好みなどさまざまな側面から考えて、導き出される職業こそ自分に合った仕事である可能性が高いのです。
ですが、適職診断ツールは非常にたくさんあります。
当サイトでは、20もの適職診断を実際に試してみた結果、「使いやすい!」「結果がわかりやすい!」「けっこう的確かも!?」という診断ツールを選ばせていただきました。(どれも無料で試せます)
では早速、それぞれの特徴をご紹介させていただきたたいと思います。
doda適職診断
dodaにはいくつかの適職診断ツールがあります。やはり大手の転職サービスが提供するツールだけあって内容もかなり濃く、様々な視点からの適職診断が可能です。
さらにdodaに登録すれば適職診断の結果をもとに自分に合った求人が選出されとても便利です。
エゴグラム診断は50問の質問に答えて適職を診断します。質問もかなり多めで特徴や適職を正確に診断してくれる本格的なものでした。
リクナビネクスト3分間適職診断
こちらの適職診断は、他のツールと比べて珍しく、幼い時の自分の行動パターンがどのようだったのか?という質問が多かったです。(10問ほど)
質問数は全22問ですが、選択肢を適当に選べないよう、例えば「こだわらない」という選択肢だけを選ぶことができないようになっています。
また「Aについてはどのように思うか」という一つの事項に一つの回答を選ぶ単純な選択肢方式ではないのがポイント。
AとBを比較させた上でどちらにより近いかを答えさせるという比較プロセスを通じて、冷静な回答を導き出せるよう工夫が施されている点も3分間適職診断の大きな特徴です。
診断結果は1位のキャリアインデックスに比べると簡易的なものに見えますが、「自分が仕事に何を求めているか?」という目線でアドバイスをもらえることができます。
「あなたは●●に向いています」ではなく、「あなたは仕事に●●を求めています。」という感じ。 新しい発想ができるので、おすすめです!
ミイつけよう診断【女の転職@type】
女性の転職@typeの適職診断です。こちらは性格を診断して性格に合った適職を見つけるというよりは、今までの経験やスキルも視野に入れて向いている仕事をアドバイスするといった主旨です。
女性の転職を扱う転職サイトですが適職診断自体は女性に限らず男性でも利用できます。
診断結果は具体的な職種が出てきてとても分かりやすいです。
アプリでお手軽診断ができる『miidas(ミイダス)』
miidasは診断を元にあなたの市場価値を探し出し、おすすめの適職を紹介してくれるアプリです。
インストールさえしてしまえばアプリならではの手軽さで、自分の行動特性(コンピテンシー)やパーソナリティを診断してくれます。
このように数々の大手優良企業もmiidasを利用しており、利用すれば必ずあなたに合った仕事を探し出すことができるでしょう。
マイナビ転職ジョブリシャス診断
※マイナビのエージェントサービスならマイナビエージェントもあります!
キャリアインデックス 40問ほど
その他のサイトでも、高評価を得ているこちらのツール。実際に使ってみると、質問数は40問ほどと…多めでしたが、その分やはり的確に診断してくれます。
↑このように、自分の性格や普段の行動パターンを答えていくパートと、
↑このように、仕事に対する自分の思いを答えていくパートの2種類で構成されています。
質問自体も質がいいので、答えていく最中も自分自身と向き合う良い時間となりそうです。
診断結果も3つの構成で出してくれます。
このようにグラフで細かく出してくれるのが、このツールの一番のメリットではないでしょうか?
あなたの夢を探す!適職診断 30問ほど
↑このように、まず最初に「気になる仕事が決まっているあなた」「気になる仕事を考え中のあなた」の2つから選びます。
↑ 回答の選択肢が5つあるので、優柔不断な方でも安心!
↑ 診断結果は、1位のキャリアインデックスに比べるとかなりシンプルですが、「あなたは~なタイプです!」という箇所が意外と当てはまっていることが多かったのです。この適職診断を試す
当たる適職診断ナビ
会員登録なし、スマホでもできる適職診断サイトです。質問は全部で35問とそれほど多くなく、一気に行うことができます。診断方法は、「パーソナリティ」15問(5択)、「キャリア価値観」8問(3択)、「思考スタイル」12問(2択)、計35問に答えていきます。
結果は
「パーソナリティ」が
内向性・外向性、分離性・協調性、衝動性・統制性、神経質・情緒安定、現実的・創造的について、どちら寄りなのかの線分図とその解説
「キャリア指向性」については、
スペシャリスト、自主・自律、社会貢献、安定、ワークライフバランス、起業家的創造性、挑戦、ゼネラルマネージャーの各項目についてのレーダーチャートとその解説と、8つのキャリア価値観のうち自分が持っている上位2つの解説(解説がある価値観をより自分は大事にしている)
「思考スタイル」については
総合評価と直観・創造的思考、感覚・感性的思考、慣習・現実的思考、論理・分析的思考についてのレーダーチャート及び解説
が書かれています。具体的な向いている職業の診断ではなく、仕事に求める価値観や自分の内面的な性格などがわかります。どちらかというと心理検査に近く、自分の価値観や考え方のクセなどを把握するのに役立ちます。
お手軽Web適職診断
「かながわ若者就職支援センター」という神奈川県が運営する、ハローワークに隣接する「ジョブカフェ」のHPにある適職診断です。センターの利用は神奈川県のお住まいの若者の方を対象としていますが、Web診断は誰でも利用できるのでぜひやってみましょう。診断の方法は全6Pのチェック項目のうち、「自分に当てはまる」と思う項目をすべて選ぶというものです。直感で当てはまるものにチェックしていきましょう。1ページにつき1つ以上の項目を選んでください。
全部チェックし終わると、向いているかもしれない職種、具体的な職業が紹介されます。
画像の人の場合は弁理士、銀行監査係、公務員、弁護士などで相当な勉強が必要なようです。
この診断は自分に向いている具体的な職業のイメージがしづらい人向けです。診断をやっていただき、自分に向いている具体的な「職業名」について知っていただき、そこから業界研究や就職、転職の企業選びをするとよいでしょう。
どこより正確な職業適性診断
31問あり、全て二者択一の診断です。直感でどちらか自分の近いものを選んでいきます。自分自身の生まれもった性格や職業適性を判定していく診断です。
二者択一なのでサクサク選んでいけるはずです。
31問の選択が終わると「あなたがなるべきは」と具体的な職業を提案されます。「特撮映画監督」と随分具体的なものがこの人は提示されてしまいました(ひょっとして庵○監督!?)。
付随して数個の近い職業も提案されます。この人は物事を極める学者タイプなのでしょうか?現実性、研究気質、芸術精神、社会性、起業精神、伝統気質の6つの項目によるレーダーチャート分析も同時に行います。
他の診断ツールと比べて「芸術」「伝統」など、非会社員に評価される評価項目が多いです。
この診断は、会社員向けではない、会社組織ではやっていけるかどうか不安な人向けです。会社員や公務員以外の具体的な芸術肌、研究肌の職業が紹介される可能性があり、他の診断ツールでは「ちょっと違うのでは?」と思った人はやってみるといいでしょう。
適職診断VCAP
1950年代にエリック・バーンという精神科医により提唱された、「交流分析(エゴグラム)」の心理学理論を元にしている性格・職業適性診断です。
心理学を前面に打ち出していて、結構、辛辣なことも分析されます。エゴグラムは1番目のdodaの適職分析でも用いられている手法です。質問数が60問とかなり多いので、時間があるときにやってみましょう。
全60問を答えると、エゴグラムが表示されます。この人は「合理主義タイプ」と出ました。また、性格や職業適性、改善策について具体的なアドバイスがあります。他の適職診断以上に詳述されていて、自分の性格や向いている職種、業務について理解を深めることができます。
正直有料でもおかしくないレベルなので(この診断は無料です)、ある程度今の仕事に満足している人も、自分の性格等について心理学的分析を見てみるといいでしょう。現状に満足している人も含めて、多くの人に診断を受けてもらいたいですね。この診断はすべての人向きです。
転職診断は複数利用がオススメ!そのメリットとは?
その理由は、「コンディションや転職診断の特性の違いを超えて、より客観的な適職判定を得ることができる」点にあります。
転職診断は、性格や考え方に関する質問を通じて判定する場合が多いため、診断を受診する時の心理状況によっても多少左右されることがあります。
加えて転職診断にはそれぞれ特性があり、Aという転職診断は精度が高くBは低いといった単純比較ができるものではなく、利用する人によって精度が異なってくる場合もあるのです。
そのため、どんなに優れた転職診断であったとしても、一つだけを受診して結果を鵜呑みにすることは決して好ましいこととは言えません。
複数の転職診断を試してみれば、その時の心理状態や転職診断自体の特性といった違いを越えて、共通項として浮かび上がってくる職業の適性をつかむことができるようになります。
とりあえず使っておけば間違いないのは『doda』と『リクナビネクスト』です。特にdodaの適職診断テストは精度が非常に高いので、絶対に登録しておくべきと言っても過言ではないです。
doda公式サイト:https://doda.jp/
適職診断テストについてのまとめ
まとめ
- 適職診断テストツールとは、適性のある仕事を判定してくれる診断テスト
- 20問から50問程度の質問に選択肢から選んで回答していくスタイルが多い
- 詳細なデータを得るためには設問数が多い適職診断テストツールを選ぶとよい
- 転職診断を受診する場合には、複数のサイトで診断するのがオススメ