介護士業界で残業なしの職場はどんな職場?

介護士の仕事は残業が多いというイメージがあります。

日常業務は入居者に合わせて

確かに、就業時間も過ぎて帰ろうと思って施設内を歩いていたら、入居者に声をかけられて排せつ介助をしなければならなくなることがあります。

入居者はただトイレに行きたいだけであり、自分は帰る時間だからと言って断るわけにはいきません。

そんな時に限って衣類が汚れてしまったり、排せつ介助を終えたら自室に連れて行って寝かせてほしいと頼まれ、それを終えるとまた別の入居者に声をかけられてしまうことも珍しくありません。

あれよあれよという間に、時間がたってしまったということもあります。

デイサービスでは送迎の遅れから

また、デイサービスやデイケアでは送迎を行うのですが、渋滞に合って就業時間までに施設に戻ってくることができない、ということもあります。

よくある残業のパターンとしては、レクリエーションの準備や、書類の作成や整理などがすることに時間がかかってしまうことです。

レクリエーションの準備

レクリエーションの準備は、ネタ探しから始まりレクリエーションを進める段取りを決めておくこと、ゲームなどに使う道具の作製、模擬練習を行っておくなど多くの事前準備が必要になります。レクリエーションの内容によっては、かなりの時間を有する場合があります。

だからといって、同じネタばかりが続いてしまうと入居者を飽きさせてしまい、サービスの質の低下につながる結果になりかねません。

日々の介護記録

また、介護士が記入しなければいけな書類や作成しておく書類もいろいろあります。
どの書類をどの職種の人が作成するのかは職場によって異なりますが、入居者が何時に何をしていたのかを記録する仕事は、介護士が行うことが多いです。

実際に介護を行った人にしか入居者の様子はわかりません。そのため、排せつ介助を行った際、就業時間だからといって排せつ介助を済ませれば帰れる、というわけではなく、それを記録に残してはじめて排せつ介助の業務が終了したといえる状況になります。

一人で何人もの記録を書くだけでも膨大な量になり、記録業務の為になかなか帰ることができないこともあります。

介護の日常の記録は、後に大切な情報になることもありますので、実際に介護を行った介護士が記入することが望ましいので、人に任せるといったことができにくい業務です。
介護士にとっては記録の技術も必要です。だからと言って、記録はだらだら詳しく書くことが良いとは言えません。介護記録は、事実を正確に簡単にまとめ伝えるという役割がありますので、重要なポイントだけを書き残すように心がけると、記録時間も短縮することができます。

残業を減らすための取組を行っている施設も増えている

残業の多い介護業界ですが、残業を減らす取り組みが行われている職場もあります。
例えば、レクリエーションの準備であれば、就業時間が終わってから行うのではなく、就業時間に行えるようにすれば、残業せずに済みます。

レクリエーションの一環として、ゲームに使う道具などは入居者にも手伝ってもらい作成します。入居者に手伝ってもらうことができないようなものに関しては職員が作成しなければいけません。

その場合、就業時間内に行うには、以前は介護を行っていた時間などを準備に充てることになります。

そのためには、準備しなければいけないものについては、スタッフ全員が把握しておき、フォローしあいながら進めていく必要があります。

また、書類の作成や整理についても同様です。直接的な介護にかかる時間だけではなく、記録にかける時間も把握し、記録を書いている以外のスタッフは記録を書くスタッフをフォローするように業務を行います。

業務分担を明確にして、お互いをフォローする環境づくりをおこなうと、残業を減らすことができるのです。

施設全体で、どのように業務分担を行うのか、また時間配分はどのように行えばいいのかを話し合い、スタッフ同士が声を掛け合いながら、業務が行えるように話し合いが行われ、残業ゼロを実現させている施設があります。

残業なしの求人は本当に残業がない?

介護職員を募集している求人を見ていると、残業がないことを売りにしている求人を見かけることがあります。

残業が多いというイメージを覆して、不足している介護職員を増やそうとしているのです。そういった施設の中には、本当に残業がない、もしくは少ない職場があります。

ただし、残業なしとは名ばかりで、仕事をはじめてみたら、残業するのが当たり前といった職場があることも事実です。
そういった職場は、働いている職員も残業することが当たり前であると思っていたり、残業はしたくないけれども仕方がないとあきらめている場合もあります。

残業があるのかないのか、求人に書かれていることだけでは判断することは、残念ながら難しいです。

残業なしの求人を探すなら転職エージェントがおすすめ

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転職エージェントとは?

転職エージェントとは、登録をすると基本的に、無料で転職相談に乗ってくれるサービスです。
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また、面接のセッティングもしてくれるため、現在仕事で忙しい状況でも、安心して転職活動を行うことができます。

履歴書の書き方を教えてくれたり、添削も行ってくれます。

面接での受け答えの仕方までアドバイスをもらうことができます。
大きなメリットになるのが、給与交渉など自分では言いづらいことも、自分に代わって行ってくれるところです。

また、一般には表に出ていない求人情報を知っていることもあり、その求人が登録した方の希望と合致しているのであれば、紹介してもらえます。自分の魅力をエージェントが代わりに伝えてくれることもありますよ。

転職エージェントの利用方法

転職エージェントを利用するには、まず登録することから始めます。
登録はスマホやパソコンから行えて、必要事項を入力するだけでできます。登録が完了すれば、エージェントから電話やメールなどで返事がくるでしょう。

その際、入力事項の確認や、転職を希望する時期の確認、希望年収などを聞かれたり、今後の流れの説明が行われます。

その次に行われるのが、カウンセリングです。
転職エージェントは、あなたに最適な職場を紹介するために、あなたのスキルなどの聞き取りをしてくれます。
保有資格の確認はもちろんのこと、得意とすることが何なのか、どのような人柄なのかなど、介護の仕事を行う上で関係してくることについての聞き取りが行われ、その情報を自己アピールの際にどのように活かしたらいいのかについても一緒に考えてくれます。

カウンセリングの情報を基に、転職エージェントは求人を紹介してくれます。

応募する施設が決まったら、履歴書の作成です。
履歴書の内容も転職エージェントが添削してくれます。

転職エージェントが、あなたから聞き取った情報をもとに、推薦文も作成してくれますよ。履歴書と推薦文は転職エージェントが施設へ提出してくれますので、あとは面接を受けるだけ。
至れり尽くせりといった感じですよね。

まとめ

介護業界にはサービス残業と言われる、残業手当のつかない仕事をしなければならない職場がまだまだたくさんあります。
少しの時間なら大丈夫と思う人もいるかもしれませんが、それが毎日のことになってしまうと、不満もつのってしまうでしょう。
残業なしに向けた取り組みを行う職場が増えているので、モデルケースを真似してやってみるのもいいかもしれません。

それでもうまくいかない場合は、転職エージェントを利用して、残業なしの理想的な職場を探してみてくださいね。