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【例文あり】看護師の志望動機の書き方18選!理由や転職先、現状別に紹介!

看護師_志望動機_書き方

看護師にとって、履歴書の志望動機は項目の中で一番書きたくないという方が多いでしょう。しかし、看護師業界は書類選考=志望動機がかなり重要視されるため、書き方一つで合格不合格が決まります。

そこで当記事では看護師の転職で絶対失敗しない志望動機の書き方を、例文も交えて紹介していきますので参考にして下さい。

看護師が転職で失敗しない志望動機の書き方ポイント

事前に応募先の情報を集める

看護師_志望動機_書き方

採用担当者が志望動機で最初にチェックするのは、自社についてどれぐらい理解しているのかということです。

自社についてしっかり調べていると、採用担当者の求めるスキルや経験と、応募者の認識にずれもないため面接に進みやすくなります。

志望動機にキャリアプランを盛り込む

応募先の情報を調べたら、次は病院側が求めている人材と自分のキャリアプランのすり合わせをしましょう。

自分が将来的になりたいと考えている看護師像が病院側にとっても適しているものと判断されれば、採用に至る確率も高くなります。

また、看護師を一人採用すると研修や各種雇用手続きなどいろいろな手間がかかるので、採用担当者は長く働いてくれる人を求めています。

自分のキャリアプランが描けていて、それを応募先で叶えようとしているということは、長く働く意欲があるアピールにもなるので、より書類選考が通りやすくなります。

退職理由はポジティブなことに置き換える

志望動機を書くうえで、どうしても外せないのが現職場での状況です。なぜ退職してしまうのかを書かなければ、志望動機にうまく繋げることができません。

ですが、たとえどんな不満があったとしても、その不満を理由にするのは止めましょう。労働と給与のバランスが取れていない、残業が多すぎてつらい、人間関係のトラブルがあるなど、ネガティブな理由を伝えても相手は良い印象を持ちません。

たとえ今の職場に不満があるとしても、履歴書の書面上は前向きの姿勢で挑まないと書類選考で落とされてしまうので、ネガティブな退職理由であっても上手いことポジティブな理由に置き換えましょう。

たとえばお給料が少ないことが不満で退職するのであれば、「前職では労働に対する評価システムがなく、給与には反映されなかったため」というように、直接給料が少ないことではなく評価システムがなかったと置き換えれば、相手に不快感を与えずに退職の理由を説明できるので、少し伝え方を工夫してください。

「教育制度が整っている」はNG

志望動機でうっかり書いてしまうのが、「教育制度が整っているから」という文言です。

確かに教育制度が整っている職場であれば未経験の科目でも働きやすいですし、転職で新しい職場で働く側として心強いでしょう。

ですが、新卒であっても中途採用であっても、採用する側はあくまでも「看護師」を雇うのであり、未熟な研修生を採用するわけではありません。

もちろん病院側としては現場に早く慣れてもらうため、仕事を覚えてもらうために教育制度を設けているのですが、「働きながら勉強させてもらう」という考えでは採用してからが大変そう、という印象になってしまいます。

もちろん働き始めてからも知識やスキルを身につける勉強は大事ですし、制度を利用してさらに幅広い知識を学ぶというのは問題ありませんが、そこに頼り切っていると思われる志望動機にならないように気をつけてください。

【転職先別】看護師の志望動機の書き方例文

未経験の科目に転職する場合の例文

「急性期病院で○年間働いておりましたが、その間に○○を悪くしたため○○科に通った際、○○の重要性とその治療の大切さを痛感いたしました。
病棟勤務も患者様の看護という大事な仕事ですが、自分が経験した○○の治療で患者様に尽くしたいと思い、この度貴院に応募しました。
診療のサポートという点では、今までの経験を活かすことができるので、自分でも勉強しながらさまざまなスキルを身につけて貴院に貢献して参りたい所存です。」

【ポイント】
未経験の科目への転職は、なぜこの科目で働きたいのかという動機付けが大切です。
動機が明確であれば、未経験でもしっかり働くイメージを持ってもらえますし、さらに自分でも勉強をしながら、という点で好印象になります。

総合病院から総合病院に転職する場合の例文

「今まで働いていた病院では内科を担当しておりましたが、他の科目への移動がなく経験を積むことが出来ませんでした。
看護師として長く働きたいという希望があり、そのためには内科だけではなく他の科目の経験も積んで、看護師としての幅を広げておく必要があると考えております。
貴院では、勉強をすることで違う科目への移動も可能ということが記載されておりましたので、貴院であれば幅広い知識とスキルを身につけて貢献させていただけると思い応募させていただきました。」

【ポイント】
病院から病院の場合、似たような勤務態勢や業務内容になるため、前職を辞める理由というのが難しくなりますが、看護師としての幅を広げたいというポジティブな理由付けをすると、安易な転職ではないという印象になり、書類選考を通りやすくなるでしょう。

スキルアップのために転職する場合の例文

「○年間○○科に勤務をしておりましたので、○○科での業務はほぼこなせるようになりましたが、将来的には認定看護師を目指しておりまして、その点からみればまだまだ知識も技術も至らないところばかりです。
貴院では勉強会を開催されておりますし、セミナーへの参加頻度が高いとも伺っておりますので、独学以上のスキル向上を目指せると思い応募いたしました。
高水準の業務を遂行することで、勉強の成果を還元出来るよう努めていければと存じます。」

【ポイント】
スキルアップを目指す場合、大切なのはスキルアップの内容を具体的に説明することです。
看護師のスペシャリスト、豊富な経験を積むなど曖昧な内容では、本当にスキルアップを目指しているのかが疑わしいと思われてしまいます。

例文のように「認定看護師」など具体的なスキルを書くと相手に伝わりやすくなります。

【状況別】看護師の志望動機の書き方例文!

志望動機を書く際には、現状についても記載する必要があります。

中でも難しいのは、ブランクがあったり何回も転職していたり、そのまま書いては採用担当者に良い印象を持ってもらえない現状ではないでしょうか。

ここでは、不利になりえる現状のパターン別に志望動機の例文をご紹介します。

ブランクがある場合の例文

「出産、育児のために6年間仕事を休むことになりましたが、子供ももうすぐ小学生になるので看護師に復職するために最近の医療について勉強を始めております。
看護も学び直しているところですが、前職は○○科に勤務しておりましたので、貴院であれば過去の経験を活かして即戦力になれると思い応募いたしました。
また、育児経験も看護師として働くうえではプラスに出来ると思いますので、看護師と育児の経験を元に貢献させていただきたいと思っております。」

【ポイント】
採用担当者がチェックするのは、ブランクの部分よりも、そのブランクをどのようにカバーするかです。
医療業界や看護の仕事を学んでいることを伝えれば、ブランクがあることのフォローになりますし、努力もプラスに捉えてもらえます。

また、育児中であることは採用担当者にとってシフト調整の難しさを感じさせますが、小学校入学予定など懸念材料を緩和させる内容を盛り込むことで、採用されやすくなります。

何回も転職している場合の例文

「前職では○○科、前々職では○○科に勤務をしておりました。
私は転職回数が多く、今回転職をするにあたり振り返ったのですが、本当になりたい看護師像ややりたい仕事が分かっていなかったことに気がつきました。
今は、診察の補助ではなく、患者さんに向き合った看護が出来る看護師になりたいという明確な看護師像が分かったので、貴院の病棟勤務に応募しました。
貴院の病棟では、チームごとに患者さんの治療を行うと伺っておりますので、ぜひそのチームに入れていただき、しっかりと患者さんに向き合い、医師や先輩看護師のサポートをさせていただきたいと思っております。」

【ポイント】
転職回数が多いと、すぐに辞めるというイメージがつきやすいので、なぜ回数が多くなってしまったのか、その理由を書きましょう。
また、今はその理由を打ち消したことも併せて記載することが重要です。

転職回数の多さはマイナスポイントですが、理由とそれを解消出来ていることが分かれば、後はやる気を伝えることで採用担当者の印象を変えられます。

前職への不満で転職する場合の例文

「前職では○年間働いておりましたが、雇用の際に受けていただいたシフトでは調整が難しいとのことで、師長に迷惑をかけないために退職しました。
その際、自分が希望するシフトでも看護師として貢献できる職場を考えたとき、以前から興味があった介護業界に転職することを検討し、勉強を始めました。
もともと、おばあちゃん子だったので高齢の方とお話をするのは好きですし、看護で高齢の方に貢献できるのは看護師としてのやりがいも感じられます。
独学なので、まだまだ至らない点はございますが、高齢化社会に向けて少しでも力になれるよう頑張って参る所存です。」

【ポイント】
これは、夜勤や交代制が嫌で退職をした場合の例文ですが、どんな不満であっても、周りへの気遣いを入れることで、我が儘な退職ではないイメージ付けができます。

また、シフトが希望に合うからという理由の志望動機にとられないように、高齢者への思いや自分で勉強していることなどを含めるのもポイントです。

新卒採用で転職する場合の例文

「看護学校を卒業後、○○病院の内科病棟で勤務をしましたが、人間関係がうまくいかず退職をいたしました。
何が悪かったのかを見直した際、看護師としての自覚、姿勢がまだまだ未熟だったことに気づき、そのせいで人間関係がうまくいかなかったのだと分かりました。
熟慮したうえで、やはり看護師を続けたい、目指していた訪問看護師になりたいという気持ちが強く、緩和ケア病棟がある貴院に応募しました。
苦労やつらいこともあると思いますが、しっかり覚悟して理想の看護師を目指す所存です。
同じ過ちは繰り返さないと決めておりますので、貴院で経験を積ませていただければと思います。」

【ポイント】
新卒ですぐに転職をするのは、何回も転職している人と同じぐらいマイナスなイメージですが、自分の悪いところを知り、それを反省して改善する姿勢をきちんと伝えれば問題ありません。

また、看護師としてのビジョンをしっかり描いていることで、より好印象を与えられます。

【科目別】看護師の志望動機の書き方例文

志望動機は、応募する科によっても内容を変えた方が良いことがあります。

ここでは応募先ごとに取り入れたい文言を使って例文を作ったので、志望動機作成の土台にしてみてください。

内科に転職する場合の例文

「前職では、外科の患者様が中心だったため、外科の幅広い症例を経験することは出来ましたが、内科の症例に関しては深く学ぶことが出来ませんでした。
看護師として働くうえでは、内科の症例を経験することも重要だと考えております。
将来的には、どんな症例にも対応出来る看護師を目指しておりますが、外科と同じく内科も経験しておきたく転職をしようと決めました。
貴院は、院長先生が内科の専門医で、内科に関してより深い知識と経験を得られると思い志望いたしました。」

【ポイント】
将来的にどういった看護師を目指すかという内容を盛り込むことは、看護師のスキルとして基本の内科勤務のためには必須です。

なかなかスキルアップにはならない科目ですが、自分の中で内科勤務の必要性をしっかり考えて、それをアピールすることは志望動機に繋がるので、なぜ内科を希望するのかを明確にしておきましょう。

外科に転職する場合の例文

「将来は認定看護師を目指しており、独学で勉強を進めておりますが、やはり実際に経験を積まなければ業務内容を理解出来ないことを実感しました。
前職では科目の移動がほとんどなく、外科での経験を積むことは叶わないと思い、外科があり教育制度を導入されている貴院での勤務を希望しました。
今までの看護師経験と自分が勉強してきたことに加え、貴院で実践的な外科での看護させていただくことで、今よりも幅広いスキルを身につけ、いずれは認定看護師となり貢献させていただきたいと思っております。」

【ポイント】
将来のキャリアプランを入れることで、外科で働く動機付けが完結すると同時に、認定看護師になっても働き続ける意思表示が、長期間働いてもらえるという好印象に繋がります。

また、安易に教育制度に頼るのではなく、自分で勉強をしていることを伝えると、外科という一般的な科目で働く熱意も感じられるので、書類審査も通りやすくなるでしょう。

小児科に転職する場合の例文

「小児科で実習をした経験があり、病気のことが理解出来ない子供を看護する難しさを知ると同時に、看護師のサポートの重要性を学びました。
実習という短い期間でしたが、病気の子供が完治する喜びや長年病院生活を強いられる子供とともに病気と闘うことの大切さを知り、いつかこの思いを活かせる小児科で看護をしたいと思っておりました。
子供に寄り添う医療を提供している貴院に魅力を感じ、看護師として子供と向き合う看護が出来ると思い貴院を志望いたしました。」

【ポイント】
小児科の場合は、子供への思いや子供に寄り添えるかが重要な採用基準となります。

人によって小児科勤務を希望する動機は異なりますが、子供の病気への理解も採用ポイントとなるので、自分なりの思いを入れて志望動機を書きましょう。

大学病院に転職する場合の例文

「将来的に、一つの科目専門で看護師をするのではなく、さまざまな科目で仕事が出来る看護師を目指しております。
実践的な経験を積むには、貴院のように科目数が多く、幅広い分野の疾患対応をされている病院で働く必要があると考え、応募させていただきました。
また、貴院では看護師の教育制度が充実しており、自分の努力次第でより多くの知識とスキルを身につけられると考えております。
あらゆる業務がこなせるようになれば、貴院から受ける教育にも仕事で恩返しが出来ると思い志望させていただきました。」

【ポイント】
大学病院は待遇も良いところが多く、教育制度も整っていますから、他の応募者との差別化が合格ポイントになります。

目指す看護師像に加え、自分の努力や恩返しをしていきたいなど、やる気を伝えることで一歩リードできる志望動機に仕上がります。

美容クリニックに転職する場合の例文

「以前、目尻のしわがどうしても気になり、美容クリニックで施術を受けたことがあります。
その際、疾患の治療ではなく、コンプレックスを取り除き、患者様の笑顔を輝かせる美容クリニックの仕事に非常に惹かれました。
病院での看護も重要な仕事ですが、人生をより豊かにできる美容のお仕事も、生活に直結した大切な仕事だと思っております。
美容外科の知識や技術は、まだ独学段階ですが、今後もさらに努力してさまざまなスキルを身につけ、患者様と貴院に貢献したいと思い志望させていただきました。」

【ポイント】
美容クリニックは、病院とはまったく違う業務内容になるので、志望する動機付けはとても重要です。

美容クリニックや来院する患者の特性をしっかり理解して、それに沿った内容の志望動機を作成してください。

産婦人科に転職する場合の例文

「子供の頃、母が出産するときのビデオを観たことがあり、女性にとって出産がどれだけ喜びに溢れているものなのか、そして命が誕生する瞬間の感動を知りました。
今までは、看護師として一人前になるために病棟勤務をしていましたが、産科で働くことを目標にいろいろと勉強もしてきました。
看護師の業務は一通りこなせるようになったので、これからは目標だった産科で働きたいと思い応募しました。
貴院では、妊婦さんのサポートをとても重視されており、入院中のケアも徹底しておられます。
産科は感動だけでなくつらいことがあるのも承知しておりますが、病院全体で出産を応援する貴院のスタッフの一人として、ぜひ一緒に働かせていただきたく存じます。」

【ポイント】
産婦人科では、妊婦さんへのケアや出産への思いが採用ポイントになるので、どれだけの思いがあるのかをしっかり動機に取り込みましょう。

また、産科では流産や死産などつらいこともあり、それが理由で退職する看護師も多いので、そのこともきちんと分かっていることを伝えるのがベストです。

看護師の志望動機の書き方まとめ

志望動機を作成するうえで一番大事なのは、どこかで見たような内容にしないことです。

採用担当者は何十人もの志望動機を見てきているので、例文をそのまま、もしくは少しリライトしたような内容だとすぐにバレてしまいます。

もし書き方のポイントを見ても自分で志望動機を考えるのは難しいと感じた方は、書類選考で落ちないためにも転職エージェントの力を借りましょう。

エージェントはこれまで数百~数千人の看護師の転職を成功に導いてきた実績やノウハウがあるので、貴方の状況を土台に最適なオリジナル志望動機の作成をサポートしてくれます。

また、面接に進んだ際の適切な対策でアドバイスをしてくれますので、本気で採用を目指すのであれば転職サイトに相談してみてください。

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