「マイナビ看護師」で派遣の求人は見つかる?上手に仕事を見つける3つのコツ
「マイナビ看護師」は正社員やパート・アルバイトなど多くの看護師の求人を扱っています。では、派遣の求人はあるのでしょうか?詳しく見てみましょう。
「マイナビ看護師」では派遣の求人はない!?
「マイナビ看護師」は、(株)マイナビが運営する看護師専門の転職支援サービスです。
「マイナビ看護師」の他にもマイナビ保育士やマイナビコメディカル、マイナビDoctor、マイナビ薬剤師など医療・福祉系の多くの求人を扱っています。
「マイナビ看護師」の求人数
「マイナビ看護師」は看護師資格を持つ人の求人数だけでも、全国で約23,000件もあります。(2018年7月現在)
これには「非公開求人」の数は含まれていないので、「マイナビ看護師」登録後に見られる非公開求人数を含めるともっと多くの求人案件があることがわかります。
(施設形態は病院、クリニック、美容クリニック、介護施設、訪問看護ステーション、一般企業、治験関係、保育施設のすべてを対象にした場合です)
「マイナビ看護師」の雇用形態別求人数
では次に、「マイナビ看護師」の求人が正社員、パート・アルバイトなど雇用形態別にどれくらいあるのかを比較してみましょう。
(2018年7月現在、保有資格は看護師、全施設が対象、検索エリアは全国の場合。非公開求人は除く)
雇用形態 | 求人数 |
---|---|
正社員 | 18,819件 |
パート・アルバイト | 7,931件 |
契約社員 | 438件 |
業務委託その他 | 29件 |
このように正社員の求人数が圧倒的に多く、約19,000件、パート・アルバイトの求人数は正社員の約半数の約8,000件ですが、契約社員や業務委託の数はかなり少なくなります。
「マイナビ看護師」の求人の傾向
求人サイトや転職支援サイトは各社それぞれに強みがありますが、「マイナビ看護師」は正社員に強い会社であることがわかります。
また、パートやアルバイトも多くの求人がありますが、それ以外はあまり多くありません。さらにこのページのテーマである「看護師の派遣の求人」は取り扱っていません。
以前は派遣の求人も扱っていたようですが、2017年3月でサービスを終了しているとのことです。
「マイナビ看護師」で派遣の求人はないが単発の仕事は見つかる?
では、派遣の求人はなくても、「単発」や「短期間」の仕事は「マイナビ看護師」で見つかるのでしょうか?
短期間の仕事ならマイナビ「看護師バイト」で見つける方法も
もし1日限定や週に2~3日という仕事を探している看護師の場合は、マイナビが運営している「看護師バイト」で探す方法があります。
地方によっては求人数が少ないことも
マイナビバイトの看護師求人も全国エリアで展開していますが、地方になると求人数はそれほど多くはありません。自分の希望するエリアで求人があるかどうか、登録前に確認しておくといいでしょう。
「マイナビ看護師」で派遣でなくても自分に合う求人が見つかるかも!!
「マイナビ看護師」で派遣の求人がないかと考える人の中には、「派遣」という働き方に魅力を感じているからだと言えます。
しかし、必ずしも派遣でなくても同じくらいに魅力やメリットがある求人が見つかるかも知れませんよ。
看護師が派遣として働くメリットとデメリット
そこで、まず看護師が派遣で働く場合のメリットとデメリットを見てみましょう。
看護師が派遣で働くメリット
看護師が派遣という形で働く場合のメリットには、次のようなものが考えられます。
- 職場の人間関係のわずらわしさがない
- パート・アルバイトよりも時給や日給が高い
- 自分に合わない場合は派遣先を変えてもらえる
- 希望する条件の職場が見つけやすい
特に派遣の場合は一定期間だけ派遣先で働くことが多く、残業なども少ないというメリットがあります。そのため、職場の人間関係にわずらわされる心配がありません。
また、派遣先を決める際に、自分がやりたい仕事かどうかなどを確認できる点も大きなメリットだと言えるでしょう。
正社員の場合は採用後に異動や配置転換などがあり、自分が希望しない業務を担当することがありますが、派遣の場合はそれがないのがメリットです。
さらに自分には合わないと感じたら、別の派遣先に変えてもらえるのも安心材料になります。
看護師が派遣で働くデメリット
一方で、派遣で働く場合のデメリットもあります。
- 雇用が不安定
- 社会的な信用が低い
- キャリアアップができない
看護師の場合は人材不足なので、派遣契約を打ち切るいわゆる「派遣切り」という事態は少ないと言えます。それでも病院の経営状況によっては人件費削減のために、正社員やパート・アルバイトよりも先に派遣社員の契約を打ち切る可能性があります。
そういう意味では「派遣は雇用が不安定」だと言えるでしょう。
また、一般に派遣社員の場合はローンやクレジットカードの審査などでやや不利になると言われます。審査結果は職業や雇用形態だけで決まるものではありませんが、審査には通っても融資額が少なくなるケースがあります。
そして、派遣社員は病院内の各種研修に参加する機会が少ないため、スキルアップが難しいというデメリットもあります。
派遣でなくても希望を叶えることができればOK!
このように看護師が派遣社員として働く場合は、メリットもありますがデメリットもあります。
もし派遣以外の働き方で派遣と同じようなメリットが得られたり、自分の希望が叶ったりすればその方が「雇用が不安定」「社会的な信用が低い」というデメリットを回避できます。
「マイナビ看護師」なら希望の求人が見つかる
「マイナビ看護師」は派遣の求人はありませんが、正社員もパート・アルバイトの求人もたくさんあります。
正社員で採用されて「もし自分に合わなかったら」と不安な人は、登録後にキャリアアドバイザーに相談してみましょう。
希望の職場や条件だけでなく、自分が不安に思う要素を伝えると、安心して働ける求人を業界してくれますよ。
この辺りは口コミでも非常に高く評価されており、マイナビ看護師の人気の要因の一つとなっています。
「マイナビ看護師」で派遣以外の働き方を考えてみよう
「マイナビ看護師」は転職支援サイト「マイナビ」のグループで、信頼できる会社です。「派遣社員として働きたい」と思った人も、一度選択肢を広げて考えてみましょう。
「マイナビ看護師」には正社員やパート・アルバイトの求人がたくさんあります。
その中でも自分にぴったりの求人を探すポイントをご紹介します。
- 無料相談を活用する
- キャリアアドバイザーには本音で相談する
- 広い視野で求人を見てみる
では、それぞれについて詳しくご説明します。
無料相談を活用する
「マイナビ看護師」は無料登録すると非公開求人を見ることができます。また、キャリアアドバイザーに個別相談をしたり、全国各地の無料相談会に参加したりできます。
相談は何度でもできるので、遠慮なく相談してみましょう。「マイナビ看護師は派遣の求人はないから相談してもムダじゃない?」と考えずに、そのことも聞いてみるといいですよ。
なぜ派遣で働きたいのかを伝えると、「派遣でなくてもその希望が叶う求人」が見つかる可能性が大きいです。まずは相談するところからスタートしましょう。
キャリアアドバイザーには本音で相談する
「マイナビ看護師」のキャリアアドバイザーは一人ひとりに寄り添ってサポートしてくれます。「転職」という人生を左右するような大きな決断の場面では、うわべや建前ではなく本音を伝えることが大切です。
「前の職場でいじめに遭ったから、次は派遣で同僚と深く関わらない働き方がしたい」など本心を伝えてみましょう。
そうすれば「治験に関する仕事で正社員だけれど、ほぼ単独であちこちの医療機関に出向くので職場の人間関係にわずらわされることはない」という求人を紹介してもらえる可能性があります。
しかも、正社員なので雇用も収入も安定できますよね。このように本音を出すことで、その不安要素を解消できて、しかも希望に沿う仕事が見つかるので、ぜひ心を開いて相談してみてください。
広い視野で求人を見てみる
過去の職場でつらい経験があると、同じような施設はイヤと思ってしまうかも知れません。
しかし、「オープニング求人」のように人間関係を一から築く求人も数多くあります。
それ以外にもキャリアアドバイザーならではの提案があるので、自分では考えつかないような求人を紹介してもらえます。
「自分は〇〇は苦手だから」「△△の職場はイヤ」と決めつけずに、広い視野で求人を見ることが大切です。
まとめ
「マイナビ看護師」は派遣の求人は扱っていませんが、好条件の正社員やパート・アルバイトの求人が充実しています。
また、登録後に見られる「非公開求人」も多いので、派遣にこだわらずに利用してみましょう。
看護師が派遣として働く場合はメリットもありますが、デメリットもあります。
なぜ派遣社員として働きたいのか、その理由や自分が抱えている不安要素、希望などを伝えれば、専門のキャリアアドバイザーがぴったりの求人を紹介してくれます。
正社員で雇用が安定し、収入も多いけれど、不安要素がない求人もあるので、まずは「派遣」にこだわらずに心を開いて相談してみましょう。