徳島県の看護師求人情報11月最新版

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徳島県の看護師の転職市場の状況と特徴

徳島県の看護師の転職市場の状況①

公益財団法人日本看護協会が運営するeナースセンターの登録データに基づく看護職の求職・求人・就職に関する分析報告書によると、2020(令和2年)度の徳島県では、看護職への求職者数1,008に対して、求人数は1,675人(求人を出している施設数は287)となっています。

求人倍率は1.66倍と全国で39番目、全国平均の2.05倍を下回る水準です。

※公益財団法人日本看護協会 eナースセンター登録データに基づく看護職の求職・求人・就職に関する分析報告書2020(令和2年)度 第1章求職・第2章求人・第3章応募・就職状況より
https://www.nurse-center.net/nccs/scontents/NCCS/html/pdf/2020/202_3.pdf
https://www.nurse-center.net/nccs/scontents/NCCS/html/pdf/2020/202_4.pdf
https://www.nurse-center.net/nccs/scontents/NCCS/html/pdf/2020/202_5.pdf

徳島県の看護師の転職市場の状況②

また、JMAP地域医療情報システムの徳島県の統計によると、2021年11月時点で徳島県内には106の病院と、576の一般診療所があります。

人口10万人当たりの施設数では病院数が14.73(全国平均が6.49)、一般診療所数が80.05(全国平均が69.75)となり、いずれも全国平均を大きく上回っている状況です。

※JMAP地域医療情報システム徳島県統計(日本医師会)より
https://jmap.jp/cities/detail/pref/36
※2021年11月時点の地域内医療機関情報の集計値(人口10万人あたりは、2020年国勢調査総人口で計算)

徳島県の看護師の転職市場の状況③

厚生労働省が発表している「令和2年度(2020年度)衛生行政報告例」によると、徳島県内の看護師数は9,295人と全国で43番目の水準となっています。

人口10万人当たりの看護師数は1,291.8人で全国平均の1015.4人を大きく上回る水準です。徳島県の看護師の平均年齢は43.1歳です。

※令和2年度(2020年度)衛生行政報告例 令和2年(2020年)末時点【保健師・助産師・看護師・准看護師】 第1表 就業保健師・助産師・看護師・准看護師数及び率(人口10万対),都道府県別
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000032069431&fileKind=0
※令和2年賃金構造基本統計調査 都道府県、職種(特掲)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計))より
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000032069529&fileKind=0

徳島県は四国の東部に位置しています。東側は紀伊水路に面し、北は香川県、南は高知県、西は愛媛県に接する県です。県内の大部分を山地が占めており、全面積の約8割が山地となっています。

県北部では粟が多く収穫されたことから「粟国(あわのくに)」と呼ばれ、令制国では阿波国と呼ばれたことから、現在でも徳島のことを阿波と呼ぶ由来になっています。近畿地方の影響を色濃く受けており、経済や方言の面で顕著に表れているのが特徴です。

鉄道網のほとんどをJR線が占めており、徳島線や高徳線、鳴門線など5つの路線が通っています。ただし、徳島駅を除く多くの駅で利用者が少なく、県内で日をまたいで運航する列車はありません。

また電化区間が存在せず、電車ではなく列車しか走っていないこと、伏線がないこと、2018年以降は県内に自動改札機設置駅が存在しないことなどから、鉄道はあまり発展していないといえます。

道路網は徳島自動車道や高松自動車道、神戸淡路鳴門自動車道など充実しており、生活や通勤には車を使う方が大多数となっています。

代表的な病院としては、下記の病院があります。

  • 徳島大学病院
  • 徳島県立中央病院
  • 亀井病院
  • 吉野川医療センター
  • 徳島赤十字病院
  • 川島病院
  • 昭和会たまきあおぞら病院
  • 徳島県立三好病院
  • 徳島県立海部病院 など

徳島県の看護師の年収と平均給与(統計情報)

徳島県の看護師の年収と平均給与

厚生労働省が発表している「令和2年度賃金構造基本統計調査」による徳島県の看護職の平均年収は上記のとおりです。

平均年収はそれぞれ、看護師が約504.3万円、准看護師が約367.2万円、看護助手が約253万円となっています。

看護師の平均年収は全国平均を上回っていますが、准看護師・看護助手の平均年収は全国平均の基準を下回っている状況です。

※令和2年賃金構造基本統計調査 都道府県、職種(特掲)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000032069529&fileKind=0

徳島県の看護師求人に関するよくある質問

徳島県の看護師の求人数は多いですか?

徳島県の看護師の求人数は多い?

徳島県の人口10万人当たりの病院数や一般診療所数は全国平均値を大きく上回ります。

一方で、求職施設数と求人数は全国的にみて少ないといえます。そのため、求人は少ないと認識しておきましょう。

ただし、看護師専門の転職エージェントや転職サイトでは、徳島県の看護師求人を豊富に取り扱っているため、転職先を見つけやすいでしょう。

徳島県では看護師が転職しやすいですか?

徳島県は看護師が転職しやすい?

徳島県の看護師求人の求人倍率は1.66倍で、全国平均の2.05倍を下回る水準です。

一般職業紹介における徳島県の有効求人倍率が1.37倍(令和3年12月)であり、看護師の求人倍率の方が0.19ポイント高い水準であることから、他業種・他職種と比較すると転職しやすいといえます。

※一般職業紹介状況(職業安定業務統計)都道府県(受理地)別 労働市場関係指標(実数、季節調整値)より
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000032166004&fileKind=0

徳島県で看護師求人が多いエリアはどこですか?

徳島県の看護師求人が多いエリアは?

ハローワークで紹介されている求人情報によれば、徳島県全体での看護職系の求人(看護師、准看護師、看護助手、保健師、助産師)は763件あります。

そのうち、徳島市の求人が320件(約42%)、阿南市の求人が50件(約7%)、美馬市の求人が49件(約6%)、鳴門市の求人が46件(約6%)、阿波市の求人が28件(約4%)、小松島市の求人が45件(約6%)となっており、5つの市の求人が全体の約67%を占めています。

特に県内で人口が最も多い徳島市(人口約25万人)の求人数が圧倒的に多くなっています。

※ハローワークインターネットサービスでのリサーチの結果(2022年6月29日時点)
https://www.hellowork.mhlw.go.jp/index.html

JMAP地域医療情報システムの地域別統計によれば、徳島県内で病院や一般診療所が多い地域は下記のとおりです。

地域名 人口(2020年国勢調査) 病院数 一般診療所数 合計
徳島市 252,391 46 241 287
阿南市 69,470 6 46 52
鳴門市 54,622 7 39 46
吉野川市 38,772 4 41 45
小松島市 36,149 7 23 30
阿波市 34,713 3 21 24
板野郡藍住町 35,246 2 27 29
美馬市 28,055 6 22 28

※JMAP地域医療情報システム地域別統計で調査した徳島県の統計のうち、医療機関数(合計)が多い市町村の詳細を調査した結果(2021年11月時点の地域内医療機関情報の集計値)
https://jmap.jp/cities/search

徳島県内の病院数・一般診療所数の多い地域では求人数も多い徳島市・阿南市・鳴門市が多い一方で、求人数が多い美馬市は人口規模、病院数、一般診療所数が少ないのが特徴的といえます。

上記の結果より、徳島市・阿南市・美馬市・鳴門市・小松島市では看護系求人が多い傾向にあるといえます。

徳島県の看護師の求人が多い業種は?

徳島県の看護師の求人が多い業種は?

同じく、ハローワークで紹介されている求人によると、徳島県内の看護師の求人が562件、以下准看護師が389件、看護助手が108件、保健師・助産師が23件となり、看護師と准看護師の求人数が圧倒的に多くなっています。

※ハローワークインターネットサービスでのリサーチの結果(2022年6月29日時点)
https://www.hellowork.mhlw.go.jp/index.html

また、施設別の求人数でみると、病床数20~199の小規模病院の求人が全体の39.5%、病床数200~499の中規模病院の求人が14.6%、救護(イベント等)の求人が8.4%、訪問看護ステーションの求人が6%、介護老人保健施設の求人が5.6%となります。

上記5つの施設での求人が全体の74.1%を占めているのが現状です。

※ナースセンター登録データに基づく看護職の求職・求人・就職に関する分析報告書2020(令和2年)度 第1章求職・第2章求人・第3章応募・就職状況より
https://www.nurse-center.net/nccs/scontents/NCCS/html/pdf/2020/202_4.pdf

まとめ

今回は徳島県の看護師の転職市場の状況や特徴、看護師の平均年収などを紹介しました。

徳島県の看護師の転職事情では、人口10万人当たりの病院数や一般診療所数は全国平均よりもかなり多い状況にあります。看護師の求人倍率は1.66倍と全国平均を下回る水準にあり、一般職業紹介の有効求人倍率より高いため、他の業種・職種と比較すれば看護師の転職はしやすいといえるでしょう。

一方で求人数や求職施設数は少ない傾向にあります。そのなかでも求人数が多い地域は徳島市・阿南市・美馬市・鳴門市・小松島市で、求人が多い職種は看護師または准看護師となっています。

徳島県で看護師として転職したいのであれば、ナースキャリアチェンジの利用がおすすめです。ナースキャリアチェンジでは、看護師のための求人情報サイトを紹介しています。うまく活用すれば自分の希望に合った転職先を見つけられたり、効率的に転職活動を進めたりすることができるでしょう。

本記事を参考に徳島県での看護師の転職を実現させましょう。

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