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看護師の求人を無料で上手に利用する方法と転職までの進め方

看護師の求人を無料で上手に利用する方法と転職までの進め方

看護師だけでなく、多くの求人情報は無料で手に入れられます。看護師は全国的に人材不足なので求人情報も多いのですが、その中でいかに自分にピッタリの求人を探すか、そして満足のいく条件で転職を成功させるかが大切です。

このページでは看護師の求人を無料で上手に活用する方法と転職までの進め方についてご説明します。

看護師の求人は無料と有料がある!?

看護師の求人は、次のようなところで見つけることができます。

  • 病院のホームページ
  • 病院やクリニック内の貼り紙
  • 新聞の折り込み広告
  • 看護師求人のフリーペーパー
  • 有料の求人雑誌
  • ハローワーク・eナースセンター
  • 看護師専門の求人サイト

この中で有料なのは「求人雑誌」だけで、それ以外はすべて無料で利用できます。有料と言っても数百円の雑誌代だけなのですが、どうせなら無料で探したいですよね。

ここからは看護師の無料の求人についてご紹介します。

看護師の無料求人のメリットとデメリット

無料で求人を探す場合、それぞれの方法には次のようなメリット・デメリットがあります。

メリット デメリット
病院のホームページ ・待遇や福利厚生などの募集要項が詳しくわかる
・直接問い合わせや応募が可能
・自分からホームページを見に行かないと募集情報がわからない
・定期採用や期間限定の募集が多く、見たときには募集期限を過ぎている場合がある
病院やクリニック内の貼り紙 すぐにでも採用したいケースが多いので応募すると採用される確率が高い 募集しているかどうかは直接訪問してみないとわからない
新聞の折り込み広告 自宅にいながら求人を知ることができる ・見落とすことがある
・新聞を定期購読していないと広告自体が見られない
看護師求人のフリーペーパー 複数の求人を見ることができる 待遇や福利厚生など詳しい情報が少ない
ハローワーク・eナースセンター ・全国の求人情報を見ることができる
・さまざまな条件で検索できる
・応募先との交渉は自分でやらなければならない
(求人サイトのようなサポートが少ない)
看護師専門の求人サイト ・パート・アルバイトから正社員まで幅広い求人情報が見られる
・転職など途中採用の求人情報が豊富
・好条件の非公開求人情報を多く保有している
・応募先の相談から採用が決まるまでサポートしてくれる
・求人サイトによって強みや得意分野があるので、見極めが必要

看護師の求人を無料で探す方法~おススメはどれ?

このようにそれぞれの方法でメリット・デメリットがあります。自分に合った方法で求人を探せばいいのですが、より好条件で満足のいく求人を見つけるにはどれがいいのでしょうか。

看護師の求人は自力で探す?サポートしてもらう?

上でご紹介した無料求人のうち、次の4つは自力で探す方法です。

  • 病院のホームページ
  • 病院やクリニック内の貼り紙
  • 新聞の折り込み広告
  • 看護師求人のフリーペーパー

「自力で」というと語弊があるかも知れませんが、自分で情報を集めて、その中から選び、直接応募するという方法です。一方、eナースセンターと看護師専門の求人サイトは相談やアドバイスなどのサポートがあります。(サポートは求人サイトの方が手厚いです)

働きたい病院が決まっている場合

「〇〇病院で働きたい」という意思が決まっている場合は、直接その病院のホームページで募集しているかどうかを確認して応募するのが手っ取り早い方法です。

また、病院内に「看護師募集」という貼り紙があるかどうかを見るのもいいことです。

ただし、常に募集しているわけではないので、タイミングが合わないと応募できずに募集が終わってしまいます。

自分の希望する条件が決まっている場合

自分の希望条件が次のように具体的に決まっている場合は、それに合う求人をさまざまな方法で探してみましょう。

  • 二交替制が希望
  • 残業はしたくない
  • 給与は最低でも毎月〇〇万円はほしい
  • 〇〇科が希望
  • 通勤時間は〇分以内
  • 寮があるところが希望

このように「どうしてもこれは譲れない」とか「どうしても夜勤はできない」「給与は〇〇万円以上ないと困る」といった希望条件が明確な場合は、それに見合う求人だけを探して、その中から選んでいくことになります。

求人をサポートしてもらうと楽

しかし、現在看護師として働いている人は毎日が忙しく、さまざまな方法で求人を探すことは困難です。

しかも、その中で自分の希望条件に合う求人を探すには根気と時間が必要になります。すぐに見つかればいいのですが、見つからない場合は転職のタイミングを逃すことになります。

もちろん自分が希望しても採用されないケースもあるため、ムダな時間は極力避けたいものです。

そんなときに求人(転職)のサポートを受けると楽ですし、転職活動がスムーズに進められます。サポートがあるのはeナースセンターと看護師専門の求人サイトです。

eナースセンターとは

eナースセンターは都道府県の看護協会が行っている無料の看護師職業紹介事業です。全国47都道府県にあり、インターネット上で看護師の求人情報を見ることができます。

気になる情報があれば自分で直接応募できる他、自分の希望に合った求人情報を紹介してもらえるシステムもあります。

利用するには無料登録が必要ですが、求人情報の紹介以外にも各種研修やお役立ち情報の提供なども行っています。

看護師の求人サイトとは

看護師の求人サイトは民間の人材紹介会社が運営しているもので、無料登録すると求人情報の閲覧やカウンセラーへの相談、求人の応募などができます。

ただ、看護師の求人サイトが他の求人方法と異なるのは、採用が決まるまで手厚いサポートが受けられる点です。

次に看護師の求人サイトを使って転職を決めるまでの流れをご説明します。

看護師の求人サイトを無料で使って転職を成功させる方法

看護師の求人サイトは、求人雑誌やフリーペーパーと異なり、登録した人一人ひとりに対して専任のカウンセラーが担当者としてついてくれます。

希望する条件などをカウンセラーに伝えるとそれに合う求人を紹介してくれますが、後悔しないためにも満足できる転職活動のコツを知っておきましょう。

看護師の求人サイトの選び方

まず大切なことは、どの求人サイトを選ぶかということです。看護師求人サイトには、下記のようにそれぞれに特徴や強い分野があります。

  • パート・アルバイトの求人に強いサイト
  • 派遣社員の求人に強いサイト
  • 正社員の求人に強いサイト
  • 介護施設の看護師求人に強いサイト
  • 夜勤専従の求人に強いサイト

求人サイトを利用する際には、自分が希望する働き方に合ったところを選ぶことが大切です。

看護師の求人サイトの使い方

求人サイトを選んだら、次は使い方を見ていきましょう。

登録して非公開求人を見ること

ほとんどの求人サイトは登録しなくても、ある程度の数の求人情報を見ることができます。しかし、もっと好条件の求人は登録した人だけが閲覧できるようになっています。。

登録は無料なので、まずは登録して非公開求人を探してみることをおススメします。

コンサルタントにざっくばらんに相談すること

求人サイトにはコンサルタントがいます。登録するとコンサルタントが親身に相談に乗ってくれるので、希望や今までの不満、状況などを説明して相談してみましょう。なお、コンサルタントは求人サイトによって「キャリアアドバイザー」や「キャリアパートナー」などの呼び方をしていますが、同じように転職の相談に乗ってくれる担当者のことを指します。

コンサルタントには、次のようなことが相談や質問ができます。求人内容でわからない点があれば、どんどん質問してみましょう。

  • 給与の内容(手当の額、手取り額、ボーナスの額など)
  • 残業の有無
  • 夜勤の体制(二交替か三交替か、夜勤の人数など)
  • 職場の雰囲気や人間関係
  • 寮や保育所の有無・利用条件
  • 認定看護師制度の有無や支援について
  • 育児休暇・産休・介護休暇について

これらは働く上でとても大切なことです。納得できるまで確認しましょう。

求人サイトのコンサルタントからのアドバイスは重要

求人サイトのコンサルタントは転職(就職)活動のプロです。相談する中で、自分では気づいていない強みや適性などをアドバイスしてもらえます。
それによって、病院以外のクリニックや介護施設に向いている…など選択肢が広がるケースがあります。

求人サイトでは下記のようなアドバイスが受けられます。

  • 自己分析(本当にやりたい仕事は何か?今までの経歴を活かせる職場はどこか?など)
  • 自己アピールの方法
  • 履歴書や職務経歴書の書き方
  • 面接の対応(服装やマナーを含む)
  • スムーズに退職する方法(勤務先への伝え方やタイミング、引継ぎなど)

無料なのに親身にアドバイスしてくれるのはなぜ?

看護師の求人サイトは、「とにかく前向きに頑張ってくれる看護師さんがほしい」と考える医療機関がお金を払って求人情報を掲載しています。

それを見た看護師が応募して採用が決まると数十万円の謝礼が医療機関から求人サイトに支払われます。

そのために求人サイト側は採用が決まるように、コンサルタントが親身にアドバイスして採用の後押しをしてくれるのです。もちろん看護師は一切お金を支払うことなく無料で利用できます。

コンサルタントがしつこい場合は要注意

求人サイトを通して応募して採用されると病院側から求人サイトに謝礼が支払われるため、中には登録した看護師に「ここがおススメですよ」「こんないい求人はあまりないから早く決めた方がいいですよ」と急かしたり、しつこくすすめたりするケースがあります。

そんな場合は別の求人サイトを利用してみましょう。看護師の求人サイトはたくさんあるので、1社だけでなく2~3社に登録して比較して相性がいいところで決めるといいでしょう。

まとめ

看護師不足のため、全国どこでも多くの求人があります。無料で求人を探すには病院のホームページや院内の貼り紙などを見る他、新聞の折り込み、求人のフリーペーパー、eナースセンター、看護師専門の求人サイトなどを利用する方法があります。

その中でも看護師専門の求人サイトは専門のコンサルタントがアドバイスや相談に乗ってくれるのでおススメです。求人サイトを選ぶ場合は、自分が希望する働き方に合う求人が多いところを探すことが大切です。その上でコンサルタントにざっくばらに相談して希望を伝えてみましょう。

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