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看護師によくあるいじめ5選|辛いなら鬱になる前に即退職、転職するべき!

看護師に多いいじめの内容|退職や転職はするべき?

残念ながら、看護師の職場では多かれ少なかれいじめがあるのが現実です。もし自分が被害者になってしまった場合、友達や先輩看護師に相談するのが無難です。

しかし、相談できる相手がおらず職場で孤立しているのなら、つらい気持ち我慢しても鬱病になってしまうだけですので速やかに退職や転職をするべきです。

職場でいじめがあるなら即退職・転職するべき

もしこの記事を見ているあなたが職場で現在進行系でいじめを受けているなら、悪いことは言いません。即座に退職、あるいは転職をするべきです。

いじめのある職場で耐えればいじめがなくなる、自分が仕事ができるようになればいじめがなくなる。いじめをしている人が転職するのを待つ、どれ待っていたとしてもいじめは絶対になくなりません。

筆者もある病院でいじめを受けたり、いじめられる看護師を数多くみてきた経験上断言できます。どれだけ耐えてもその人が潰れるまでいじめる人間はいじめ続けます。

仕事ができないからいじめるというのも建前なので、仮にあなたが仕事ができるようになっても難癖をつけていじめます。

そしていじめをするような腐った看護師ほど、残念ながら転職しません。いじめをするような看護師は他にいけば自分がいじめられる可能性があることを理解していたり、そもそも実力がないケースが多いからです。

なので、もし今あなたがいじめを受けているなら鬱病になって人生で取り返しのつかない傷を負う前に、早急に転職か退職をすることをオススメします。

私が転職する際にも利用したのですが、下記のような転職サイトはエージェントが職場の人間関係や離職率などの内部事情を知っているので、いじめのない人間関係が良好な職場を紹介してくれます。

勿論、下記以外のサイトでも問題ないです。信頼できる看護師がいれば、おすすめの病院や転職サイトを聞いても良いでしょう。ただそんなツテがなければ、下記のサイトを利用することをオススメします。

残念ながら看護業界はいじめが多い

アンケートによると、いじめを受けたことはないという看護師は57%、いじめを受けたことがあるという看護師は43%という結果が出ています。

つまり、半数近くの看護師はいじめを体験したことがあるので、数字でみれば看護業界はいじめの多い職場と言えるでしょう。

そこで実際のどのようないじめがあるのか、なぜ看護師にはいじめが多いのか、いじめられたときの適切な対処法を紹介していきます。

看護師によくあるいじめの内容

無謀なシフトスケジュールを組まれる

看護師の仕事がつらいといわれる原因の1つが、夜勤と日勤の交代制シフトです。

働く時間が変わると生活のリズムも崩れやすく、前日が夜勤だと休みがあっても半日潰れてしまうなどのデメリットがあるため、シフトスケジュールは看護師にとって働きやすさのポイントになります。

そのため、看護師のいじめでは無謀なシフトを組まされることが多いです。

例えば夜勤を週に3回入れられたり、準夜勤と深夜勤を交互に入れられたり、ひどいものになると休みはいつも夜勤明けというシフトが組まれる看護師もいます。

無謀なシフトスケジュールは体調にも関わってくるので鬱病などにも繋がりやすく、精神的にも体力的にも大きな負担がかかります。

残業代をつけてもらえない

看護師長など上司に目をつけられてしまうと、残業代がもらえないといういじめを受けることもあるそうです。令和にもなって信じられませんが、残念ながら看護師界隈には存在します。

特に新人看護師は仕事を覚えきれていなかったり、段取りが悪かったりするせいでどうしても業務時間内に仕事が終わりません。

こういった状態が続くと新人にも関わらず「使えない」「残業代を支給する価値がない」と判断(ストレスのはけ口として)され、残業代自体をつけないといういじめに発展しきます。

言葉によるモラスハラスメント

看護業務に直接支障を出さないようにするためか、言葉によるモラスハラスメントを受ける看護師も増えています。

例えばちょっとしたミスでも「なんでそんなことができないの」「休憩取る暇があったら勉強しなさい」とあらゆる言葉で責められたり、新人というだけで「給料泥棒」「いる意味がない」と言われるなど、日常的に言葉の暴力にさらされます。

他にも、「看護師辞めれば?」「役立たず」などモラスハラスメントには色々なパターンがあるですが、中には指導なのかいじめなのか線引きできないものもあるのが厄介なところと言えるでしょう。

一対一で言われるのも苦痛ですが、全員の前に怒鳴られたり罵倒されたり、業務に関係のない人格否定など、モラスハラスメントによるいじめは精神的な苦痛が大きいためうつ病になってしまう看護師も多いです。

下の世話ばかりを押しつけられる

これまた嫌ないじめの例ですが、患者の下の世話ばかりを押しつけられた看護師もいます。

寝たきりや病気の患者さんの下のお世話は看護師の業務の1つですが、本来であれば担当外の患者の世話までする必要はありません。

しかし先輩看護師や上司から業務として命令されれば、担当かどうかは関係なく下の世話をしなくてはいけないので、いじめと断定できるでしょう。

また、下の世話だけではなく、大量の仕事を押しつけられる業務外のことを命令されるという看護師もいるようです。

ナース服やペンライトを隠される

物理的ないじめの中でも特に陰湿なのが、ナース服やペンライトなど看護師業務に必要な私物を隠されるというものです。

当たり前ですが、ナース服やペンライトがなければ業務はできません。どう考えても小学生レベルのいじめですが、決して珍しいケースではないのも看護師という職場の現実で筆者も過去にされました。

ここで声を上げられる環境であれば良いのですが、ほとんどの看護師は自分で探し回らなくてはならず、ゴミ箱の中で見つけたという意見もあります。

ナース服まではないとしてもナースシューズを隠されたり書類を隠されたりするいじめも少なくないようです。このいじめが厄介なのは、誰が隠したり捨てたのか証拠がないところでしょう。

看護師がいじめられる原因

看護師不足による過剰業務のストレス

病院で働くスタッフの多くは、人を助ける、看護するという気持ちで業務を行っているはずです。

それなのに、同じ立場の看護師をいじめるのは看護師不足による過剰業務のストレスが関わっています。

看護の業務は本来であれば患者さんにしっかり向き合い、必要とする手助けを行うことですが、看護師が不足していると業務をこなすだけで精一杯になり、気持ちの余裕がなくなってストレスが溜まってしまいます。

さらに看護師のシフトは普通の仕事とは異なるため、ストレス発散で友達と出かけたり、家族とのんびり過ごしたりすることが思うようにできません。

そのためストレスのはけ口が、いじめやすい同僚や後輩の看護師へのいじめとなってしまうのです。

命を預かるというプレッシャー

看護師は命を預かる仕事なので常に医療ミスをしないように、何かあった時すぐに適切な対応ができるようにと、プレッシャーがかかった状態で仕事をしなくてはいけません。

そしてそんなプレッシャーを感じながら大量の業務をこなすだけでも大変なのに、新人や中途採用の看護師の教育を任せられると余裕のない人はパンクします。

その結果、言葉がきつくなったり苛立ちが態度に出たり、人によってはいじめに発展することも多いです。

また、新人の頃に毎日つらい思いをしていた看護師からすると厳しい指導が当たり前という感覚になっているので、指導といじめをはき違えてしまい、される側からすればいじめとなります。

職場でパワハラが横行している

いじめが起こる原因として、一番たちが悪いのは職場でパワハラが横行していることです。

こういった職場はいじめはあって当たり前という風潮になっているため、いじめに対して鈍感ですし問題視をしていません。

また、この手の職場は役職についている人間は自分の思うままにしていいと考えていることも多いので。トップダウンでいじめが常態化してしまいます。

このようにパワハラが横行している職場では、誰に何を訴えても状況は変わりません。良識あるあなたが何をしても無駄です。違う職場にすぐに転職するのが正解です。

いじめをする看護師の特徴

機嫌が悪いと態度や顔に出る

看護師に限らず、仕事をするうえでは自分の感情に関係なく業務を遂行しなくてはいけません。

それなのに機嫌が悪いと態度や顔に出るような看護師は、気に入らないことがあるといじめに走る傾向があるので注意しましょう。

声が大きい

ちょっとした会話でも声が大きい人は、看護師としての技術や知識が豊富で頼りになる反面、自意識過剰なところがあります。

こういった人は自分の意見が通らなかったり、自分より優秀な看護師だったりすると、ひがみや逆恨みでいじめをすることがあるようです

ちょっとしたことで揚げ足を取る

申し送り中のちょっとした言葉の間違いや、普段の会話で揚げ足を取る人は常に人のあら探しをしている可能性があります。

普通なら忙しく大変な業務をこなす看護師同士、助け合わなくてはいけません。

それなのに揚げ足を取って困らせたり、嫌な思いをさせたりするのはいじめっこ看護師の特徴と言えます。

同僚や後輩の悪口を言う

看護師に限らず、すぐ人の悪口を言うの人はいじめ素質が備わっています。

業務上、何か問題があれば直接言うべきです。にも関わらず本人でなく周りの人にしか言わないのは、孤立させ周りを巻き込んでいじめようとしている予兆なので注意しましょう。

最初は自分が悪口を聞く立場だったとしても、対象がうつで退職でもすれば次に誰がいじめの対象になるか分からないので関わらないのが賢明です。

患者の前で叱責をする

どんな失敗をしたとしても、患者の前で叱責をするような看護師は医療の精神を分かっていません。

病院は患者と看護師の信頼関係で成り立っているので、その関係を壊すような行為をする看護師はモラルもルールも分かっていません。

こういった看護師は叱責をすることで自分の立場を上に見せたい事が多いので、仮に怒られるようなことをしていなくても攻撃をしてきます。

看護師がいじめに合った時の対処法

家族や友人に相談する

いじめを受けている場合、まずはその状況を客観的に見る必要があるでしょう。

特に看護師の場合、患者相手の仕事なので指導が厳しくなりがちです。その結果、いじめでなく仕事上で必要な指導もいじめと受け取ってしまうケースもあります。

明らかにいじめと分かること以外であれば、まずは家族や友人に相談してみましょう。それがいじめか指導か正しく判断できないと、どこに転職しても状況は変わりません。

また、いじめを家族や友人に話すときは自分の感情を交えず、実際にされたことや言われたことだけを伝えてください。

そしていじめと断定できる場合は転職や労基署への訴えなど、具体的な対処をする必要が出てきます。それを判断するためにもまずは第三者に話を聞いてもらい、客観的に判断してもらうことが重要です。

信頼できる上司や先輩看護師に相談する

客観的に見ていじめ、もしくは行きすぎた指導だと判断できた場合は、まず直属の上司や親しい先輩看護師に相談しましょう。

物理的ないじめであればそのことを率直に相談してもいいのですが、職場内のことですのでパワハラやモラハラに関しては「仕事ができない自分も悪いのかもしれない」というニュアンスで話してみてください。

いじめ加害者を弾劾するような言い方をしてしまうと、相談された方はトラブルになるかもしれないと思い放置される可能性もあります。

もちろんこちらに非はありませんが、その職場で働き続けたいのであれば間に入っていじめを止めさせてもらえるよう、和解の意志があることを間接的に伝えて相談しましょう。

反対にその職場で働き続けるつもりがないのであれば、退職を前提とした相談をするべきです。

相談相手を選ぶ時の注意点

相談相手はすごく親しい先輩や上司であれば問題ないですが、あまり親しくない先輩やいじめ加害者と繋がっている可能性のある上司には絶対に相談してはいけません。

相談しても解決してくれませんし、場合によっては話を広められたりさらにいじめがひどくなります。

もし親しい先輩や信頼できる上司がいない場合は、看護部長に自分のことということは伏せ、「職場でこういったいじめがあるがどうすればいいか」と、第三者目線で相談してみましょう。

そして看護部長が公平に考えてくれると分かったら、「実は自分のことだ」と伝えるのがベストです。

退職、転職をする

その職場が嫌で鬱病の兆候があったり、先輩看護師も上司も助けてくれない、状況が何も変わらないというのであれば今すぐ退職もしくは転職をするべきです。

普通に考えて医療現場でいじめがあるのは大問題です。それなのにいじめ問題を放置しておくということは、いじめがあっても関係ないと考えている証拠ですから、医療現場として問題しかありません。

本来であれば働きながら転職活道をした方が良いのですが、いじめには終わりがありませんから、精神に不調が出ているうようなら即退職をして次の職場を探しましょう。

辞めてしまうと収入面が不安かもしれませんが、転職サイトに相談をすれば人間関係リスクの低い短期の派遣や、単発の職場などいろいろな求人情報を紹介してもらえます。

また、転職活道もサポートしてくれるのでスムーズに職場を見つけられます。事前にいじめ問題のことを話しておけば環境の良い職場を探してくれるので、安心して任せてしまって大丈夫です。

看護師の職場は1つではないので、まずは退職をしていじめから自分を解放してあげましょう。大事な自分の人生をいじめで消費する必要は一切ありません。

いじめにあった看護師におすすめの転職先

1度いじめにあってしまうと転職をしてもまたいじめにあうのでは…と不安になる方もいるでしょう。

働かなくては生きていけないのにいじめのトラウマで転職活動が進められないと不安や焦りが募ってしまいますが、世の中にはいじめのない職場の方が多いので安心してください。

ここでは、いじめにあった看護師におすすめの転職先をご紹介します。

別の病院

看護師は国家資格ですから、いじめのせいでその職を捨てるのはもったいないです。

もし看護師という仕事そのものが嫌になったのでなく、いじめが嫌なのであれば別の病院を探してみるのがおすすめです。病院が変われば人間も変わるので、いじめにあう心配はありません。

といっても、転職先が看護師不足だったり労働環境が過酷だったりすると、またいじめをする看護師がいる可能性があります。

そこでオススメなのが、各病院の人間関係や離職率、内部事情を知っているエージェント相談ができる転職サイトです。

実際転職サイトを利用する看護師の6割は、人間関係の悩みで転職をしたいと言っています。

そのためいじめで転職をする人が成功するためのノウハウも持っていますし、転職先候補の労働環境をしっかり調べてくれるので、いじめのない病院に転職可能です。

看護師を活かせる病院以外の仕事

病院への転職はどうしても不安、というようであれば、病院以外で看護師の資格を活かせる仕事に転職をするのもおすすめです。

看護師の資格を活かせる職場は病院以外でもたくさんあります。以下にその一例を紹介していきます。

ツアーナース

修学旅行や研修旅行などの団体旅行に添乗し、ツアー参加者の健康管理や投薬管理、怪我や体調不良などの対応を行う仕事。

産業看護師

一般企業の医務室に勤務し、社員の健康管理や健康診断のデータ管理、保健指導などを行う仕事。

治験コーディネーター

治験施設支援機関に勤務し、治験の進行をサポートしたり被験者への治験内容説明、体や精神面のケアを行ったりする仕事。

訪問看護ステーション

自宅療法をしている人や障害がある人の自宅を訪問し、医師の指示に従ってケアや投薬を行う仕事

デイサービス

通所型の介護サービス施設で、利用者のバイタルチェックや薬の管理をしたり、介護士のサポートをしたりする仕事

イベントナース

コンサートやスポーツ大会などで観客やスタッフなどの怪我や病気に対応する仕事。

このように、看護師の資格を活かしながら病院以外で働ける職業はいろいろあります。

また、訪問看護や産業看護師などは病棟勤務よりも待遇が良いところが多いですし、ツアーナースやイベントナースは時給が高いというメリットもあります。

基本的にどの職業も夜勤がないので体力的な負担もありませんし、看護師の人数も少ない職場ですからいじめの心配もありません。

完全に看護師と無関係の職業

看護師として働くこと自体がトラウマになっているようでしたら、完全に看護師と無関係の職業を検討してみるのもいいでしょう。

例えば事務職は女性が多いものの、デスクワークでストレスもないので変ないじめは少ない傾向にあります。

また、命を扱うこともなく毎日同じ仕事をするだけなので看護業務のような緊張感もなく、和気あいあいと働けます。

営業職はノルマがあるため仕事は大変ですが、実力主義なので結果を出せばその分お給料も増えますし、新人だからといっていじめられることはありません。

看護師資格を活かしたいのであれば、クリニックなどへの転職もオススメです。基本給は同程度ですが、インセンティブが豊富なので人によっては20代で月収40万ほど稼ぎます。

看護師のいじめの内容や対処法まとめ

看護の仕事はとても重労働ですし、命を預かっているので体力的にも精神的にも相当にハードです。

そのせいで心の余裕がなくなり、いじめを行う看護師がいるのは事実です。せっかく国家資格を取得したのですから、いじめで精神的に追い詰められる前に転職をして職場環境を変えましょう。

いじめの悩みは転職をすれば9割以上は解決するものです。

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