個人の人がスキマ時間にタクシーで稼げれば、配達などのバイトをするよりもはるかに効果的に稼げるのでは?と思いスタートしたサービス【Uber Taxi(ウーバータクシー)】をみなさんご存知でしょうか?
既存のタクシードライバーとして働く場合、自分の会社や競合他社との関係、タクシー乗り場での待機、厄介なお客への対応など面倒なことがたくさんあります。
Uber Taxi(ウーバータクシー)はそうしたこれまでのタクシードライバーで働く場合の面倒なところが解消される、新しい働き方になるかもしれません。
今回はスマホを使ってやり取りをして、全部オンライン決済する新しい配車サービス【Uber Taxi(ウーバータクシー)】という働き方について説明します。
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Uber Taxi(ウーバータクシー)のドライバーについて知るメリットはこれ!
- まだまだ発展途上のシステムで働ける場所に制限があります
- 独自のシステムのメリット、デメリットを知ります
- 直接現金をやり取りしないシステムのいいところ、悪いところを知ります
- 「個人タクシー」営業との違い、料金の差などを知ります
- Uber Taxi(ウーバータクシー)をメインにするのか副業にするのか、どちらがよいのか知識を深められます
目次【クリックして移動できます】
- 1 大前提!日本国内でUber Taxi(ウーバータクシー)をする場合「個人タクシー事業者」免許が不可欠!
- 2 Uber Taxi(ウーバータクシー)ドライバーの登録方法
- 3 普通に個人タクシーをするよりもUber Taxi(ウーバータクシー)で稼げるかはその人次第!?
- 4 Uber Taxi(ウーバータクシー)で働くメリット・デメリット
- 5 Uber Taxi(ウーバータクシー)「最大のリスク」は「Uberの撤退リスク」
- 6 Uber Taxi(ウーバータクシー)のサービスを提供できる地域は東京、大阪中心
- 7 Uber Taxi(ウーバータクシー)で稼げるのはオフィス街よりも繁華街
- 8 Uber Taxi(ウーバータクシー)として理想的な働き方
- 9 Uber Taxi(ウーバータクシー) ドライバーで稼ぐ方法!給料や副業の注意点 まとめ
大前提!日本国内でUber Taxi(ウーバータクシー)をする場合「個人タクシー事業者」免許が不可欠!
Uber Taxi(ウーバータクシー)や他の「Uber Eats (ウーバーイーツ)」などのサービスは、スキマ時間に専門家でない人が自分の自転車や車で配達するサービスで、誰でも好きな時にできることが長所になっています。Uber発祥の地アメリカでは、普通の人が空いた時間に自分の車でタクシーのようにお客さんを運ぶサービスなのですが、日本ではこれはNGです!
言うまでもなく、タクシードライバーの免許のない人が、自分のプライベート車(白色ナンバープレート)でお客さんを運んでお金をとれば、「白タク」行為となり、法律違反になります。
【無許可タクシー業の禁止】
道路運送法第4条
「一般旅客自動車運送事業を経営しようとする者は、国土交通大臣の許可を受けなければならない。」
白タクを規制緩和で解禁しよう、という動きはあるようですが、現時点では違法行為なのでダメです。
実はUber Taxi(ウーバータクシー)が日本に上陸した際、「みんなのUber Taxi(ウーバータクシー)」という(タクシードライバー免許のない)一般人が自分の車で他人を運ぶサービスを提供したことがありました。
直接、利用者からお金を取るのは白タクなので違法行為ですが、Uber(運営元)は、Uber Taxi(ウーバータクシー)の日本上陸後の業務展開のため「データ収集報酬」という名目で、ドライバーにお金を支払っていて、それが1か月で国土交通省からNGを食らってしまいました。
- 利用者→タクシー代を支払わない
- ドライバー→自分のプライベート車
- Uber→ドライバーに「データ収集報酬」(お金)
これが否定されました。
というわけで、現在では、Uber Taxi(ウーバータクシー)のドライバーとして登録できる人は、タクシーの運転手ができる人に限られています。
- 個人タクシー事業者免許
- タクシー会社としてUber Taxi(ウーバータクシー)を導入して、社員としてUber Taxi(ウーバータクシー)のシステムで仕事をする
のどちらかになります。
タクシー会社としてUber Taxi(ウーバータクシー)を導入するケースは、(会社の方針なので)今回は除外し、個人タクシー免許を持つ人が、Uber Taxi(ウーバータクシー)ドライバーとして働くことについて、今回は説明していきたいと思います。
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Uber Taxi(ウーバータクシー)ドライバーの登録方法
Taxi(ウーバータクシー) ドライバーの要件
上で述べたように、白タクが認められていない日本では、Uber Taxi(ウーバータクシー)ドライバーとして働くためには「個人タクシー事業者」免許が必要になります。また、「年齢は21歳以上」という制限があります。
もっとも、個人タクシーが開業できるのは「同一のタクシー又はハイヤー事業者に10年以上雇用されていること」という条件があります。
自動車の運転免許を取得できるのは18歳からですから、いくら早くても、免許取得後すぐにタクシー会社に就職して、28歳、29歳あたりで個人タクシーとして開業という流れになるので、「年齢21歳以上」は意味がない規定になります。
おそらく、「白タク」開業ができるようになってのことを見越しての規定なのでしょう。
その他、必要書類として
- 第二種運転免許
- プロフィール用の写真
- 一般乗用旅客自動車運送事業許可書または事業者乗務証
- 自動車検査証 (車検証)
が必要になります。
登録の流れ
1.アカウント登録
WEB上、あるいはスマホ上から、登録するサービス(今回はUber Taxi(ウーバータクシー))や使用する車両の情報を登録します。合わせて、Uber Taxi(ウーバータクシー)のアプリをスマホにDLしておきます。
2.書類の提出
身分証明書や運転免許証など必要な情報を登録あいます。
WEB上からアップロードも可能です。
3.アカウントの有効化
Uber Taxi(ウーバータクシー)のサービスを提供している地域には「登録会場」があります。
各都市の「登録会場」まで行き手続きを取り、スマホアプリと連携をして、仕事の受注ができるようにします。
Uber Taxi(ウーバータクシー)で仕事をする場合の流れ
Uber Taxi(ウーバータクシー)として働く時は、以下のような流れになります。
もちろん、個人タクシー免許を持っているわけですから、Uber Taxi(ウーバータクシー)のシステムを使わずに、普通にタクシー乗り場に行って乗客を待ってもOKです。
使いたいとき、使いたい時間だけUber Taxi(ウーバータクシー)システムを利用してください。
1.アプリを起動してオンラインにする
Uber Taxi(ウーバータクシー)は好きな時だけ稼働できるのがポイントです。お客さんを待ちたい場所に車を持っていき、アプリを起動します。アプリを起動していない時間は、依頼は来ないので安心してください。
2.乗車/配達リクエストの受け付け
アプリを起動すると、エリア内のリクエストが届きます。
「この依頼(配車)を受けたい」と思ったら、スワイプして受け付けます。
「これは嫌」と思う案件であれば、受けなくても大丈夫です。
3.道順がアプリで指示
利用者がいる場所、タクシーの目的地はすべてアプリでナビゲーションしていきます。
迷うことはなく、土地勘がなくても何とかなるでしょう(もちろん、慣れている土地の方がいいです)。
4.会計はなし、すべてオンライン決済
目的地に着くとそれでミッション完了です。
お金のやり取りはここでは発生せず、料金の支払いは、利用者が乗車アプリで設定したクレジットカード決済になります。
到着後、そのまま降車するだけになります。
あくまでUber Taxi(ウーバータクシー)のシステムを介した取引であることに注意してください。
アプリ上で、送り届けることが完了すると、売り上げを確認することができます。
5.評価システムでフィードバック
Uber Taxi(ウーバータクシー)では、ドライバー、利用者相互に依頼終了後にアプリに評価を打ち込みます。
これがみなさんの評価につながり、高評価の人は「ゴールドパートナー」認定され、他のUberサービスのお得な利用やレストランの優待価格でも利用などができます。
もちろん、高評価のドライバーには、優良固定客がつきやすい、などメリットもありますので、仕事はしっかりこなしていきましょう。
普通に個人タクシーをするよりもUber Taxi(ウーバータクシー)で稼げるかはその人次第!?
まず、Uber Taxi(ウーバータクシー)で働く場合、個人タクシーと同様「自営業」「個人事業主」になるので、その売り上げから経費(ガソリン代、車両費、修繕費等)を支払わなければならず、確定申告も自分で行わなければなりません。
給料ではなく、時給も保証されていないので、お客を乗せなければ1円にもなりません。
で、肝心の稼ぎですが、利用料から見ると、通常のタクシーの3割増しと考えてください。
支払金額=103円(開始金額)+乗車時間(分)×67円+乗車距離(km)×329円
という公式があります。
利用金額が最低料金(823円)に満たない場合には、最低料金が優先的に適用されますので、実質初乗り823円です。
配車料金を含めれば3㎞までならUber Taxi(ウーバータクシー)よりもタクシーの方が料金が高いのですが、そもそも個人タクシーに配車を要請する(つまり個人の携帯などに電話をして呼ぶ)人はごくわずかで、多くの個人タクシーのドライバーは、よほどの「太客」や「芸能人御用達」を持っている人でないと、道かタクシー乗り場でお客さんを拾うことになるため、配車料金を含まないで比較した方がいいかもしれません。
料金の比較表は以下の通り。
走行距離(走行時間) | Uber Taxi | タクシー料金 (配車料込) | タクシー料金 (配車料込) |
1km(2分) | ¥823 | ¥410 | ¥820 |
2km(4分) | ¥1,029 | ¥747 | ¥1,157 |
3km(6分) | ¥1,492 | ¥1,084 | ¥1,494 |
4km(8分) | ¥1,955 | ¥1,421 | ¥1,831 |
5km(10分) | ¥2,418 | ¥1,758 | ¥2,168 |
6km(12分) | ¥2,881 | ¥2,095 | ¥2,505 |
7km(14分) | ¥3,344 | ¥2,432 | ¥2,842 |
8km(16分) | ¥3,807 | ¥2,769 | ¥3,179 |
9km(18分) | ¥4,270 | ¥3,106 | ¥3,516 |
10km(20分) | ¥4,733 | ¥3,443 | ¥3,853 |
Uber Taxi(ウーバータクシー)の場合、道で拾ったり、タクシー乗り場で待ったりすることができないので、通常のタクシーの配車料込みで比較します。
Uber Taxi(ウーバータクシー)の方が「割りがいい」ように見えますが、個人タクシーはそのままお客さんが支払った金額が収入になりますが、Uber Taxi(ウーバータクシー)の場合Uberの手数料もありますので、何とも言えません(ドライバーの報酬について明確な資料がありません)。
また「深夜料金」はUber Taxi(ウーバータクシー)にはなく、「ピーク料金」と言って、混雑している時間帯で利用者が急増し、配車が追いつかないような状況では、通常の1.2倍程度の割増料金になることがあります(がそれはUber Taxi(ウーバータクシー)アプリの方で勝手に設定します)。
ドライバーの人の口コミが少ないのですが、乗車待ちする必要がないので、いい待機場所を見つけられれば、個人タクシーよりも稼げるようです。
アプリから、日ごと、週ごとの売上や、目標に対する達成状況が確認できます。
売上は週1回、登録した銀行口座に自動入金されます。
Uber Taxi(ウーバータクシー)で働くメリット・デメリット
Uber Taxi(ウーバータクシー)ドライバーをするメリットとデメリットをまとめてみました。
メリット
1.客待ちの必要がない
普通のタクシーのようにタクシー乗り場でお客さんを待つ必要はなく、アプリを通して直接お客さんの所へ行けるので、効率的です。何十分もタクシー乗り場で待つのはしんどいですよね。
2.未払いリスクがない
Uber Taxi(ウーバータクシー)を呼んだ時点で、利用者はアプリを通じて課金されますから、支払いの際にトラブルが起きません。「料金メーターが高すぎる!」「遠回りしただろ!」「これしかないんだよ!」、そのまま客が逃亡、こうしたリスクを避けられます。
3.お客さんと会話をしなくても済む
目的地も利用料金もすべてアプリを通してわかります。「どこまで乗りますか?」「○○○円になります」、お金のやり取り全般をしないで済むので、人とコミュニケーションをあまりとりたくない人にもおススメです。
4.待機場所を問わない、自宅待機等も場合によっては可能
個人タクシーの場合、タクシー乗り場に行かなければなりませんが、Uber Taxi(ウーバータクシー)は待機場所を問いません。
とこかで配車できる状態であればよく、自宅待機していても依頼が来る場所もあるかもしれません。
デメリット
1.固定客を囲えない
一部の優良個人タクシードライバーは大企業の社長や芸能人、スポーツ選手などのお気に入りにされ、個人的に呼ばれることも多いです。しかし、Uber Taxi(ウーバータクシー)では、すべてシステムを通しての依頼になるので、そうしたお客から個人的に配車依頼が来ることはありません。
固定客を囲えず、すべて「一見客」を乗せるだけになります。もちろん、Uber Taxi(ウーバータクシー)を介さずに「個人タクシー」として呼ばれていくのはOKです(みなさん個人タクシー免許は持っているのですから)。
2.Uber Taxi(ウーバータクシー)で働ける場所が少ない
まだ東京(首都圏)や大阪など大都市しかこのシステムは使えません。地方に住んでいる人は、普通に個人タクシーとして働くしかないんです。
3.社員ではなく個人事業主、給料はなく経費は自分で支払う、組合がない
これは個人タクシーも同様ですね。個人事業主として車両代やガソリン代等経費はすべて自分で支払い、確定申告をすることになります。また、雇用されていないので給料はありません。お客を乗せることができなければ収入はゼロになります。
事故の時の保険もありません。また、個人タクシーであれば「個人タクシー組合」のような互助組織(※)がありますが、Uber Taxi(ウーバータクシー)にはそうした組合はありません。困ったことがあっても相談する窓口がないんです。
Uber Taxi(ウーバータクシー)専業で働くにしても、個人タクシーの免許はあるわけで、可能な限り組合に加入しておきましょう。
※東京の例
東京都個人タクシー協同組合
4.手元に現金がない
意外とこれが大きいのですが、すべてアプリを通しての振り込みになるので、個人タクシーのようにタクシーの金庫に現金があるわけではありません。
当面の生活資金や急にお金が必要になった場合も下ろしに行かなければなりません。
Uber Taxi(ウーバータクシー)「最大のリスク」は「Uberの撤退リスク」
このように、Uber Taxi(ウーバータクシー)のドライバーとして働く際には、メリットとデメリットがありますが、「リスク」というより大きなデメリットを考えておく必要があります。
「反ウーバー」ストライキでバルセロナが大混乱??現地タクシー業者を悩ませる規制緩和
日本では最初に書いたように、「白タク規制」があるので、タクシー会社の配車アプリとして、もしくは個人タクシーの人がUber Taxi(ウーバータクシー)のシステムを利用するだけですが(つまり運転手の質は保証されている)、本来のUber Taxi(ウーバータクシー)の目的は誰でもスキマ時間に自分の車を使って旅客輸送を行うことにあります。
しかし、これが解禁されると
- 価格が大きく下がり、専業タクシー運転手が生活できなくなる
- 運転手の質が担保されないため、トラブルが起きやすい
- 運転手による客への暴行障害等
が起きています。
客からの暴力や強盗を防止するためにタクシーにはアクリル板がつきましたが、Uber Taxi(ウーバータクシー)で白タク営業が進むと、運転手から客への暴力や強盗が起きているんです。密室というのはかなりリスクがあります。
そうしたリスクが広まると、反対運動の結果、Uber Taxi(ウーバータクシー)そのものが締め出されて、Uber Taxi(ウーバータクシー)専業ドライバーは仕事を失う可能性があります。
外国では予想以上に反発がある、既存の「タクシーの島」を荒らすことは政治を巻き込んで規制につながるリスクがある、と思ってください。
したがって、いつでも、普通の個人タクシー運転手に戻れる準備、リスクヘッジをしておいてください。
Uber Taxi(ウーバータクシー)のサービスを提供できる地域は東京、大阪中心
Uber Taxi(ウーバータクシー)は今のところ、このシステムを使えるところが限られています。
<以前>
東京都内(+横浜)、大阪市限定。
ただし、「タクシー」ではない「ハイヤー」の配車になります。
個別のタクシー会社ではなく、個人タクシーの免許を持っている人がドライバーに登録します。
<2018年9月>
名古屋のタクシー会社と連携して、市内のタクシー会社のタクシーをUber Taxi(ウーバータクシー)のシステムで配車するサービスをスタート。
つまり、個人タクシーではUber Taxi(ウーバータクシー)のドライバーになれないということです。
<2019年1月>
大阪市、仙台市、福島(郡山市)、青森市の各タクシー会社との連携がスタートしました。
やはり、こちらも、タクシー会社と連携して、市内のタクシー会社のタクシーをUber Taxi(ウーバータクシー)のシステムで配車するサービスになります(大阪市は個人のUber Taxi(ウーバータクシー)と同居)。
Uber Taxi(ウーバータクシー)で稼げるのはオフィス街よりも繁華街
現状、個人タクシー免許でUber Taxi(ウーバータクシー)ができる地域は限られています。
したがって「稼げる地域」というのはそれほどないのかもしれません。
ただし、領収証発行の面倒さやUber Taxi(ウーバータクシー)のシステムにそれほど信頼がないので、企業や官庁でタクシー代わりに使うことは少なそうです。
少数ですが、金銭のやり取りが発生しないためハイヤーでの送迎ができるUber Taxi(ウーバータクシー)を使っている企業はありますが絶対数が少ないです。
そうなると、タクシー乗り場に行かなくても、手っ取り早くタクシーをつかまえたい人が多い場所=繁華街(駅から少し離れた)ということになるでしょう。
その近くで、待機=路駐していても咎められない場所を探すのが、稼ぐポイントだと言えそうです。
Uber Taxi(ウーバータクシー)として理想的な働き方
いろいろ書きましたが、Uber Taxi(ウーバータクシー)は日本ではまだ発展途上で、しかも「白タク規制」があるため、ドライバーになれる人は非常に限られています。
タクシー会社で仕事としてUber Taxi(ウーバータクシー)システムを使う場合以外は、東京や大阪で個人タクシーの免許を持っている人が行えるだけです。
しかも、個人タクシー免許を取得できるのは、最短でも30歳前後です。
しかし、Uber Taxi(ウーバータクシー)の個人事業主ドライバーとして稼げる人は、タクシー乗り場に行かなくてもお客が取れるわけで、現金のやり取りなく確実に支払ってもらえます。
また、競合するライバルは少ないので(タクシー配車アプリはほかにもありますが)、まず副業的にやってみて、スコアを高くしましょう。
数年すればそのスコアをもっと活かせるシステムが導入されるかもしれません。
いずれにせよ、単発のお客がほとんどのはずなので(お客の情報はわからない)、営業をかけて個人タクシーのお得意様にもっていくのは難しそうです。
深夜料金もないので、多くの個人タクシー運転手のように、昼夜逆転で夜中中心営業をするメリットもそこまでないです。
本業としてUber Taxi(ウーバータクシー)でやっていくのは、今の制度上難しいところがありそうです。
Uber Taxi(ウーバータクシー) ドライバーで稼ぐ方法!給料や副業の注意点 まとめ
まとめ
- Uber Taxi(ウーバータクシー)本来の働き方は、スキマ時間に普通の人が自分の車で他人を運びお金をもらうシステム
- しかし日本では「白タク規制」のためそれができず、個人タクシー免許を持つ人と、タクシー会社の配車方法の1つとしてしか使えない
- 利用者の支払う運賃は通常のタクシーの約30%増し
- ただし報酬は独自の料金体系があり個人タクシーよりも稼げないこともある
- 実績を積み、お客から高評価を得ることで有利になっていく
- 高評価の人には独自の福利厚生サービスなどがある
- アプリ決済になるので現金のやり取りがなく「取りっぱぐれ」がない
- 一方で固定客の指名を受けることもできない
- サービスは全国へ拡大中であるがタクシー会社の配車システムとして使われるケースが多く、個人タクシーのドライバーとしてこのシステムで稼げるエリアは狭い
- まず副業としてやってみて、どのくらい個人タクシーと収入が違うのか確認するとよい
- 個人タクシーの組合との関係は絶たないこと!