これまで無職だったけど、そろそろ就職したいなとお考えですか?
いつまでも無職・ニートのままでいると肩身が狭い…なんて事ありますよね。
バリバリ仕事している友人を見たり、親からは「早く就職しろ!」とせかされたりする。
もちろん収入も無いから、生活もどんどん苦しくなる一方。。。
とは言え、学生を終えてから就職した経験がなかったり、退職してからのブランクが長いと企業の求人スタイルも年々変化しているので、再就職までの動き方も分からなくなってしまいますよね。
無職・ニート歴の長い人は、こんな気持ちで就職活動を躊躇している方もいるんじゃないでしょうか。
- アピールできるスキルが何もない…
- 面接でブランクを聞かれた時、なんて答えたらいいのか分からない…
- 何社も面接で落ちまくると心が折れる…
- 上司・同僚との人間関係をうまく作る自信がない…
- ブラック企業に入ってしまったらどうしよう…
- 前の会社に馴染めず、働くということに苦手意識を持ってしまった…
この記事では無職から就職しようと思っている全ての方に向けて、求人に応募するところから内定を得るまでに必要な手順についてご紹介します。
本気で就職をしたいと検討されている人は、ぜひ参考にしてみてください。
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無職から就職するのは難しい?簡単?近年の就活市場
今の時代、就活市場は近年では稀にみる「就職売り手(優位)市場」!
無職から就職すること自体の難易度はそれほど高くありません。
昨今、数年前の「就職難」の時代とは状況が常に変化してきています。
今の就活市場は、就職者に有利な「就職売り手(優位)市場」。
特定のスキルや技術・実績を求めている求人は条件を満たさないと難しいですが、極端に選り好みしなければ、無職からだと就職できないということはありません。
企業は、『未経験でも、やる気のある人材なら喉から手が出るほど欲しい』というのが本音です。
とはいえ30代・40代の無職だと難しさは増すのでは?
上記にも記した通り、今は「就職売り手(優位)市場」の時代です。
極端に選り好みせず、しっかりとした対策さえしておけば、20代が正社員になるのは全然可能ですし、30代~40代でも基本的なPC操作と意思疎通ができれば、入ってほしいという企業はたくさんあるでしょう。
わざわざフリーターや不安定な派遣にならなくても、いきなり正社員を目指せる可能性は十分にあります。
では具体的に、しっかりとした対策とはどんな対策をしておけばいいのでしょうか。
無職のステータス、企業からの見られ方はこう!
無職の人が就職活動を始めて難航すると「やっぱり無職からだと仕事はないのかなぁ」と自信をなくしてしまうケースも多いです。
まず、一言に無職と言っても色々な状況が想定できます。
2:バイトはしてきたけど就職はしたことがない無職
3:過去に正社員として働いてきたけど退職した無職
このどれかによって、企業からの評価も違ってくるのです。
1と2の場合は、社会人未経験の新卒と比較されると思っていいでしょう。
年齢にもよりますが、もし30代で1か2の場合、何か売り出せる経験や技術があるのならいいのですが、何もない場合は新卒に人気が高そうな企業は避けたほうがいいかもしれません。
逆に3の場合は企業から重宝されやすいです。
これも年齢とブランク期間にもよりますが、自社にないスキルや経験を持っている人材なら、企業との相性さえよければ容易に内定を獲得することができます。
もし特定の分野で特化した知見や実績があるのなら、それは面接で全面に押し出すべきポイントです。
当然、企業の人事担当者からは『なぜ今まで無職だったのか?』という疑問を持たれるでしょう。
なので、面接時にも面接官からその理由について尋ねられるでしょう。
『責任感はあるのか?』『仕事への意欲はあるのか?』など、面接官に不安を持たれないよう、不安を解消できるような回答を用意しておくことも大切です。
就活しても受かるのは労働条件最悪のブラック企業ばかり?
無職が就職する時、知らず知らずブラック企業に入ってしまうケースがあります。
ブラック企業は人材を使い捨ての消耗品と考えているため、年齢や学歴・経験を問わず応募者の選考など、きちんと行わず次々と採用していくのです。
なので、無職・ニート歴の長い人でも簡単に就職することができてしまいます。
やっと就職が決まったと思っても、いざ勤務が始まったら激務に耐えられず、短期間で辞めてしまったり、体が壊れるまで働かされるなんて事になったら意味がありませんよね。
ブラック企業の見極め方は、以下の通りです。
- 常に同じ求人広告を大量に出している
- 給料モデルケースが「30~80万円」と幅がある
- 試用期間が3ヶ月以上と長期だったりする
- アットホームな職場をアピール
- 面接時に内定を告げられる
- 「未経験でも頑張り次第で高収入を目指せる」「海外旅行あり」などの文言
ブラック企業についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事も参考に見てみてください。
その点、ハタラクティブやJAIC(ジェイック)・ワークポートなどの転職エージェントを使えば、即戦力よりも未経験者を求めている企業中心に紹介してもらえるので、定着率の高い優良企業へ就職できるチャンスがあるんです。
こんなにある!無職が就活するための方法と就職支援機関を全部紹介!
ここから無職の人が就職先を決めるまでの手順を1つずつご紹介していきます。
基本的にお金はかからない方法ばかりなので、ご自身に合った方法を選んで実行してみてください。
ハローワーク
就職活動と言えばハローワークを利用したことのある人も多いと思います。
国が各地に設置している就職支援機関であり、誰でも無料で求人を探すことができます。
また就職に必要な各種様々な職業訓練なども受けられます。
最近はインターネットから求人に直接応募できる転職サイトも増えているので、それらを使ったやり方を知っている人はハローワークを通さないこともあります。
フリー求人誌
コンビニや駅に置いてあるタウンワークなどのフリー求人冊子です。
アルバイト・正社員・契約社員など、雇用形態別に用意されています。
ハローワークにはない地元の求人も多く掲載されているので、目に入ったらとりあえず持ち帰っておくといいでしょう。
貼り紙求人
気になる店舗やビルに「正社員募集!」と書かれた貼り紙を見たことがあると思います。
もし興味がある会社や店舗であるなら、連絡してみるといいでしょう。
店頭貼り紙のところは「特別急ぎではないが人材を求めている」という状態が多いので、人柄やスキル次第では十分に内定の可能性もあります。
転職サイト
リクルートやマイナビなどを中心として、さまざまな民間企業が提供している転職サイト。
ハローワークにはない優良求人や非公開案件なども多々掲載されており、より具体的な職種・業種から仕事を探すことができます。
基本的には求人元企業に直接応募する形になるので、ハローワークのような紹介などは必要ありません。
パソコンではなくスマホからも登録が可能です!
転職エージェント
転職サイトと同じく民間企業が提供しているサービスの1つですが、転職エージェントはハローワークのように求人斡旋型です。
転職エージェントの公式サイトより登録を済ませて「エージェント」と呼ばれるスタッフと面談を行います。
この面談で希望する仕事や勤務地など詳しいヒアリングを行われたのち、条件に該当していると思われる求人を紹介するという仕組みです。
転職エージェントごとに表には出ていない非公開案件を多く抱えているので、場合によっては転職サイトやハローワークでは出会えない企業の求人があるかもしれません。
また面接にはエージェントが同行してくれることもあるので、1人での面接が不安という人に向いています。
紹介
友達や親戚などから、紹介をもらって就職するという手もあります。
これは人脈や環境に左右される方法なので、実際に使える人は少ないかもしれません。
もし就業経験があり過去の人脈で雇ってもらえそうなツテがあれば、連絡してみるといいかもしれません。
就活アプリ
転職サイト・転職エージェントのサービスの1つです。
アプリから企業への応募・エージェントとの面談を行えるという仕組みになっており、ネット上のサービスよりも効率化されています。
また最近はFacebookなどのSNSを活用した就活・転職アプリも出てきているので、スマホやパソコンに詳しい人にはとても便利サービスです。
当サイトでもそれぞれのアプリやサービスについて詳しく解説しているので、気になるところがあればぜひ読んでみてください。
アルバイトから正社員
いきなり正社員は怖い…という人もいるでしょう。
その場合はアルバイトで入ってから、後々の正社員を目指すという方法もあります。
基本的な仕事はアルバイト期間に覚え、そこからキャリアアップしていくのです。
正社員になれば仕事の幅も広がり、より多くのスキルも身に付けられるでしょう。
以上が応募先の企業を探す全方法となります。
どの方法が1番というよりは、自分に合ったスタイルで行動すればいいでしょう。
またどれか1つの手段にこだわる必要もなく、いくつかを同時並行して動いていくことをおすすめします。
まるわかり!応募から内定までの流れ・手順
転職サイトやハローワークなど、どの媒体を通して就職活動を行うかによっても多少手順は違います。
無職の状態から内定を得るまでの流れを、1つずつ見ていきましょう。
応募の準備をする
まずは求人に応募するための準備を行いましょう。
無職とは言え新卒ではないので、履歴書と職務経歴書は必要です。
※就業経験がなければ職務経歴書は不要
履歴書の書き方
就職活動で多くの人が苦悩するのは履歴書の「自己PR欄」と「志望動機」です。
とくに無職の期間が長いと悩みますよね。
前職からの退職期間が短い場合は“転職で受かる志望動機の書き方※書き方が採用不採用を左右する!”の記事を参考に書いてみてください。
例えばどんな感じ?
それでも難しい状況が続くかもしれませんが、正社員として働こうと思った動機をしっかりと伝え、採用担当者から納得と応援の気持ちを得られるように工夫するしかありません。
応募する
希望する企業が見つかったら、求人に応募しましょう。
転職エージェントやハローワークなら「この求人に応募したいです」と伝えれば案内してくれます。
転職サイトの場合は、その求人にある「この求人に応募する」をクリックしていくだけです。
面接を受ける
書類選考がなければ、応募後に企業から面接日程の連絡がきます。
※企業によっては一定日までに連絡がなければ不採用というパターンもあります
求人元企業との相談の上、面接を行ってもらう日時を決定します。
内定
面接後、無事に合格できれば晴れて内定獲得です。
その後の流れは内定を出した企業から連絡が来るので、それに従えば問題ありません。
残念ながら不採用となってしまった場合は、また応募先を探すところから再スタートとなります。
就職活動は企業との相性が大きいので、5社や10社落ちても諦めずに行動し続ければ、いずれ内定を出す企業とも巡り合えるでしょう。
何度面接に行っても内定が出ないときの対処方法
何度か面接を繰り返していても、なかなか手ごたえを得られないケースも少なくありません。
何故なら、面接へ進むことができたとしても、まだ安心はできないからです。
もしかすると面接での自分の応対や返答に問題がある可能性もあります。
元気良く挨拶できていますか?
身だしなみには、清潔感がありますか?
言葉のキャッチボールはしっかりとできていますか?
気を付けないといけないことは沢山あります。
わかればとっくに直してるし。
そんなとき、転職エージェントなら模擬面接や面談を行っており、自分の面接方法に間違いがないかなど的確なフィードバックを受けることもできますよ。
面談や模擬面接など就職に必要なサポートは、どれも無料で受られるので積極的に活用して、自分の面接スタイルをとことん分析してもらいましょう。
多くの実績を持つキャリアカウンセリングに的確な改善点を教えてもらい、修正を繰り返していくことで受け答えのレベルを上げることができます。
- 「面接で何をアピールしたらいいか分からない…」
- 「面接でアピールできるようなスキルが何もない…」
- 「ブランクを聞かれたらどう答えたらいいか分からない…」
などの不安も第3者に相談することで、自信もつき、面接でもスラスラ自己PRや志望動機をこたえられるようになるでしょう。
わぁ!それは助かるね!早速、相談してみよう!
それはそうと…
内定もらえるまでの間は、バイトしても問題はないかな…?
なかなか内定が決まらないから生活がしんどくて。
そうですね。もちろんバイトは可能ですよ。実際に就業するまでは収入もないですし、就活するうえでもお金は何かと必要ですよね。
ただ、選考は会社の就業時間、平日に行われることが多いです。
いつ面接が入っても良い様に、なるべく平日の昼間などは避けたほうが良いかもしれませんね。
無職からの就職でも諦めないで!おすすめの就職支援サービスまとめ
無職からの就職活動に強い不安を感じている人は意外と少なくありません。
しかし現代は仕事よりも人材のほうが圧倒的に不足しているので、一昔前よりは明らかに就職しやすくなっています。
ハローワークの就職支援サポートを受ければ就職に有利な資格取得などもできるので、あらゆるサービス・サポートは全力で活用していきましょう。
おすすめの就職支援サービス3つのそれぞれの特徴をまとめてみました。
ぜひ参考にしていただき、素敵な社会生活を再スタートさせてくださいね。
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