これから転職活動をする中で圧迫面接に当たったらどうしますか?
ニュースやSNSでもよく取り上げられていますが「実際に自分の転職活動で圧迫面接されたらどうしよう!?」と不安で胸がいっぱいになっている人も多いと思います。
圧迫面接では何を聞かれるの?どう答えればいいの?
そもそも圧迫面接するような会社って入社しても大丈夫なの!?
とくに初めて転職や就職活動をする学生は不安と疑問が尽きないでしょう。最近はマスコミなどの報道もあり、圧迫面接をする会社は少なくなってきています。
しかし圧迫面接が絶対の悪というわけでもないため、面接で導入している会社もまだまだ多いです。
人格を否定されたように感じる圧迫面接。怖いと感じるかもしれません。
- 圧迫面接=ブラック企業ではない
- 圧迫面接が多い企業は顧客と直接関わる企業に多い傾向がある
- 圧迫面接で忍耐力・対応力・判断力をチェックされている
- 圧迫面接でやってはいけないことは「黙り込む・泣く・不機嫌になる」
- 圧迫面接で反撃したりキレるのはNG!
この記事では圧迫面接の意図や目的から質問例・対策方法までを具体的に解説します。
圧迫面接に対して不安と恐怖でいっぱいの人は、ぜひ最後まで読んで面接官から内定を勝ち取ってください。
目次【クリックして移動できます】
圧迫面接とは?
SNSの普及による情報拡散力が非常に強く、問題になりやすいことからこの面接方法を利用する企業は減少傾向になりつつあります。
しかし求職者のストレス耐性・イレギュラーな事象に対する対応力を判断しやすいので、採用している企業もいまだ多いです。
圧迫面接の特徴
面接者:〇〇で〇〇なので御社を志望致しました。
採用担当者:でもさ、うちじゃなくてもいいよね?他に理由ないの?
面接者:(でも本当の理由だしな・・・)〇〇で経験したスキルを活かしたい思い・・・
採用担当者:いや、うちではそのスキル必要ないよ。活かせないから他を当たったら?
面接者:・・・。
このように採用担当者が面接者に攻撃的な対応をしたり、否定的なコメントを返すことで、面接者の反応・回答をチェックしています。
- なぜ?どうして?それで?などひたすら聞き返してくる
- 次から次へとスピードを上げて質問をしてくる
- 面接官の表情が硬く威圧的
- 答えた内容を否定して「そこはどうなの?」など聞き返してくる
このような対応をされるのが圧迫面接の特徴です。
圧迫面接を行う企業の意図とは
圧迫面接は、決して面接者を困らせようとしてイジワルをしているわけではありません。
初対面の人に自分の意見を否定されたり、思い通りに物事が進まないことに対して、面接者がどのような反応をするのか?をチェックしています。
- 接客業の場合、クレーマーへの対応力はあるのか?
- 上司や先輩に指摘や指導されても投げ出さずに仕事をできるか?
- 自分の感情をむき出しにすることなく適切に対応できるか?
対応の仕方で「面接者にストレス耐性があるのか?」をチェックする材料になります。
これは演出なので、最初は優しかったけど途中から厳しくなる方法や、最初から最後まで通して圧迫面接のパターンなど、手段は企業によって異なります。
面接が終わったあとに「怖かったよね。イジワルしてごめんね。」と謝ってくれる面接官もいるそうです。
圧迫面接はどんな企業に多いのか
就職・転職活動をしている人の口コミをチェックしてみると「圧迫面接をされた」「1次面接は優しかったけど最終面接は圧迫だった」
といったレビューが多く見られます。大手企業だけではなく、中小企業でも圧迫面接を行なっているようです。
業界・業種をチェックしてみると
- サービス業(ホテル・旅行・引っ越しなど)
- 営業(BtoB・CtoC限らず)
- 接客業
- 運輸業
顧客と密接にやりとりをする業種・業界に多く見られました。
ストレス耐性をチェックすることで、入社当日に出勤して「もうやめます」と初日退職防止効果もあります。
残業が多い・休日出勤が比較的多い企業でも、圧迫面接を採用している傾向がありました。
圧迫面接で多い質問例
圧迫面接は採用担当者が悪意を持っていない限りは、質問される内容がある程度決まっています。
なぜなら企業の採用試験において、質問する内容次第では法律に引っかかってしまうからです。
これは圧迫面接であっても変わりません。私生活やプライベートに関わることをはじめ、男女差別につながるような質問も禁じられています。
以上のような制限を視野に入れると、企業側が圧迫面接で使える質問は大体限られてくるのです。
なら圧迫面接でされる主な質問に対する切り返し方を考えておけば、沈黙することなく面接をやり過ごせるようになります。
業種や職種によっても質問内容は異なりますが、圧迫面接で言われたという口コミや体験談が多いのは以下のような質問・対応です。
- どんな言葉に対しても「ふーん」「ああそう、で?」のような返し方をされる
- こちらの発言に対して小ばかにしたような笑い方をされる
- 入室してすぐに「あなたはわが社には向いていないから帰った方が良い」と言われる
- 自己PRや志望動機の言葉に対して「なんで?」「どうしてそう思うの?」を繰り返す
- なぜ今まで内定がもらえなかったんですか?
- うちじゃなくてライバル会社の方が待遇いいから、そっちに行くと良いよ
- 君を採用することによる自社のメリットは何ですか?
すでに転職活動をはじめている人は「言われたことある!」と感じた質問もあるのではないでしょうか?
その「言われたことある!」という人が多ければ多いほど、企業側は限られた言葉や対応の中から圧迫を仕掛けていることになります。
それは対策を作ってしまえば、ほとんどの圧迫面接で使えるという意味でもあるのです。
ここから各質問に対する対策・対応方法をご紹介していきましょう。
転職活動で圧迫面接の対策方法
あくまで一例となりますが、もし転職活動や就職活動で圧迫面接に遭遇したら、以下のような対応をしてみてください。
「ふーん」「あっそ」「で?」など面接官の反応が悪い場合
このタイプの圧迫面接は、伝える言葉で面接官の反応を変えることはできません。
どんな自己PRをしても「興味がない反応」をすることで、どう対応するのかを判断しようとしているからです。
例え「私の説明に不備や不明点があれば、今後のためにも教えていただきたいと思います」と謙虚な対応をしたとしても「いや、別に?」という具合に返されるでしょう。
そんなとき、どう対応するのかを見られているのです。面接官の興味なさげな反応は気にせず、最後まではきはき元気よく発言しましょう。
君は向いてないから帰ったほうがいいよ
質疑応答をする前に「君は自社に向いていないから帰った方がいい」と言葉を投げられることがあります。
これも先ほどと同じく、唐突な敵意や悪意にどう対応するのかを見るための言葉です。面接官も人間なので、面接に呼んだ相手を一目見ただけで分かるわけはありません。
このタイプの圧迫面接は思考の柔軟性を求められています。よって正解と言える回答はありません。
ユニークに返すのが無難ですが、その基準は人によってさまざまです。
「一目見ただけで私が貴社に向いていないと見抜けるなんてすごいですね!○○さんみたいな洞察力を私も身につけたいです!
今後のために活かしたいので、どうやって見抜いてるのかぜひ教えてください!」
「たしかに向いてなさそうな顔ですが中身では負けません!
ですので面接をお願いします!」
「え?向いていない?それは顔ですか?中身ですか?
ちょっと具体的に教えていただきたいので、面接をお願いできませんか?」
などなど。
少々度胸と大胆さが必要な対処例も含まれていますが、こういった圧迫面接で求められているのは、このような柔軟性です。リアクションも含めて練習しておくと役立つかもしれません。
なんで今まで内定をもらえなかったの?
就活や転職活動をしばらく行っていて、1つも内定がない状態が続いているときにこの言葉は心に刺さりますよね。
かなり嫌味な圧迫の仕方ですが、謙虚かつ前向きな返答を返すのが好印象にするコツです。就活や転職活動の状況にもよりますが、例として以下のような切り返し方があります。
「私自身の未熟さが大きいと思っています。
ですがその都度自分の言動を思い返し、反省とともに糧にしています。
それらの反省も含めて○○という理由から貴社に入社したいと思い、こうして面接をしていただいています」
謙虚さと反省の意思を提示し、なおかつその反省を糧にして考えた結果として面接に挑んでいるという意図を主張する切り返しです。
しかし「自分の未熟さで内定がもらえない」と自信を喪失していても、相手から見れば魅力のある人材には感じません。
だから「自分の未熟さが原因だが、それを反省して改善を繰り返しながら成長をしている。その結果この会社に入りたいと思った」という言葉が好印象につながりやすくなります。
ただ面接官の考え方や捉え方にもよるため、あくまで一例として考えておいたほうがいいでしょう。実際にはいくつかのパターンを用意しておき、面接官の様子を見ながら最適な返答を選ぶべきです。
あなたを採用するメリットは何ですか?
圧迫面接でなくとも聞かれることがある質問です。これは言葉の通り「自分をどのようにPRするか」が見られています。
営業職などの場合は商品の魅力を伝えるだけでなく、自分自身の人柄も売り込まなければなりません。そのため改めて「あなたの魅力は何ですか?」と聞かれているわけです。
回答方法は履歴書に書く志望動機+αの根拠を付け加えるくらいがちょうどよいでしょう。
アルバイトやサークル・私生活・過去の経歴や実績などを元に「この経験があるから○○という部分で貢献できると考えています」というイメージです。
圧迫面接でやってはいけない行動(対応)
圧迫面接は通常のQ&A方式と比べて、面接者の話し方・態度・回答を細かくチェックされています。
面接時間はたったの10分程度です。想定外の質問に驚いてマイナス印象を与えないように注意が必要です。圧迫面接でよくやりがちな、絶対やってはいけない3つの行動をチェックしましょう。
黙り込んでしまう
- 何を言っても採用担当者に否定的なことばかりを言われて自信がなくなってしまった
- なんて答えていいかわからなくなって黙ってしまう
- 緊張して何も答えられなくなってしまった
圧迫面接のピリッとした異様な空気・緊張感・不安を感じてしまい、何も答えずに黙り込んでしまうパターンです。
- 自分が思っていることや主張に対して最後まで貫き通せるか?
- 最初に答えた内容にブレが生じてないか?
厳しいことを言われて黙ってまうと、上司に指摘されたり企画会議やプレゼンですぐ挫折してしまうと捉えられます。
自分の主張したいことを明確にして、最後まで負けずにアピールしましょう
泣いてしまう
- あまりに否定的なことを言われて思わず泣いてしまった
- パニックになって涙が溢れてしまった
想定外のことに慌てたり、あまりに採用担当者にひどいことを言われて、涙を流してしまう面接者も多いです。
面接を受ける前に「圧迫面接かもしれない」とある程度覚悟をして受けましょう。
ここで泣いてしまうと「仕事でもすぐに泣く」「お客様の前でも泣くのでは?」と判断されてしまいます。
厳しいことをいう採用担当者ですが、演じているだけで本心ではありません。
同じように「何を言われても強いメンタルを持つ自分」を演じて面接を受けてみましょう。
不機嫌な態度や表情をする
- あまりに失礼なことを言われるので思わず眉間にシワを寄せてしまった
- 露骨にムッとした表情をする
- 否定的なことを言われて腹が立って口調が厳しくなってしまった
圧迫面接は、企業によってスタイルがさまざまです。
- 口調は優しいけど問いかけている質問が厳しい内容
- ネチネチと嫌味をいう
- 大きな声で怒鳴る
なども色々なパターンで質問されます。
人間なのでイラっとするかもしれませんが、あくまでも大人の対応で乗り切りましょう。
表情を変えたり口調を変えず、落ち着いてスマートに受け答えをすることがポイントです。
圧迫面接で反撃したりキレるとどういう評価をされる?
圧迫面接は、面接者の忍耐力・対応力・判断力をチェックされています。
面接官にいくら否定的なことを言われたからといって、反撃したりキレるのはNG!
- お客様の要望に対応する能力がない
- 自分にマイナスになるとキレる
- 上司や先輩の指摘&指導を受け止めることができない
と判断されかねません。
圧迫面接で否定的なことを言われたり、自分とは他の意見を言われたときは、一度相手の意見を受け入れた上で「しかし自分は〇〇の経験から〇〇だと思うので〇〇だと考えております」と答えると◎!
圧迫面接をする会社は辞めておいたほうがいい?
最近は圧迫面接自体が批判される傾向になるので、質問内容に関わらず「圧迫面接をする会社は辞めておいたほうがいい」という風潮があります。
事実、圧迫面接をする目的を考えれば「日常的に圧迫される業務や環境が待っている」と解釈するのが一般的でしょう。
とくに圧迫面接で求職者の人格を否定する言葉を重ねる企業は、例え選考のためとはいえ避けるのが賢明です。
ただ企業側も人材を見分けるために必死であることを忘れてはいけません。
圧迫面接をする=ブラック企業かといえば、そんなこともありません。
圧迫面接をせずに採用し、入社してから圧迫するという会社も少なくないからです。
もちろん圧迫面接をしないホワイトな会社も多々あります。
逆に言えば圧迫面接をするホワイトな会社もあるのです。会社の選考方法や考え方はそれぞれ違います。
公務員志望でも圧迫面接の対策はしておいた方がいい?
公務員試験は、筆記試験をパスしたあとに面接が行われます。
実は公務員試験の面接は和やかなムードではなく、圧迫面接を行う可能性が非常に高いといわれています。
「公務員」とひとくくりにされますが、役所の窓口業務だけでなく教員や街の整備などさまざまな職種があります。
とくに市役所や税務署の手続き関係の役所や教員の場合、住民や保護者からさまざまな意見を言われます。
- お役所仕事はこれだから困る
- あなたたちの給料は私達が払った税金から支払われている
このように心ないことをいう人もいます。
忍耐力を確かめるために圧迫面接をしている
そんな声に対して
- 反撃したりキレないか?
- きちんと話を聞く忍耐力を持っているか?
- 適切に対応できるか?
などを見極めて合否を決めることが多いです。
公務員試験の圧迫面接は、答えた内容に対しグイグイ突っ込んできたり、掘り下げてくるパターンが多いです。
聞かれる質問は一般企業と比べると、かなり基本的な内容なので、ある程度事前にイメージしておきましょう。
圧迫面接で訴訟を起こすことは可能?
圧迫面接は違法行為ではない&録音をするなど明確な証拠を提出できないことが多く、訴訟を起こすのは非常に難しいです。
反対に事実無根であり、名誉棄損として企業から訴えられることもあります。
- 面接時に「お前はダメな人間だ」「人間のクズだ」「お前のような人間にできる仕事はない」など人格を否定された
- 身体的特徴に対してひどい罵声を浴びせられた
- 採用面接とはまったく関係ないことや、家族構成について批判された
圧迫面接は精神的なストレス耐性をみるものでありますが、だからといって人格を否定していいものではありません。
名誉毀損や精神的苦痛による慰謝料を請求できる可能性があります。
ただ現状として圧迫面接による慰謝料請求をした事例は少なく、時間とお金がかかる&企業イメージのダウンを避けるために陳謝して終わる可能性が高いでしょう。
圧迫面接をした企業に復讐や仕返ししたい!
圧迫面接は決して気持ちいいものではありません。むしろ終わったあとに自信をなくして次の就職・転職活動に進むモチベーションが下がる人もいます。
面接で思うようにアピールできなかったり、何かしら復讐や仕返しをしたいと思うかもしれませんが、まずは落ち着きましょう。
万が一不採用だった場合、他社の内定を勝ち取り、社会で認められて結果を残す人材になることに専念します。
「あの時採用しておけばよかった・・・」と企業側に感じさせるのが一番の復讐方法なのです。
ネットに悪口を書くのは、大人気ないのでやめましょう。
圧迫面接で録音することは違法行為?
今後の面接対策の勉強として、録音すること自体は違法ではありません。
しかし録音した音源をネットで公開して流出させた場合、企業から訴訟を起こされることもあります。
最初から訴訟を起こす気で面接を受ける人はいないと思いますが、口コミや就職・転職の先輩方から「ここの企業は圧迫面接だよ」などの情報があって不安を感じるのであれば、証拠として録音しておきましょう。
コロプラの実際にあった圧迫面接
スマートフォンゲームの開発している株式会社コロプラでは、採用面接がかなりハードな圧迫面接だと言われています。
実際にコロプラの圧迫面接を受けた人の中で
- どうしてあなたぐらいのスキルがある人が知名度の低い我が社を受けたのか?
- 実績もないのにどうして我が社を受けようと思ったのか?
- 学生時代(転職者は前職)で頑張ってきたことに対して、ムダに掘り返される
という経験したようです。
圧迫面接ではありがちな内容ではありますが、採用担当者が冷たかったり無表情である、聞いている割にはあいづちをしないなど面接を受けている人は不快感があったようです。
採用担当者は初対面なので「怖そう」優しそう」などパッと見た印象でしか判断できません。
面接の不安や緊張感にプラスして、圧迫面接と採用担当者の印象で「圧迫面接の中でもハードだ」と感じた人が多かったのかもしれません。
どういう対応をするのがベストなのか?
コロプラに限らず圧迫面接を受けるにあたって、自分の意思をすぐに変えることは印象が悪いです。
緊張したり、焦ったりするかもしれませんが、たった10分程度のことです。自分の強い意思をしっかりアピールしましょう。
コロプラの圧迫面接を例題に、答え方のポイントをチェックしましょう。
どうしてあなたぐらいのスキルがある人が知名度の低い我が社を受けたのか?
コロプラに限らず、中小企業の圧迫面接でも聞かれます。企業研究を入念に行い、同業者の中でも独自性のある分野についてチェックすることがポイントです。
- 大手企業や同業他社にはない独自性のある分野に魅力を感じたことを伝える
- 経験を元に独自性のある分野に対し、自分のスキルが活かせることをアピールする
- その上で具体的にどのような結果を出して会社に貢献するか
この流れで話していきましょう。
実績もないのにどうして我が社を受けようと思ったのか?
受けた企業が未経験ジャンルであるときに聞かれやすいです。
どうして未経験である業界・業種に興味を持ったか?その経緯を織りまぜながら話すことがポイントです。
- 実績がない&未経験ジャンルなのに受けようと思った理由
- 会社に入社して即戦力になれるように、今どのような努力をしているか?(資格取得や勉強していることなど)
- 努力した結果どうなったのか?企業のどの分野で挑戦していきたいか?
などを話してみましょう。
学生時代(転職者は前職)で頑張ってきたことに対してひたすら深く掘り返される
質問に対して「なんで?」「どうしてそう思ったの?」「それで?」「で?」「それは違うんじゃないの?」など面接者を追求することで、臨機応変な対応ができるか?言っていることにブレはないのか?をチェックしています。
- 自分が経験してきたことが真実だから意見を簡単に曲げない
- もし否定的なことを言われたら「そのような考えもあるとおもいます。しかしー」など一度受け入れた上で持論を述べる
- 自分の思っていることをすべて伝えきったのに「で?」「それで?」など追求されても
「私が経験してきたことやスキルは間違いなく武器であると確信しておりますので、ぜひ御社で発揮させていただきたいと考えております」など臨機応変に対応する
海外でも圧迫面接はある
元々圧迫面接は海外の選考方法でした。それを日本が取り入れ、時代が変わった今でも残っている状態なのです。
ただ海外の圧迫面接は日本のように人格を否定する言葉ではなく、予想していないようなクイズを出して困らせるなどその程度のやり方だったそう。
そのときの答え方や対応方法によって、イレギュラーな事柄が発生したときにどう対応するのかを見ていたのです。
この圧迫面接が日本に輸出され、日本独自のやり方に改編された結果、今のようにただの悪口や人格否定をする言葉が使われるようになってしまいました。
おまけ:日本の面接に対する外国人の反応
すでに海外でも圧迫面接は廃止されつつあり、なおかつ日本よりも個人情報が少ない状態で採用試験が行われています。
・履歴書に写真を貼るのが嫌だ
・両親のことを聞かれるのが驚きだ(親の仕事や職業など)
・アメリカの面接書類で必要な事項は氏名・社会保障番号・学歴・大学や会社での賞罰歴・犯罪歴だけ。仕事に関係のないことは採用側も聞かない。
・海外だったらあり得ない
圧迫面接を勝ち抜くための知識まとめ
・圧迫面接=ブラック企業ではない
・圧迫面接が多い企業は顧客と直接関わる企業に多い傾向がある
・圧迫面接で忍耐力・対応力・判断力をチェックされている
・圧迫面接でやってはいけないことは「黙り込む・泣く・不機嫌になる」
・圧迫面接で反撃したりキレるのはNG!
・公務員試験で圧迫面接が行われる可能性は高い
→圧迫面接対策を事前にしておくと◎
・圧迫面接で慰謝料は請求できる
→ただし負ける確率が高いのでオススメしない
・面接中の声を録音することは違法行為ではない
→ただし特定多数の人に公開すると法的な問題が生じる
・海外でも圧迫面接はある