「転職活動」とは主に中途採用試験にパスして入社するまでの期間の活動のことを言います。が、自分の一生という観点から捉えた場合、「転職活動」は実は一つの通過点に過ぎません。
自分の一生においてより大切なのは「転職活動」ではなく、むしろ「転職後」です。
転職した後転職先の職場に溶け込み、周囲の協力を得ながら自身の経験や力を存分に発揮して転職先に貢献できるようになることが、中途採用試験にパスすること以上に重要であり、大切なことだと言えるのではないでしょうか。
「転職後」を充実させるためには、そのスタートとなる初出勤日での挨拶で周囲に好印象を与えることがまずは大切です。何故なら「第一印象」はかなり長期にわたって人の印象や評価を左右し続けることになるからです。
そこでここではその第一印象を決めることになる初出社日での挨拶の仕方で成功できるよう、挨拶方法を例文を絡めて徹底的にガイドして参ります。
・挨拶は自分からする!
・第一印象を高める挨拶=「笑顔」と「明るさ」
・はっきりと大きい声で少しゆっくり目に話すと◎
・挨拶文は、簡潔、明瞭、謙虚を心がける
・初日は謙虚を心がける
目次【クリックして移動できます】
中途入社・転職初日の挨拶完全ガイド!
好印象を持ってもらいたいけど、どうしたらいいんだろう・・・
入社当日は「どんな職場なのか?」「厳しい上司はいるのか?」「先輩はどんな人なのか?」「仕事量や流れはどうなのか?」不安に感じることが多いと思います。
仕事ができる・できないは徐々にわかってきますが、人物に対する印象は入社初日の見た目8割近くでイメージが決まってしまいます。
固定された印象を変えるのは非常に難しいので、できるだけ良い人物像を持たれるように心がけましょう。
次の項目で好印象を持たれる具体的な方法をお伝えしていきたいと思います。
中途入社・転職初日の挨拶のポイント
自分から挨拶することが鉄則
挨拶の具体的な方法論や内容の前に、心掛けておかなければならないことが一つあります。
それは「こちらから声をかけて挨拶すること」です。
転職先では中途入社と言っても「新人」です。年齢に関係なく在籍している社員は全て皆さんより先輩格にあたりますので、第一印象を高めるという観点から勿論のこと、礼儀としてもこちらから挨拶をすることが筋と言えます。また初出勤日には、例えば朝礼などで自己紹介の挨拶を行う機会を上司が設けてくれていることは十分考えられますが、紹介されるまではこちらから挨拶をしないといった道理はありません。
むしろ、周囲から声をかけられるまで無言という方が「感じが悪い」行動となり、その感じの悪さが第一印象としてずっと付いて回ることになりますので、くれぐれもそうしたことにならないよう積極的に自分から声をかけて挨拶を行うようにしましょう。
「笑顔」と「明るさ」で好印象を獲得する
第一印象を高める挨拶として不可欠な要素と言えるのが「笑顔」と「明るさ」です。
周囲に溶け込めるかどうか不安や緊張が特に高まりやすい初出勤日は、そうした緊張感や不安から表情が硬くなったり、強張ったりしがちです。また緊張や不安感と戦おうとすると、人によっては余計にこわい表情、もしくは怒っているような表情になってしまう場合もあります。
従って、挨拶する際には笑顔を作ることを特に意識することと、明るく振る舞うことを心掛けることが大切です。もし上手く笑顔が作れななくても、一言そえれば問題ないでしょう。
挨拶の声は大きめにする
聞き取りにくい声は不快!挨拶を行う場合の声の出し方ですが、か細く、聞き取りにくい声で挨拶された場合には挨拶してきた相手に対して好印象を持つどころか、「イライラ」を感じませんか。
こちらから声をかけて挨拶しても、聞き返さなければならないような聞き取りにくい声では却ってマイナスです。絶叫する必要はありませんが、挨拶なら周囲に聞こえても恥ずかしい思いをすることは一つもありません。
普通の会話時より、幾分大きな声をだすこと、はっきりと言葉を伝えることを意識して挨拶するようにしてください。
自分の名前はややゆっくり話すのがポイント
大きめの声ではっきりと話せば、相手に自分の名前を正確に伝えることはできますが、相手が正確に憶えることができるかどうかは別問題です。
「すずきしろう」と大き目の声で伝えた場合でも、相手の先入観や聞き違いなどにより「すずきじろう」と受け止めてしまうことはよく起こります。
名前を正確に憶えてもらうことは第一印象に限らず、今後のコミュニケーションを円滑に行ってゆく上で大切な要素となります。
そこで、挨拶した相手が自分の名前を憶えやすいよう、自分の名前を名乗る場面では前後で一呼吸程度の間を入れた上で、より聞き取りやすくなるよう自分の名前はややゆっくりと読むように相手に伝えることがポイントです。
「す・ず・き」と一文字ずつ区切る必要まではありませんが、性と名は区切ることを意識してみるとややゆっくりとした伝え方になります。
簡潔、明瞭、謙虚を意識する
挨拶で不可欠な要素は簡潔であること、明瞭な内容であること、新人としての謙虚さがあることです。
逆に言えば第一印象を高める上で絶対に避けなければならない挨拶とは、その逆です。
だらだらと長い挨拶をしたり、合理性のない挨拶、新人であるにも関わらず謙虚さがなく傲慢な挨拶は絶対に避ける必要があります。
親近感を持ってもらえるようプライベートな情報を加える
プライベート情報を少し加えると挨拶を聞いた周囲から親近感を持ってもらいやすくなります。
絶対に言わなければならないという要素ではありませんが、前職のキャリアや経験と入社後の抱負といった内容だけではありきたりで、あまり印象に残る挨拶にはなりにくいものです。
最初の挨拶は自身の個性を発揮できる場面でもありますので、積極的に挨拶に盛り込むことを検討してください。
野心を感じさせる動機は控えておく
「入社後は目標を持って頑張る」程度のことを伝えることは構いませんが、例えば「役員に登りつめる」「必ずトップセールスマンになってみせる」といった野心的な目標を伝えることは周囲に良い印象を与えず、逆に「生意気なヤツだ」といった悪い印象に傾く可能性が高まります。
そうした野心的な目標は胸の内にしまっておくことが賢明です。
中途入社・転職初日の自己紹介と挨拶の例文
では初出勤日の朝礼時に挨拶する機会を設けてもらった場合、第一印象を高める上でどのような挨拶を行えば良いのでしょうか。
具体的な挨拶の内容やそのポイントを例文を通じて解説致します。
自己紹介&挨拶の例文1
「皆様お早うございます。本日からお世話になることになりました鈴木四郎と申します。
現在年齢は35歳、干支は○○○です。家族は妻と、親馬鹿で恐縮ですが可愛い盛りの3歳の娘が一人おります。
前職では営業職ではなく入社以来ずっとSEをやっておりましたが、SEの経験をもっと人と接する場面で役立てたいとの思いから心機一転、こちらで営業職の一員として再スタートを切らせて頂くことに致しました。
そのため、営業については右も左もわかりませんので、何かと御迷惑をおかけする場面もあるかと存じます。
ただ教わったことはしっかりと肝に銘じて、1日も早く戦力となって会社へ貢献できるよう精一杯努力して参りますので、ご指導や御助言のほど、どうかよろしくお願い致します。」
自己紹介&挨拶の例文2
「おはようございます。本日よりこちらの課にてお世話になることとなりました「鈴木次郎」と申します。
前職では○×業界において営業職に就いておりました。
しかし営業職と申しましても業界や企業が異なれば、その方法や問われる素養は大きく異なるものですので、経験だけにとらわず、新人として一から営業を学びなおす所存です。そのためにもぜひ皆様の温かいご指導を頂ければ幸いです。
簡単に自身のことを紹介しますと現在30歳丁度で、独り身です。趣味であるサイクリングで休日はよく隣県まで出掛けておりました。もしサイクリングが趣味という方がおられましたら、休日の機会にでもぜひ御一緒させて頂ければと存じます。
ということで、多々至らない点があるかと存じますが、至らない面はどうかご海容頂きました上で、組織の一員として末永くお付き合い頂けますよう、ヨロシクお願い申し上げます。」
中途入社・転職初日の挨拶メールのポイント
転職初日は朝礼など、社員が集まる場で挨拶をする機会を設けてもらえると思いますが、社内メールでも挨拶をしましょう。
仕事をうまく進めるためには、チームワークをよくすることが必須です。自分もこれから気持ちよく仕事をスタートするためにも、挨拶はしっかりしておきましょう。
上司だけでなく社内全員に送る
新たな会社の一員となるので、基本的には社内全員に送るのがベターです。
しかし、部署がかなり多い&関わりのない部署がたくさんあるといった場合、全員に送る必要はありません
・朝礼を全員で行う規模の会社→社員全員に一斉メールを送る
・たくさんの部署があって顔を合わせないことが多い→配属部署にいる人+各部署の総括アドレス
部署や人員が多すぎる場合は代表にだけ送る
会社の部署が多く、関わらない部門がある場合は、個人宛ではなく部署の代表アドレスに送りましょう。
個人に割り当てられているアドレスではなく、総務部だったら総務部、営業部だったら営業部など、部署ごとアドレスがあると思います。
もしなければ、各部署の代表者に送りましょう。部署が多い場合でも、自分の所属先に所属している社員には個人宛に送ります。
挨拶で伝えきれなかった事を伝える
転職初日に直接顔を合わせて挨拶をすると思いますが、見た目・声・話し方などで第一印象が決まってしまいます。
不安や緊張が入り混じり、うまく話ができない人が多いと思いますので、メールで自分がどんな人柄なのかを伝えましょう。
朝礼で伝えきれなかったことも、盛り込みます。
・プライベートな情報(子供がいる、趣味、好きなアーティストなど)
・仕事に対する意気込み
新しい人が入ってくると「どうやって接しよう?」「どういう人なんだろう?」「うまく教えられるか?」など不安を抱いている社員もいます。
仕事とは違う一面が見えるプライベートな情報は会話をするきっかけにもなるのでオススメです。
挨拶メールに返信が来たら再度返信をする
新しく転職してきた人から挨拶のメールが届いたら、なるべく返信してあげましょう。
挨拶メールは返信しないという人も多いかもしれませんが、新しく会社に入ってくる人ができるだけ早く職場に馴染んでもらえるようにサポートするのも先輩社員としての役目です。短い文章でもOKです
・一緒に仕事ができることを楽しみにしている
・趣味が同じだから今度話しましょう
など、簡単な文でいいので一言返事をしてあげましょう。
中途入社・転職初日の挨拶メールの例文
例文1
本日より〇〇部に配属されました、〇〇と申します。前職では〇〇として〇〇を担当しておりました。
特に〇〇に関してはマルチに対応ができますので、ぜひお声がけください。またプライベートでは〇〇をしており、休日は〇〇をして過ごしております。
ぜひ気軽に話しかけていただければ幸いです。1日でも早く仕事を覚えて活躍していきたいと思っておりますので、ご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
例文2
・お疲れ様です。〇〇部の〇〇です。ご丁寧に挨拶いただきましてありがとうございます。
覚えることがたくさんあると思いますが、わからないことがあれば聞いてくださいね。一緒に仕事ができることを楽しみにしてます。これからよろしくお願いいたします。
・お疲れ様です。〇〇部の〇〇です。前職では〇〇をされていたんですね。〇〇で〇〇をすることがあるので、期待しています。
私もプライベートで〇〇をします。休憩のときに話せたら嬉しいです。一緒にがんばりましょう。
入社前の挨拶メールの例文
新卒と違い転職の場合、人事部や配属予定部署の担当者と細かいやりとりをすることが多いです。
入社前に挨拶メールを入れることは必須ではないですが、一言連絡を入れておくと印象が良いです。
最終確認を兼ねて、仕事に対する期待・これからお世話になることを文章に入れましょう。
●例文●
お世話になっております。〇月〇日に入社予定の〇〇と申します。入社にあたりまして、最終確認とご挨拶をさせていただきたいと思い、ご連絡させていただきました。
・(当日の出社時間)
・(必要な書類や持ち物)
・(当日の連絡先)
この度は採用していただきまして誠にありがとうございます。前職で身につけたスキルを活かし、1日も早く貴社の即戦力となれるように努めて参りますので、◯月◯日よりどうぞよろしくお願いいたします。
中途入社・転職時の社内報向けの挨拶、自己紹介のポイント
新卒のように一斉入社ではなく、すでに出来上がっている流れの中に入るため、注目されやすいです。
また、事前情報がすでにリークされていることもしばしば!「どんな人が入るんだろう?」「〇〇社からの転職らしい」「仕事ができる人なのかな?」など興味を持たれています。
社内報で紹介されることが多いので、印象良くスタートができるように準備しておきましょう。
社内報とは
社内報は会社限定の情報誌のようなものです。
各部署で発行されたり、会社の広報部から発行されることが多いです。
・営業成績
・新商品のリリース情報や開発状況の報告
・会社内のサークル活動
・退職&異動などの人事情報
・結婚&出産情報
など、企業としての情報だけでなく、社員の情報が掲載されます。
冊子として配られることもありますが、掲示板やイントラネットなど社内HPに掲載されるなど、会社によってさまざまなスタイルが取られています。
印象が良ければ多少カジュアルでもOK
文章構成のベースは挨拶メールと同様、自分の情報と仕事に対する意気込みを書きます。
ただ、挨拶メールとは違って、多少カジュアルに書いてもOKです。「!」や「♪」などの記号、顔文字を交えてもいいかもしれません。
口調も敬語ではなく「です」「ます」調でOKです。
・自分の情報には個性を入れる(趣味や特技、最近はまっていることなど)
・仕事に対しての意気込みや挑戦したいことを書く
社内報の挨拶を書くときは自分が話しかけやすい人物で、コミュニケーションを取る意思があると感じる文章を心がけましょう。
カジュアルだけど失礼にはならないようにする
社内報や自己紹介は、あまりかしこまった文章を書くと「堅い人なのかな?」「あまり余計なことを話しかけない方がいいかな?」と思われてしまうので、カジュアルだけど失礼がないように心がけることがポイントです。
社内報向け挨拶&自己紹介の例文
〇月〇日付で〇〇部に配属されました、〇〇と申します。出身地は〇〇で、〇〇大学〇〇部卒業です。
前職では〇〇を担当しており、〇〇が得意だったことから「〇〇」と呼ばれていました(笑)
皆様もぜひ、「〇〇」とお声がけください!幼少期から〇〇を習っていたので、今でも趣味として楽しんでいます。
最近〇〇にハマり始めたので、もしやっている方がいらっしゃったら、ぜひ仲間に入れてください!
〇〇部で結果が残せるように、前職で身につけた〇〇を武器に活躍していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします!
中途入社・転職時初日の出社時間について
始業時間と同時に出社するのは絶対にやめましょう。9:00始業開始の会社でも
・一番下っ端の人だけが早く出社する
・始業時間にならないとセキュリティの関係でドアが開かない
など、想定できるパターンがたくさんあります。初日なので部署の流れに合わせる必要はありませんが、遅くても始業開始30分前には出社しておきましょう。
理想的なのは入社前の挨拶メールで「◯時◯分に出社予定です」と一言伝えておくことです。
中途入社・転職初日に必要な持ち物
転職初日に必要な持ち物は会社によって違うので、入社前に必ず確認をしましょう。必要になる書類としてよくあげられるのは
・年金手帳
・健康保険証に関する書類
・入館証をつくる際に必要な書類や証明写真
・身元保証書
・通勤経路確認や交通費精算の書類
などです。事前に書類が渡されている場合は、あらかじめ記入をして忘れずに持っていきます。
転職者&中途入社さんの初出勤時の服装
身だしなみはその人の印象の8割を占めます。パッと見たときに男性なら清潔感・女性なら清潔感と明るい人柄を感じられる服装を心がけましょう。
採用面接で訪問したときに、社内の人がどんな服装をしていたのか?を思い出してみましょう。入社前に服装に関して指定があるのか?を事前に確認すると◎!
転職初日にはスーツとオフィスカジュアルどっち?
最近ではスーツではなく、オフィスカジュアルでOKという企業が増えました。
中にはデニムにTシャツと、かなりカジュアルなスタイルで働いている人も多いです。
オフィスカジュアルで出社する場合、カジュアルの中でも比較的しっかりしたスタイルを心がけましょう。悩むときはスーツが無難です。オフィスカジュアルで出勤するのであれば、
・男性の場合、初日はネクタイをする
・柄物は避け、出来るだけ無地
ということに気をつけましょう。徐々に社内の雰囲気を感じ取って、自分のスタイルを決めていきましょう。
転職初日の男性の服装のポイント
男性の場合、スーツスタイルが基本になると思いますが、清潔感をキープできる服装が必須です。顔などの見た目だけでなく、服装で清潔感を表せるように意識します。
・シャツの色は白がベターだが、色付きなら薄く色づく程度にする
・ズボンはしっかりアイロンをかける
青系の色は、清潔感や爽やかさを演出します。30代以降の場合は安定感のある茶色系でも◎!
20代の転職ならば、フレッシュさを感じるグリーン系もオススメです。ファッションでなく、あくまでもビジネスシーンなので、カジュアルになりすぎないようにしましょう。
転職初日の女性の服装のポイント
女性の場合、男性よりも身だしなみに気を使うので、清潔感は意識しやすいと思います。
清潔感の中にも華やかさや愛想の良さを出せる服装を心がけましょう。ただし、華美にしすぎると先輩社員から反感を買うこともあるので要注意!
・目立つ装飾品は使用しない
・ヒールを履く場合、5センチ以下にする
スーツで行く場合は、中のシャツが派手になりすぎないように気をつけましょう。
またアクセサリーは、ワンポイントであっても結婚指輪を除いて外していくのがベストです。
ピンヒールは避け、高さは5センチ以下に抑えるようにします。スカートを履いてくのであれば、膝丈くらいがベスト!
中途入社・転職初日に手土産や菓子折りは持参するべき?
必須ではないけれど、持っていくのであればマナーに気をつけましょう。会話のきっかけにもなるので、挨拶として菓子折りを持っていくことは悪いことではありませんが、買っていくものや個数には気をつけましょう。
持っていくときは、角が立たないように配慮することがポイントです。
選び方のポイント
・さっと口に入れるように小分けになっているものにする
・賞味期限が近いナマモノは避ける
・管理に気を使わなければいけないチョコレートや冷蔵品は避ける
部署の人数がわからない場合は、多めに用意しておきましょう。またお菓子を選ぶときは食べやすさを重視します。
手を汚さず、一口でパッと食べられるものがオススメです。出身地が遠い場合は地元の名産品などを選ぶといいかもしれません。
転職初日を乗り切ったけど辞めたいと思ったときの対処法
採用されてから出勤初日までの間は、不安を抱きやすい時期です。
・転職先でうまく溶け込めるのか
・いざ職場に初めて出勤してみたもののイメージが違った
・仕事がきちんとできるのか不安
・職場の雰囲気に馴染めるか心配
心配なことが増えると、つい辞めたいと思ってしまいます。せっかく意を決して転職活動をして勝ち取った内定です。
職場に慣れるのは大変ですが、受け身の姿勢をとるのではなく自分から積極的に行動をしましょう。
・笑顔を忘れない
・仕事でわからないことがあればあやふやにしないですぐに聞く
・ランチタイムなど休憩時間にコミュニケーションをとる
・教えてもらったことだけを実践するのではなく、勉強をする姿勢を見せる
自分がどんな人柄なのか?仕事に対するやる気が見れれば、先輩社員も受け入れやすく、話しかけやすいです。
コミュニケーションを取ってくれるのを待つのではなく、話をよく聞いて自分との接点を見つけてみましょう。
覚えることで手一杯かもしれませんが、仕事は一人ではできません。人間関係を円滑に進めることが、仕事をうまくこなす秘訣でもあります。
中途入社・転職時の挨拶まとめ
・初日の見た目8割近くでイメージが決まるので服装や挨拶に注意
・転職初日は遅くても始業開始30分前には出社するべし
・転職初日に必要な持ち物は事前に会社に確認すべし
・転職初日の服装は、男女ともに清潔感を意識すべし
・基本的に挨拶メールは社内全員に送る
・社内報には自分の情報と仕事に対する意気込みを書くと◎