Googleに就職して働いてみたいとお考えでしょうか?
インターネットの代名詞とも言える「Google(グーグル)」も民間企業のひとつです。
日本国外に拠点を設けており、常に優秀な人材を求めています。
エンジニアの中には「世界随一の技術を持つGoogleで働いてみたい」と思う人も多いでしょう。
学生で「将来Googleに入社したい」と思っている人も少なくないと思います。
文字通り誰もが知る大企業ですからね。
入社するためにはグーグルの採用試験に合格する必要はありますが、決して不可能ではないのです。
しかし、Google社の求人は一般的な転職エージェントや転職サイトから応募することはできません。応募は基本的にGoogleの求人ページより、直接問い合わせなければなりません。
この記事ではGoogle社が募集している職種から給与や福利厚生、応募方法まで詳しく解説します。
目次【クリックして移動できます】
日本でGoogle(グーグル)に入社することってできるの?
Googleでは常に優秀な人材を求めており、公式の求人ページよりいつでも応募できるようになっています。
ただし職種ごとに応募条件が設定されており、最低限その要綱を満たしている必要があります。
Google(グーグル)で働くための条件や募集要項
具体的な応募条件は職種によって異なりますが、最低限下記の項目は全職種で共通しています。
4年生大学卒であること
希望職種に類似する実務を3年以上経験したキャリアを持っていること
ビジネスレベルの日本語・英語を用いたコミュニケーション力があること
Googleは元々海外の企業なので、日本拠点に入社するとしてもビジネスレベルの英語力が必要になってきます。
さらにあらゆる国のクライアントや同僚を相手に業務を行うので、高いコミュニケーション能力も求められるのです。
しかしこれらはGoogleが応募者に求める最低限の条件なので、一般企業と比べると応募のハードルは非常に高いと言えるでしょう。
Google(グーグル)に入社した場合の勤務地
拠点は日本以外にも全国に点在していますが、日本から応募するのであれば東京の六本木ヒルズ森タワーにあるオフィスが勤務先になる可能性が高いです。
希望を出せば海外支部に移ることもできると思いますが、基本はこちらのオフィスになるでしょう。
内部はオフィスとは思えないほど施設が充実しており、能力次第でさまざまな経験を積むことができます。
なお、Google東京のオフィス内観に関しては、Googleの求人ページより閲覧可能です。
興味がある人は以下のリンクよりご覧ください。
Google(グーグル)が募集している求人の職種
全国で知らない人はいないほど大規模組織であるGoogleには、実にさまざまな職種があります。
分野ごとのエンジニアはもちろん、営業・アカウント管理・プロジェクト管理・デザイン・マーケティングなど。
職種名だけでは内容がイメージしにくいと思いますが、正式に募集されている職種は以下の通りです。
エンジニア・デザイン系の職種
ソフトウェアエンジニア
エレクトリカルエンジニア
システムエンジニア
テクニカルプログラムマネージャー
プロダクトマネージャー
テストエンジニア
テクニカルソリューション
コーポレートオペレーション
ネットワークエンジニア
ソーシング
システムインテグレーター
オペレーションエンジニア
デベロッパーリレーションズ
メカニカルエンジニア
セキュリティエンジニア
インダストリアルデザイナー
ネットワークデプロイメントエンジニア
マニュファクチャリングエンジニア
データサイエンティスト
セールス・サービス・サポート系の職種
アカウントマネージャー
ビジネスパートナーシップ
ニュービジネスセールス
ソリューションコンサルタント
プログラムマネージャー
アナリスト
トレーナー・インストラクショナルデザイナー
ストラテジー・オペレーション
マーケティング関係の職種
マーケティング
広報
アナリスト
マーチャンダイジング
クリエイティブデザイナー
コミュニケーション
コピーライター
イベントプランナー
デザイン系の職種
UXエンジニア
ビジュアルデザイナー
モーションデザイナー
インタラクションデザイナー
UXリサーチャー
コンテンツストラテジスト
UXライター
ファイナンス系の職種
アナリスト
公認会計士
オペレーション
監査
コンプライアンス
人事関係の職種
採用担当
HRビジネスパートナー
学習・開発
アナリスト
ストラテジー
職種をまたいで重複している業務もありますが、公式サイトに掲載されている内容なので間違いではありません。
とくにエンジニア関係の職種は数が多く、Googleがどれだけそこの注力しているのかがわかります。
Google(グーグル)の給与や福利厚生は?
Googleでは実務経験者を基本に採用を行っているので、一律の決まった給与などは公表されていません。前職での収入と技術力などを考慮した上で決定されるのでしょう。
また圧倒的な資金力があり、社員への先行投資も惜しみなく行うと公言しており、努力と能力次第ではより多くの収入を得ることができると思います。
逆に言えば「実力社会」の側面が強い会社でもあるので、自発的に向上心を持って動かないと生き残るのは難しいかもしれません。
Googleの福利厚生については、一般企業のどこよりも充実していると人気を集めています。
1日2食分の食事が無料で提供され、社内のあちこちに自販機も設定されている。
厳密な休憩時間などは設けられておらず、各自の判断で1時間程度取ることができる
仮眠室も社内に用意されている
など、社員が最高のパフォーマンスで働けるように最高の設備環境が整えられているのです。
その分成果を出すことを求められますが、これだけ環境が整えられた企業はそうそうないでしょう。
Google(グーグル)の勤務時間と残業時間は?
厳格な勤務時間が公表されていませんが、口コミや評判によれば各自の裁量次第で残業という概念はほとんどないそうです。
有給休暇や長期休暇なども先に要望をだしておけば、ほぼ確実に希望通りに休めるとのこと。Google内の労働環境に関して不満を挙げている口コミや評判はほぼ見当たりませんでした。
会社への貢献度によって報酬が数倍単位の差が出ることも多く、基本理念に「報酬は不平等」を掲げているほどです。
文字通り「やればやるほどに収入をあげられる」という環境になります。
Google(グーグル)で働いた人の口コミや評判
日本のGoogle社で働いている・働いていた人も多く、各口コミ・評判サイトで生の意見を見ることができます。
代表的なところだと「カイシャの評判」などには情報が多いです。
とくに福利厚生・働きやすさでは満足の声が多く、自分次第でとても自由に働けるという声が多くなっています。
IT企業特有のプロジェクト納期前に泊まり込みなどもあるようですが、仮眠室やシャワー室も完備されているため、不便はほとんどないようです。
チームやグループの関係については、所属する部署や上司によっても異なります。
多くの人が集まっている大企業なので仕方ありません。
ただ、基本はGoogleに認められた超優秀な人材ばかりなので、どんな人でもうまく付き合えば自分の成長にもつなげていけるでしょう。
Google(グーグル)に入社するための手順
実際にGoogleで働くためには、求人に応募して採用試験を受けなければなりません。
採用方法は常に試行錯誤されており、タイミングによって方式が変更されています。
基本的な手順は一般企業と変わらず、書類選考・面接・内定という流れです。
ここから具体的な応募手順を解説していきましょう。
手順1:Googleの求人ページよりメールで応募する
まずはGoogleに求人応募したい旨をメールで伝えましょう。
応募フォームはこちらに用意されているので、募集要項・送る内容を確認して送信します。
このとき履歴書ファイルを添付するのを忘れずに。
Googleは履歴書に書かれた実績なども書類選考で重視するので、自分のスキルや実績が十分にアピールできているかは入念に見ておいてください。
なお募集されている職種はタイミングによって変わるので、自分に合った職種の募集が行われているか事前にチェックしておきましょう。
手順2:返信がきたら指示に従う
メールを送信したのち、書類選考に通過できれば次の選考に関する案内がきます。
試験方法はケースバイケースなので、そのときの指示に従いましょう。
手順3:各種採用試験
Googleでの採用試験は一般的な筆記試験だけでなく、面接・電話面談などじつにさまざまです。
人によって多種多様な方式を導入しているため、寸前になるまでどんな試験になるかはわかりません。
ただそれぞれの試験対策のヒントも公開されているので、参考にしてみるといいでしょう。
手順4:内定
書類選考・各種採用試験をクリアすると、晴れてGoogleへの入社が確定します。
その後の流れや動き方については、担当者と相談して決めていきましょう。
以上がGoogleに応募して内定を得るまでの流れとなります。
もっと具体的な年収額などを例題としてご紹介したいのですが、能力給の差が大きく目安となる金額が存在しませんでした。
能力差によっては3倍や5倍の収入差が生まれることも珍しくない会社なので、人によっては100万円以上の月収を得るのも不可能ではないかもしれません。
まとめ
存在が大きすぎて「Google」という会社を認識していない人も少なくありません。
認識するとここまで魅力的な会社は、ほかにないと言ってもいいでしょう。
求められる能力のレベルが高く、入社後も実力者として生き残るのは難しいと思います。
しかし、自分の能力を発揮させるために必要な設備・環境はすべて揃えられているので、それだけでもGoogleへの入社を目指す価値はあるでしょう。
興味があればぜひ検討してみてください。