みなさん「キャリアカウンセラー」という仕事を知っていますか?
「カウンセラー」と聞くと、臨床心理士などの精神的なものをアドバイスする人うぃイメージする人もいるかもしれません。
しかし、実際にはそうした病気の人を治すことを行っている人だけを指すわけではないんです。
今回は「キャリアカウンセラー」という今後有望な、仕事関連のアドバイスを行う仕事を行うための資格について紹介していきたいと思います。
キャリアカウンセラーの資格を取るメリットとは?
- 国家資格である「キャリアコンサルタント」の受験資格を得ることができます
- 今度、ニーズが拡大する仕事なので売り手市場になり就職や転職がしやすくなります
- 正社員だけでなく非常勤やフリーランスなど希望する働き方が叶います
- 未経験者でも安心してキャリアカウンセラーの資格が取れる養成講座が充実しています
- 能力があると判断されれば積極的にプッシュされます
目次【クリックして移動できます】
キャリアカウンセラーってどんな仕事?
個人に合わせたキャリアデザインのアドバイスをする
今回紹介する「キャリアカウンセラー」という仕事は、ある人がなりたい仕事、および仕事上のキャリアについて、その人興味や能力、価値観などの特性、個性をもとに、その人にとって望ましいキャリアデザインの方向性を示し、仕事の選択や能力の開発を支援するキャリア形成、キャリアデザインの専門家の事です。
キャリア形成やキャリアデザインの設計について相談を受け、就職転職希望者が自らの適性、能力、経験などに応じて、今後の職業生活の設計や効果的な職業選択や職業能力開発の方向性について、個別にキャリアデザインのアドバイスを行っていきます。
キャリアカウンセラーは、相談者(転職希望者)のキャリアデザインについて、その人のスキルや特性、希望などをよく聞きながらアドバイスをしていきます。
こうした「キャリアデザイン」の考え方が浸透したのは、ここ20年くらいの話になります。
ご存知のように、以前の日本では「終身雇用制」が基本で、転職者は珍しく、一度入った会社に定年まで勤めあげるのが当たり前でした。
キャリアは就職した会社で形成するもので、社内での生き残りが必要でした。
しかし、今は違いますよね。
終身雇用制度が崩壊し、リストラも当たり前に行われるようになりました。
キャリアアップが困難になった現代では需要が多い
かつてはどんな人でも、課長くらいにはなれていたのが、今では厳格に査定され、年功序列による出世も難しくなり、同じ会社に勤めているから給料もどんどん上がっていく、そういうことはなくなりました。
向いていない職場であれば、さっさと見切りをつけないと、その後のキャリアがまったく見通せず、無駄になってしまうのです。
社会全体が「優しくない」世界になってしまい、残念ながらそうした中で生き抜いていくためには「攻め」の姿勢で自らのキャリアを構築していかざるをえません。
だから「キャリアデザイン」の能力が個人には重要になり、それについて具体的なアドバイスができるキャリアカウンセラーのニーズが高くなっている、ここまでの流れは大丈夫でしょうか。
キャリアカウンセラーになるには資格が必要?難易度は?
「キャリアカウンセラー」という名前を持つ独占的な資格はありません。
極端な話、名乗ったその日から「キャリアカウンセラー」にはなれます。
しかし、それでは意味がないので、現在は国家資格の「キャリアコンサルタント」と、民間資格の「キャリアコンサルティング技能士」「GCDF-Japanキャリアカウンセラー」「CDA(キャリアデベロップメントアドバイザー)」「CMCA認定キャリアカウンセラー」を合わせて「広義のキャリアカウンセラー」と呼んでいます。
「キャリアコンサルタント」を名乗れるのは、国が実施する「キャリアコンサルティング技能検定」に合格した人のみですが(名称の独占資格)、「キャリアカウンセラー」は、上記民間資格を取得した人や、ハローワークの相談員、転職エージェントと言った人も名乗っても大丈夫です。
「キャリアカウンセラー」という広い漠然とした職業の中で、国家資格を取った人だけが「キャリアコンサルタント」になれる、というイメージでいましょう。
ここで、キャリアコンサルタントとキャリアカウンセラーを整理してみましょう。
キャリアコンサルタントとキャリアカウンセラー
国家資格
2016年4月に職業能力開発促進法に「キャリアコンサルタント」が規定され、学生、求職者、在職者等を対象に職業選択や能力開発、キャリアデザイン等に関する相談助言を行う専門職で国家資格になります。
『キャリアコンサルタント』は名称独占資格であり、『弁護士』や『医師』のように試験に合格しないと名乗れないものだと思ってください。
「キャリアコンサルタント」の試験を受験するには以下の方法があります。
- 新しく指定機関(主に2016年までキャリアカウンセラー系の民間資格を認定していた団体)が実施する「養成講習」を規定時間受講した人。
- 2016年までに民間の似たような「キャリアカウンセラー」の資格を取得していた人(下の民間資格も該当します)。
- 「キャリアコンサルティング技能士」検定試験に合格している人。
- キャリアカウンセラーとしての実務経験(労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談)が3年以上ある人。
- 2016年以前に特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会により指定された機関の試験に合格し、「標準レベルキャリアコンサルタント」になっていた人は、キャリアコンサルタント名簿への登録のみでOK。
詳しくは以下をご覧ください。
国家検定
特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会が実施する検定試験で、国家資格ではありませんが「国家技能検定」になります。
ただし、国家資格「キャリアコンサルタント」の上位資格に位置づけられ、実務経験数年+検定試験の合格が必要になります。1級と2級があります。
民間資格
かつて「標準レベルキャリアコンサルタント」になるために合格が必要であった民間資格です。
現在「標準レベルキャリアコンサルタント」から「キャリアコンサルタント」への移行過程ですが、完全移行後も検定試験として残る予定です。
特定非営利活動法人日本キャリアマネージメントカウンセラー協会が認定している資格です。
講習を受けることで資格が付与され、「キャリアコンサルタント」の資格試験の受験資格を得ることができます。
特定非営利活動法人キャリアカウンセリング協会が付与する資格です。
日本だけのものではなく、世界16地域が採用している国際的なキャリアコンサルティングに関する資になり、グローバルな資格になります。
こちらも合格すると、「キャリアコンサルタント」の資格試験の受験資格を得ることができます。
模式図に表すと以下のようになります。
国家資格(キャリアコンサルタント)と民間資格で難易度はまったく違う!
キャリアコンサルタントと、そのほかの民間資格、および国家検定であるキャリアコンサルティング技能士では、難易度が全く違います。
難しさは
キャリアコンサルティング技能士>>キャリアコンサルタント>>>そのほかの民間資格
になります。
キャリアコンサルティング技能士が別格で難しく、そのほかの民間資格や民間検定は、キャリアコンサルタント資格よりもかなりやさしい、という違いがあります。
したがって、就職や転職に備えて検定試験に合格してみる、ということは絶対にできないので、未経験者には無理な資格だといえます。
そのほかの民間資格は、指定の講習の受講+試験で取得できます。
内々の試験ですので、講習をしっかり聞いていれば問題なく受かるのでしょう。
一方、キャリアコンサルティング検定試験(キャリアコンサルタント技能士)とキャリアコンサルタント資格試験は、講習料などはなく、一次試験(択一マークシート試験)8,900円(非課税)、2次試験(論述試験)29,900円(非課税)で統一されています。
実務経験がある人ならば講習を受けなくて独学で取得も可能になっています。
キャリアコンサルタント資格とキャリアコンサルティング技能士の検定は試験も似ています
民間資格の内容の前に、国家資格である「キャリアコンサルタント」と国家検定である「キャリアコンサルティング技能士」についてまとめておきます。
1.キャリアコンサルタント
ⅰ:学科試験(受験料8,900円)
- 4択マークシート
- 出題範囲
- 職業能力開発促進法その他関係法令に関する科目
- キャリアコンサルティングの理論に関する科目
- キャリアコンサルティングの実務に関する科目
- キャリアコンサルティングの社会的意義に関する科目
- キャリアコンサルタントの倫理と行動に関する科目
- 100点中70点以上で合格
ⅱ)実技試験(受験料29,900円)
- 論述試験(1~2問、50分)
- 実技(口頭試問5分、コンサルティングのロールプレイ15分)
- 150点中90点以上で合格
2.キャリアコンサルティング技能士(1級および2級)
ⅰ:学科試験(受験料8,900円)
- 5択マークシート
- 100点中70点以上で合格
ⅱ)実技試験(受験料29,900円)
- 論述試験(60分:2級 120分:1級)
- 実技(口頭試問10分、コンサルティングのロールプレイ20分(2級)、30分(1級))
- 100点中60点以上で合格
両者とも厳格な試験を行い、基準に達した人だけを合格させるシステムになっています。
未経験者でも、講習を受ければキャリアコンサルタント資格については受験が可能になっています。
民間資格の種類
キャリアカウンセラーの民間資格は、小さいものも合わせると約10ありますが、大きなものは以下の3つで、それぞれ資格を取得すると、国家資格「キャリアコンサルタント」試験の受験資格を得ることができます。
CDA(キャリアデベロップメントアドバイザー)
CDA(キャリアデベロップメントアドバイザー)資格は、日本キャリア開発協会(以下、JCDA)が認定しているキャリアカウンセラー資格で、過去には「標準レベルキャリアコンサルタント」の前提となる資格でした。
「標準レベルキャリアコンサルタント」が国家資格の「キャリアコンサルタント」に統合されたことにより、以下にように取得の流れが変わりました。
- 養成講座の受講→CDA試験の合格
- 「キャリアコンサルタント」合格者が申請(試験ナシ)
①の養成講座については
キャリアカウンセラー養成講座(株式会社日本マンパワー)
キャリアコンサルタント養成講座(CDA認定の養成講座は先にご紹介した団体のうち2つのみです。
- キャリアカウンセラー養成講座(株式会社日本マンパワー)
- キャリアコンサルタント養成講座(リカレントキャリアデザインスクール)
の2社のみになります。
講習期間
- 通信講座(約3か月)
- 通学(10日)
- ライブ通信(オンライン授業)(約6か月)
- ※スクーリングも可能
通学(7か月、56回)
受講料
- 324,000円(税込み)(日本マンパワーの講習の場合)
- 393,120円(税込み)(リカレントライブ通信の場合)
- 490,320円(税込み)(リカレント通学の場合)
詳しい解説はコチラ
- キャリアコンサルタント|日本マンパワー
- 国家資格キャリアコンサルタント養成ライブ通信講座 | リカレントキャリアデザインスクール
- 国家資格キャリアコンサルタント養成講座 | リカレントキャリアデザインスクール
CMCA認定キャリアカウンセラー
日本キャリアマネジメント協会が認定している資格です。
こちらについても、キャリアコンサルタントの資格試験受験ができる民間資格になります。
東京、埼玉、札幌、函館、福岡、熊本にて養成講習を受講することができます。
講習期間
- 自宅学習(35.5時間)
- 通学(14日)
受講料
- 345,600円(税込み)
詳しい解説はコチラ
日本キャリアマネージメントカウンセラー協会
GCDF-Japanキャリアカウンセラー
キャリアカウンセリング協会が母体となっている民間資格です。
「GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニングプログラム」を受講することで、キャリアコンサルタントとして活躍するために必要な、幅広い知識と実践的な能力を身につけます。
こちらもキャリアコンサルタントの受験資格を得ることができる講座です。
特徴として、12日間の通学のみで「GCDF-Japanキャリアカウンセラー」の資格を得ることができ、わずか半月でキャリアコンサルタント資格試験が受けられるので、数か月かけての通信講座は厳しいという人におすすめです(自宅学習もあります)。
講習期間
- 自宅学習(49時間)
- 通学(12日)
受講料
- 378,000円(税込み)
詳しい解説はコチラ
GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニングプログラム(国家資格キャリアコンサルタント養成講習)
以上を表にまとめてみました。
CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー) | CMCA認定キャリア・カウンセラー | GCDF-Japanキャリアカウンセラー | ||
---|---|---|---|---|
日本マンパワー | リカレント | 日本キャリア・マネージメント・カウンセラー協会 | キャリアカウンセリング協会 | |
通信+通学 | 通信(+通学) | 通学 | 通学+自宅 | 通学+自宅 |
3か月(通信) | 6か月 | 7か月(56日) | 14日(通学) | 12日(通学) |
10日(通学) | 35.5時間(自宅学習) | 49時間(自宅学習) | ||
324,000円 | 393,120円 | 490,320円 | 345,600円 | 378,000円 |
通信メイン、通学メイン、両方を併用、どれを重視するかで、選ぶ資格、選ぶコースが変わってきそうです。
一般的に通学が多いほど料金が高くなります(先生が授業をしますから、その報酬や会場費、維持費など)。
資格取得を目指すには講座の受講が必須!
ここで「キャリアコンサルタント」の試験の受験資格を見てみましょう。
キャリアコンサルタント資格HPによると、受験資格は
- 厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した方
- 労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験
- 技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格した方
- 平成28年3月までに、厚生労働大臣が認定する講習と同等以上のものであって厚生労働大臣が指定する講習(現行のキャリアコンサルタント能力評価試験の受験資格として認められてきた養成講座)を修了された方
となっています。
2は実務経験がある人、3はキャリアコンサルティング技能士検定の学科か実技に合格している人(両方合格=検定合格者は無試験でキャリアコンサルタント資格を得られます)、4はキャリアコンサルタント資格ができる前に「標準レベルキャリアコンサルタント」を持っていた方です。
まったくの未経験者の場合、選べるのは1しかありません(3は実務経験が必要です)。
1の「厚生労働大臣が認定する講習の課程」はコチラになります。
厚生労働大臣が指定する講習
CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)、CMCA認定キャリアカウンセラー、GCDF-Japanキャリアカウンセラーの各民間資格に加えて、もう少しマイナーな民間資格や、民間資格を前提としない講座も含んでいます。
最終的に国家資格取得を目的とした講習の場合あり
CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)、CMCA認定キャリアカウンセラー、GCDF-Japanキャリアカウンセラーの各民間資格取得のための養成講習は、民間資格を取得し、「ついでに」キャリアコンサルタント資格の受験資格も得られるというものですが、「雑魚の民間資格はいらない。キャリアコンサルタントだけでいい」という人は、厚生労働大臣が指定する講習の中で、民間資格を前提としない講習を受けていただいても構いません。
「>公益財団法人 日本生産性本部 キャリアコンサルタント養成講座」やキャリアコンサルタント|LEC東京リーガルマインドが該当します。料金は民間資格取得講座とさほど変わらないので、民間資格も必要かどうかで考えてください。
職業訓練を利用して講座を受けることも可能(キャリアサポーター養成科)
上記のキャリアコンサルタント養成講座や、民間資格養成講座の受講料ですが、条件を満たすとハローワークの「教育訓練給付金制度」の対象になります。
ハローワークで手続きを取ると「教育訓練給付金」のうち「専門実践教育訓練給付制度」の対象になります。
これにより
- 養成講座の受講料の50%(上限40万円)
および - キャリアコンサルタント資格に合格し、登録を行い、就職転職を決めた場合、さらに受講料の20%
つまり、最大70%の受講料が戻ってきます。
キャリアカウンセラーの年収や給与、将来性の高さは?
最初に述べたように、終身雇用制が崩壊し、各自のキャリアデザインが重要になる中で、これまで以上にキャリアカウンセラーのニーズは高くなっていくことが予想されています。
キャリアコンサルタントの資格を持っていればなおのことニーズがありますが、民間資格のキャリアカウンセラーでも十分ですね。
年収、給与については勤める職場によりそうです。
大手転職エージェントで働くのであれば、結果を出せば年収1000万円超も狙えますが、若者の就職支援(ニート、引きこもり対策)のNPOなどであれば、やりがいはありますが、年収は平均年収に満たない可能性もあります。
ハローワークの相談員に転職するのであれば公務員と同待遇になりますし、学校であれば教員と同等になるでしょう。
もちろん、ニーズが高まる資格ですから、持っていれば転職しやすくなるのは間違いありません!
キャリアカウンセラーの求人は未経験でも募集は多数発見!
民間資格でも持っているのであれば、積極的に求人に対してアピールしてみましょう。
- 転職エージェント
- 人材派遣のキャリアコーディネーター
- NPOなどの就労支援スタッフ
- 企業の人事労務スタッフ
- 大学生等の就職支援
など、普通では応募しにくい求人にも自信をもって応募できますし、評価もされるはずです。
業務委託やアルバイト、フリーランスとしての働き方もできる
特にキャリアコンサルタントの国家資格や、キャリアコンサルティング技能士に合格している人はフリーランスで働くこともできます。
社労士や司法書士と組んで、企業にセルフキャリアドックに行ったり、個人でキャリアカウンセリング事務所を開業したりできます。
また、自治体の産業振興センターなどでアルバイト(非常勤)としての求人もあります。
副業として、あるいは主婦の方のパートとしてもキャリアカウンセラーは時間を有効に活用でき、効率的に稼ぐことができます。
キャリアカウンセラーとして就職転職する方法
カウンセラーとして向いている職場と向いていない職場は個人によって違います。
NPOで、様々な背景を持った相談者と向き合って、キャリアカウンセリングをするのに向いている人が、完全実力成果主義の転職エージェントに転職してしまい、激務に耐えられなくて体調を崩してしまったら大変なことになります。
自分自身のキャリアデザインがおかしくなってしいまっては、元も子もありません。
したがって、いろいろな人の意見を聞きながら、自分自身をカウンセリングするような状況に置いて、将来を客観視できる転職方法を探るべきです。
- 転職エージェント
- ハローワーク
の併用をおススメしたいと思います。
講座受講後にサポート支援としてフォローアップしてくれる可能性も
講座を受講している専門学校等が、キャリアカウンセラーとして活躍している人との懇談会を企画したり、具体的に卒業生が活躍している例を紹介してくれたりすることもあるようです。
就職支援サービスではないので、直接職場の仲介をしてくれることはありませんが、専門学校などであれば、積極的にアドバイスやサポートをしてくれるでしょう(実績になってPRできるので)。
転職サービス・人材紹介会社に登録相談が一番手間いらず!
どのような働き方を希望するのかにもよりますが、正規雇用として働きたい場合や、自分のスキルを高く売りたい場合(1時間いくらで、派遣社員として働く)、転職サービス人材紹介会社に登録相談するのをおススメします。
自分ではわからない情報もありますし、キャリアカウンセラーとして活躍できる人材だと見込まれれば、条件がいい職場ややりたいことができる職場を紹介してくれるはずです。
それこそ、相手もキャリアカウンセラーなのですから、相談者のことを第一に考えて対応してくれるでしょう。
キャリアカウンセラーになるには?仕事や求人、資格講座を徹底調査! まとめ
- キャリアカウンセラーの資格は未経験でも講習を受けることで取得できる
- 国家資格である「キャリアコンサルタント」の受験資格となる
- 通学講座、通信講座、メディア授業など自分のスタイルに合わせて講座が選べる
- 受講料は30万円~40万円が目安
- ハローワークの教育訓練給付金制度を活用すれば最大70%の受講料が戻ってくる
- キャリアカウンセラーの仕事は千差万別、激務高給の仕事ややりがいのあるNPOなど様々
- キャリアカウンセラーとして働きたい場合は、転職エージェントなどを利用し、プロのカウンセリングを実際に受けてみる