バス会社の優良企業ランキングTOP10!転職は民営と公営どっちがいい?

バス会社の優良企業ランキング_公営と民営はどちらがいい

普段の通勤や通学など、生活の足としてバスを利用している方はとても多いですが、一口にバス会社と言っても民営から公営に至るまでたくさんの会社があり、優良企業だけでなくブラック企業もあります。

そのため、転職の際はバス会社選びが非常に重要になってきます。

今回の記事では数あるバス会社の中でも転職におすすめの優良企業10社を紹介しつつ、公営と民営の違いなどを詳しく解説していきます。

バス会社の優良企業ランキングTOP10!

バス会社 優良企業 ランキング

それでは早速全国にあるバス会社の中でも上位の優良企業を見ていきましょう。

優良企業かどうかの判断基準は様々ですがここでは単に会社の売上や利益だけでなく、年収や勤続年数・働きやすさと言った労働環境なども含めてランキングしていきます。

1位:名古屋鉄道

 働きやすさ詳細
平均年収606万円
平均勤続年数23.6年
従業員数5,086人
社員の評価☆☆☆☆★(4.82)

ランキング1位の名古屋鉄道は愛知県名古屋市に本社を置く鉄道会社で、愛知県・岐阜県を基盤に鉄道事業やバス事業のほか、名鉄百貨店なども運営している東海エリアを代表する優良企業です。

鉄道事業の路線網は442キロと近畿鉄道・東武鉄道に次いで日本第3位の規模を誇り、中京圏では唯一の大手私鉄となっています。

名古屋鉄道の平均年収は600万円を超えており、日本の平均年収を大きく上回る給与水準となっており、また勤続年数の長さからも働きやすさが分かります。

歴史のある古風な会社ではありますが、「最初は誰も出来なくて当たり前」という社風なので研修制度が充実しており学びやすいのが特徴と言えるでしょう。

給与だけを見ればこの後紹介する関東私鉄大手の方が良いですが、名古屋エリアにおけるシェアの高さという安定感と、働きやすい職場環境で1位にランクインしています。

公式サイト:http://www.meitetsu-bus.co.jp/rosen/index

2位:東急

 働きやすさ詳細
平均年収737万円
平均勤続年数18.6年
従業員数4,666人
社員の評価☆☆☆☆★(4.80)

第2位の東急は渋谷を拠点に鉄道事業や不動産事業などを行っている事業会社です。東急の特徴は他社に比べると鉄道やバスなどの交通事業の売上比率が低く、その分不動産などの他の業種の売上比率が高くなっている事があるでしょう。

しかし元々は東京急行という社名の通り鉄道事業がルーツの会社で、バスの運営も安定的に行っています。

平均年収は737万円と他社と比較してもかなり高い水準ですが、これは不動産部門などもグループにある事が要因と言えるでしょう。

個人よりもチームを重視する社風なので、社内のコミュニケーションは活発で分からない事などは聞きやすく働きやすい職場と言え、1位の名古屋鉄道ほどではないですが平均勤続年数は18.6年と長い事も特徴です。

公式サイト:https://www.tokyubus.co.jp/

3位:小田急電鉄

 働きやすさ詳細
平均年収764万円
平均勤続年数19.0年
従業員数3,792人
社員の評価☆☆☆☆★(4.71)

第3位は神奈川県を中心に鉄道事業を展開している小田急電鉄で、日本の大手私鉄の一角を占める会社です。

本社は東京都新宿にあり、日本の有数観光地である箱根方面へ向かうロマンスカーは有名なので、乗った経験のある方も多いのではないでしょうか。

そんな小田急電鉄の平均年収は764万円と先ほどの東急よりも高い水準となっており、また勤続年収は長く働きやすい企業である事が分かります。

安定した鉄道運営という事業があるため経営状況も良く、そのため社風もどことなくアットホームな雰囲気となっているようです。

公式サイト:https://www.odakyubus.co.jp/

4位:京成電鉄

 働きやすさ詳細
平均年収744万円
平均勤続年数19.3年
従業員数1,655人
社員の評価☆☆☆☆★(4.69)

第4位は千葉県市川市に本社を置く京成電鉄です。東京都内から千葉県内や成田空港までを結ぶ路線を持っているので、利用者は多く他の大手私鉄同様に経営は比較的安定していると言えるでしょう。

鉄道会社でありますがバス運営も行っており、グループ内には京成バスや千葉中央バスなど複数のバス会社を持っているのも特徴です。

他社の大手私鉄同様に給与水準は高く、平均で744万円と日本の平均年収を大きく上回る高待遇であることが分かります。

歴史のある会社なので古風な雰囲気があるようですが職場内のコミュニケーションは活発なようで、勤続年数の長さからも働きやすい企業である事が分かります。

公式サイト:https://www.keiseibus.co.jp/rosen/

5位:京王電鉄

 働きやすさ詳細
平均年収713万円
平均勤続年数17.6年
従業員数2,549人
社員の評価☆☆☆☆★(4.61)

第5位は東京都新宿に本社がある大手私鉄の京王電鉄です。東京と八王子を結ぶ路線を持っており、バスの路線も同様に新宿から23区西部や多摩地区が中心となっています。

東京のベッドタウンとなっている地域に多くの路線を持っている事から、毎日多くの人が利用している電鉄会社です。

平均年収が713万円と高く、平均勤続年数も17年と長いことからも他の大手私鉄同様に労働環境は整っていると言えるでしょう。

ワークライフバランスを重視している会社なので、他の鉄道会社と比べると休暇が取りやすいというメリットがあります。また社員も穏やかで優しい方が多いので、働きやすい優良企業と言えます。

公式サイト:https://www.keio-bus.com/outline/gaiyo/dentetsu.html

6位:京浜急行電鉄

 働きやすさ詳細
平均年収696万円
平均勤続年数16.2年
従業員数2,793人
社員の評価☆☆☆☆★(4.59)

第6位は横浜市に本社を置く京浜急行電鉄で、羽田空港や三浦半島方面に路線を運営している会社です。

また羽田空港までの路線も運営しているので、飛行機を利用する際に乗った経験のある方も多いでしょう。

バスの路線も同様に横浜から逗子や鎌倉などを中心に、グループの京急バスが運営を行っています。

平均年収や勤続年数は他の私鉄大手と比べると若干劣りますが、それでも一般的な水準に比べると高いと言えるでしょう。

また歴史ある古風な雰囲気の会社ではありますが、若い社員も増えてきており新しい考え方を取り入れる風潮もあるようで、コミュニケーションは活発に行われているようです。

公式サイト:https://www.keikyu-bus.co.jp/

7位:新京成電鉄

 働きやすさ詳細
平均年収688万円
平均勤続年数19.3年
従業員数471人
社員の評価☆☆☆☆★(4.59)

続いて紹介するのが千葉県の松戸から、津田沼までを結ぶ路線を運営している新京成電鉄です。

鉄道の路線としてはそこまで長くないですが、関連会社2社でバス会社を運営しており松戸や船橋方面を中心にバス事業を運営しています。

平均年収は688万円となっており、東急などの大手私鉄に比べると劣りますが地方部のバス会社と比較すると高い水準と言えます。

アットホームな社風と地域に密着した営業スタイルなので、風通しが良くなんでも話しやすい雰囲気があるようです。

そのため平均勤続年数は19.3年と長く、働きやすい職場であることが分かります。

公式サイト:https://www.shinkeisei.co.jp/bus/

8位:三重交通グループホールディングス

 働きやすさ詳細
平均年収656万円
平均勤続年数20.1年
従業員数1,192人
社員の評価☆☆☆☆★(4.44)

次に紹介する三重交通は、ここまで紹介してきた鉄道会社と違ってバスのみを運営している会社です。

三重県の全域と和歌山県・京都府・愛知県・奈良県とかなり広いエリアでバス事業を行っているのと、貸し切りバスの運営も行っている大手バス会社です。

ここまで紹介してきたような関東圏の大手私鉄と比べると収入面は高くはありませんが、それでも平均年収は656万円と日本の平均年収を上回る水準です。

自由闊達なのが特徴の社風なので何でも言いやすい雰囲気があり、平均勤続年数は20年を超えており他社と比べても長くなっています。

公式サイト:https://www.sanco.co.jp/

9位:南海電気鉄道

 働きやすさ詳細
平均年収610万円
平均勤続年数21.1年
従業員数2,624人
社員の評価☆☆☆☆★(4.32)

次に紹介するのが関西基盤の大手私鉄の一角の、南海電気鉄道です。大阪の難波から関西国際空港などを結ぶ路線を運営しており、関西圏の方にとっては馴染みの深い鉄道会社でしょう。

グループの中にはたくさんのバス会社があるのも特徴で、大阪市内だけなく和歌山や四国方面までをカバーしています。

平均年収は610万円とこれまで紹介した企業と比べると高い水準ではありませんが、勤続年数は20年を超えており離職率の低さが分かります。

福利厚生が充実している事も要因の一つで、給与以外の働きやすさが充実していると言えるでしょう。

公式サイト:https://www.nankaibus.jp/

10位:九州旅客鉄道

 働きやすさ詳細
平均年収550万円
平均勤続年数16.3年
従業員数7,530人
社員の評価☆☆☆☆★(4.14)

最後に紹介するのがJRが運営している九州旅客鉄道で、JR九州の名前で親しまれている会社です。

鉄道路線は九州全域に展開しているほか、バス事業も路線バスの他に貸し切りバスや高速バスなどの運営を行っています。

JRなので経営母体が安定しているのが特徴で、福利厚生面でも充実していると言えるでしょう。

平均年収は550万円となっており、上位の企業と比べると見劣りしますが九州エリアの他企業と比べると高い水準です。

公式サイト:https://www.jrkyushu.co.jp/

リクルートエージェント

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年代20代~30代雇用形態正社員・派遣社員
対象エリア全国(主に関東・関西中心)・海外もあり
業界SE/Webエンジニア機械/電気広告/クリエイティブ営業職医療専門職金融専門職不動産専門職コンサルタント/士業経営企画/管理事務販売/サービス建築設計/土木/プラント/設備等事務/アシスタント公務員/教員その他
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バス会社の運転手は民営と公営どちらがおすすめ?

バス会社 優良企業 民間 公営

ここまで優良バス会社を紹介してきましたが、バス会社には市などの地方公共団体が運営する公営のバス会社もあります。

バスの利用者にとってはどちらも同じように見えますが、それぞれに特徴があります。

具体的なメリット・デメリットは後ほど詳しく解説していますが、就職しやすさは求人の数が多い民営が上です。

一方、求人は少ないものの給与の高さや安定して勤務したいなら公営がおすすめです。

とはいえ、企業によってはその限りでなく、民営と公営どちらも一長一短があるので、次項ではそれぞれのメリット・デメリットを比較します。

自身の希望に応じて選ぶと良いでしょう。

民営バス会社のメリット・デメリット

バス会社 優良企業 民営

まずは民営バス会社のメリット・デメリットから見ていきましょう。

メリット

民営バス会社のメリットにが、下記のような点があります。

  • 給料水準が上がる場合がある
  • 経営効率が良く、利益を上げやすい
  • 公営より求人の数が多く転職しやすい

民間が運営する一番のメリットは、効率経営が出来る点です。

そのため企業が利益を上げる事が出来れば、給与の増加などで社員にも還元される事が期待出来ます。

デメリット

続いて民営のデメリットを見ていきましょう。

  • 事業縮小によるリストラの可能性がある
  • 業績によって給与が変動する場合がある
  • 公営より給与が低い会社も少なくない

民間企業が運営するデメリットとしては、業績によってリストラや給与の減額の可能性がある点でしょう。

民間企業はどうしても組織が利益を上げる事を優先するので、良い時は待遇も良くなりますが悪い時にはリストラなどのリスクもあります。

公営バス会社のメリット・デメリット

バス会社 優良企業 公営

続いて公営バス会社のメリット・デメリットをみて行きましょう。

メリット

公営バス会社の運営には、下記のようなメリットがあります。

  • 給与の変動が少ない
  • 民営よりも高給で安定している会社が多い
  • リストラになる事がない

公営のバス会社のメリットは、何と言っても安定性がある事です。

運営している路線が赤字になったとしても、社会インフラ維持の観点から事業を継続する事が多く、仮に撤退となったとしてもリストラになるような事はありません。

安定して長く働き続ける事が出来るでしょう。

デメリット

続いて公営バス会社のデメリットを見ていきましょう。

  • 給料が上がりにくい会社もある
  • 求人が少なく就職しにくい
  • 年功序列になってしまいがち

公営会社のデメリットとしては、安定している変わりに給料なども上がりにくい事があります。

また組織や人の入れ替えも民間ほどは多くないので、どうしても年功序列の運営になってしまいがちで新陳代謝が進みにくいのがデメリットと言えるでしょう。

民営と公営のバス運転手の給与や待遇面を徹底比較!

給与は公営の方が高い

バス運転手の民営と公営における給与格差について、ネット上では「それほど著しい格差はなくなった」との指摘が多く見られます。

そうした説が正しいか、実際のデータで比較してみましょう。

平成10年度と平成24年度のバス運転手年収比較(国土交通省調べ)

民営公営
平成10年度621万842万
平成24年度446万654万

データが示すとおり、給与では明らかに公営に軍配が上がります。

平成10年度では800万を超えていた公営バス運転手の年収は公務員であっても決して右肩上がりで上昇した訳ではなく、654万円と約2割も減少はしました。

しかしながら民間は約3割も低下してしまったため、結果としてバス運転手の年収における官民格差はいまだに解消していない状況なのです。

業務内容や待遇に大きな差はなし

バス会社_公営と民営の待遇や仕事内容に差は少ない

路線バス運転手の1日の主な業務内容はおおむね次のとおりです。

・(アルコールチェックなどを受けた上で)運航前に車両点検を行なうこと

・路線ルートを定刻に従ってバスを運行させつつ、乗客を安全に乗降させること

・運行を終えたら再びバスの点検を行なうこと

・車内清掃や運賃の回収などを行った上で業務報告を行なうこと

これら業務内容において、民営と公営ではそれほど大きな違いはありません。

もしあるとすれば、それは民営と公営の違いというより、事業者の違いによって生じる違いと言えます。

勤務体系にも大きな差はない

次に勤務体制ですが、この点も民営、公営での違いはあまりありません。

早朝から深夜までバスを運行させている路線なら、バス運転手の勤務シフトを早番、昼番、遅番といった具合に3つ程度組んで対応しますので、必然的に勤務時間は不規則になってきます。

一方、運行時間が限られている路線の場合は同一の出社・退社時間か、それほど時間差がない早番、遅番程度の勤務シフトとなりますので、あまり不規則な勤務体制にはなりません。

つまり勤務シフトにおける差は民営、公営の差と言うより、バスの路線の運行時間帯による差として理解した方が適切です。

残業時間についてもほぼ同等

残業時間も同様です。公営だから残業時間はない、少ないということはありません。

例えば突発的に生じた事故渋滞に巻き込まれてしまえば、民営であろうと公営であろうと定時までに営業所へ戻れず、残業となってしまうことは普通にあります。

また、交代予定のバス運転手が急病で出社できないとなれば、その分を他の運転手で穴埋めしなければなりませんので、公営でも民営でも残業や早出を余儀なくされる場合も少なくないです。

バス運転手不足と高齢化は全国的な傾向であることから、残業時間の増加は民営、公営の違いに留まらず今後も増えていくでしょう

休日は公営の方が取りやすい

公営バス運転手は公務員ですので、民間以上に休日が厳格に管理されていますので、規定の休日日数を確保できないという状況はあまり見られません。

そのため、休日に関しても公営の方が取りやすい傾向があるでしょう。

ただ民営であれ、公営であれ、予定していたバス運転手が体調不良で出社できない場合には他のバス運転手が交代要員として入ることになるので、どちらも休日出勤が発生することもあります。

ただし、近年、観光バスを中心にバスによる大きな事故の多発を受け、バス運転手の勤務状況について国が厳しい目を光らせているので、経営状況や人員体制にもよりますが休日出勤後の代休取得が満足にできないという状況は以前より改善は見られるようです。

総合的に見て公営の方がおすすめ

公営も民営も大差はない部分も多いですが、給与や休日に関しては公営の方が好条件であることが多い傾向にあります。

公営の求人は数が少ないので入社の難易度は高いですが、公営と民営であればなるべく公営を目指すことをおすすめします。

現在のバス運転手は優良企業に就職しやすい

バス会社 優良企業 運転手

ここまでバス会社の特徴について説明をしてきましたが、バス運転手の方にとってはいかに優良企業に入社するかが重要です。

しかし現在の環境はバス運転手の方にとっては優良企業に入社しやすい環境となっています。その理由について、説明していきましょう。

高齢化が進んでいて40代でも若手だから

理由の一つが、バス運転手の高齢化が進んでいる点にあります。

バス運転手はどうしても過酷な労働環境のイメージがあり、若い方が少なく40代であっても若手という状況になっています。

※参考データ:大型二種免許取得の年齢内訳対比(平成26年度)

  • 20歳~29歳:9,710名
  • 60歳~69歳:250,698名

そのため年齢によっては経験が浅くても、今回の記事で紹介しているような優良企業に入社出来る可能性が高いでしょう。

人手不足が深刻だから

高齢化に加えて、人手不足が深刻なのも理由の一つです。

バスの運転手を目指す方が少ないために、高齢によって引退する方が多くなっており全体的な人数としては減少が続いています。

そのため優良バス会社であっても人材を欲しがっているので、比較的入社しやすいのが今の環境です。

普通免許さえあればOKな会社が増えている

バス運転手になるには以前は「第二種大型免許」を持っている事が前提となっている場合が多かったですが、人手不足の影響もあってか最近では普通免許があればOKな求人も増えています。

また手厚い会社であれば、入社後に大型免許の取得を支援する会社もあるほどです。

このように高齢化と人手不足によって、優良企業であっても入社しやすいのが今のバス運転手の現状と言えるでしょう。

リクルートエージェント

リクルートエージェント_公式
年代20代~30代雇用形態正社員・派遣社員
対象エリア全国(主に関東・関西中心)・海外もあり
業界SE/Webエンジニア機械/電気広告/クリエイティブ営業職医療専門職金融専門職不動産専門職コンサルタント/士業経営企画/管理事務販売/サービス建築設計/土木/プラント/設備等事務/アシスタント公務員/教員その他
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  • バス運転手の求人が多数!
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優良企業のバス運転手になる方法

バス会社 優良企業 運転手になる

バス運転手は人手不足という事もあるので、優良企業に入社するにはチャンスとも言える職種となっています。

バス運転手になるにはどのようにすれば良いでしょうか。

民営バス運転手の場合

先程説明したように普通免許でもOKな求人があるとは言え、やはりバス運転手を目指すのであれば「第二種大型免許」の取得を目指すのが近道でしょう。

第二種免許は普通免許のような第一種免許を取得して3年以上経過する必要があるので、すぐに取れる訳ではありません。

計画的に第二種免許を取得した後、民間の求人に応募するのが一般的なルートと言えます。

しかし若い方であれば入社後に第二種取得を目指すという方法もあるので、求人情報は積極的にチェックしましょう。

応募条件

民営バス運転手であっても、大型二種免許を持っていることが応募条件となる場合が一般的です。

しかしながら普通免許しか持っていない場合でも事業者によっては応募可能な場合があります。

この点は求人サイトなどで応募条件を丁寧に確認することが肝要です。

また、仮に大型二種免許が応募で必要となっている場合でも、民営バスの場合なら実務経験はそれほど問われません。

つまり民営バス運転手なら、大型二種さえ取得できれば実務経験がなくともバス運転手として転職できる可能性は高まると考えて頂いて結構です。

採用方法

採用方法ですが、民営の場合は事業者によって多少差異が見られますが、一般的な選考の流れは次のようになっています。

一般的な選考の流れ

・書類選考

・筆記テストと面接

・実地技能テストと最終面接

・採用

筆記テストや技能テストは大型二種免許を取得できる交通知識や運転技術があれば、それほど難問を課せられるケースはありません。

従って大型二種の免許をまだ持っていない方なら、大型二種取得に向けた教習所での勉強や実技訓練などがそのまま採用試験対策にもなってくると言えます。

公営バス運転手の場合

続いて公営バス運転手になる方法ですが、基本的には民営の場合と大きく変わりません。

公営と聞くと公務員のイメージが強いので公務員試験を合格しなければならないような気がしますが、バス運転手は特殊な仕事なので別途応募をしている場合が殆どです。

そのため民間と同じように求人情報をチェックして、応募する事が一番の近道です。

しかし民間と違って就職後に資格取得を支援するような自治体は多くないので、まずは第二種の取得を目指すのが良いでしょう。

応募条件

大型二種免許取得は必須条件となっていますが、最近は会社が入社後に取らせてくれる所や、実技試験前までに大型免許取得が確実な方なら応募可としている企業もあります。

その他の応募条件では一定以上の学歴が問われたり、過去の交通違反履歴が民営以上にシビアに問われます。

過去の交通違反で累積点が多い場合には応募出来ない場合もあります。

選考方法

公営バスの場合の選考方法は次のような流れが一般的です。

公営バスの選考の流れ

・筆記試験(教養試験)と適性検査

・実技試験と身体検査

・面接

・採用

応募条件を満たしていることが大前提ですが、公営の場合には書類選考ではなく教養試験や適性検査といったペーパー試験をまず受験します。

その試験の合格者が実技試験と身体検査に臨み、それに合格したら面接、採用という流れです。

応募者が多いため、ペーパードライバーや免許取得したばかりの方は厳しい

お伝えしているとおり、公営バス運転手は狭き門である上、給与条件が良いことから民営バス経験者も多数受けるため、ペーパードライバーや免許を取得したばかりという方にっとてはかなり厳しい状況になっています。

そのため、大型二種免許をとったばかり、これから取得するという方は民営バス運転手として実務経験を積んだ上で公営バス運転手を目指すという方法が堅実と言えます。

バス業界の優良企業に転職できるサイト・エージェント

バス会社 優良企業 転職

ここまで説明したようにバス運転手が優良企業へ就職する近道の一つと言えます。

そのため優良企業への就職を目指す方にとってはおすすめの職種と言えますが、転職の際には転職サイトの利用が欠かせません。

ここではバス運転手への転職を目指す方におすすめの転職サイトを紹介します。

1位:リクナビNEXT

リクナビネクスト

最初に紹介するのが就職支援サービス最大手のリクナビが運営している転職サイトの、リクナビネクストです。

リクナビの転職支援にはリクルートエージェントもありますが、こちらはエージェント機能のない転職サイトになります。

バス運転手のような特殊技術を持っている専門職への転職を目指す方であれば、社会人経験も豊富な場合が多くリクナビネクストのような求人情報だけを提供するサイトの方が向いているでしょう。

またリクルートは最大手という事もあり、求人情報がとにかく多いことが特徴です。そのためバス運転手の求人情報も多く、優良企業への転職の近道の近道となるでしょう。

リクルートエージェント

リクルートエージェント_公式
年代20代~30代雇用形態正社員・派遣社員
対象エリア全国(主に関東・関西中心)・海外もあり
業界SE/Webエンジニア機械/電気広告/クリエイティブ営業職医療専門職金融専門職不動産専門職コンサルタント/士業経営企画/管理事務販売/サービス建築設計/土木/プラント/設備等事務/アシスタント公務員/教員その他
おすすめ度
ポイント
  • バス運転手の求人が多数!
  • 職務経歴書を登録できるので書き直す手間なし
  • 登録するだけで直接オファーが届く

2位:doda

doda

次に紹介する転職サイトが、リクルートと同じく大手サービスのdodaです。dodaの特徴は30代以降の好条件の転職に強いので、バス運転手への就職とは相性が良いと言えるでしょう。

またdodaは大手という事もあり、全国展開をしているので都市部だけでなく地方部での求人情報が多いのも特徴です。

バス運転手の求人情報は全国幅広くあるので、自分の働きたいエリアで就職出来るのも特徴の一つです。

doda(デューダ)

年代20代~30代雇用形態正社員・契約社員・その他
対象エリア全国(海外を含む)
業界SE/Webエンジニア機械/電気広告/クリエイティブ営業職医療専門職金融専門職不動産専門職コンサルタント/士業経営企画/管理事務公務員/教員その他
おすすめ度
ポイント
  • バス会社の優良求人が多数
  • 大手企業や年収500万以上の求人も多数
  • 研修制度で未経験でも安心

3位:バスドライバーNAVI

バスドライバーnavi

最後に紹介するのが、バス運転手に特化した転職サイトのバスドライバーNAVIです。

これまで紹介したサイトと違ってこのサイトはバス運転手の求人に特化しているので、より好条件の求人情報を見つけやすいでしょう。

またバス会社を紹介してくれるサービスもあるので、都市部だけでなく地域に密着したバス会社を見つける事も出来ます。

バス運転手への就職を目指す方であれば、ぜひ利用するべきサイトと言えるでしょう。

バス業界の優良企業まとめ

バス会社 優良企業 まとめ

バス運転手は現在高齢化と人手不足などの影響があり、優良企業であっても比較的入社しやすい状況にあります。

必要な資格も入社後でも取得出来るなど柔軟な求人も増えており、優良企業への就職を目指す方にとってはおすすめの職種です。

バス運転手への就職を目指す方がは、ぜひ今回の記事を参考にして下さい。