海外では語学が堪能な人材が豊富ですが、日本ではどうしても日本語しか話せない方が多くバイリンガル人材は貴重な存在です。
そのため転職の際にはその語学力を活かす事で、内定も得やすくなるでしょう。
今回の記事ではバイリンガルの方が転職する際におすすめの転職エージェントや職種などについて詳しく解説していきます。
転職を考えているバリンガルの方は、ぜひ今回の記事を参考にして下さい。
目次【クリックして移動できます】
バイリンガルにおすすめの転職エージェント・サイト
語学堪能なバイリンガルの方が転職する際には、その強みを活かして転職活動を行うことが必要です。
そのため転職の際に利用するエージェントやサイトも、バイリンガルならではの強みをしっかりと理解してくれたうえで、活かせるようなエージェントを利用する必要があるでしょう。
現在は転職する事が当たり前になっているので、世の中には数多くの転職サイトやエージェントがあります。その中でもバイリンガルの強みをしっかりと理解してくれる、おすすめサイトやエージェントを紹介していきます。
doda
まず最初に紹介するのは数ある転職サイトの中でも最大手の一角を占める、dodaです。dodaは転職サイトと転職エージェントの機能を両方兼ね備えているのが特徴で、自分のペースでゆっくりと転職活動をしたい方には転職サイトとして、キャリアアドバイザーのサポートを受けながら転職活動したい方には転職エージェントとしての利用が可能です。
他社サイトに比べると、比較的30代以降の好条件での実績が多いので、好条件の転職が目指せるバイリンガルの方には向いているサイトと言えるでしょう。大手だけにとにかく求人数も多く、公開求人数だけでもバイリンガルの求人は約200件もあります。
また転職に役立つコンテンツも豊富に提供しており、適正な年収が分かる「年収査定」や自分の強みを発掘してくれる「自己PR発掘診断」など、自分の市場価値を客観的に知ることが可能です。バイリンガルの方は自分が思っている以上に市場価値が高い場合もあるので、ぜひ活用して欲しいおすすめサイトと言えるでしょう。
doda(デューダ)
年代 | 20代~30代 | 雇用形態 | 正社員・契約社員・その他 |
---|---|---|---|
対象エリア | 全国(海外を含む) | ||
業界 | SE/Webエンジニア機械/電気広告/クリエイティブ営業職医療専門職金融専門職不動産専門職コンサルタント/士業経営企画/管理事務公務員/教員その他 | ||
おすすめ度 |
- 土日祝休みの求人は業界トップレベル
- 大手企業や年収500万以上の求人も多数
- 研修制度で未経験でも安心
リクルートエージェント
続いて紹介するのが就職支援業界では最大手のリクルートが運営しているエージェント型の転職サイトの、リクルートエージェントです。
業界最大手という事もあり、各企業との独自ルートが豊富にあるため非公開求人含めてとにかく求人数が多いことが特徴です。
実際にバイリンガルの求人数は、公開しているものだけでも約190件とdodaと同様に多く、登録をすれば更に多くの求人が期待出来るでしょう。
またリクルートエージェントの場合は、担当してくれるキャリアアドバイザーの質が高い事にも定評があります。
各業界や企業毎の特徴なども詳しいので、バイリンガルの方の強みを活かした求人情報を提供してくれるでしょう。
それだけでなく自分では気づいてない強みや、本当に合っている職種なども面談を通じて引き出してくれる場合もあります。利用するサイトに困ったら、とりあえず登録しておいて損のないサイトと言えるでしょう。
リクルートエージェント
年代 | 20代~30代 | 雇用形態 | 正社員・派遣社員 |
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対象エリア | 全国(主に関東・関西中心)・海外もあり | ||
業界 | SE/Webエンジニア機械/電気広告/クリエイティブ営業職医療専門職金融専門職不動産専門職コンサルタント/士業経営企画/管理事務販売/サービス建築設計/土木/プラント/設備等事務/アシスタント公務員/教員その他 | ||
おすすめ度 |
- 業界最大規模の総合型転職エージェント!
- 求人数の合計が20万件以上!
- 知名度が高くサポートも充実なので登録必須
JACリクルートメント
次に紹介するのが30代・40代の高年収の求人に特化して転職エージェントの、JACリクルートメントです。これまで紹介した総合型のエージェントと違って、ミドルクラスの好条件の転職を中心に取り扱っているので、全体的な求人数自体はそこまで多い訳ではありません。
しかし取り扱っている求人は年収1,000万円を超えるような求人も多く、また企業も大企業や外資系企業などの優良先が多いのが特徴です。特に外資系の企業では収入が高い代わりに英語などは必須の場合が多いですが、バイリンガルの方であれば上手くマッチする可能性も高いでしょう。
担当してくれるキャリアアドバイザーの方も知識やリテラシーが高いので、一定の地位にある方の転職相談であっても十分に対応してくれます。より条件の良い転職を目指すバイリンガルの方にとっては、おすすめの転職エージェントと言えるでしょう。
JACリクルートメント
年代 | 30代~50代 | 雇用形態 | 無期雇用 |
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対象エリア | 全国・海外 | ||
業界 | SE/Webエンジニア機械/電気広告/クリエイティブ営業職医療専門職金融専門職不動産専門職コンサルタント/士業経営企画/管理事務販売/サービス建築設計/土木/プラント/設備等事務/アシスタント公務員/教員その他 | ||
おすすめ度 |
ビズリーチ
続いて紹介するビズリーチも高年収向け転職支援として、最近とてもシェアを伸ばしている転職サイトです。
転職後の平均年収が800~900万円と高額なのが特徴で、先ほど紹介したJACリクルートメントよりは低いもののその分求人件数も多いので、利用しやすいのが特徴と言えるでしょう。
ビズリーチはdodaやリクルートエージェントと違って転職サイトなので、担当のキャリアアドバイザーが手厚くサポートをしてくれる訳ではありません。
その代わりヘッドハンターと言われる、転職希望者にスカウトをする役割の方がおり、企業との橋渡しをしてくれます。
ヘッドハンターからのスカウトを待つだけでなく、こちらからの相談も可能なので積極的に活用すると良いでしょう。このようにハイクラスな転職に特化しているので、バイリンガルのようなスキル豊富な方にはおすすめなサイトと言えるでしょう。
ビズリーチ
年代 | 30代~50代 | 雇用形態 | 正社員 |
---|---|---|---|
対象エリア | 全国・海外 | ||
業界 | SE/Webエンジニア機械/電気広告/クリエイティブ営業職医療専門職金融専門職不動産専門職コンサルタント/士業経営企画/管理事務販売/サービス建築設計/土木/プラント/設備等事務/アシスタント公務員/教員その他 | ||
おすすめ度 |
- 年収600万以上の求人が大半!
- スキルに応じて直接スカウトが届く
- 17,000を超える企業が登録しているので求人も豊富
マイナビエージェント
最後に紹介するのが、dodaやリクルートエージェントとならんで総合型の大手転職エージェントのマイナビエージェントです。
マイナビエージェントの特徴は転職希望者の中でも、特に20代や第2新卒などの若い方の転職実績が豊富な事が特徴と言えるでしょう。
また大手という事もあり独自の非公開求人が多く、公開求人も含めた全体の求人数ではトップクラスの数を誇ります。
またマイナビエージェントはキャリアアドバイザーが各業界に精通して知識や経験が豊富なのも特徴なので、バイリンガルとしての強みを活かせる求人情報を提供してくれるでしょう。
また独自の自己分析ツールや書類添削などの転職サポート体制や、支援コンテンツも充実しているので初めての転職の方でも安心して利用出来ます。
若いバイリンガルの方がキャリアアップを目指して初めて転職をする際には、おすすめの転職エージェントと言えます。
マイナビエージェント
年代 | 20代~30代(特に20代) | 雇用形態 | 正社員 |
---|---|---|---|
対象エリア | 全国(海外を含む) | ||
業界 | SE/Webエンジニア機械/電気営業職医療専門職金融専門職不動産専門職コンサルタント/士業経営企画/管理事務販売/サービス建築設計/土木/プラント/設備等事務/アシスタントその他 | ||
おすすめ度 |
- 様々な業種の土日祝休みの優良求人あり
- エージェントのサポート体制が圧倒的
- 給与交渉から退職報告、引き継ぎまで代行
バイリンガルが転職エージェントを利用するメリット
客観的な自分の勝ちや強みが分かる
転職エージェントの特徴の一つに担当のキャリアアドバイザーが付いて、転職をサポートしてくれる事があります。
その際には何度か面談を行い、キャリアに関するカウンセリングやスキルや経験の棚卸を行います。
そこで、キャリアアドバイザーという第三者の目から客観的に見た場合の、自分の強さなどが分かる場合もあるでしょう。
自分の強みやアピール出来る経験は、意外と自分では分からない場合も多いです。
特にバイリンガルの方は外国語が話せるのが、自分の中では当たり前のように感じている方も多いので、自分が思っている以上に貴重なスキルや経験を持っている場合が多いでしょう。
このような客観的に見た際の強みを見つけてくれて、更に効果的にアピールするにはどうすれば良いかを考えてくれるのがキャリアアドバイザーの役割です。
好条件の非公開求人が豊富にある
転職エージェントには多くの求人情報が集まりますが、どのサイトも独自のルートで手に入れた非公開求人を持っています。
非公開求人は他社にはない求人が多く、そのため条件も良い場合が多いです。
企業側からすれば一社のエージェントにしか依頼を出していない事になるので、競争率も低く内定も出やすいでしょう。
また非公開の求人情報は誰にでも出す訳ではなく、キャリアアドバイザーが本人と企業のニーズなどを考えたうえで紹介してくれる場合が多いので、マッチする確率が高いのもメリットです。
このように転職エージェントを利用する事で、各社が持っている好条件の非公開求人を紹介してもらえます。
面倒な部分をエージェントに任せられる
転職活動と一口に言っても行うべき事はとても多く、応募書類の作成や提出、自己分析や面接対策など様々です。
また転職活動は現在の仕事を続けながら行う場合が多いので、上手く両立するには多忙を極めるでしょう。
転職エージェントを利用していれば、このような場合でもキャリアアドバイザーのサポートを受ける事が出来ます。
応募書類の添削を手伝ってくれたり、また面接の日程調整や対策など、多くの面倒な部分を任せる事が出来ます。
それでなくとも忙しい中で転職活動を進めるので、キャリアアドバイザーのサポートが有るのと無いのでは転職活動のすすめやすさも大きく違うでしょう。
交渉により待遇・収入の向上が見込める
転職エージェントを利用する大きなメリットの一つが、企業側と自分に替わって条件交渉を行ってくれる点です。
転職するにあたって収入アップを目指している方は多いですが、実際の転職活動の中で企業側の担当と直接給与などの条件面を交渉する機会はあまりありません。
仮に面接などのタイミングで話せるような機会があったとしても、中々自分から条件面の交渉がしにくいでしょう。
転職エージェントを利用していれば、キャリアアドバイザーが自分の代理人として条件面の交渉を行ってくれます。
キャリアアドバイザーはこのような交渉に慣れているので、交渉次第では待遇や収入面のアップが期待出来るでしょう。
また企業側からしても間にキャリアアドバイザーが入る事で本音で話しやすく、どこまでの条件なら譲歩出来るかなどの交渉も行いやすいです。
バイリンガルの方であれば企業の採用意欲も高い場合が多いので、このように転職エージェントを利用することで好条件での転職が期待出来るでしょう。
バイリンガルで転職に成功した人の口コミ
転職の際にはどんなにスキルのある方であっても不安はあるものです。そんな時には実際に転職を経験したバイリンガルの方の体験談を聞くのが一番です。
転職時の大きな武器になる
大体26歳ぐらいの時です。ある程度の職歴があっての転職でした。 就職できた理由としてはバイリンガルだったのと、前職でのウェブサイトの運営経験を買われました。
— Jumpei /Community / Beatstar/Boom Beach Frontlines (@jumpeioki) February 27, 2020
バイリンガルであるだけで、転職時には大きなアピールポイントになるでしょう。
この口コミのようにこれまでの仕事で得たスキルも合わせることで、転職には有利に働くでしょう。
バイリンガルは貴重な人材
私のLinkedInのプロフィールを見て、某企業の代表者がメールを送付してきた。人材が不足で、特にバイリンガルの人材がおらず、探しているとのこと。今は転職をするつもりがないので、その旨お伝えした。気になったのは、その会社のコアビジネスが、どこにでもあるモノでワクワクする内容ではなかった
— 常識破りの外資系転職 (@jobsos4you) January 29, 2022
海外と違って日本では日本語しか話せない方が多く、バイリンガルというだけで貴重な人材です。
そのためこの口コミのようにある程度社会人経験を積んだバイリンガルの方であれば、それだけでも企業にとっては魅力的な人材になります。
転職先が選べる場合もある
友達は帰国子女バイリンガルなので選べる立場…
私は努力が出来ないごみ…わろた…
頑張りたい…2月までに転職したい…
こちらの口コミからも、バイリンガルの方の貴重さが分かります。英語などの外国語が話せることに加えて、海外での居住経験などがある方はさらに重宝されるでしょう。
今はどこの企業も海外拠点を持っていますが、大手企業であっても意外に海外人材が不足しているケースは珍しくないようです。
年収アップも期待できる
英語が上達すると転職の縛りがなくなる。外資系も視野に入り、キャリアの選択肢が増える。年収も上がりやすい。将来のキャリアの幅を広げるためにも英語が使えると最高。日本語は世界でもマイナー言語で、まだまだバイリンガルの需要は沢山ある。キャリアのチャンスを活かすために英語やるっきゃない。
— ヒサ|海外ドラマで英語ハック (@hisa_english01)November 8, 2021
この口コミのように、日本語だけでは世界では通用しません。そのため外国語を使いこなせるバイリンガルの方は、将来のキャリアも様々な道を展望しやすいと言えるでしょう。
また収入面でも日本語しか話せない方に比べると、良い条件での転職も期待できるでしょう。
ヘッドハンティングされる場合もある
キャリア面談で社内転職をすすめられたときは驚いた。人事部の方から異動のオファーがあると。「あなたは自分より優秀な人を嫌味なく引き抜いてこれる」し、「言語的だけではなく文化的にもバイリンガルでもあるから、人事に異動するべきです」と。2か月くらい抵抗したが、折れて今は人事部です。
こちらは社内転職の口コミですが、このようにバイリンガル人材を探している企業は多いのでヘッドハンティングされるケースも多いようです。
実際にtwitterなどのSNSではバイリンガル人材を募集している口コミを良く見かけます。
バイリンガル人材が転職で有利な理由
バイリンガル人材が不足しているから
どの企業でも人材の不足はかなり深刻な状況ですが、中でも「バイリンガル」人材はどの企業も不足しているのが実情です。
これは近年急激に進んでいる海外企業による日本企業の買収や、日本企業の海外進出が関係しており、バイリンガルな人材が不足しているのです。
外国語を話せない人材が大半だから
日本は外国語ができない人材が大半を占めています。
そのため、海外の支社や顧客との調整や交渉、接客をする担当者はおのずと限られており、バイリンガルの企業からの需要が非常に高いのです。
外国語を話せない人材が多いから高待遇が期待できる
また、不足しているバイリンガル人材は酷使されがちで、待遇が良くなければ「離職率が高い」という問題が起こっています。
その結果、企業は人材の流出を防ぐために給与額を上げざるを得ず、結果としてバイリンガル人材の求人は高待遇のものが多いです。
企業がバイリンガル人材の獲得に苦労しているから
このような慢性的なバイリンガル人材の不足を受け、企業はかなり苦労をしてバイリンガル人材を獲得しようとしています。
一番良いは社内の人材をバイリンガルな人材に育てる方法ですが、時間がかかる上に高い投資をしてバイリンガル人材に育てても、その人がスキルを活かして他社に転職してしまうケースが多いです。
そのため、手っ取り早い方法として、中途採用でバイリンガル人材を獲得するという方法を取る企業がほとんどです。
参考:グローバル人材育成の推進に関する政策について(総務省)
バイリンガルが転職エージェント利用する際のポイント
バイリンガルの方も転職エージェントを利用する事でより有利に転職活動をすすめられますが、上手く活用するにもポイントがあります。ここでは転職エージェントをより上手く活用する方法を紹介していきます。
2~3社に登録して比較する
転職エージェントを利用する際のポイントは、必ず複数社のエージェントに登録をする事です。
いくら大手の総合型エージェントとは言え、一社だけでは情報やアドバイスなどが偏ってしまうためです。また先ほども説明をしたように各エージェントは独自のルートで、各社とも非公開求人を持っています。
非公開求人は他社にはない好条件の求人なので、複数のエージェントを登録する事でより多くの非公開求人に出会える可能性が高まるでしょう。
また求人情報だけでなく、応募書類の添削や業界・企業情報なども複数のエージェントを比較検討する事で情報もより正確になります。
転職の際には出来るだけ多くの求人情報を見ることで、転職の条件や収入面などの相場も分かってきます。このようにエージェントを利用する際には、必ず複数社を登録するようにしましょう。
当サイト人気の転職エージェント | |||
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doda[デューダ] | おすすめ度 ★★★★★ 転職者満足度No.1!登録完全無料で充実の転職サポートが受けられます! | 公式HP | |
ハタラクティブ | おすすめ度 ★★★★☆ スマホから適職がわかる!30秒で自分に合った仕事が見つかる | 公式HP | |
ビズリーチ | おすすめ度 ★★★☆☆ ハイクラス・高年収に特化!確実に年収アップしたい方に最適 | 公式HP |
バイリンガル求人に精通した担当者を選ぶ
転職活動においてキャリアアドバイザーの役割がとても大きく、そのため良いキャリアアドバイザーに出会うことが内定への近道と言えるでしょう。
バイリンガルの方が転職する際には、バイリンガル求人に精通したキャリアアドバイザーを選ぶ事が重要です。
これまで説明したようにバイリンガル人材を欲しがっている企業が多く、その分条件面も良くなる傾向にあります。このような状況をしっかりと理解して、バイリンガルだからこその好条件の求人を持ってこれるかどうかはキャリアアドバイザー次第です。
もし一般の方と同じような求人情報しか紹介してくれないのであれば、そのキャリアアドバイザーはバイリンガル求人には詳しくない可能性があるので注意しましょう。
相性の悪い担当者だった場合は交換する
またキャリアアドバイザーにいくら知識があっても、相性が合わない場合も注意が必要です。こちらの話をあまり聞いてくれなかったり、全く見当はずれのアドバイスをしてきたりと、どうしても相性の合わないアドバイザーも中にはいるでしょう。
そのような場合は遠慮しないで、担当の交代も考えるようにしましょう。
担当の交代を言い出すのは申し訳なく感じるかもしれませんが、転職活動でキャリアアドバイザーは重要な存在なので相性の悪い方とは良い結果は出ません。
またキャリアアドバイザーとは転職活動の中でやり取りも何度もする事になるので、その都度ストレスに感じてしまう事になります。
人間同士なので中にはどうしてもこのように相性の合わない方もいるでしょう。このような場合は遠慮して我慢する事なく、交代を申し出るようにしましょう。
信頼できる担当者を見つける
転職活動の成功の秘訣は、信頼出来るキャリアアドバイザーを見つける事です。先ほど紹介したように合わない担当者では、自分の将来を任せられないでしょう。
また万が一内定が決まった場合でも、ミスマッチが生じてしまったりと後で後悔してしまう可能性があります。
このように転職活動においてキャリアアドバイザーとの信頼関係はとても重要になります。
そのためには複数のエージェントに登録したり、合わない担当者であれば交代してもらうなども時には必要になる事は意識しておくようにしましょう。
バイリンガルにおすすめの転職先・職種
バイリンガルの方は転職市場においても売り手優位で、好条件での転職が期待出来ますが、具体的にはどのような職種でニーズが強いでしょうか。
バイリンガルというだけでどこの企業も内定をくれる訳ではありませんので、転職活動の際にはここで紹介するような相性の良い職種に絞って活動すると良いでしょう。
外資系企業
バイリンガルの転職先として真っ先にイメージするのが外資系企業ではないでしょうか。外資系企業の場合は社内の公用語が英語などの外国語の場合も多いので、バイリンガルであれば抵抗なく仕事が出来るでしょう。
しかし外資系企業の場合は日本の企業と違って、育成目的で採用する事はありません。
即戦力を期待して採用する代わりに、高い報酬をもらう事が出来ます。そのためバイリンガルである事に加え、これまでのスキルや経験なども求められる場合が外資系企業の場合は多いでしょう。
そのため転職先の候補として外資系企業を挙げる場合には、高いレベルでのスキルが求められることを認識しておくようにしましょう。
また外資系企業と言っても様々で、高収入のイメージの強い金融やコンサル会社だけが外資系な訳ではありません。
中には元々国内の企業であっても海外資本の傘下に入って外資系となった会社もあるので、一概に外資系という括りで見るのではなく企業毎の特徴を踏まえて検討する事が大切です。
貿易事務
貿易事務とは、貿易を行っている企業で海外の取引先との受発注の事務や資金のやり取り、納期の調整や輸送の手配、貿易書類の作成を行う仕事です。
貿易関係の書類で日本語が使われる事は殆どなく、英語で作成されている場合が多いです。また海外との取引先と直接交渉する事もあるので、バイリンガルにはおすすめの転職先と言えるでしょう。
貿易を行っている会社と言っても様々で、メーカーや商社を始めとして現在では多くの企業で貿易を取り扱っています。
そのため比較的間口の広い職種とも言えますが、業務内容としては事務が中心なので先ほどの外資系企業などと比較すると収入面はそこまで期待出来ません。
また企業によっては貿易事務だけでの募集という訳ではなく、経理や総務の兼任という場合での募集もあるでしょう。
そのためバイリンガルとしての特徴を、活かしきれないような業務を行わなければならない点も注意点と言えます。
海外営業
海外営業とは名前の通り海外で営業する職種です。国内の企業が自社のサービスや商品を海外へと売り出すことが主な業務になりますが、国内に住んで海外出張を繰り返す場合と海外に転勤する場合があります。
基本的には営業職なので、バイリンガルであるだけではなく営業力が求められる職種と言えるでしょう。
しかし国内の営業職に比べると圧倒的に人材が足りていないので、好待遇で迎えられるケースが多いでしょう。
また営業と言っても募集している企業はとても幅広く、各種メーカーやITやweb系など多岐に亘ります。どのような企業の営業をするかで、業務内容も大きく変わってくるので事前調査は欠かせません。
いくらバイリンガルの方であっても、これまで営業経験の無い方ではハードルは高いと言えます。これまでも営業経験のある方で、バイリンガルの強みを活かして海外で活躍したい方に向いていると言えます。
参考:https://kctp.co.jp/jobshift/kaigai01/
翻訳業
翻訳業もバイリンガルにはおすすめの職種の一つです。翻訳業と一口に言ってもその内容は幅広く、企業に勤めて社内書類の翻訳を行う仕事もあれば、海外の雑誌や小説、映画などを翻訳する仕事もあります。
また翻訳業は企業に勤めるばかりではなく、フリーランスで仕事を行えるのも特徴と言えるでしょう。
このように翻訳業の特徴は会社勤めからフリーランスまで幅広く、自分のライフスタイルに合わせた働き方が出来ることです。子供が小さい方であれば在宅でスキマ時間で仕事も可能ですし、フリーランスで自由に仕事をする事も可能です。
また実績を積んでいくことで収入や報酬なども挙げていく事も出来るので、まさにバイリンガルの強みを活かした働き方が出来ると言えるでしょう。
このように自由に高収入を目指せますが、翻訳業の収入平均は400~500万円程度と外資系企業や海外営業に比べると低い点には注意が必要です。
通訳
通訳もバイリンガルの方にはおすすめの職業の一つです。翻訳が文書や動画を対象にした仕事なのに対して、通訳が人同士のコミュニケーションを円滑にするのが目的になるので、翻訳業ほどは働き方が自由とは言えないでしょう。
また人同士のコミュニケーションを仲介するので、通訳者自信にもコミュニケーション能力が求められる事は言うまでもありません。
通訳も働き方は様々で企業内通訳として企業に勤務する場合もあれば、フリーランスとして活躍している方も多いです。通訳の場合は翻訳と違ってその場でのコミュニケーションなので、求められる語学力はより高いです。更にビジネスシーンでの通訳であれば、専門用語も理解出来る知識も必要になります。
この点からも比較的在宅でも自由に出来る翻訳とは、大きな違いがあると言えるでしょう。その分収入も高い場合が多いのも通訳の特徴と言えるので、語学力を活かして活躍したい方にはおすすめと言えるでしょう。
語学学校の講師
語学学校の講師もバイリンガルには、ピッタリの職種です。最近では英語などの外国語を学ぶ方も増えているので、求人数も比較的多い職種です。
バイリンガルの方であれば日本語も理解しているので、日本人に外国語を教える際には分かりやすく教える事が出来るでしょう。
語学学校に勤める事になるので収入面は安定していると言えますが、外資系企業などと比べると高収入ではないでしょう。
高収入を求める訳ではなく、安定した収入を求める方にはおすすめの転職先と言えます。
バイリンガルにおすすめの転職エージェントまとめ
語学堪能なバイリンガルな方は転職市場においては需要が高く、各企業も好条件での求人を出しているので比較的転職がしやすいですが、それでも転職の際にはエージェントを利用すると良いでしょう。
エージェントを利用する事で面倒な事はおまかせ出来ますし、好条件の非公開求人に出会える可能性が高まります。
エージェントを利用する際には、必ず複数社のエージェントを利用して比較検討する事が重要です。
また、担当のキャリアアドバイザーが合わない場合には、遠慮しないで交代を申し出るようにしましょう。
信頼出来る担当者に出会える事が、一番の転職成功の秘訣とも言えます。
元々ニーズの高いバイリンガルの転職ですが、このようにエージェントの利用で更に良い転職が出来る可能性が高まります。
これから転職を検討しているバイリンガルの方は、ぜひ今回の記事を参考にして下さい。