高い報酬やキャリアアップ、自由な社風などを求めて外資系企業への転職を目指す場合、自分に合った転職エージェントやサイトを利用するのが重要です。
今回はそんな外資への転職におすすめの転職エージェントや転職サイトを紹介しつつ、外資系に転職するメリットや注意点、必要なスキルや経験を紹介しています。
目次【クリックして移動できます】
外資系への転職を目指す方にオススメの転職エージェント・サイト12選
オススメの転職エージェントをご紹介していきます。ご自身の転職活動のスタイルに合わせて、興味がある転職エージェントに登録してみてください。
いずれの転職エージェントも、登録して使って見なければ、自分に合うかどうかは分かりません。ここで紹介する内容をヒントにしていただきながら、選んでみましょう。
JACリクルートメント
JACリクルートメントは、イギリスに本社を構える外資系転職エージェントです。外資系企業や国内企業の海外関連職種において圧倒的な強みを持ち、同分野での実績は日本の転職エージェントにおいてトップクラスです。転職エージェント全体でみても、リクルートエージェントと双璧をなす大手といえます。
業界・職種共に幅広く、コンサルタントの提案力にも定評があります。キャリアについて的確に、かつ厳しくアドバイスしてくれることから、業界や職種を決めかねている方にもオススメの転職エージェントです。もちろんすでに職種を絞っている方にも適しています。
- ハイクラス求人の人材紹介においては国内トップクラスの実績
- 求人数はリクルートエージェントと比較すると少ないが、案件の質は高い
- 総じてコンサルタントのレベルが高く、キャリアのアドバイスも的確
JACリクルートメントの担当の方は、とても親身になってくださり、私の続けてきたキャリアだけでなく、経験から可能性のある職種を紹介していただきました。別のエージェンシーの方と話していた時に、JACの担当の方のことをご存知で、その方だったらこの辺りの企業から厚い信頼を受けているから、大丈夫ですよと言われたくらいです。密な連絡もしてくださり、安心して転職活動を行えました。
コンサルタントが元外資系で働いていたこともあって、外資の内情に詳しかったです。話がすぐ通じたのでストレスなく話を進められました。求人数が思ったより少なく感じたのは期待しすぎたせいでしょうか。少しがっかりでした。
最初は職種を絞って外資系企業の求人を探していましたが、コンサルタントの方のアドバイスもあって職種の幅を広げてキャリアプランを組みなおしました。結果的に前職とは違う職種で働いていますが、経験を発揮できています。外資の場合は自分が知らない組織構造や職種があるため、外資系に強いコンサルタントをパートナーに選ぶべきと実感しています。
外資転職.com
JACリクルートメントが運営する求人サイトです。
JACリクルートメントの転職エージェントサービスへの導入がメインではありますが、求人サイトとうたっているだけあって求人検索の機能が充実しています。
仕事探しを全てコンサルタント任せにするのではなく、自分自身でも探したいという方にオススメです。もちろん求人は全てが公開されているわけではありませんが、一般の転職エージェントのサイトよりも情報は充実しています。
- 秘匿性の高い求人は公開されていないが、自分で求人を選べる
- 転職エージェントを利用したければJACリクルートメントへの登録が可能
4社ほど外資系専門の紹介会社を使いました。が、正直私には合いませんでした。特にキャリアの相談などは的外れなアドバイスをもらうことも多く、信頼するに足りないと感じることもしばしば。最終的には自分で求人を探したいと思うようになり、外資転職.comに登録しました。
日本の企業の風土に合わないと外資の求人を探し始めたはいいものの、外資への転職に関する知識がなく、不安ばかり…。外資転職ドットコムは外資への転職を考える人向けにコラムなどもあって、参考になります。
マイナビエージェント
マイナビエージェント
年代 | 20代~30代(特に20代) | 雇用形態 | 正社員 |
---|---|---|---|
対象エリア | 全国(海外を含む) | ||
業界 | SE/Webエンジニア機械/電気営業職医療専門職金融専門職不動産専門職コンサルタント/士業経営企画/管理事務販売/サービス建築設計/土木/プラント/設備等事務/アシスタントその他 | ||
おすすめ度 |
- 様々な業種の土日祝休みの優良求人あり
- エージェントのサポート体制が圧倒的
- 給与交渉から退職報告、引き継ぎまで代行
マイナビが運営する、国内最大規模の転職エージェントです。
非公開求人も含めると、その求人数は26万件以上と圧倒的。
外資系企業の求人取り扱い数も多く、幅広い選択肢の中から自分に合ったものを選ぶことができます。
ちなみに外資系企業の求人だけに絞ると、約10,000件(非公開求人含む/2019年5月現在)です。直接マイナビエージェントが保有している求人だけでなく、他の転職エージェントが保有する求人も掲載されていますので、より可能性を広げる意味でも登録しておいて損はありません。
- 求人数は他を圧倒する26万件以上で、外資系だけでも約10,000件
- サポートの手厚さに定評があり、外資向けの面接練習なども行ってくれる
- 他エージェントの求人も扱っており、網羅的に求人を見られる
面談を対応してくれたキャリアコンサルタントの方はかなりベテランの女性でとてもわかりやすく話をしてくれました。求人を紹介してくれる方は別の方でしたが、思っていた通りたくさんの求人を紹介してくれました。また、面談前に担当の営業さんから電話があり、面談のポイントなどを教えてくれました。
求人の多さはさすが大手です。外資に絞って求人を紹介してもらいましたが、それでも相当数を出してもらったと思います。マイナビエージェント以外に少数精鋭のエージェントも併用していますが、最終的には選択肢の多いマイナビエージェントをメインエージェントとして活用していました。多くの選択肢から選びたい人には、やはり大手がオススメです。
ロバート・ウォルターズ
ロバート・ウォルターズはロンドンで設立された人材紹介です。
外資系企業・グローバル企業のハイクラス求人に特化しており、年収の目安としては800万円以上。また英語力もかなり高いものが求められます。
ロバート・ウォルターズはスピード感も早く、優秀人材であればすぐに企業の人事へ紹介され、話が進んでいくことも。コンサルタントたちも非常に優秀で、各業界・職種の知識に精通しており、英語力は当然ネイティブレベルです。
- コンサルタントのレベルが高く、外資系企業への転職のスペシャリスト
- 選考から内定までのスピード感が他社と比較しても早い
- ハイクラス求人に特化しており、スキルに見合った高い報酬も期待できる
ロバート・ウォルターズで面談してきたけど、キャリアを要約してと言われて、用意してなかったのでかなり焦りながら英語を話した‥かしこまった場では事前準備をしないとしっかり話せないので、英語を本気で勉強する良い機会になったかな‥いつかその場で機転を利かせて話せるレベルになりたい!
10社くらいを抱えているのですが英語話せてファイナンスでの転職ならロバート・ウォルターズ、良かったです。
コンサルタントには、キャリアのことでかなり厳しいことも言われます。
自分にとってはそれがありがたく、キャリアを考える一つのきっかけになりました。
ビズリーチ
CMでも良く目にするビズリーチは、日本初の利用者課金型の転職エージェントです。転職エージェントは一般的に利用者からコストを受け取らないのですが、ビズリーチはあえて有料に。そのため、登録者の転職へのモチベーションが高いのが特徴です。ゆえに企業側も採用への意欲が高くなり、双方にとってメリットがあります。
ビズリーチは即戦力のハイクラス人材の求人を中心に扱っており、外資系企業の求人だけでも1,800件以上を保有。コストを掛けてでも良い求人に出会いたいという方にオススメのサービスです。
- 求職者課金型サービスだが、その分求人の質が高く、求人数も多い
- 提携する多数のヘッドハンターたちが、登録情報を見て求人を紹介してくれる
- 有料サービスだけあって、他社にはない独占求人が多数
転職一般について述べられているが外資金融に限ればリクルートエージェントは微妙だった。LinkedIn経由の外国人ヘッドハンターの方が面白い案件を握っている印象。ビズリーチは日本人ヘッドハンターが多いがそれなりに案件もある。VORKERSを使ったリサーチは必須ですね。
ビズリーチで連絡がきたのだけど、外資企業の日本拠点でのポジション、珍しく日本国内市場担当でなく地域ロールでアジアパシフィックの他の国も管轄・改善する役割。楽しそう。
ランスタッド
大手の転職エージェントにはない、専門特化した求人が魅力です。特にベンチャーやスタートアップ、そしてIT系企業などに強みを持ち、大手ではなくあえて中堅小規模企業を取り揃えているのも面白いところ。
前述したロバートウォルターズなどと比較すると、多少年収額の低い求人なども取り扱っています。年収だけでなくワークライフバランスを考えたいという方にもオススメの転職エージェントだといえるでしょう。また派遣事業も持っているため、女性の社会進出への取り組みに対する評価も高いようです。
- ベンチャーやIT系企業に強い転職エージェント
- 比較的年収額の低い求人も取り扱っている
- ランスタッド自体がワークライフバランス重視なので、そういった求人の相談がしやすい
こちらが希望しても経歴やレベルが足りないと紹介をしてもらえず、身の丈に合った求人を紹介してくれます。裏表なく対応してもらえたのが逆に良かったです。こちらの希望を取り入れつつ、可能性の高い求人を紹介してもらえましたし、自分には合っていたと思います。
家庭との両立を考えての転職で、女性のキャリアに前向きなランスタッドに登録した。コンサルタントも女性で、子育てへの意向やキャリア形成についてアドバイスをもらえた。もちろん外資への転職ということもあり厳しい面も多いが、頼れるコンサルタントがいるのは心強かった。
マイケルペイジ
イギリスに本社を構える転職エージェントです。
ハイクラス求人に特化したエージェントで、年収目安はおおよそ800万円以上。
登録利用の敷居はかなり高く、スキルや経験が足りないと登録を断られることもあります。
その分求人やコンサルタントの質は高く、IT系を中心とした外資系グローバル企業のスペシャリスト経営管理職募集を中心に取り扱っています。登録のスピードの速さは外資ならではで、登録からわずか2週間で採用まで進んだという方もいるほどです。
- スペシャリスト求人に特化しており、スキルや経験が足りないと登録できないことも
- スピード感がとにかく速く、わずか2週間で採用が決まった例も
- 求人の幅は広いが、中でもITやマーケティング職が多い
外人転職エージェントのコネクションを新規開拓したけど、結局マイケルペイジとロバートウォルターズでいいやんってなった…求人の質もそうだけど、役員とか採用担当者とダイレクトの繋がりあったりするから、フィードバックまでのスピードが全然違うみたい。
いい会社だとスピード大事だもんなぁ…
5年ほど前に登録しようとしたときは、スキルが足りずに断られました。今回はサポートしてもらえましたが、キャリアへの厳しく的確なアドバイスはさすが。結果として希望以上の就職先に出会えました。
コトラ
金融コンサル経営幹部などへの転職に強いエージェントです。
案件の90%以上は東京なので首都圏在住の方の利用が中心になりますが、前述の業界におけるプロフェッショナル人材の採用に強みを持っています。
金融系は職種知識の深い理解が必要なため、外資系企業への転職考えると専門特化したコンサルタントのサポートを受けるのが得策です。
- 金融系に強く、金融業界の専門知識を持ったコンサルタントが多数在籍している
- 求人は90%以上が首都圏のもの
- コンサルタントは企業と求職者の両方を担当するので、マッチングの精度が高い
私の場合には不良債権投資をしていた外資系投資銀行の下請け会社(サービサー)で働いて、投資銀行を転職して行った人と仲良くして転職先に採用してもらうという成り上がり方です。それ以外の転職方法としてはふつうにコトラ等金融専門職エージェントでしょうね。
外資転職は求人数よりも求人の質とコンサルタントの質で選ぶべき。特にコンサルタントは企業とのパイプ以外に職種業界知識があるかないかの見極めが重要。僕は金融への転職を志望していたけど、金融は特に難しかった。使った中だとコトラかアンテロープがよかったかと思う。とりあえず登録して、知識がないと感じたら退会するのもあり。
ファンドM&A金融転職(ムービンストラテジックキャリア)
ムービンストラテジックキャリアというコンサル業界に特化したエージェントが作った、ニーズの高い『ファンド』『M&A』『金融』に特化したサービスです。小規模な企業ながら、サポートしてくれるコンサルタントも業界出身者が多く、知識に関しては全く申し分ありません。
なお難易度の高い求人を扱っていることもあり、キャリアへのアドバイスも厳しくもらうことができます。
当該業界でキャリアアップしていきたい方にはオススメです。
- ファンドやM&A、金融系の業界のみに特化している
- 業界の一流企業出身者がコンサルタントをしているため、専門性が高い
- 業界や職種ごとのセミナーなども開催している
ムービンストラテジキャリアのコンサルタントが元野村とか日本政策投資銀行とかで、相当スキルが高かった…。ぶっちゃけ他でキャリア相談するより、ここに来たほうが絶対いいと思う。外資のキャリア相談って結構企業ごとに色が出るけど、満足できない部分もかなりある。コンサルタントの知識量は鍵だと思う。
最初はビズリーチとリクルート登録してたけど、金融ならムービンストラテジキャリアかコトラがいい。俺はコンサルタントの質で選んでた。求人の質が結構いいのもあるけどね。
コンサルポストコンサル転職(コンコード)
コンコードは、コンサルティングファームへの転職やポストコンサルの転職に特化した転職エージェントです。こういった企業群への転職は、どのキャリアコンサルタントが企業に紹介するかによって選考方法やプロセスが変わるため、コンコードのような専門エージェントを通すことで採用確率が高まります。
コンサルタントの転職においては日本でトップクラスの実績とノウハウを持っており、優秀なパートナーになってくれるでしょう。
- コンサルティング業界専業なので、選考方法やポイントを熟知しており、通過率も高い
- コンサルティングファームからの評価も高く、企業との太いパイプを持っている
- 案件数自体は少ないが、案件の質が高い
私もなかなかうまくいきませんでした。最初は大手使ってましたけど、コンサルって倍率高いのかも、と。最終的にコンコードとビズリーチをメインで使ってたけど、コンコードは選考進みやすかったと思います。コンサル転職専門だけあって、選考のポイントの抑え方がすごい。アドバイスも的確だったし、外資コンサル目指すなら登録しておいて損はないと思う。
もともといた会社にも、コンコード経由で入社してきた社員が何人かいた。優秀な社員が多くて、それを見ていたので自分も転職するとなったら登録してみよう、と。実際にキャリアコンサルタントと話していて感じるのは、現役コンサルタントと変わらないほどの知識量。信頼ができる。
コンサルタント転職(ムービングストラテジックキャリア)
金融部門でも紹介した、ムービンストラテジックキャリアが運営するコンサルタント部門のエージェントです。元々この企業はコンサルタントの転職エージェントとしてスタートしていることから、まさに専門分野です。
国内の有名コンサルティングファーム出身者も同社でコンサルタントを務めており、業界職種知識は豊富。企業との強いコネクションもあります。
- コンサルティング業界に特化し、同業界の選考手法やノウハウは圧倒的
- 国内外の有名コンサルティングファーム出身者も在籍
- コンサルタントの転職体験記や求める人材像など、役立つコラムも豊富
けっこう周りが使ってるから、ってわけじゃないけど、自分も登録していました。僕はこことコンコード登録してましたけど、特にムービンストラテジックキャリアは専業で歴史も長いだけあって、知識量とノウハウがすごい。コンサルへの転職ってパートナー選びが肝っていうけど、それは絶対にそう。ムービンストラテジックキャリアかコンコードは登録しておいてもいいのでは?
5社登録したけど、エージェント選びって重要だよ。大手は求人数多いけど、その分コンサルタントの質は悩ましいところ。こっち側に明確なキャリアプランと売り込む力があればいいと思うけど、外資でコンサルタントへの転職ってなればプロの手助けは必要だから、特化型のエージェント探したほうがいいよ。ムービンストラテジックキャリアかアンテロープとか。
アンテロープ
コンサルティングファームや金融、スタートアップなどに特化した転職エージェント。特にコンサルタントの転職において評価が高いようです。
外資のエージェントの場合スピード感がフォーカスされがちですが、アンテロープは丁寧なキャリアコンサルティングを行い、半年、1年先の転職成功を目指してじっくりアドバイスサポートをしてくれます。
- コンサルティングファームをはじめ、金融やM&A、ベンチャーに強い
- スピードよりも丁寧さを重視し、長い目で転職をサポートしてくれる
- 業界で活躍する人たちのインタビュー記事や転職ケーススタディの紹介が豊富
ちなみにPEに行った人が使うエージェントって、キャリアインキュベーションかアンテロープが多い印象。
キャリアに真剣なのは、他のエージェントより絶対アンテロープでした。結構スピード重視でどんどん進むエージェント多いんだけど、早い分結果もバンバンでるから「ダメでした」「ダメでした」って…。アンテロープは、選考通過のために何をすべきかってとこから一緒に考えてくれて、パートナーとして信頼できる印象です。
外資系に転職する前に知っておきたい注意点やデメリット
教育制度はほとんど無い
外資系企業は教育制度や研修制度といった概念がほとんどない点には注意が必要です。
特に転職で入社する場合、即戦力の人材を求めているのですぐに業績に貢献しなくてはいけません。
未経験であってもほんの短い研修期間、あるいは当日からいきなり前任者の仕事を任されたり、問答無用で責任のあるポジションへと配属されます。
分からない部分は自分で積極的に学ぶ、あるいは教えを請う必要があるでしょう。
成果を出し続ける必要がある
外資系企業は成果主義のため、仕事に対する成果を出せなかった場合は一気に評価や給料、ボーナスが下がってしまいます。
特に業績に対するインセンティブ制度を導入しているようなケースでは、収入の不安定さがストレスに繋がってしまうこともあるでしょう。
時には進退について厳しい判断が下されるケースもあります。
この点は、成果を出さなくても長年いれば昇進できる日系企業とは大きく異なるところといえるでしょう。
日本企業より福利厚生が充実していない事が多い
全ての外資系に当てはまるワケではないのですが、日本企業より福利厚生が充実していないのもデメリットでしょう。
これは、外資系企業は福利厚生にあまり力を入れていないことが多いためです。
そもそも外資系は給与に福利厚生に回される分の報酬も含めています。
だから日系企業よりも給料が高くなることが多いのです。
これを福利厚生が充実していないと捉えるのか、どうせ利用しない福利厚生よりも給与が多いほうが嬉しいと取るのかで、メリットにもデメリットにもなりうる要因といえるでしょう。
トップダウンなので本社や上司が絶対
外資系企業は、「役割ありき」のトップダウン方式になっている事が多いので、本社や上司など上の命令は基本的に絶対です。
現場の状況など関係なく本社の指示に従って計画を進めなくてはいけませんし、自分の人事権を上司が全て握っていることも珍しくありません。
例えば自分がキャリアアップできるかどうかは、時に仕事に成果以上に上司との関係性が影響してくるでしょう。
日本企業で働く以上に上司との関係に気を遣う必要があるでしょう。
日系企業の習慣を忘れる必要がる
日系企業の習慣を忘れて適応できる人でなければ、転職を後悔することになる可能性が高いです。
外資系は日系企業と比べて何かとゆるいので、社内風土を受け入れるには過去の習慣や常識を忘れる必要があります。
一方で仕事は過酷な成果主義なので、どれだけきついことを言われても文化の差と割り切ってしまうことが重要です。
上司が苦手でも割り切らないと厳しい
上司のことが苦手でも割り切って付き合っていける人でなければ、外資系で働き続けるのは難しいでしょう。
人事権は直属の上司が持っているので、どんなに相性が悪く生理的に無理な上司であっても、良好な関係性を構築していかなくてはなりません。
ただ上司のパワハラやセクハラに対しては厳しいので、あまりにもひどい上司の場合は外部のコールセンターなどに訴えれば迅速に対応してもらえることもあります。
また、外資系は数ヶ月~数年で転職や人事異動する人が多いので、短期間の我慢だと思って割り切れる人も向いています。
いざとなっても生きていけるメンタルやスキルが必要
外資系企業は成果主義なので、結果を出せないといきなりリストラのトップリストに載ってしまいます。
また、自分は仕事で成果を挙げていても本国の都合でいきなり仕事がなくなってしまう事もあるので、急にリストラされても生きていけるメンタルを持つ必要があります。
クビになっても落ち込まないメンタルや、優れたスキルがあればすぐに他の外資系企業でもトッププレーヤーとして活躍できるでしょう。
また、長い仕事のキャリアでは不調で結果が出ない時期もありますが、そんなときに落ち込んでパフォーマンスを落とさず自分を受け入れることができる人も、成功しやすいと考えられています。
英語で履歴書・職務経歴書を作成する場合がある
外資系企業へ転職する場合、英語で履歴書や職務経歴書を準備しなければいけない企業もあります。
つまり、最低限の英語力や知識は必須ということです。
誤字脱字があると書類選考突破の確率が低下しますので、注意してください。
企業によっては日本語の履歴書や職務経歴書の提出でOKな所もありますが、どの道社内では英語力が必要になるでしょう。
面接も英語で行われることがある
外資系の転職は、面接が英語で行われることが多い点にも注意が必要です。
英語力はTOEICの点数も重要ですが、それ以上に日常会話やビジネス会話の英語を使い慣れておく必要があります。
普段は英語を使っていない場合、仮に英語力に自信があっても現場でとっさに正しい英語が出てこず、苦戦してしまうでしょう。
志望動機や職歴の説明などを英語で答える必要がありますので、英語で流暢に話すことができるようしっかり準備しておきましょう。
外資系への転職で求められる英語力や能力
日常会話が問題なく行える英語力
最低でも日常会話が問題なく出来る英語力は必要です。
可能であればビジネス会話やビジネスメールも問題なく行えるレベルの英語力は欲しいです。
企業によりますが、社内では英語が飛び交っており、会議も英語だったりするので、日常会話も怪しいレベルだと初日から地獄を見ます。
入社後すぐに英語が必要ない場合にある
ただし、外資系によっては社員の大半が日本人で上司も日本人なので、日常的な業務では日本語が使用される場合もあります。
普段のやり取りは日本語という企業であれば、入社後に英語を勉強してレベルを上げていく形でも良いでしょう。
とはいえ、仕事が評価され昇進した場合はどの道英語でのコミュニケーションが必須となりますので、目安としてTOEICで700点を獲得できる程度の英語力はあった方が良いでしょう。
様々な部署や国籍の相手と話せるコミュニケーション能力
外資系企業へ転職する場合、優れたコミュニケーション能力は必須です。
年齢や国籍に関係なく様々な人と接しながら業務を進めていくことが多いので、英語力に加えてどんな人ともコミュニケーションを取って良好な業務上の関係を作ることも非常に重要になるのです。
また、外資系は日本企業と違い、入社したてでも自分の意見を積極的に発言できる人の方が評価が高くなる傾向にあるので、そういった意味でもコミュニケーション能力が必要でしょう。
特定の分野におけるスペシャリストの能力
外資系は日系企業と比較して、特定の部署や部門のスペシャリストを採用する傾向が強いため、特定の分野では誰にも負けない能力が必要となります。
例えばマーケティング能力なら誰にも負けないなど、会社に対して自分を雇い続けるメリットを提示できる能力がなければ、解雇されたり満足なインセンティブは受け取れない可能性があります。
外資系転職のおすすめのエージェントまとめ
今回は外資系の転職におすすめのエージェントや、外資系に転職するメリット・デメリットなどを紹介しました。
外資系企業は日本企業にはない様々なメリットがありますが、代わりに成果主義なので結果を出せなければ転職が失敗したり、前の日本企業の方が良かった…という事になってしまいかねません。
希望と共に外資系企業に転職したのに地獄を見ないためにもエージェントを活用し、自分の性格や能力に合った外資系を探して転職しましょう。
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