ホワイト企業ランキングTOP100!大賞結果やホワイトの共通特徴も紹介!

ホワイト企業のメリット漫画1
ホワイト企業のメリット漫画2

ホワイト企業とブラック企業では人生や生活、さらにはストレスからの見た目や容姿というところまで変わってきます。それぐらい人間はストレスで変わるものなのです。ホワイト企業一覧を知っておくことは今後の役に立つこと間違いなしです!

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※この記事は2022年1月5日に更新した最新版です。

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就職先や転職先を選ぶならホワイト企業を選びたいものですが、では「ホワイト企業とは?」と改めて問われた場合、正確に答えられるでしょうか?

ホワイト企業の定義は実はあいまいで、人によって定義や解釈、条件などが多少異なっています。
そこでこの記事では多くの方々が「ホワイト企業の条件」と位置付けている8つの特徴を抽出してみました。

【ホワイト企業の8つの共通特徴】

1.新卒社員の3年後定着率が高いこと
ランキングを今すぐチェック
2.ワークライフバランスが実現できること
ランキングを今すぐチェック
3.職場環境が快適であること
ランキングを今すぐチェック
4.勤務スタイルが柔軟であること
ランキングを今すぐチェック
5.二十代社員が「働きがいがある」と感じられること
ランキングを今すぐチェック
6.社員が「成長性・将来性」を感じていること
ランキングを今すぐチェック
7.社員が納得できる人事評価制度であること
ランキングを今すぐチェック
8.有給休暇を取得しやすい企業であること
ランキングを今すぐチェック

それぞれの条件ではどのような企業が優れているのか、あるいは社員から高く評価されているのか、ランキング形式でご紹介します。

ホワイト企業選びの参考にぜひお役立てください!

重要ポイント!
ホワイト企業を効率良く探すなら転職エージェントに相談が一番はやく企業探しに疲弊しません。
記事の最後に「おすすめの転職エージェント一覧」を紹介しているので、転職を考えている人は登録して話しを聞いてみましょう。
⇒ここから記事下へ移動できます
この記事では「ホワイト企業の条件」を解説しているけれど、
もっと具体的にホワイト企業とブラック企業の違いが知りたい!って方には以下の記事も読んでほしいな

ホワイト企業に共通している条件や特徴

新卒社員の3年後定着率が高い

新卒で企業へ就職しても3年以内で退職してしまう社員の割合は平均約30%、つまり新卒の約3人に1人が辞めている計算になります。

3年以内に辞める若者のほとんどが、思い描いてた仕事内容とは違ってた、とか労働時間や休日に不満、とかいった理由で辞めていくんだよね。

でも、中には3年後も新卒社員が100%定着している

「3年後の離職率ゼロ」という企業もあるんですよ!
新卒3年以内という時期は成長過程の社員であり、まだまだ指導やフォローに手がかかる時期です。

従って3年後の離職率がゼロという企業は若手の育成に真摯に取り組んでいる企業ということ。
まさに「ホワイト企業」の名にふさわしい企業なんです。

新卒社員の3年後定着率で100%を誇る企業ランキング(※)は次の企業です。

(※出典:東洋経済社出版 『CSR企業総覧』をもとに、新卒3年後の定着率100%だった企業118社について新卒社員数が多い順にランキング化)

新卒社員の3年後定着率が高いホワイト企業ランキング

ホワイト企業の新卒社員の定着率が高い企業ベスト10

第1位中国電力220人
第2位塩野義製薬64人
第3位沢井製薬63人
第4位国際石油開発帝石62人
第5位安川電機57人
第6位商船三井49人
第7位ANAホールディングス41人
第8位カルビー38人
第9位日本曹達38人
第10位アイカ工業38人

さすがホワイト企業のランキング。錚々たる大企業が名を連ねていますね。

ご紹介したベスト10企業の新卒社員3年後定着率は全て「100%」です。

新卒社員が3年後も一人として辞めていない企業となりますが、なかでも220名も在籍していながら1人の新卒社員の退職者を出していない中国電力は群を抜いています。

ワークライフバランスを実現しやすい勤務体制になっていることや、組織としての風通しの良さなどが新卒社員から高く支持された結果と考えられます。

1位の中国電力の企業サイトで採用情報を調べてみると、なんとつい最近まで中途採用枠で募集があったことが分かりました。
事務職と技術職で数人ずつ、正社員で求人募集されていました。しかも、応募はマイナビ転職を通じてという指定付きで。残念ながら現在は締め切られていますが、中途採用も空きがあれば随時募集があるということですね!

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ワークライフバランスが実現させやすい

ランスタッドアワードで行われた調査テーマの一つが「ワークライフバランスを実現できる企業」です。

ランスタッドアワードとは1960年に創設され、現在世界39カ国に4,700以上もの拠点を有する人材サービスの世界的企業ランスタッド社が、第三者機関を通じて「エンプロイヤーブランド(勤務先としての企業の魅力度)」をテーマに毎年調査を行い、企業を表彰する制度のことです。

参考:https://www.randstad.co.jp/ebr/2018_factor.html

2000年より調査が開始され現在26カ国という世界的規模で実施されており、いわば最も世界的な権威があるホワイト企業の表彰制度と言っても過言ではありません。

【教えて!「ワークライフバランス」って?】
ワークライフバランスとは、仕事もプライベートも共に充実している状態を表す言葉です。
長時間残業や休日出勤、有給休暇未消化が常態化している企業へ勤務していたら、ワークライフバランスの実現は困難です。ワークライフバランスを実現できる企業はホワイト企業そのものと言って良いでしょう。

つまり。ワークライフバランスを実現しやすい企業は、ホワイト企業であると言っても過言ではありません。

ワークライフバランスが実現できるホワイト企業ランキング

(出典:ランスタッドアワード(第三者機関によるwebアンケートを中心とした大規模調査を実施)より)

第1位資生堂
第2位花王
第3位味の素
第4位アイシン精機
第5位豊田自動織機
第6位トヨタ紡織
第7位楽天
第8位パナソニック/td>
第9位JXTGホールディングス
第10位明治ホールディングス

なおランキングでは圏外でしたが、例えばサントリーはウェブサイトにおいて「ワークライフバランスの推進」という専用ページを設け、「労働時間の適正化」など具体的な目標とその取組状況、結果などを広く公表しています。

こうした情報公開度の高さもホワイト企業選びにおいて重要な要素になってくると言えるでしょう。

1位の資生堂の求人情報を調べたところ、キャリア採用(中途採用)で募集中の職種があるということが判明。
⇒資生堂「キャリア採用」のページ
このように意外な求人情報がGET出来る場合もありますので、気になる企業のホームページはマメにチェックしておくことをおすすめします。

⇒ホワイト企業が見つかる転職エージェントランキングはこちら

職場環境が快適

ワークライフバランスが実現できる企業と同じく、ランスタッドアワードの調査テーマに「職場環境が快適である企業」というものがあります。

残業や休日出勤が少ないことはホワイト企業の条件として大切な要件ですが、仮に定時で退社できたとしても、職場環境が悪ければホワイト企業とは言えません。

職場環境の悪さは、場合によっては従業員の心身を害する結果を招くこともあるからです。

そのような意味で、勤務条件だけでなく、働きやすい快適な職場環境作りを追求することもホワイト企業としての重要な条件と言えます。

職場環境が快適なホワイト企業ランキング

第1位トヨタ自動車(トヨタ)
第2位楽天
第3位味の素
第4位日清食品ホールディングス(日清食品)
第5位明治ホールディングス(Meiji)
第6位TOTO
第7位パナソニック
第8位サントリーホールディングス(サントリー)
第9位資生堂
第10位キリンホールディングス(キリン)

資生堂や味の素、楽天が職場環境の快適さでもランクイン

ランスタッドアワードによる評価で職場環境の快適さでトヨタ自動車は群を抜いています。さすが日本を象徴する大企業という結果です。

ただ筆者個人としてはトヨタは過去に過労による自殺者を出していたり、口コミでもブラックというものが散見されるので疑問も残ります(部署によっては非常にホワイトなのは間違いないようです)。

ランスタッドアワードによる評価で「ワークライフバランスの実現」のみならず、職場環境の快適さでもランク入りとなったのが資生堂、味の素、楽天です。

世界的な権威のある調査で大変高い評価を獲得している同企業は、ホワイト企業中のホワイト企業と言っても過言ではありません。

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勤務スタイルが柔軟

残業時間数が少ないことや有給休暇が取得しやすいことがホワイト企業の第一条件のように言われますが、残業があることや有給休暇が取得できないことは本来あってはならないことなのです。

企業として当然の勤務体制を実現しているに過ぎず、それだけの条件でホワイト企業と呼ぶには十分と言えません。

勤務体制面では例えばフレックスタイムや在宅勤務など、勤務スタイルをある程度自由に選択できる柔軟性があることがホワイト企業の要件と言えるのではないでしょうか。

100万件以上の社員・元社員の口コミ情報を紹介している日本最大級の会社口コミサイト「カイシャの評判」(運営企業・エンジャパン社)に寄せられた社員、元社員による評価を元に、勤務スタイルが柔軟な企業をランキング化した結果、次のような企業がベスト10入りを果たしていることがわかりました。

勤務スタイルが柔軟なホワイト企業ランキング

(出典:カイシャの評判JOURNALより(設問「フレックスや在宅など柔軟な勤務スタイルが選択できますか?」に対してYESと回答した割合をポイント化し序列化)

第1位日本ヒューレット・パッカード85Pt
第2位日本アイ・ビー・エム83Pt
第3位ルネサスエレクトロニクス82Pt
第4位リクルートキャリア80Pt
第4位東芝80Pt
第6位日産自動車76Pt
第7位パイオニア73Pt
第8位富士ソフト70Pt
第9位日立製作所70Pt
第10位ソニー69Pt

1位がヒューレット・パッカード、2位がアイ・ビー・エム、その他東芝、日産、パイオニア、日立、ソニーとベスト10の内ほとんどがメーカー企業に占められていることがわかります。

この結果から、ホワイト企業を選ぶ上で特に勤務スタイルを重視したいという方は業種としてメーカー系を重視した転職先の検討すべきと言えそうです。

1位のヒューレットパッカードを調べてみると、最近までリクナビネクストで中途採用求人を募集していたことが分かりました。
現在は締め切られていますが、ぜひともヒューレットパッカードで働きたい!という方はリクナビネクストに登録し、この求人を気になるリストに入れておけば、再募集がかかった時は真っ先にお知らせが入りますよ!

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二十代社員が「働きがいがある」と感じられること


3年以内の新卒社員離職率が高いということは、20代の社員が勤務先に対する働きがいを見失い、最も退職を決断しやすくなる年代と言い換えることができます。

従って、働きがいを最も見失いやすい20代の新卒社員に「働きがいがある」と感じさせる企業は3年後の定着率が高い企業同様、ホワイト企業として位置付けることができます。

そこで20代の新卒入社社員が「働きがいがある」と感じている企業のベスト10をご紹介することに致します。

二十代が「働きがいがある」と感じられるホワイト企業ランキング

こちらのランキングデータとして紹介するのは就職や転職に役立つ様々な調査結果やレポートを発表している「VORKERS働きがい研究所」が2017年2月に発表したものです。

こちらのランキングでは20代社員からの回答を集計し、上位にランクインした企業の中から更に「月間平均残業時間40時間未満」という条件でフィルタリングを行い、ランキング化させたものです。

つまり20代社員が「働きがいがある」と感じており、尚且つ月間残業時間数も少ない企業のランキングとなっています。

第1位三菱地所平均残業時間24.6
第2位Sky株式会社平均残業時間33.1
第3位理想科学工業平均残業時間30.0
第4位ユニリーバ・ジャパン平均残業時間35.0
第5位エス・エム・エス平均残業時間37.1
第6位特許庁平均残業時間36.1
第7位日本テキサス・インスツルメンツ平均残業時間32.5
第8位薬樹株式会社平均残業時間21.0
第9位第一三共平均残業時間39.3
第10位トヨタ自動車平均残業時間29.3

働きがいがあると社員が感じているランキングでは大手町エリアの再開発を通じ、不動産業界をリードしている三菱地所が第1位に輝きました。

おそらく日本の中枢と言えるエリアの開発を手掛けているという自負心が、社員の方々の働きがいの原動力になっていると考えられます。

また、エリートが集まるものの「隠れブラック職場」と揶揄されることもあるのが日本の省庁ですが、特許庁が民間企業を押しのけて第6位にランクインしました。

国家公務員を志望されている方にとっては、特許庁は狙い目の省庁と言えそうです。

残念ながら1位の三菱地所についての採用情報は分かりませんでしたが、2位の「sky株式会社」は積極的に採用を募集しているようです。
募集職種も開発部門から営業、事務、サポートカスタマー、広報など多彩です。しかも、応募はdodaエージェントを通してくださいとのこと。
ここはもう、dodaに登録すればバッチリですね!

公式サイト:https://doda.jp/
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社員が「成長性・将来性」を期待できる

成長性や将来性を全く感じられない企業に勤めていれば将来不安が募って仕事が苦痛に感じられたり、目の前の仕事に意欲的に取り組めなくなったりします。

そのような企業であれば仮に毎日残業がなく定時に帰宅できたとしても、勤務している社員がホワイト企業という実感を持つことは難しいと言えます。

一方、会社の将来性や成長性を強く感じている社員なら少々残業時間が長くなったり、仕事がどんどん舞い込んだ結果として一時的に休日出勤が増えたりしても「うれしい悲鳴」となり、それほど苦痛を感じないものです。

つまりホワイト企業かどうかはその企業の成長性や将来性を強く感じることができるかどうかも、実は大変重要な条件の一つと言えます。

では社員が成長性や将来性を感じている企業はどこか、再び「カイシャの評判」からベスト10にランクインした企業をご紹介します。

社員が「成長性・将来性」を感じるホワイト企業ランキング

(出典:カイシャの評判JOURNALより(設問「成長性・将来性があるか」という設問に対するの回答を元にポイント化した結果をランキング化)

第1位グーグル88.75pt
第2位リクルートライフスタイル86.98pt
第3位アマゾンジャパン84.68pt
第4位キーエンス83.64pt
第5位花王カスタマーマーケティング83.04pt
第6位伊藤忠商事83.03pt
第7位プルデンシャル生命保険81.59pt
第8位オリエンタルランド81.36pt
第9位セリア81.16pt
第10位スターバックスコーヒージャパン80.93pt

ベスト10に並んだ企業名を見て気付かれた方も多いと思いますがグーグル、アマゾン、プルデンシャル、スターバックスと外資の有名企業が多数を占める結果となりました。

世界規模のグローバルな観点から事業へ取り組んでいることが、成長性や将来性に対する社員の期待を高める一つの要因になっていると見られます。

Amazon他多くの外資系企業が、いまdodaでかなり大々的に求人を募集していますよ。2020年10月28日現在、amazonだけで150件以上ヒットしています。
外資系の求人は1600件もあり、学歴不問の正社員求人も多いので、ぜひチェックしてみてください。

人事評価制度に社員が納得していること

ホワイト企業として実感できるかどうかは成長性や将来性の他に、人事評価制度も忘れてはならない要件の一つと言えます。

いくら残業や休日出勤がなくとも人事評価制度に納得できていなければ社員の心理的な苦痛や不満が高まり、ホワイト企業という評価を得ることは難しくなるからです。

では人事評価制度に対する納得度が高い企業はどの企業なのか。

成長性や将来性を感じられる」企業ランキング同様、エン・ジャンパン社が運営する「カイシャの評判」よりランキングをご紹介します。
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人事評価制度への社員の納得度が高いホワイト企業ランキング

(出典:カイシャの評判JOURNALより(設問「人事評価制度への納得度が高いか」という設問に対するの回答を元にポイント化した結果をランキング化(ただし2016年度調査結果))

第1位プルデンシャル生命保険75.3Pt
第2位スターバックスコーヒージャパン74.9Pt
第3位ギャップジャパン72.8Pt
第4位リクルートホールディングス72.3Pt
第5位トヨタ自動車71.5Pt
第6位オリエンタルランド71.0Pt
第7位エヌ・ティ・ティ・データ70.8Pt
第8位電通70.4Pt
第9位ソニー生命保険70.1Pt
第10位NECソリューションイノベータ70.0Pt

電通は社員の自殺問題を契機に同社社員の勤務状況の酷さが社会問題へと発展し、ブラック企業の代名詞となるほど社会から厳しい批判を浴びる結果となりましたが、それでも人事評価制度への納得度では8位にランクインを果たしています。

勤務状況においてはとてもホワイト企業とは言えない企業ですが、それでも就職企業の人気ランキングでは相変わらずの人気ぶりを誇っています。

その大きな要因となっているのが、年収の高さとそれに連動した納得度の高い人事評価制度と見て良いでしょう。

電通なんてまだマシ。実際もっと酷い労働環境のところは他にいっぱいあるんだ!知りたい人はこちらにブラック企業リストが載ってるよ

有給休暇を取得しやすい

日本人の有給休暇取得率の低さはいまや国際問題にまで発展し、日本政府は国際社会から早急に有給休暇消化率を高めるよう求められています。

その結果、法制によって有給休暇取得が義務付けられた訳ですが、それだけ日本の企業は自社社員に有給休暇を取得させてこなかったと言えます。

それだけに、福利厚生の充実だけでなく有給休暇を取得しやすい企業は日本においてはホワイト企業の重要な指標の一つとしてあげられます。

有給休暇を取得しやすいホワイト企業ランキング


平均有給休暇取得率

第1位ホンダ技研工業99.8%
第2位テイ・エステック98.4%
第3位ケーヒン97.6%
第4位アイシン精機97.4%
第5位ダイハツ工業96.8%
第6位SCSK96.1%
第7位関西電力/td>96.0%
第8位ダイキン工業94.7%
第9位トヨタ自動車94.1%
第10位トヨタ自動織機93.9%

(出典:東洋経済社「CSR企業総覧(雇用・人材活用編)」2017年版で有給休暇取得率を公表している企業1,1466社を対象。平均有給休暇取得率は2013年から2015年にかけての「3年間の平均有給休暇取得率」)

「ホンダ」は3年平均で99.8%ですから、ほぼ100%有給休暇を取得できる企業と考えることができます。

また「トヨタ自動車」でも93.9%という率ですので、ベスト10企業の有給休暇消化率は全て93%を超える高水準であることがわかります。

企業の顔ぶれからわかるとおり、有給休暇消化率で上位を占めているのはメーカー系企業です。

柔軟な勤務スタイルと共に、有給休暇を取得しやすいホワイト企業を選びたいなら就職・転職先業種としてメーカーは外せない業種の一つと言って良いでしょう。

特別編:ランスタッドアワード・エンプロイヤーブランド

先ほどワークライフバランスという条件でランキングをご紹介したランスタッドアワードですが、総合的にエンプロイヤーブランド(勤務先としての企業の魅力度)」でランキングした順位もありますので、ご紹介します。

これがある意味、ほんとうの意味での2018版最新ホワイト企業ランキングかも知れません。

エンプロイヤーブランド・リサーチ2018の総合1位には、パナソニックが選出されました。

第1位パナソニック
第2位トヨタ自動車(トヨタ)
第3位日清食品ホールディングス
第4位ソニー
第5位味の素
第6位全日本空輸(ANA)
第7位日本航空(JAL)
第8位明治ホールディングス/td>
第9位キヤノン
第10位楽天
この1位に輝いたパナソニックですが、残念ながら2019卒の新卒採用は全てエントリーが終了していました。しかし、他の企業より比較的長い期間、エントリーのチャンスがあったようです。

例えば今年度、2019卒の場合ですがエントリー受付は6月度、7月度、8月度と3回チャンスがありました。

しかも、パナソニックでは既卒も新卒採用への応募が可能ということです。

パナソニックのような大企業に就職したい学生の皆さん、今3回生の方は来年に向けて就活を頑張りましょう!そして、現在4回生の方は来年既卒でも再チャレンジできるかも知れませんよ。

就職組も、また中途採用の転職組も、しっかり対策を練っておきましょう。

参考:パナソニック採用情報ページ

2019年に行われたホワイト企業大賞の結果

ホワイト企業大賞の指数アンケート

ホワイト企業大賞HPに掲載されている、2018年のホワイト企業大賞各賞を紹介します。当日はブラック企業大賞と違い、その会社の人がやって来て表彰されます。また、この様子のHPへのアップは、授賞式当日ではなく、翌日以降でした。

当然ですが、ホワイト企業大賞運営事務局の労働環境も、ホワイトだということです。

栄えあるホワイト企業大賞は、2019年は2社が受賞しました。

ホワイト企業大賞の選考基準

大賞1:株式会社荒木組(岡山県岡山市)

株式会社荒木組
会社HP:株式会社荒木組

建設会社になります。経営理念がしっかりしていて、地域と連帯しながら、品格を重んじ、仕事自体が社会や未来に貢献するという思いと、社員一人一人がお客様に愛され、決断力と責任感を持ち、組織としても柔軟に結束するというビジョンが、様々な方針で担保されています。

特に働く人のために、クライアントへ納期を柔軟に考えるという会社姿勢は、「早くやります。安くなります。だからやらせてください」という多くのブラック企業とは経営姿勢を大きく異にします。

全ての社員に誇りを感じてほしい、という企業経営理念の実現化は地域に愛され、信頼されているからこそ実現できるものなのかもしれません。

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大賞2:坂井耳鼻咽喉科(愛知県春日井市)

坂井耳鼻咽喉科
病院HP:春日井市の坂井耳鼻咽喉科

HPだけを見ると、どこにでもある耳鼻科にしか見えませんが、ここが大賞受賞です。

ホワイト企業は大企業ではなく、案外近所の小さな会社や法人にあるのかもしれません。

「経営は人財」という信念を持った院長の人柄を慕って、多くのスタッフが集まっています。働くみんなを企業理念でまとめながら、一緒になって働いています。

患者さんの評判も良く、これが病院の口コミでの高い評価につながっていて、看護師や他のスタッフの方々もやりがいをもって働いています。

以下は大賞ではなく、個々のホワイトさが評価されている賞になります。

愛あるモノづくり経営賞:有限会社安琳(兵庫県三木市)

有限会社安琳
会社HP:【KH】安全帯・腰ベルト・作業バッグ・ハーネス製造 | 株式会社基陽

職人さんの命を守る安全帯の製作というホワイトな目的。(本当の意味で)アットホームな職場環境です。

日本型1000年家族経営賞:iYell株式会社(東京都渋谷区)

iYell株式会社
会社HP:【住宅ローンテック】 iYell(イエール)株式会社

古き良き「昭和の経営」を実践している住宅ローンシステム開発会社です。社員の投票で決定する「文化幹部」。未経験者70%の中途採用。しかし、それは退職者の補充ではなく創業以来、離職者ゼロの記録を更新中なのです(積極的に未経験の中途を社員として採用し定着させています)。

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個人を起点に進化経営賞:株式会社UZUZ(東京都新宿区)

株式会社UZUZ
会社HP:第二新卒・既卒・フリーターの就活/転職サポート|株式会社UZUZ

日本の企業の場合新入社員と経験者を優遇し、いわゆる「第二新卒」や既卒の学生は冷遇されています。

そうした人たちを助けるための就活サポートを行っています。能力があっても「新卒ではない」ということだけで弾かれる日本の就活に対して、それを改善しようとする高い社会貢献を行っています。

キラキラ共育経営賞:昭和医療技術専門学校(東京都大田区)

昭和医療技術専門学校
学校HP:昭和医療技術専門学校

都内唯一の厚生労働大臣から指定認可を受けた臨床検査技師を養成する専門学校で、高い国家資格取得実績を誇っています。

スパルタ式に知識と技能を叩き込むのではなく、「規律と自由」というコンセプト、学校理念の中で、先生と生徒が一緒に目標に向かって「全員卒業、全員合格」を目指し学んでいく姿が評価されました。

運営している学校法人の先生、事務員だけではなく、生徒も理想的な環境であり、学校として、働く場としてともに優れています。

生徒と社員のいきいき経営賞:新教育総合研究会株式会社(大阪府大阪市、福盛訓之氏)

新教育総合研究会株式会社
会社HP:塾講師、個別指導塾・学習塾社員|新教育総合研究会株式会社

学習塾です。低所得者層、貧困家庭でも、十分な教育が受けられる状況を作りたいという目的を持ち、、高品質・低価格の個別指導塾を全国に展開しています。

塾の教育理念や経営理念も素晴らしいのですが、塾業界の高い離職率を止めるべく、教室を運営する社員が孤立しない「チーム制」の教室運営(一人で抱え込まない)や、徒弟制にならないように、若い社員でもチャレンジできる風土づくりに取り組み、そこが評価されました。

人間愛経営賞:株式会社シンコーメタリコン(滋賀県湖南市、立石 豊氏)

株式会社シンコーメタリコン
会社HP:溶射のシンコーメタリコン(HVOF溶射,プラズマ溶射,フレーム溶射)

「社員の幸せと成長を追求する企業」「社員は家族なので一生面倒をみていく」とう経営理念を持った社長が経営している、金属・セラミックス、サーメットの溶射施工会社です。

何と!親子で勤めている社員が3組、独身女性の2人に1人は社内結婚という、「いつの時代だよ!」という「家族経営」を行っていますが、離職率も低く(1%)社員の満足度は高いようです。

おそらく、社内でお見合いなどもするのではないでしょうか?

現代のすべての人に合う企業ではないかもしれませんが、「アットホーム」を搾取の言い訳(家族なんだからタダで仕事しろよ!)にしている多くのブラック企業とは違って、本当の意味での家庭的な職場になります。

人が輝く経営賞:株式会社NATTY SWANKY(東京都新宿区)

株式会社NATTY SWANKY
会社HP:株式会社NATTY SWANKY

餃子居酒屋を経営する会社です。「街に永く愛される、粋で鯔背(いなせ)な店づくり」を経営理念としていて、地域の方々との交流や、技術が身につく研修制度などによって、離職率が高い飲食業にあって、社員の満足度が高まる経営をしてきたことが評価されました。

あったかのびのび経営賞:長野県労働金庫 茅野支店(長野県茅野市)

長野県労働金庫 茅野支店
労金HP:はたらく人の想いと生きる | 長野ろうきん(長野県労働金庫)

金融機関はキツイイメージがありますが、こちらでは支店長が変わりとても働きやすくなりました。社員にいろいろなことを任せるという方法は、お堅い金融業界ではまだまだ浸透していません。このやり方がもっと広まれば「激務で堅い」という金融のイメージも大きく変わるのではないでしょうか?

幸せ追求経営賞:株式株式会社ヘッズ(大阪府大阪市)

株式株式会社ヘッズ
会社HP:ギフトラッピング用品包装資材のヘッズ

ラッピング用品製造会社です。「幸せ制作会社」を目指していて、社員の働きやすさを最重要視しています。過ごしやすい社内や、社員食堂も整備し、働く人の物心両面の豊かさをサポートしています。子育て中の女性も多く働いており、急な早退や遅刻は問題なく、互いサポートしながら仕事を行える環境が整備されています。

社会復帰支援大賞:北洋建設株式会社(北海道札幌市)
洋建設株式会社
会社HP:北洋建設株式会社

元受刑者や何らかの事情で社会からドロップアウトしてしまった人の社会復帰を徹底的にサポートしている建設会社です。寮を与え、衣食住を提供し生活を安定させます。

国や自治体でもなかなかうまくいかないケースのほうが多い中で、救いの手を差し伸べ、時には泥臭く、社会復帰の機会を提供しサポートする姿勢は本当に社会貢献として評価されるべきです。もちろん、障害者雇用についてもばっちりです。

以下の2企業はメジャーな会社で、従来からその取り組みが評価されてきたホワイト企業になります。

ホワイト企業パイオニア賞:株式会社電巧社(東京都港区)

株式会社電巧社
会社HP:電気のコンシェルジュ|株式会社電巧社

過去のホワイト企業大賞(第3回)も受賞しているホワイトのパイオニア的存在です。健康経営、社内カフェ、Good&New(朝礼)、サンクスギフトや社員間の交流が深まる行事がたくさんあります。

ホワイト企業パイオニア賞:株式会社ドコモCS ビジネスサポート部(東京都港区)

株式会社ドコモCS ビジネスサポート部
会社HP:株式会社ドコモCS

ご存知NTTdocomoのカスタマーサポート部門が独立した会社です。

定時退社を促すべく、上司が率先して部下を帰らすなど、徹底したワークライフバランスの実現が特徴的です。もちろん、docomoグループの福利厚生なども受けることができ、働きやすい環境になっています。

新卒でホワイト企業に就職する方法

ホワイト企業に就職したい人は、入念なリサーチをして興味のある企業について調べ尽くし、その上で万全な就活対策をしなければ内定を勝ち取ることはできません。

先ほども言いましたが、とにかく興味のある企業のサイトは随時チェックしておくことが肝心です。

こちらの記事で紹介したような大手のホワイト企業なら必ず「採用情報」というページがあるはずです。
それを読めば、どんな職種で採用枠があるのか、どんな人材が求められているのかが分かります。企業理念なども含めて隅々まで読んでおきましょう。

そして、確実にホワイト企業へ就職したいなら就職エージェントなど各種就活サービスを利用しましょう。

自分の希望にマッチしたホワイト企業を個別に紹介してもらえるのが最大のメリット。しかも、いくら利用しても利用料を取られることはありません。

場合によっては特別選考ルートで応募できる求人を紹介してもらえます。

さまざまな就職の相談に乗ってもらったり、アドバイスもしてもらえるので履歴書や面接の不安も解消できますよ。

今の時期、大手はほぼ2019年新卒採用のエントリーを締め切っていますが、2020年卒の方はこれからが正念場です。今のうちからリサーチを怠らず、就活対策を進めていきましょう。

中途採用・転職でホワイト企業に転職する方法

中途採用・転職なら、ある程度キャリアを積んだ人材に求められるものも見えてくると思います。

マメにチェックしていれば採用の空きが出た時に求人の情報が出されるので、すかさず応募しましょう。

「ホワイト企業に転職したい」と考えている方は、転職エージェントに登録することをおすすめします。

転職エージェントを利用するメリット

その1.登録・利用全て無料!!

エージェントならアドバイザーと相談しながらじっくり良い企業を見極めることが出来るからです。登録も利用も無料でありながら、あなたが納得いく求人案件を紹介してくれます。

その2.書類選考や面接対策もバッチリ!

書類選考や面接についてもアドバイスしてくれる上、内定が決まった暁には勤務条件などもエージェントがあなたに代わって交渉してくれます。

その3.豊富な非公開求人

エージェントのほとんどは公開されている求人情報の何倍も非公開求人を保有していますので、登録してみれば思っていた以上に好条件の求人案件に出会える可能性は十分にあります。

確実にホワイト企業に転職したいなら、今すぐ転職エージェントに複数登録しておくべきです。

ホワイト企業ランキングまとめ

こちらの記事でランクインしている優良企業は、さすがホワイトといわれるだけあってどこも大手の一流企業ばかりです。

中途採用で入社するのが難しいのはもちろん、新卒で就職する場合でも、なかなか一筋縄ではいかないかもしれません。

難しいのは分かってるけど、どうしてもこの「○○株式会社」に入りたいんだ!どうしたらいい?
そのように、ある特定の企業に入りたいという強い意志のある方は、まずその企業のホームページを頻繁にチェックしてみてください。

ほとんどの企業では「採用情報」というページがあり、「新卒採用」と「中途採用」に分かれています。(中には新卒の情報のみの企業もあります。)

その採用情報を見れば、お目当ての企業がどのような職種を募集しているのか、どのような人材を求めているのかが分かります。

紹介したホワイト企業で働きたい人はdodaがおすすめ

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今回紹介したホワイト企業の求人は、全てではありませんが大手求人サイトのdodaに存在していることが多いです。

また、doda以外だとマイナビエージェントやビズリーチなどの転職エージェントで取り扱いがあるケースも多いので、合わせて登録した方が良いでしょう。

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