中小企業に就職のメリット・デメリットや優良中小の探し方を紹介!

転職先企業の選び方は人それぞれ。大手企業でバリバリ働きたいと考える人がいる一方、中小企業でのんびり働きたいと考える人も決して少なくはありません。

そこで当記事では中小企業のメリット・デメリット、優良中小企業の求人が多いサイトやエージェントなどを紹介していきます。

就職における中小企業の定義

中小企業基本法によると、中小企業の定義は「資本金又は出資の総額が3億円以下の会社並びに常時使用する従業員の数が300人以下の会社及び個人」であるとされています。

他にもさまざまな定義がありますが、基本的に就職先の従業員数が300名以下なら中小企業と考えるのが自然でしょう。

大企業にメリットとデメリットがあるように、中小企業にもメリット・デメリットが存在しますので転職活動を開始する前にどちらが自分に合っているのか把握するのが重要です。

中小企業に就職するメリット

経営陣との距離が近く自分の意見が反映されやすい

従業員数が少ない中小企業は、毎日のように経営陣と挨拶を交わすことも少なくはありません。

特に気さくな経営者であれば、打ち解けることで自分の意思を伝えることもできます。

そのため、大企業よりも自分の意見が通りやすく、場合によっては自分の提案が一大プロジェクトになります。

すぐに責任のある仕事ができる

大企業だと社員は歯車の一つに過ぎませんが、中小企業では戦力として重要な仕事を任されます。

そのため、大企業よりもやりがいを持って仕事をすることができるでしょう。

大企業のように仕事のボーダーラインがきっちりしていないことも多いので、自分がやりやすいように仕事に取り組めることも多いです。

やりがいを感じたい人は、中小企業の方があっているかもしれません。

意思決定のスピードが速い

大企業の場合決定に何カ月を要する事項も、中小企業であればものの数週間で決定するということも多いです。

社長が大きな権限を盛っている会社では、それなりの予算が必要な案件でも「とりあえずやっていいよ」と数分で許可が出ることもあります。

もちろん、結果を出す必要はありますが、仕事のスピード感が早いのは中小企業のメリットのひとつです。

マイペースで仕事をしやすい

大企業は歯車として常にあくせく働くことになりますが、中小企業はのんびりとマイペースに働けるところも多いです。

職場の雰囲気が自分に合うものであれば、居心地よく長年にわたって働くことができるでしょう。

異動や転勤が少ない

大企業は全国各地に支社があったり、社内でも多数の部署があるので長く勤めていると異動や転勤を避けれないケースも多いです。

場合によっては出世や給与を盾に、家族と離れ望まない単身赴任を半ば強要させられるケースも珍しくありません。

一方、中小企業は支社が一切なかったり、社内に部署という概念がないケースも多いので、長年務めていても異動や転勤をさせられることがほとんどありません。

そのため、家を買っても安心ですし、望まない異動でやりたくもない仕事をさせられるような事もないです。

中小企業で働くデメリット

一人あたりの仕事量が大きくなりがち

中小企業は社員の数が少ないため、大量の仕事を任されてオーバーワークになってしまうこともあります。

また、責任のある仕事をすぐに任せられるので、人によっては責任の重さに押しつぶされてしまうことも決して少なくはありません。

そのため、中小企業に就職する際は、入社したらどんな仕事をどの程度任されるのか確認することをおすすめします。

倒産やリストラのリスクが高い

中小企業の大きなデメリットと言えば、やはり小規模であるせいで経営が安定しにくいことでしょう。

不況や事件ひとつで会社が傾いてしまうということも決して珍しくはありません。

場合によっては急にリストラ対象になってしまうこともあるので、入社前に資本金や財務状況をよく確認しておいた方がいいでしょう。

福利厚生が充実していないことが多い

休暇制度や住宅補助、育児休暇といった各種手当や福利厚生が手厚いのは、大企業ならではのメリットです。

中小企業の場合、育休・産休制度が整っていなかったり、人が少ないので休暇が十分にとれないケースもあります。

将来的に結婚や出産を考えている人は、中書企業に就職する前に手当や福利厚生についてもよく吟味しておきましょう。

優良中小企業に就職したい場合の求人の探し方

どうせ中小企業に就職するなら、ホワイトな優良中小企業が良いのは当然です。

優良中小企業に就職したい方は、探す際に以下のポイントを意識して下さい。

  1. 複数の転職サイト・エージェントを活用する
    より多くの中小企業から理想の会社を選べる
  2. 大手サイトを利用する
    有資格者や経験豊富な担当者が多いから
  3. ネットで口コミを確認する
    その中小企業が本当に優良か分かる

上記3つのポイントを意識しながら求人を探すことで、優良な中小企業に就職しやすくなるでしょう。

中書企業の就職におすすめの転職サイト・エージェントを紹介

メリットとデメリットを見ると、自分に本当にあう中小企業を見つけられるのか不安になりますよね。

そんなときは中小企業の求人に強い転職サイトや、転職エージェントを活用することをおすすめします。

地元のハローワークでも探せないことはないのですが、ご存じの方も多いのですがハローワークはブラックやハズレ求人が多いです。

そのため、以下では大企業だけでなく中小企業の求人もカバーしている転職サイト・エージェントを紹介していきます。

doda

doda(デューダ)

年代20代~30代雇用形態正社員・契約社員・その他
対象エリア全国(海外を含む)
業界SE/Webエンジニア機械/電気広告/クリエイティブ営業職医療専門職金融専門職不動産専門職コンサルタント/士業経営企画/管理事務公務員/教員その他
おすすめ度
ポイント
  • 土日祝休みの求人は業界トップレベル
  • 大手企業や年収500万以上の求人も多数
  • 研修制度で未経験でも安心

マイナビエージェント

マイナビエージェント

マイナビエージェント
年代20代~30代(特に20代)雇用形態正社員
対象エリア全国(海外を含む)
業界SE/Webエンジニア機械/電気営業職医療専門職金融専門職不動産専門職コンサルタント/士業経営企画/管理事務販売/サービス建築設計/土木/プラント/設備等事務/アシスタントその他
おすすめ度
ポイント
  • 様々な業種の土日祝休みの優良求人あり
  • エージェントのサポート体制が圧倒的
  • 給与交渉から退職報告、引き継ぎまで代行

リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェント_公式
年代20代~30代雇用形態正社員・派遣社員
対象エリア全国(主に関東・関西中心)・海外もあり
業界SE/Webエンジニア機械/電気広告/クリエイティブ営業職医療専門職金融専門職不動産専門職コンサルタント/士業経営企画/管理事務販売/サービス建築設計/土木/プラント/設備等事務/アシスタント公務員/教員その他
おすすめ度
ポイント
  • 業界最大規模の総合型転職エージェント!
  • 求人数が非常に多い
  • 知名度が高くサポートも充実なので登録必須

中小企業に就職する難易度は高い?低い?

結論から言うと、難易度は企業によります。

中小企業なので当然一流の大企業よりも入りやすい所も多いのですが、一方で退職者のほとんどいない優良中小企業は、1名の募集に対して50名が応募するようなケースも珍しくありません。

また、中小企業は教育に人的コストをかけられない所も多いので、スキルも即戦力レベルが求められるケースが大半ですので、場合によっては大企業よりも難易度が高いです。

中小企業に就職するメリット・デメリットまとめ

今回は中小企業に就職するメリットやデメリットを紹介していきました。

日本には大企業よりも中小企業の方が圧倒的に多いのですが、それだけ劣悪なブラック求人も多いです。

しかし、転職サイト・エージェントはハローワークなどの無料掲載可能な求人媒体と比べ、ブラック企業の掲載はかなり少ないです。

うまく活用し、自分に合う企業を見つけて優良中小企業への就職を成功させて下さい。

doda(デューダ)

年代20代~30代雇用形態正社員・契約社員・その他
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