結婚と転職はどっちが先?結婚の予定は伝えるべき?悩みを徹底解説

結婚

結婚の予定があるけれど、そのタイミングで転職しても大丈夫なのか?

男性が結婚を理由に転職するのはあり?」など、転職と結婚について悩んでいる人は多いのでは?

そこで、転職と結婚に関するさまざまな悩みと、その解決法について徹底解説します!

女性の結婚と転職のタイミング、いったいどうするのがベスト?

転職に有利なのは、結婚前の転職?それとも結婚後の転職?

大学時代から付き合っていた彼と、ついにゴールインできそうなんです!いま1年後の結婚式に向けて、計画を立てているところなのですが、正直浮かれてばかりもいられないんですよね~。私も定年までずっと働かないと生活できないし、かといって今の会社じゃ、出産後は仕事を続けられそうにないし…。
子育て中は時短勤務で働けるとか、子どもの病気で急に休むときはフォローしてもらえるとか、子育て中の女性に対するサポートはなさそうなんですか?
それが、残念ながらないんですよ~。うちの会社、昭和の年功序列がまだ残ってるような堅い会社で、「女性が出産後も勤めるなんてとんでもない」っていう上司もまだいるんです。

働く女性なら誰もが突き当たるのが、「結婚・出産後の仕事をどうするか?」という大きな壁です。新卒で入った会社に育休後もずっと勤め続けられる人はラッキーですが、現実はそう理想通りにいくケースばかりではありません。

結婚を控えた女性の中には、「今のうちに将来のことを考えて、出産後も勤められる会社に転職しなくては」と考えている人も、多いのではないでしょうか?

そのときに気になるのが、結婚前に転職した方がいいのか、それとも結婚後に落ち着いてから転職した方がいいのかということです。

ぶっちゃけ、結婚前・結婚後、いったいどちらが転職のグッドタイミングなのでしょうか?
これについてはどちらにも一長一短があるのですが、こと“転職のしやすさ”という点から考えると、結婚前の転職が断然有利なのは間違いありませんね。
やっぱりそうなんですかぁ。

結婚前の転職は、なぜ結婚後よりも有利なの?

企業としても、女性を採用する限りは、結婚・妊娠・出産・育児がいずれやってくるだろうことは覚悟をしています。

それでも独身女性が応募してくれば、「少なくとも結婚するまでの数年間は、当社に貢献してくれるだろう」と、企業は考えるのです。「考える」というより、「考えたい」に近いでしょう。

今は結婚前に妊娠する人も多いので、現実には結婚前の女性も結婚後の女性も、産休・育休に入るタイミングはそこまで大きく変わらないかもしれません。

それでも、企業は結婚前と結婚後の女性が同時に応募してきたら、同じように魅力的な応募者であれば、間違いなく結婚前の女性を採用するのです。それが日本の現実なので、やはり本気で転職を考えているなら、結婚前の転職が賢明と言えるでしょう。

出産前の女性を雇いたくない、企業側のホンネ

「子どもは社会の宝、でも背に腹は代えられない」と悩む企業

結婚後に遠方に引っ越す女性は無理かもしれませんが、もし結婚後もさほど遠くない場所に住むのであれば、できるだけ結婚前に転職することをお勧めします。

企業も「子どもは社会の宝だから、その宝を産み育ててくれる女性のことを、自分たちはサポートしなくちゃいけない」ということは、よくわかっている筈です。でもその裏側で、「採用してすぐに育児休暇に入られたらたまらない。背に腹は代えられない」というホンネもあるのです。

新卒の女性社員が何年か勤めた後で結婚し、産休・育休を取るのであれば、企業側も「おめでたいことだし、応援してあげようじゃないか」という気になるかもしれません。でも、中途採用の場合は違います。採用したとたんに「産休に入ります」と言われたら、企業としても解せない部分が残るのは、致し方ないことでしょう。

企業体力のない中小企業であれば、なおさらです。女性社員が相次いで育休に入ってしまったりすれば、もう目も当てられません。産休社員のために必要以上の従業員を雇わなければならず、「いっそ一度辞めてくれればいいのに」と思ってしまうことも、あるかもしれません。

そういう意味で、育児休暇を義務付けられている企業と出産前の女性とは、お互いせめぎ合いのような関係になってしまっているのです。

転職するなら、「自分は必ずこの会社に貢献する!」という強い気持ちが大切

女性もまた、結婚を機に転職を考える際は、それなりの覚悟も必要です。育児休暇などの権利を利用するだけではなく、「自分は育児休暇中に迷惑をかけるけれど、必ず長い目で見てこの会社に貢献してみせる!」という強い気持ちを持って、採用試験に臨むことが大切です。

それが転職成功のためのポイントであり、子育てをしながら働く自分をサポートしてくれる会社に対する、恩返しにもなるでしょう。

女性の活躍を応援してくれる企業なら、「会社に貢献したい!」という強い気持ちがあれば、その思いを受け止め、今後の活躍に期待してくれる筈です。自分の後に入ってくる女性社員のためにも、がんばって会社に貢献する姿を見せたいですね!

転職の面接で結婚の話はするべき?

今の会社は残業が多くて、結婚することが決まったときに、「やっぱりここじゃもう働けないな」と思ったんですよね。
そうだったんですか。実は女性の場合、結婚や出産をきっかけに「この会社でこれから先働くのは無理」と気付いて、転職を考える人が多いんですよ。

採用担当者は、面接時の会話の端々から結婚の可能性を探っている

結婚・出産を間近に控えた女性が転職をするときは、面接の際にかなり注意深く対応しないと、内定をもらうことは難しいでしょう。企業によっては、女性の応募者に対して、「どうせすぐに結婚して、育休に入るんじゃないか?」と思い込んでいるケースも少なくありません。

そのような場合、採用担当者は最初から結婚を疑ってかかっているので、さり気ない言葉の端々から結婚の可能性を探ろうとします。その圧力に負けずに、企業側を説得する熱意が必要です。

ウソをつかずに企業側を納得させられる言い方を考える

結婚の予定があるか否かに関しては、面接時に必ず聞かれると思っておいた方が賢明です。そのときに、最もウソをつかずに採用担当者や面接官を納得させられる言い方があるとすれば、次のような言い方になるでしょう。

結婚の予定に関しては決まっておりませんが、もしこれから先結婚する機会があったとしても、長く勤め続けて御社に貢献したいと考えております

このような言い方をすれば、結婚しても辞めずに勤め続けること、会社に貢献したいという思いがあることが伝わります。

恋人との結婚の意思が固まった後での転職であっても、できれば結婚式後も向こう1年間ぐらいは子どもを作らないなど、できる限り会社を裏切らない形をとるのがベストの方法です。

もちろん、おめでたいことなので、数ヶ月後に妊娠がわかっても上司は祝福してくれるとは思いますが…。その辺は個人の考え方次第と言えそうです。

結婚後に転職をして成功した例もある

実はもう、結婚しちゃったんです。結婚後は転職しづらいなんて知らなくて…。今からじゃ転職は無理なんでしょうか?
そうですか。転職をする前に結婚されたんですね。確かに結婚前の転職より、状況は厳しくなりますが、結婚後に転職に成功した人がいないわけではありません。むしろ、現実には結婚してから転職する女性の方が多いんですよ。

結婚後に転職に成功するのは、いったいどんな人?

結婚後に転職に成功する人は、女性が長く勤められる職種を吟味して、資格取得後に転職するといった方法をとることが多い傾向にあります。

たとえば事務職の経験を持つ女性が、結婚後に企業の事務員募集に応募しようとしても、採用される確率は低いでしょう。

なぜなら、事務的な仕事は会社側もそこまで女性に期待していないので、わざわざ既婚者を雇って育休に入られるより、独身の若い女性を採用したいと考えるからです。

女性の感性を発揮でき、女性が長く働くことを期待される職種を選ぶ

でも、インテリアコーディネーターのように女性の感性を発揮でき、スキルを積めば積むほどいい仕事ができるようになる職種は違います。会社側も女性の活躍に期待しているので、産休・育休を考慮に入れた上で、長く働いてほしいと考えるケースが少なくありません。

また、インテリアコーディネーターなどの職種は、出産後にたとえば「月に1件」といったように仕事を最小限に絞り、打ち合わせ以外は自宅で仕事をするといった働き方をすることもできます。当然会社もそのことをわかっているので、結婚しているといった事実だけで、応募者を切るようなことはしません。

他にも簿記検定や宅建、マーケティング・ビジネス実務検定、パソコン検定などの資格を取得して、その資格を活かせる職種に転職している人もいます。いずれにしても、自分の長期的なキャリアパスを踏まえた上で転職を考えることが、転職成功の第一歩です。

遠距離恋愛から結婚、転職へと進む人が知っておきたいポイント

新卒で就職した後、2年後に海外赴任になったので、もう4年間も彼女と遠距離恋愛をしてるんです。でも、今の会社に勤めている限りは、ずっと日本に帰れないとわかって、「それならいっそのこと転職して結婚を考えよう」ということになって…
4年間遠距離恋愛を続けられたなんて、すごいですね!遠距離恋愛の場合は、転職や結婚のタイミングがとても重要ですよ。恋愛感情に流されず、計画的に動きましょうね。

男性も女性も、結婚より転職を最優先に考えること!

遠距離恋愛のカップルが結婚&転職を考えるときに、まず重要なのは、男性も女性も「結婚より転職を最優先に考えること」です。

遠距離恋愛をする人の中には、「やっと彼がプロポーズしてくれた!いま彼がその気になっているチャンスを逃したら、もう結婚できないかも」と焦って、勇み足で結婚式の段取りを考える人がいますが、それは止めておいた方が賢明です。

結婚後の仕事をどうするかは、二人の人生にとって重要な問題

結婚後の仕事をどうするかというのは、これからの二人の人生にとって非常に重要な問題です。特に女性は、独身の今なら転職できても、結婚後は正社員として転職できないかもしれません。

男性の場合は女性ほど結婚が転職に大きく響くことはありませんが、それでもきちんと転職をして足場を固めてから結婚した方が、安心して新しいスタートを切れます。相手のご両親に挨拶をするときも、説得力があるでしょう。

男性も女性も、遠距離恋愛をしながら結婚を待つ長い時間は、けっして無駄にはなりません。自分が結婚後どんな生き方をしたいのか、どんな仕事をして、パートナーとどんな人生を歩みたいのかを、その間にじっくりと考えておくことが大切です。

結婚を機に転職する男性は、伝え方に注意を!

え!男が結婚のタイミングで転職するときも、不利になる伝え方ってあるんですか?女性だけかと思ってた。
もちろん女性ほどシビアじゃないですけど、やっぱり悪印象を与えてしまう言い方というのはあるので、気を付けた方がいいですよ!

まずは長く働きたい気持ちを伝えること

男性が結婚を理由に転職を考えたとしても、採用する企業側として困ることは特にありません。最近は男性の育休も話題になってはいますが、まだ一般的ではないので、企業側も「育休を取られたらどうしよう」と用心することはまずないでしょう。

ただ、気を付けたいのは、「うちの会社に魅力を感じているんじゃなくて、結婚することになったから、食いっぱぐれのない仕事を探しているだけじゃないか?」などと疑われてしまうことです。企業としては、モチベーションを高く持って会社に貢献してほしいので、結婚の予定があることで変に誤解されないようにしたいものです。

結婚を理由に転職をする場合でも、まずは応募する会社にとても魅力を感じていること。そしてその会社で長くがんばって働きたいことを、しっかりとアピールすることが大切です。

男性の場合は、結婚を理由に転職することを伝えた方がいい

男性が結婚を理由に転職することを応募先に伝えることは、ほとんどの場合問題ありません。むしろ「結婚するなら、きっと腰を落ち着けて働いてくれるだろう」と思ってもらえるケースもあります。

そのため、男性は下手な小細工をすることなく、「結婚を機に転職を考えました」と伝えて問題ありません。その点が女性と大きく違うところです。

「彼氏が転職!」そんなときに結婚は先延ばしにした方がいい?

結婚を考えて付き合っている彼氏が、突然「オレ、転職する!」って言い出したんです。私はもうすぐ30歳になるっていうのに、いったいいつまで待たせるつもりかしら?
そうですか、結婚前提でお付き合いしている男性が、転職を考え始めたんですね。あなたの年齢を考えると、確かに複雑な心境かと思いますが、ここはしばらく見守ってあげることですね。

多くの男性は、転職をして落ち着いてから結婚を考える

女性の方がいくら結婚を急ぎたいと思っても、多くの男性は転職をしている最中に結婚したいとは思いません。

無責任な男性なら、自分の精神的なよりどころを求めて逆にプロポーズしてくるかもしれませんが、責任感のある男性は「まず転職をして落ち着いてから結婚を」と考えるのが普通です。

女性の両親に結婚の挨拶に行くときも、「仕事はこれから決める」などと男性が言えば、ひんしゅくを買う可能性も高いでしょう。お互いの将来のためにも、ここはまず転職先をしっかりと決めて、それから結婚へと進むのが賢明な方法です。

また転職先の所在地によっては、新居の場所が変わってくることもあるので、さまざまな意味で転職後に結婚した方が得策です。転職することで残業が少なく、長く勤められる会社に入ることができれば、結婚後の生活も豊かなものになるでしょう。

彼氏が転職活動をしている間、女性は何をしてあげたらいい?

彼氏が転職活動をしている間、メンタル面でかなり辛い状況に置かれていることは、女性もわかってあげる必要があるでしょう。

責任感の強い男性ほど、転職に賭ける思いも強く、「いい会社に入って未来の妻を幸せにしてあげたい」と真剣に思っています。

そのため、デートをしている間、女性はできる限りわがままな発言や行動を慎んだ方が賢明です。むしろ彼氏の聞き役に徹し、女性ならではの優しさで温かく包んであげましょう。

人生の辛い局面で優しくサポートしてくれた女性を、裏切る男性はいません。女性が“待つ姿勢”に徹することができれば、かえって転職後の結婚が早まるかもしれませんね。辛抱、辛抱!

“結婚による引っ越し”を転職理由にするのはNG?

今度結婚することになり、埼玉から彼氏の実家のある横浜に引っ越すことになりました。それで横浜の企業に転職を考えているんですけど、「結婚して引っ越しをするので、転職を考えています」って言っちゃっていいんでしょうか?
女性が結婚を機に転職するのは簡単ではありませんが、引っ越しをするとなると、事情を話さないわけにもいかないでしょう。隠そうとするとかえって不自然なので、応募書類にも正直に書き、面接でもきちんと話した方がいいと思いますよ。ただし、伝えるときに気を付けたいポイントがありますよ!

仕事への意欲と、結婚しても長く働きたい意思をきちんと伝える

先にも書きましたが、女性が結婚を機に転職をするのは、簡単なことではありません。

採用する会社側が「すぐに妊娠して産休に入られたら困る」と思っている可能性があるので、「結婚はするが、長く勤めたい。この会社でずっとがんばりたい!」という意欲を、くれぐれもしっかりとアピールする必要があります。

また、結婚をしても数年間は子どもを作らずに働きたいことや、出産後も育児と両立させて働き続けたいことを、伝えておくと良いでしょう。企業側としても、それによって入社後どんな風に働いてくれるのかをイメージすることができます。

女性の就業を応援してくれる企業に応募することが大切

そしてそれ以前に、女性の就業を応援してくれる企業に応募することが何よりも大切です。

転職エージェントに相談をして、妊娠・出産・育児をしながら長く働く女性を応援する企業を紹介してもらうなど、応募する企業をセレクトすることが大切です。

転職後に結婚したら、上司は結婚式に呼んだ方がいいのか

今月無事に転職できたのですが、4ヶ月後に結婚式を控えていて、職場の上司を呼んだものかどうか悩んでます。まだ入社したばかりなのに、結婚式に呼ぶというのも変ですよね?
う~ん、これには賛否両論あるんですよね。「末永くお付き合いする上司なのだから、結婚式に呼ぶ方がいい」と言う人もいますし、「転職してきたばかりの社員が、上司を結婚式に招いても迷惑だろう」と言う人もいます。どちらももっともな意見なんですよね。

職場の雰囲気や上司の人柄・年齢などを見て、臨機応変な対応を

転職したばかりで結婚式を挙げるとなると、職場の上司を呼んだものかどうかというのは、とても悩むところだと思います。こればかりは、会社の雰囲気や上司の人柄・年齢などを見てみなければ、何とも言えないでしょう。

たとえば入社当初から上司がとても親切で、ウェットな感じの上司の場合、結婚式に呼ばないと「なんで呼んでくれなかったんだ?やっぱり長く勤めるつもりはないのかもしれない」などと勘繰られてしまう可能性があります。

逆にクールでビジネスライクな上司を、転職後数ヶ月で結婚式に招待すると、「俺の大事な休暇を潰され、お金まで払わされて不愉快だ」と思われるかもしれません。年齢が若ければ若いほど、よりそういうことに対してシビアな傾向は強いでしょう。

いっそのこと、ざっくばらんに話してみるのもひとつの方法

これもまた、職場の雰囲気や上司の人柄・年齢などによって何とも言えないところですが、いっそのことざっくばらんに話をしてみるのもひとつの方法ですよ。

たとえば、上司に「私としては〇〇さんにとてもお世話になっていて、今後とも末永くお付き合いをお願いしたいので、本心を言うと結婚式にご招待したいと思っています。

でも、まだ入社して数ヶ月ですし、貴重なお時間を頂戴しても申し訳ないという気持ちもあって…」というような相談口調の切り出し方をすると、上司としてはYESでもNOでも、自由に答えられる状況になります。

もし結婚式に出てもいいと上司が思えば、「気を使ってくれてありがとう。僕としてもわずか数ヶ月だけど、〇〇さんのがんばりをずっと見ているし、結婚後もずっと活躍してほしいと思っているので、喜んで式に出席させてもらいますよ」と言うでしょう。

逆に結婚式に出たくないと思えば、「〇〇さんの気持ちは有難く受け取っておきます。でも、転職したばかりで結婚式に出席するのは、僕としても申し訳ない気持ちもあります。それよりは、職場の皆でお祝いの食事会をしましょう」など、別の提案をしてくるかもしれません。

いずれにしても、どちらの返事をもらったとしても、お互いに傷つくことなくいい関係を保てるでしょう。ただし、下手な言い方をすると「図々しい人」と思われる危険性もあるので、言い方には十分に気を付けることが大切です。

結婚と転職で悩んでいる人は、転職エージェントに相談しよう

結婚が決まったけれど、いつ転職をしたらいいか迷っている
すでに結婚をしたけれど、転職できるかどうか不安
というように、結婚と転職のことで悩んでいる人は、転職エージェントに相談するのがベストの方法です。

彼からプロポーズされて、とても嬉しくて幸せな反面、仕事のことを考えると不安で不安で…。
今の仕事は、女性がずっと働き続けるのが難しい仕事なのですか?
そうなんです。面と向かってダメとは言われないんですけど、子どもが生まれるとなぜか先輩たちは皆辞めてしまって。育児休暇を取得して戻ってきた人もいたんですけど、皆に白い目で見られていました。
それは辛いですね。会社の体質が古いのかもしれません。女性の就業を応援してくれる企業に、今のうちに転職しておくのも、ひとつの選択ですね。転職の相談をするなら、転職エージェントを賢く利用することで、理想の就職先を見つけやすくなりますよ!

「転職エージェントは、何となく敷居が高くて」と思っている人も多いのですが、まったくそんなことはありません。

登録のために1回は会社に出向く必要がありますが、あとは電話やメールでのやりとりがほとんどで、登録もサポートも紹介も無料。求職者にとってのデメリットがほとんどないのが、転職エージェントです。

転職エージェントに登録すると、専属のキャリアコンタントが付いて、転職先の紹介だけでなくさまざまな相談に応じてくれます。たとえば…

半年後に結婚をして引っ越しをするのですが、遠くても今の会社に通うべきか、それとも転職するべきか迷っています。
結婚した妻が大学病院の医師で、いま妊娠中です。子どものことを考えて、自分は自宅の近くで残業の無い会社に転職をしたいのですが、そんな形で転職する人間を受け入れて企業ってあるんでしょうか?

といったような、転職自体について悩んでいるような相談でもまったくOKです。結婚や出産を機に転職を考える人は、転職そのものをどうしようか迷っている人も多いので、思い切ってキャリアコンサルタントに相談することで解決することも多いでしょう。

結婚と転職のことで悩む人にお勧めの転職エージェント

女性のライフイベントも含めて相談ができる「type転職エージェント」

type転職エージェント

type転職エージェント
年代20代~30代雇用形態正社員
対象エリア東京・神奈川・千葉・埼玉
業界SE/Webエンジニア広告/クリエイティブ営業職経営企画/管理事務建築設計/土木/プラント/設備等事務/アシスタント
おすすめ度
ポイント
  • 「女の転職@type」を運営し、女性の転職に強い
  • 女性のライフイベントを考慮した転職のアドバイスがもらえる
  • キャリアコンサルタントの対応が丁寧
もうすぐ結婚を控えているのですが、今の会社は育休を取らずに辞めてしまう女子社員が多くて、転職すべきかどうか迷っています。
そうですか。確かに、子どもができてから転職をするのは厳しいですし、今が考えどきかもしれませんね。女性の転職に強い「type転職エージェント」に相談してみてはいかがですか?実際に子育てを経験したキャリアコンサルタントもいて、親身になって相談にのってもらえますよ!

結婚をすると、当然ながら女性には妊娠・出産・育児という一大ライフイベントが待っています。少なくとも一人、多ければ三人以上の子育てを経験する女性もいて、子育ての間は時短勤務や子どもの病気による突然の欠勤、学校イベントでの欠勤など、会社に迷惑をかけることも少なくありません。

そんな事情から、女性は“結婚”という二文字を口にしただけで転職がしづらくなるなど、男性とはまったく違った転職の苦難をかかえています。そのため、女性の場合はたとえ20代でも、ライフイベントを抜きに転職を語ることはできません。

そんな女性にお勧めなのが、「type転職エージェント」です。type転職エージェントは「女の転職@type」を運営していて、女性ならではの転職に関する悩みに深い理解を持っています。女性の転職案件も多数持っていて、女性の立場に立って転職のための貴重なアドバイスをもらえます。

キャリアコンサルタントの対応も丁寧で、安心して相談することができます。

豊富な求人案件数の中から転職先を選べる「doda」

doda(デューダ)

年代20代~30代雇用形態正社員・契約社員・その他
対象エリア全国(海外を含む)
業界SE/Webエンジニア機械/電気広告/クリエイティブ営業職医療専門職金融専門職不動産専門職コンサルタント/士業経営企画/管理事務公務員/教員その他
おすすめ度
ポイント
  • 土日祝休みの求人は業界トップレベル
  • 大手企業や年収500万以上の求人も多数
  • 結婚に理解のあるエージェントや職場の求人も多い
結婚を機に転職したいんですけど、転職エージェントがたくさんあり過ぎて、どこに登録したらいいのか迷っちゃって…
結婚による転職を考えるなら、求人案件の量・質ともにトップの「doda」への登録は、外すことができないでしょう。

dodaは、「転職と言えばリクルート」と言われるほど業界内で知名度が高い、日本最大の転職エージェントです。非公開求人だけでも9万件以上あり、転職業界の老舗的存在なので、企業のコネも強力。dodaにしかない独占案件も多く、内定率も高めです。

転職をする人の多くは、「とりあえずdoda(かマイナビエージェント)に登録しておこうか」という人も、少なくないんですよ。

公式サイト:https://doda.jp/

ただし、登録者が多くてキャリアコンサルタントが多忙なので、じっくりと相談するという雰囲気ではないかもしれません。他の面倒見の良い転職エージェントにも登録して、比較検討しながら転職活動をするのがベストです。

キャリアに自信が無い人が転職問題を相談するなら「ハタラクティブ」

ハタラクティブ

ハタラクティブ
年代20代・未経験雇用形態正社員
対象エリア東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・大阪・兵庫・京都・福岡
業界SE/Webエンジニア機械/電気広告/クリエイティブ営業職医療専門職金融専門職不動産専門職コンサルタント/士業経営企画/管理事務販売/サービス建築設計/土木/プラント/設備等事務/アシスタント公務員/教員その他
おすすめ度
ポイント
  • キャリアや学歴に自信が無い人も、安心して相談できる
  • 20代の転職に特化した転職エージェント
  • キャリアコンサルタントのサポートが丁寧
今まで中小企業で事務の仕事をしていて、結婚を機にもっと長く勤められる職場に転職したいんですけど、実は私、高校中退なんです。転職エージェントに相談しようとしても、断られるんじゃないかなって…。
大丈夫!心配はいりませんよ。確かに大手の転職エージェントの場合は、学歴・職歴によってはじかれてしまうケースもありますけど、20代の転職に特化した「ハタラクティブ」なら丁寧に対応してくれます。

ハタラクティブは20代転職の草分けなので、案件数も多くサポートも丁寧です。20代の転職に特化した転職エージェントには、他にも「リクらく」「就職shop」「第二新卒エージェントneo」などがあります。

「経歴に自信が無いけれど、結婚を機に正社員としてしっかりと働き、子どもが生まれてもずっと働き続けたい」というような場合は、20代の転職に特化した転職エージェントに相談することをお勧めします。

結婚と転職に関するまとめ

結婚と転職に関するさまざまな悩みと、その対処法についてご紹介しました。結婚も転職も、どちらも人生の一大事。どちらかのためにどちらかを犠牲にするようなことがないよう、慎重に行動しましょう。