グッドポイント診断の結果の活かし方|本当に適職を探せるか体験!

無料でできるグッドポイント診断がグッドポイント診断が自己PRに使える!

自分がどういう職業に向いているのか、どういう職種、業種ならば続けられるのか、いくら、給料が高い会社に入っても、続かなければ意味がなく、適性がない仕事を続けてもきつい状態がずっと続くことになります。

ハローワークなどのベテラン相談員の経験に基づいたアドバイスもいいのですが、ここはやはり、コンピューターの力を借りて、客観的にご自身の適職、適性を知ることも大切です。

すでに適職診断については、当サイトの下記記事で主なサービス10個を紹介していますが、今回、さらに、より適職適性を診断できる詳しいツール「グッドポイント」を紹介したいと思います。

リクナビ会員ならば誰でも利用できます。

転職活動をしている方の多くが「リクナビNEXT」に登録されているはずなので、利用も簡単です。
履歴書や自己PRにそのまま応用できるものもあり、ぜひとも利用していただきたいツールになります。

グッドポイントをやってみるメリットはこれ!

  • 実際に筆者がやってみました。画面のキャプチャーもあります。
  • 具体的な強みの分析のされ方に驚くはずです
  • 精度の良さ、転職活動への応用のしやすさが大きな特徴です
  • 30分で済みます。ぜひやってみましょう
  • 転職「戦略」を考えるうえでも重要なものを知ることができます

グッドポイント診断はリクナビNEXT会員限定の適職診断

グッドポイント診断

グッドポイント診断は、みなさんご存知「リクナビNEXT」内にある、会員限定の適職診断、自己診断ツールです。リクナビNEXTのHPから入らなくても下のリンクから移っても大丈夫で、リクナビNEXTへの会員登録が必要になります。

グッドポイント診断 | 転職なら【リクナビNEXT】

質問に答えていくことで、なかなか自分ではわからない特徴や、強み・弱みを把握できます。
ほかの適職診断ツールよりも時間がかかるため、ある程度余裕があるときに行いましょう。

時間がかかるということは、それだけ正確な結果が出るということになります。
自分では気づかない、深層心理がわかるかもしれません。

また、その結果を履歴書や自己PRに反映させることも容易で、自分の職務経歴と合わせて、最強の自己PRを作り上げるための有効なサポートになります。

リクナビNEXT自体、学生の登録も可能なので、新卒採用を控えた学生の人も余裕があればぜひやってみましょう(リクナビNEXTに登録さえすればよく、実際の求人に応募しなくても大丈夫です)。

先ず隗より始めよ!実際にグッドポイントをやってみた

筆者が以前リクナビNEXTに登録していた時のIDが生きていたので、実際にやってみました。

ID、パスワードを入れて、この画面になります。

グッドポイント診断

グッドポイント診断

「18種類の強みのうち自分ならではの5つの強み」がわかるそうです。
また、30分かかるようで、5分くらいで終わる他の適職診断ツールとは違って本格的ですね。
ではやってみましょう。

スタート画面です。
制限時間があり、どうやら3部構成になっています。

それにしても質問数が多いです。

グッドポイント診断

質問はこういう感じです。
4択で自分の価値観に合うものを直感で選んでいきます。

グッドポイント診断

グッドポイント診断

第二部はなんと126問もあります。
もう考えている時間はなく、感じたままに選択肢にチェックを入れていきます。

グッドポイント診断

こういう質問は深く考えず、直感を信じて選択していきます。

グッドポイント診断

グッドポイント診断

ようやく第三部です。
先ほどより質問数は減りましたが、それでも74問もあります。

グッドポイント診断

これも直感で選んでいきます。

グッドポイント診断

全293問(一部~三部)の質問に回答し終えると、私の強みが5つ表示されます。

グッドポイント診断

グッドポイント診断

文章になっていて、そのまま自己PRに使えそうです。

確かに診断には結構時間がかかりましたが(20分くらい)、私の特徴、強みとして出てきたのが

  • 柔軟性
  • 親密性
  • 冷静沈着
  • 独創性
  • 現実思考

の5つです。

確かに合っていますね。
独創的なアイデアを持ちながら、現実の自分の裁量内でできることをやってきた、会社員時代の自分と重なります。
物事を俯瞰できる冷静沈着性と柔軟性も確かにそうです。
衝突は同僚としたことがないですからね。

自分の裁量だとわかれば、独創的に一気に行動するという感じです。

診断の最後には、向いている求人が紹介されます。

グッドポイント診断

「NPOの事務局員」と「独立行政法人の事務系」ですね。
私の前職が経済団体の職員ですから、なるほど当たらずも遠からずかもしれません。
民間企業の営業やSEなどは向かないと思って、新卒の就活をしましたが、その方向性は正しかったのかもしれません。

このグッドポイント診断、結構当たっています。

「グッドポイント」=「長所」を診断するのも、そのままPRに使えますしとてもいいですね。

診断の結果わかった5つのグッドポイントをどう使うのか?

グッドポイントの使い方

30分約300問の診断の結果、ご自身の強み5つがわかります。
上の方から、より強みの度合いが高いものです。

私の場合は

  1. 柔軟性
  2. 親密性
  3. 冷静沈着
  4. 独創性
  5. 現実思考

の順に優れていることになります。

これを使って、転職先を探したり、自己PRを作ったりするわけです。

私の強み上位2つを書き出してみましょう。

柔軟性

あなたは、好奇心旺盛で興味の範囲が広く、ものごとを柔軟にとらえることができます。
また、突発的なできごとに対して臨機応変に対応することも得意です。
何に対しても「もっとよいやり方があるはずだ」と考え、様々なアレンジを繰り返していくため、あなたの取り組みはどんどん進化していきます。

あなたにとって、ひとつのやり方しか考えないことは悪なのです。
結果を出し続けていることが知れ渡るにつれて、周囲の人は改善したいことがある場合、あなたの視点やアイデアを求めるようになります。

親密性

あなたは、常に謙虚な気持ちを持って人と接しています。
内面についても話せる深い信頼関係を築くことを望んでおり、交際範囲を大きく広げることにはあまり興味がありません。

相手との距離感が重要と考えるあなたは、知り合って間がない相手に対してまずは適度な距離を置いて接し、互いにとって心地よい距離を探りながら丁寧に信頼関係を構築していきます。「控え目・礼儀正しい」など、評価されることも多いでしょう。

多くの人が集まる場ではおとなしく見られることが多いあなたですが、深い信頼関係を構築できた相手とは互いの思いや内に秘めたパワーをしっかりと理解しあえているはずです。

この2つ、あるいは強み3つ目以降の「冷静沈着」「独創性」「現実思考」を組み合わせて、志望動機や自己PRを作るといいでしょう。
あまり全部含めようとすると、ごちゃごちゃしてしまいます。

自己PRへのグッドポイントの活かし方

グッドポイントは自己PRでこう活かす!

グッドポイントによって、みなさんそれぞれの強みが5つ出てきたと思います。

それを5つそのままPRしてしまうと、焦点がぼけてしまい、かえって「どの点も70点です」という印象を与えてしまいます。

「この分野ならば95点~100点取れる。誰にも負けません」というように1つに特化させるのがコツです。

私の場合、強みの上位2つは「柔軟性」と「親密性」ですので、それをつなげて具体的な修飾語をつけてみます。

自己PR例

私の長所は、人と接する中で自分を開示して相手の信頼を得て、そのうえで柔軟に業務を改善できることです。

かつての部署の人とも今も定期的に会って情報交換ができますし、向こうの方から私を信頼していただき、様々なことを教えていただけます。

先輩や上司に言わせると「君は今までにいないタイプで、うそをつくようには見えるないし、積極的にこちらの話を聞いてくれる。それに仕事の内容でしっかり応えてくれるため、実績を担保に新しいことについて相談しやすい。慣例を廃する柔軟性があり、君にお願いしたミッションを確実に果たしてくれるので、自分のやり方でやるのを任せられる」ということです。

礼儀正しく、自己開示を積極的に行ってくれるため他人が信頼できるそうで、ネガティブな報告もしてくれるので助かるそうです。ネガティブな報告をする部下は本当に少ないようで、組織を守るためにはそういう人間は不可欠、余人をもって代えがたいと言われたこともありました。ウソをつけない人間です。

業務改善も積極的にして、これまでのやり方を変えてより収益が上がる方法に変えました。今あるものを守るだけではなく、新しく変えていくエネルギーも持ち合わせていて、それを可能にするのが親密性から得られる信頼感です。

2つの強みだけでもこれだけ膨らませることができます。
これを覚えておけば、いろいろな場所の面接で応用できます。

グッドポイント診断を使ってSWOT分析をしてみよう

グッドポイント診断の結果は、上で書いた自己PRとして直接役立てることもできますが(上位2つをつなげて膨らませる)、もっと戦略的にご自身の転職希望先、応募企業を選定する際にも役立ちます。

自分の価値を最大限に発揮できる市場を見つける、自己分析の手法として「SWOT分析」というものがあります。

この理論は、お店を新規に出したい場合(例えばラーメン屋の新規開店)に、どの駅のどの辺に店舗を構えるのか、などに使われる手法で、自分の(あるいは自分の会社の)

  • S→Strengths
    強み:目標達成に貢献する特質、長所。
  • W→Weaknesses
    弱み:目標達成の障害となる特質、短所。
  • O→Opportunities
    機会:目標達成に貢献する外部の環境。
  • T→Threats
    脅威:目標達成の障害となる外部の環境。

を自己分析したうえで、どの市場に打って出るのかを決める理論です。

ラーメン屋の例で言えば、豚骨ラーメン1本で勝負したいお店は、ライバルとなる家系ラーメン等の激戦地では勝てないでしょう。
一方、お年寄りが多い住宅街でも無理でしょう。
ライバル店が少ない、男性客が多い学生街等で、豚骨ラーメン以外のメニューも出すのが正解です。

これはおいしい豚骨ラーメンという「強み」を生かしながら(本当においしいならば)、メニューの少なさ(豚骨ラーメン一本勝負)という「弱み」を克服し、ライバルが多い場所(「脅威」)を避け、潜在的にラーメン屋の客になりうる若い男性が多い学生街(「機会」)を狙うという戦略です。

これをご自身の転職活動に当てはめれば

  • 強みを生かす
    資格や性格、能力をより発揮できる職場へ転職する
  • 弱みを克服する
    口下手で営業職に向かないので、事務職やプログラマーに転職する
  • 機会を増やす
    求人が多い分野、業種に応募する
  • 脅威を避ける
    競合他社が少ない業界、専門職で誰でもなれない仕事

これらを組み合わせて、自分の市場価値が高い会社へ応募していくのがいいです。

グッドポイント診断をすれば、SWOT分析のうち、「強み」(S)の性格的な部分が自動的に5つ抽出されます。

あとは、これまでの職務経歴(業務)の「強み」を書き出せば、4つの分析のうち1つは簡単に終了してしまいます。
なんと便利なんでしょう。

あとは「強み特化」で転職活動をするのか、弱みの克服や機会の増加、脅威の回避を合わせて行うのがいいのか、転職活動の戦略を決めましょう。

重要な転職のための自己分析要素である「強み」の半分が30分で自動的に出てくる、グッドポイント診断をやらない手はないと思いますがいかがでしょうか?

グッドポイント診断の評判、口コミを探してみた

SNS上からグッドポイント診断の評判を拾ってみました。

驚くほど高評価一色です。

まとめると

  • 「当たっている」
  • 「コスパがいい」(無料なので)
  • 「褒める内容なので前向きになれる」

ということです。

また、弱点(弱み)が強みの逆だ、というのもいい得て妙です。
私の場合、柔軟性が最も高いので、逆に言うと「カッチリ型にはめられる」仕事は向かないということです。

前例踏襲、勝手なことができない役所や金融機関は私には不向きなのは事実で、私がうつ病になったのはまさに「型にはめる」「裁量の余地がない」部署に行ったからです(※)。だから、この診断は逆を見ても、かなり当たっているといえそうです。

やってみてデメリットがないので、興味本位でいいので一度やってみたらいかがでしょうか?当たっているのでおすすめできます。

グッドポイント診断でどのような結果が得られる?適職探せるかやってみた まとめ

グッドポイント診断まとめ

  • グッドポイント診断は300近い質問に直感的に答えていく診断ツール
  • リクナビNEXTが運営している
  • 診断結果にふさわしいリクナビの求人が診断後に紹介される
  • 口コミや評判によると、診断結果は驚くほど当たっている
  • 「強み」をどう転職に生かすのかが大切である
  • 自動的に上位5つの「強み」を知れるので自己分析に大いに役立つ
  • 上位の強みを合わせてて膨らませれば自己PRが完成する
  • SWOT分析など転職「戦略」を考えるうえでも大きな武器になる