低収入、過酷な労働環境、サービス残業など保育士は集まれば愚痴大会が始まるぐらいネガティブな話題が多い仕事です。そんな大変な毎日の中で、ネガティブなことも笑いに変えてくれるのがあるあるネタです。
当記事では疲れた時にも笑顔になれる「保育士あるある」をまとめて紹介しています。
目次【クリックして移動できます】
保育中編:保育士あるあるネタ!
あるあるの中でも、一番共感できるのが保育中の出来事ではないでしょうか。
保育士しか体験できないほっこりする「あるある」から、保育士は可愛い子供と楽しく遊んでいるだけじゃない!と思える「あるある」まで、思わず「あるある」とつぶやいてしまうネタを見ていきましょう。
園児のお昼寝で自分も寝てしまう
お昼寝の時間は、保育記録や連絡ノートなどの事務作業が出来る貴重な時間。
幼児や年少さんはすぐに寝てくれるので、スムーズに次の仕事に移れますが、年中さんや年長さんになるとなかなか寝てくれない子もいますね。
そんな時は添い寝をしてなんとか寝かしつけようとしますが、うっかり自分が寝てしまうなんてことも多いとか。
元気いっぱいの子供の相手は体力を使いますから、添い寝をしたら眠くなるのもしょうがないことですね。
ポケットはティッシュのゴミ箱状態
小さい子供は、季節を問わず鼻水を垂らしていることが多いので、頻繁にティッシュで拭き取らなくてはいけないというのも保育士あるある。
そのティッシュを、後で捨てようと思いながらポケットに入れてそのままに捨て忘れてしまうのもあるあるですね。
他にも、園児が拾ったどんぐりや石が入っていたり、メモが入っていたり、エプロンのポケットは四次元ポケット状態ですが、ティッシュを入れたまま洗濯すると大変なことになるので要注意ですね。
園児の初恋の人になることが多い
ママと違ってほとんど怒らない保育士は、男の子にとっては憧れの優しいお姉ちゃん的な存です在。
その憧れは、いつの間にか恋心に変わることも。たどたどしいしゃべり方で「先生と結婚する!」と言われたら、日頃の疲れも吹き飛んでしまいますね。
保育士が園児の初恋の人になるのはあるあるの鉄板ですから、恋人がいない保育士さんも園児の恋心に癒やされてしまう、そんな自分で大丈夫か?なんて自問自答することも多いのではないでしょうか。
保育士に美白はない
世の女性の美白ブームは相変わらず継続中ですが、季節を問わず外に出ることが多い保育士に美白はありません。
忙しい保育の合間に日焼け止めをこまめに塗るなんてことは出来ませんし、いくら帽子やアームカバーで防御をしても、お散歩や園庭遊びをしていれば紫外線は容赦なく降り注ぎます。
美容雑誌の美白特集を見て、自分とは縁のない世界とため息をついている保育士さんも多いようです。
健康的な小麦色の肌が人気だった時代が懐かしいですね。
謎のアザや傷がある
お風呂に入った時に、ふと謎のアザや傷に気がつくのも保育士あるあるですね。
ドタバタの保育中は、ちょっと蹴られたり何かにぶつけたりしても、自分のことより子供が優先なのでかまっている暇はありませんし、もはや痛みも感じないというたくましさを持つのが保育士。
1つのアザが消える頃には、また新しいアザが出来ているなんてこともざらなのでは?
気にしてもしょうがない、と諦めてスカートは履かなくなるというにも保育士あるあるかもしれません。
靴下にすぐ穴があく
なんか足先がすーすーするな、と足元を見たらいつの間にか靴下に穴があいていたというのはよくある話ですね。
保育士は常に動き回っているので、靴下にするに穴があくのもあるあるです。
靴下の穴は、子供にとって格好のからかいポイントですから、子供に指摘されて気がつくことも。
靴下の穴を見つけて盛り上がっている子供達を見れば、穴の1つや2つで喜んでくれるなら、と寛容になってしまいますね。
保育士にとって靴下の穴は、もはや園児のためのお笑いネタの1つと言えるでしょう。
免疫力がつく!
胃腸炎や風邪などの感染症などは子供の間で流行りやすく、子供と密に接する保育士さんもかかりやすいですね。
ただ、日々あらゆる菌にさらされているので、保育士経験が長くなるほど免疫力が高くなっていくというのも保育士あるあるの1つ。
新任の保育士は感染症にかかることが多いものの、いつかは「あのときは休んで気まずかったなあ」と懐かしく思えるようになります。
その反面、新任の方は感染症にかかりやすいのがあるあるなので注意しなくてはいけませんね。
職業病編:保育士あるある!
保育士の職業病あるあるは、自分だけだと落ち込んでしまったり恥ずかしくなったりするものですが、みんな同じなんだと思えばくだらない悩みだと思えるもの。
ここでは、保育士の職業柄あるあるをご紹介します。
仕事に行く時はすっぴんが基本
子供と一緒に遊ぶのも仕事の1つなので、季節を問わず仕事中は汗だくになるのが保育士です。真夏ともなれば、1日に数回着替えることもありますね。
ですが、着替える時間はあっても化粧直しをしている暇はありません。
メイクなんてしていった日には、アイラインやマスカラが汗で流れて目の周りは真っ黒、ファンデーションはヨレヨレです。
新任のうちは毎日きちんとお化粧をしている保育士さんも、日に日にメイクが薄くなり、2年目になるころには先輩保育士と同様にすっぴんに。
ベテラン保育士が新任のバッチリメイクを咎めず、1~2年目の保育士を温かい目で見守っているのも「今だけ」と分かっているからなのですね。
腰痛や筋肉痛はいつものこと
保育室にある机や椅子、ロッカーなどはすべて子供サイズですし、自分の身長の半分以下しかない園児を抱っこしたり手を繋いだり、何かと中腰になることが多いので、万年腰痛という保育士は8割以上いると言われています。
また、抱っこが大好きな子供達を入れ替わりで抱っこしなくてはいけませんし、追いかけっこをしたりするのも日常茶飯事ですから、腕や足の筋肉痛はいつものことというのも保育士あるある。
腰痛は休まないと治らないので、ヘルニアを発症するリスクが高いのもあるあるです。
若くても膝は黒ずんでいる
普通、膝が黒ずんでくるのは代謝が低下する高齢になってからですが、保育士は年齢に関わらず膝が黒ずんでいます。
その理由は膝立ちや正座をすることが多いからです。工作をしているとき、絵本の読み聞かせをするとき、お遊戯の練習のときなど固いフローリングの上に長時間膝立ちや正座をしなくてはいけないため、摩擦や圧迫で膝が黒ずんでしまうのですね。
綺麗な膝を保つには毎日のケアが重要なので、膝ケアに関する知識をよく知っているのも保育士あるあるの1つです。
腕はメモ代わり
保育士の重要な仕事となるのが、連絡帳に記入したり保護者に直接伝えたりする子供の成長に関すること。
「初めて立っちができた」「嫌いな野菜を頑張って食べた」など保護者がいないところでの成長はしっかり伝えなくてはいけないので、その都度メモをします。
そのときにメモ帳代わりにするのが腕です。
いちいち紙に書いている余裕のない仕事ですから、腕に脈略のない文字が書かれているのは保育士ならではのあるあるですね。
うっかり油性ペンで「うんちができた」と書いてしまい、しばらく消えなくて恥ずかしい思いをしたなんて保育士さんもいるようです。
ヒーロー物やプリンセス系にやたら詳しい
子育てママあるあるにも共通していることですが、子供達が大好きなヒーロー物やプリンセス系のキャラクターに、やたら詳しく、必殺技や主題歌を知っているのはもちろん踊りまで踊れてしまう保育士も多いですね。
年中や年長クラスを担当すると、子供の間で流行っている芸人さんやyoutuberのネタに詳しくなることもあります。
一見、何の得もないと思えるあるあるですが、最近はヒーロー系の俳優さんもイケメンが多く、保護者の間でも人気があるので、思わぬところで意気投合して保護者と仲良くなれるというメリットがあるようです。
トイレに行く回数が少ない
トイレに行きたいと思っても、保育施設では自分の尿意よりも子供が優先です。
乳児クラスであれば担当する子供は少なくても目が離せませんし、幼児クラスで担当する子供の数が減っても、保育士の数も減るのでいろいろなところからお呼びがかかります。
子供の相手から食事の準備や後片付け、その後はお昼寝の準備と息をつく暇もないので、気がついたら1日中トイレに行ってない、なんてことも保育士あるあるですね。
普通の仕事からすればびっくりするようなあるあるですが、保育士ならトイレに行かない回数が多いのは普通のことのようです。
ちなみに、そのせいで膀胱炎になる人が多いという情けないあるあるも保育士ならではでしょう。
プライベート編:保育士あるある!
保育士の仕事を離れている瞬間でも、ついつい保育士の顔が出てしまったり、周りのイメージを押しつけられたり。
保育士はプライベートでも職業が出やすい部類に入るので、自分では気がつかなかったことでも、思わず「あるある」と思ってしまうネタがたくさんあるのではないでしょうか。
プライベートでも自分のことを「先生」と呼ぶ
普通は自分の子供にはママ、友達や知人の子供には○○ママという一人称を使いますが、保育士さんはさらっと「先生は」と言ってしまいがち。
子供だけならまだしも、友達とおしゃべりをしているときでも「先生」と言ってしまったりするので、恥ずかしい思いをしたという方も多いですね。
ちなみに、自分のことを「先生」と呼んでしまうあるあるは、小学校や中学校の先生あるあるでもよく見かけます。
子供と目が合うと笑いかけてしまう
ショッピングの最中や外食の時、子供と目が合うと笑いかけてしまうのは保育士の習性とも言えますね。
長年保育士をしている方だと、状況によっては笑いかけるだけでなく話しかけてしまうこともあるとか。
一人で遊んでいる子供がいると気になってしまい、つい無意識に相手をしてしまう、根っからの保育士気質の方も少なくないですね。
その反面、保育士にとっては普通の行動でも、子供からすると「なんだこの人」となるので、無駄に警戒されて寂しかったという経験がある保育士さんも多いようです。
ショッピング中でも保育関連のものをチェックする
待ちに待ったお休みの日にショッピングを楽しむはずが、気がついたら保育関連の小物や書籍をチェックしてしまう保育士あるある。
「これは幼児クラスで使えそう」「この絵本は好き嫌いを無くすのに良さそう」など、プライベートな買い物はそっちのけで保育の仕事の役立ちそうな物を探し回ってしまい、結局自分のものは何も買わずに帰るというのもあるあるです。
日々の保育で疲れているのに、休日にも仕事のことを考える自分を褒めてあげましょう。
保育士は怒らないと思われている
いつも笑顔で子供達と楽しく遊んでいる優しいイメージが強いので、保育士は怒らないと思い込んでいる人も少なくないようです。
そのため、怒ったりすると「イメージと違う」と驚かれてしまうことがあります。
保育士だって人間ですから、嫌なことをされたり理不尽な扱いを受けたりすれば怒るのも当たり前です。
優しいと思われるのは悪いことではありませんが、それでもそのイメージが重荷になってしまうのもあるあるかもしれませんね。
つい幼児相手の言葉を言ってしまう
子供と会話をすることが多いので、ついプライベートでも幼児相手の言葉を使ってしまうあるある。
「おトイレに行ってくる」「そのお洋服可愛いね」「ごあいさつしなくちゃ」など「お」や「ご」をつけてしまってちょっと恥ずかしい思いをすることも。
丁寧な言葉は良いものですが、それでも大人同士の会話には違和感がありますね。
また、「手袋さん」や「きりんさん」など、名詞に「さん」づけをしてしまうのも保育士あるあるですね。
異性との出会いは少ない
男性人気が高く、モテる職業と思われている保育士さんですが、仕事柄出会いは全くないと言っても過言ではありません。
職場で出会う男性は園児のパパぐらいですし、仕事終わりに飲みに行きたいと思っても、毎日のように残業があるので帰って寝るだけの毎日です。
週末は疲れてバタンキューという保育士さんも多いですから、自分から頑張って恋愛のために動かないと婚期を逃してしまうので要注意です。
悩み編:保育士あるある!
普通の仕事をしている友達や家族に言ってもなかなか理解してもらえない保育士の悩み。
子供相手の仕事としか思われていないことも多く、一人で悩みを抱え込んでしまったいる方も多いのではないでしょうか。
一人で悩んでいると落ち込むだけなので、「あるある」ネタを見て「みんな同じなんだな」と心を楽にしてあげましょう。
楽な仕事でいいなと言われる
保育士の悩みといえば、やはり「楽な仕事でいいな」と言われてしまうこと。
自分の苦労をアピールすることは出来ませんが、どんな仕事も大変なのと同じで「保育士だって楽じゃない!」と言ってしまいたくなる人も多いのでは?
「子供と遊んでお金をもらえる」なんて言われた際には、いくら友達でもぶち切れるなんて保育士さんもいるようです。
保護者にも保育士の大変さを知らない人が多いので、理不尽なクレームが来るとうんざりしてしまいますね。
毎日残業が当たり前
楽な仕事と思われるのと同じぐらい悩みの種となるのが残業です。
保育士にとって、定時になったらタイムカードを押して「お疲れ様~」と帰るのは夢のまた夢。
よほどのことがない限り定時に帰れることはありませんし、短くて1時間、イベント前や行事の準備があると2時間残業は当たり前というのが一般的です。
そもそも、日勤でもお迎えの時間と定時がかぶることが多いので、事務作業がなくても30分ほどは残業になってしまいます。
もちろんほとんどの残業はサービスですから、お金にもなりません。
子供の名前が読めない
一時期よりは減ったものの、まだまだ多いキラキラネーム。
読める漢字でも当て字で使われていたりするので、子供の名前が読めないのは珍しいことではないでしょう。
また、当て字でなくても常用漢字じゃない漢字を使っていることもありますね。
保護者の中には、読めなかったり間違えたりすると文句を言ってくる人もいますから、名前の読み方のことでも保育士は苦労させられます。
お給料が安い
仕事量とお給料のバランスの悪さは、今に始まったことではありません。
ここ数年でようやく国が本腰を入れて待遇改善策を施行していますが、それでも保育施設によって政策が反映されているところといないところがあるのが現状です。
お給料に満足している人はごくわずかですから、お給料が安いことが保育士の悩みあるあるにランクインするのは当然と言えるでしょう。
残念ながら、お給料が安いせいで転職や離職が多いのも保育士あるあるです。
プライベートの時間が少ない
保育士は、残業に加えて持ち帰りの仕事も少なくありません。
特に、イベントや行事の前にはそちらの準備に時間が割かれてしまうので、事務作業は持ち帰るのが当たり前です。
そのせいでプライベートな時間が少ない、という悩みも保育士あるあるでしょう。
また、保育施設と自宅のエリアが同じだったりすると、スーパーで保護者と会ってしまったり、恋人といるところを目撃されてしまったり、自分の日常が保護者の間で噂になってしまうこともあります。
こういった意味で、プライベート時間がないと嘆いている保育士さんも多いようです。
子供相手が上手なのが当たり前と思われている
確かに保育士はたくさんの子供の相手をしますし、それが仕事ですから泣いたりぐずったりしたときの対処法も心得ています。
だからといって、どんな子供の相手でもできるというわけではありませんね。
保育施設では、毎日子供達に接することで信頼関係を築いていますし、子供の性格もわかっているので対処ができるだけ。
神様じゃないのですから、初めて会った子供やひねくれた性格の子供とすぐ仲良くなることはできません!
辞めたくても引き止めがすごくて辞められない
保育士不足はどこの保育施設でも同じですから、辞めようとするとものすごい引き止めがあります。
退職を申し出る時は「絶対に辞める」と決めていても、引き止めがすごくて辞められないと悩んでいる保育士さんは少なくありません。
ここで「お給料を上げてくれれば」と言えればいいのですが、それが言えるぐらいなら最初から辞めようとは思わないものです。
同僚が困るのも分かっているだけに、強く引き止められて辞められないという悩みは保育士につきものと言えるでしょう。
保護者とのやり取りが疲れる
年々増加している悩みあるあるが保護者とのやり取りです。
モンスターペアレントも増加の一途ですから、ちょっとした怪我でもものすごい文句を言ってきたり、公平な保育をしなくてはいけないのに自分の子供をもっと優遇しろと言ってきたり。
自分勝手な言い分を押しつける保護者とのやり取りに疲れ果ててしまっている保育士さんも多いようですね。
一部の親だけといっても、こういった保護者の圧はものすごいので、毎日のようにクレームが続くと心も病んでしまいます。
転職編:保育士のあるある!
離職率が高い保育士は、転職率も高くなっていますが、不満があってもまだ転職に踏み切れていない、という保育士さんもいるのではないでしょうか。
ここでは転職あるあるをご紹介するので、転職に不安がある方は「あるある」に当てはまらないようにして転職成功を目指しましょう。
転職先で元同僚と再会
転職をするときには、今の保育施設で不満に思っていることを解消できる職場を探すものですので、転職先で元同僚と再会するというのは珍しいことではありません。
辞める理由をごまかしていたりすると、再開をしても気まずい感じになってしまうのも保育士あるあるです。
気まずい中で仕事を続けるのも大変なので、また転職なんてこともあるかもしれません。
いずれにしても、同僚と再会しないためにはワンランク上の保育施設への転職を目指すのがベストです。
求人情報探しで疲弊する
保育士不足なだけに、求人情報を探せば星の数ほどの案件がヒットします。
ただ、どんなにたくさん求人案件が見つかっても、その内容をしっかりチェックして自分の希望条件と照らし合わせなくてはいけません。
そのため、求人情報探しで疲弊するのも転職あるあるです。そのせいか、最近は希望条件に合った求人案件を紹介してくれる転職サイトを利用する保育士さんが増えているようです。
前の保育園の退職理由を聞かれる
保育士に限ったことではありませんが、転職の面接では必ず退職理由を聞かれます。
このあるあるは、採用されるかされないかを左右する重大なものです。面接官は、退職理由によって採用する価値があるかどうかを決まると言っても過言ではありません。
前の職場の文句や不満が理由だと、「雇ってもすぐに辞めそう」というイメージになるので要注意です。
と言っても、採用されやすい退職理由を自分で考えるのは難しいので、転職サイトに相談するのも保育士あるあるかもしれません。
ブラック保育園に騙されそうになる
初めて転職をする保育士あるあるが、ブラック保育園に騙される、もしくは騙されそうになるというものです。
ブラック保育園の求人募集は、一見高待遇に見えるのが特徴ですが、よくよく見るとどの待遇も曖昧に書かれています。
たとえばお給料に関しては、はっきり明記せずに「例:23歳 月収30万円」という情報だけで、基本給や手当は記載されていなかったりします。
これだけ見ればかなり高給に思えますが、実際に働いてみると書かれている給与や環境とまったく違うというのがブラック保育園。
初めての転職だとブラックを見分けるポイントが分からないため、騙されてしまうリスクが高いのです。
異業種への転職は難しい
保育士の仕事に疲れてしまった、という保育士さんが遭遇するのが、異業種への転職が難しいというあるあるです。
保育士はとても素敵な仕事ですが、異業種にとって必要なスキルが身についているわけではないのが実情です。
子供や保護者相手で培ったコミュニケーション能力を活かせば営業職に対応できるかもしれませんが、過酷な労働環境は営業職も同じですし、売り込む必要があるので求められるスキルも微妙に異なります。
一般事務職や総合職を目指しても年齢によっては新卒の方が良いという企業が多いため、保育士よりも楽な仕事を目指しての異業種転職は難しいのですね。
他の保育施設からスカウトされる
引き継ぎも踏まえて、退職を申し出るのは1ヵ月から2ヵ月前が一般的なので、辞めるまでの間に退職するという情報が広まってしまいます。
保育士不足はどこの保育施設でも同じですから、退職の噂を聞きつけるとスカウトが来ることが多いです。
スカウトの場合は、今の職場よりも高待遇の条件を提示されます。
ただし、本当に待遇が良い保育施設なら求人募集をすればたくさんの応募があるはずですから、わざわざ辞める時を狙ってスカウトしてくるのは何か裏があるかもしれないので要注意です。
保育士のあるあるネタまとめ
保育士の「あるある」ネタの中には、笑えるものもあれば笑えないものもあるのではないでしょうか。
もしため息をつきながら「あるある」と共感することがあれば、それは転職のサインとも言えます。
人によっては、笑えない「あるある」を見て「そんなに大変な職場もあるんだ」と驚いているかもしれません。
転職サイトを活用すれば、笑えない「あるある」も「ないない」と笑い飛ばせるホワイトな職場に移動することも可能です。
転職サイトは登録すれば無料で使えるだけでなく、個別でつく担当エージェントに相談もできますので、まずは登録してどんな保育施設があるのか確認だけしても損はないでしょう。