保育士として働くことのデメリットが解消され、働きやすい労働環境でご自身の能力をいかんなく発揮して、プライベートと両立させることができるかもしれません。
今回は保育士の派遣社員としての働き方についていろいろ考えてみたいと思います。
- 保育士が置かれている厳しい現状と問題点がわかる
- 保育士が派遣で働くメリット・デメリットがわかる
- 紹介予定派遣についてわかりやすく解説
- おすすめの保育士向け派遣会社をランキングで紹介
目次【クリックして移動できます】
なぜ保育士の派遣が人気か?保育士として働く問題点と現状
「保育園が足りない」と言われて久しく、これは共働き世帯の増加とそれによる待機児童に増加によるものなのは言うまでもありません。
保育園の数も足りていませんが、そこで働く保育士の数も足りていません。
保育園はできたのに、保育士が集まらないので、4歳児、5歳児クラスは開講しない、というような例もまま見られます。
現在の保育士が抱える問題点は以下のとおり。
1.年収(収入)が低すぎる
親からの保育費+税金(補助金)で保育士の給料は成り立っているので、収入は低く抑えられています。
正規職員(正社員)の保育士でも平均年収約320万円。
これは他の業種と比較しても低く、まったく無資格でもできる介護職と同じレベルです。
せっかく勉強して保育士の資格を取ったのに、これではまったく報われないどころか、生活も厳しいレベルになってしまいます。
2.労働時間が長い、サービス残業が多い
保育士の場合、残業が多いというデメリットもあります。子どもたちの保育をしている時間は子どもたちにかかりっきりになりますから、事務作業などは時間外に行うことになります。
保育園に残ることは稀で、多くの場合持ち帰り残業になります。当然、持ち帰りは仕事時間の計算、証明ができないのでサービス残業になります。
クラスだより、遊具の制作、指導案の作成、やることはいくらでもあります。
3.女性だらけの職場で人間関係がキツイ
看護師の世界と同様、保育士も「女の職場」です。
看護師は10%が男性ですが、男性保育士は5%未満、より「女の職場度」が高く、人間関係で悩むことが多くストレスがたまります。
クラス担任とそれ以外、何歳児のクラスと担当するのか、モンスターペアレンツへの対応、ベテラン非常勤保育士との軋轢など、頭痛の種はこれでもか、とあります。
保育士の派遣社員のメリット・デメリット
この現状の悪いところを一気に解決する方法として「派遣社員の保育士」として働く方法があります。
なぜ派遣社員で働くといいのか、その理由を見ていきましょう。また、派遣社員で働くデメリットも知っておきましょう。
派遣社員の保育士のメリット
【派遣保育士ならではのメリットは?】
1.残業がない、あっても残業代が出る
派遣社員は時間給ですから、「子どもが帰った後に残って残業」ということはありません。あらかじめ契約した時間を働き、就業時間が来れば帰ることができます。
働けば働いた分だけしっかりともらうことができます。
2.必要以上の責任がない
派遣社員の保育士であれば、クラス担任や主任などの責任がある立場になることはまずありません。「フリー保育士」や非常勤保育士がメインで、正規職員の保育士がいない時間の保育や、他の正規職員の保育士のサポート業務がメインになります。
自分で指導案を立てたり、子どもについての書類を書いたり、行事を主体的に企画したりすることはありません(勤務時間内にお手伝いくらいはするでしょうが)。
3.パート、バイトよりも時給が高い
保育園で働く非常勤(パート、アルバイト)の時給の相場は、最低賃金よりも多少高いくらいです。
つまり、900円~1000円くらいのところがほとんどで、これならばコンビニのバイトと大した違いはありません。
幼児、乳児の命と健康を守り成長させる仕事を担っているにしては安すぎですよね。
保育園に直接雇用されているパートやアルバイトがこの低水準なのですが、派遣社員の場合はもう少し割りがいいです。
つまり、時間給で限られた責任で働きたいならば、圧倒的に派遣社員で働いた方がいいですね。
4.短期勤務ができる
1か月とか3か月とか、短期の勤務も派遣社員ならば叶います。
派遣社員は正規職員や非常勤(直接雇用)の調整弁、バッファとして働くことが多いので、ある保育士が産休に入って新年度までのつなぎや、特に行事等で忙しい時期のサポート要員などで採用されやすいですし、そうした求人もあります。
派遣社員の保育士のデメリット
【派遣保育士にデメリットはあるの?】
1.何かあると切られやすい
保育園に直接雇用されているわけではありませんから、何かあれば「次回更新しません」で終了になってしまいます。
あくまで、正規職員で足りないところを埋める「バッファ」として働きますから、調整されやすい身分であることに注意してください。愛着があってもあっさり切られてしまいます。
2.将来的に昇進や出世ができない
派遣社員を選択している時点で、出世や昇進に興味がある人は少ないと思いますが、この立場では責任がある役職に就くことはできません。
3.昇給が難しい、ボーナスがない
【非常勤保育士の立場ではボーナスは厳しい…】
正規職員であれば昇給していきますが、派遣社員ならばそういうのも期待できません。
契約更新できたとしても、よほど「余人をもって代えがたし」と評価されないとそのままの時給でまた働くことになります。
また、ボーナスも支給されません。
「紹介予定派遣」という働き方もあり
派遣社員の場合、同じ職場で働ける期間は決まっています。派遣法関連の改正が多いので今後どうなるかわかりませんが、派遣社員を積極的に選び、責任なく少々割高な時給で満足している人は問題ありませんが、そうでない人、本当は正規職員の保育士として働きたい人は、派遣だと身分が不安定になってしまいます。
その解決方法として「紹介予定派遣」というものがあります。
わかりやすく言うと
・まずは派遣社員として保育園で働く(最長6か月)
↓
・一定期間経過後、本人と保育園が正規職員として雇用契約を結ぶのか判断する(双方の同意で正規職員になれる)
普通の派遣社員と違い、保育園もこの人が正規職員になる候補であることをあらかじめ知っています。だから、正規職員の保育士のような仕事を一部与えることもありますし、評価も厳しめになるかもしれません。
それなら最初から正規職員としての就職、転職を目指せばいいのでは?と思われるかもしれませんが、ブラックな待遇もありうる保育園ですから、正規職員として就職してしまうと、すぐやめると職務経歴に傷がつきますし、いきなり大変な仕事を任されるかもしれません。
保育士→責任が薄い派遣社員の身分で、事前にその保育園が働くになるところかどうかをチェックできる。ダメだったら次の保育園を紹介してもらえばOK
保育園→いきなり正規職員として雇用すると、ダメだった場合に解雇が難しい。
これならばダメだったら正規職員として採用しなければ住む話、事前に働き方をチェックできる
というように、双方「WIN-WIN」な契約ができるというわけです。リスクヘッジのためにも、この「紹介予定派遣」は大いにアリですね。
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