- 出産で仕事を辞めたけど社会復帰をしたい
- 子育てしながらできる仕事を探している
- 時給の良さも大事だけど福利厚生の充実さも欲しい
主婦が働くといえば、自宅周辺で働けて夫の扶養範囲内で働けるパート勤務が人気でした。最近では、高時給で各種保険制度に加入できる派遣会社に登録する人が増えています。中には月に数回程度だけ単発の仕事をして稼ぐ人もいるそうです。
派遣会社で働きたい主婦のために、税金や扶養制度をはじめ、オススメの派遣会社情報をまとめました。
主婦が再就職先にに派遣を選ぶ理由
派遣社員の仕事は、高時給案件を多く取り扱っています。時給1,500円以上の仕事が多く、未経験者でも1,000円以上はもらえます。万が一、企業との契約が終了しても、次の仕事を紹介してくれる安定性も魅力の1つです。
- 近所のスーパーで働くよりも稼げる
- 子供が帰ってくる前に終わりたいから平日の14:00までの仕事がしたい
- 主人が休みの土日どちらかで1日だけがっつり働きたい
など、自分のライフスタイルにあった仕事を紹介してくれるため、働きやすいことが主婦に人気の理由です。
主婦目線でみる派遣のメリット
- 自分のライフスタイルに合った仕事を紹介してもらえる
- 転勤族でも全国に支社があるから再び仕事を紹介してもらえる
- 時給が高いから稼げる
- 単発仕事は1回切りだから人間関係などに悩まない
- 紹介派遣制度を使って正社員も目指せる
主婦が派遣社員で働くメリットは、時給の高さや条件にあった仕事を紹介してもらえるだけではありません。夫の都合で転勤があっても、引越し先で仕事ができることも魅力です。派遣社員は、配属先が企業なだけであって、雇用主は派遣会社です。転勤先の支店で仕事を紹介してもらえるため、継続して働くことができます。紹介派遣制度がある場合、正社員へのステップアップも可能です。
主婦目線でみる派遣のデメリット
- 自宅周辺で仕事が見つかりにくい
- 子どもの熱で休みたいときに休めない
- キャリアとして認められず年齢を重ねると仕事が減る
仕事にもよりますが、派遣先の企業は都心部に集中しています。自宅からアクセスしやすい場所に会社があればいいのですが、ほとんどの場合そんな都合のいい条件は舞い込んできません。30分〜1時間程度の通勤時間が生じます。
また派遣社員は実務スキルがあるとみなされても、キャリアとしては認められにくいのが現状です。そのため年齢を重ねると、紹介してもらえる仕事がだんだんと減ってきます。40歳を過ぎて違う会社で働きたいと思っても、採用されにくいようです。
主婦が派遣で働くときに注意が必要な保険や税金、扶養範囲内勤務に関すること
時給が高さに飛びついてしまいがちですが、稼ぎすぎにも注意が必要です。夫の扶養範囲内で働きたい場合、決められた金額を超えると扶養から外れます。各種保険・所得税・住民税を支払わなければなりません。単発勤務ならそこまで気にしなくてもいいですが、週5日フルタイムで働く場合、派遣会社の保険に加入し、扶養から外れることをオススメします。
派遣社員が扶養範囲内で働く場合年収はいくらに抑えたらいい?
ニュースで『103万の壁』『130万の壁』『150万の壁』など、よく取り上げられていると思います。これは、アルバイト・パート・派遣社員として働く場合、扶養に入りながら稼げる上限金額のことです。
年収 扶養内容について
100万 | 住民税が発生する金額(地方自治体により異なるため、各市役所で確認) |
---|---|
103万 | 所得税が発生する金額 |
130万 | 社会保険の扶養から外れる金額 |
150万 | 配偶者特別控除が受けられる上限金額 |
100万円を超えると、まずは市民税が発生します。夫の扶養に入っていれば配偶者控除により、最大38万円の控除を受けることができます。市町村によって基準は違いますが、ほどんどの人が住民税を払うことなく働けるでしょう。
103万円を超えると所得税が発生します。配偶者控除の適用はされませんが、配偶者特別控除の対象者です。。配偶者控除と同じく最大38万円の控除が受けれます。「所得税を払ってまでは稼ぎたくない」なんて人は、103万を目安に稼ぎましょう。
ここで注目したいのは、130万と150万円の壁です。配偶者特別控除の対象になるのは150万円までなので「150万円までは稼いでも大丈夫」と思うかもしれませんが、ここまで稼ぐと社会保険の扶養から外れてしまいます。
社会保険の扶養とは、健康保険と国民年金のことです。「夫の扶養に入る=健康保険証は夫の会社の健康組合に加入できて、国民年金は第3号として認められる」なんて思っている人が多いのですが、実はまったく別物。「扶養に入る=夫の会社と社会保険の2種類の扶養に加入する」ことなのです。
会社の扶養対象者として控除が可能な金額は150万円までですが、社会保険の扶養は130万円までなんので、ボーダーラインがそれぞれ違うのです。
つまり130万円以上稼ぐと、社会保険の扶養から外れるため国民健康保険と国民年金を支払う必要があります。扶養範囲内で働きたい人は、103万以上、130万以下を目安にしましょう。
派遣主婦でも社会保険に加入できる?
派遣会社では、各種保険を完備しているところがほとんど!夫の扶養から外れてしっかり働きたい人はぜひ加入しましょう。派遣会社に登録して、派遣先で勤務していれば、ほとんどの人が加入できます。契約終了し次の派遣先が決まるまでの大旗期間中でも、派遣会社をやめなければ継続して入れます。条件さえクリアできれば、雇用保険にも入ることもできるので、登録するときに確認しましょう。
派遣主婦の保険料の納め方
夫の扶養に入っている場合は、保険料は関係ありません。ただし雇用保険に加入している場合は給料から天引きされます。派遣会社の健康組合に加入している場合は、毎月の給料から保険料が控除されます。
派遣主婦の税金の納め方
所得税は会社を通して国に支払われるので、給料天引きです。ただし住民税は住民票がある市町村に納付するものです。毎年6月ごろに自宅宛に納付書が郵送されるので、期日までに納税しましょう。派遣会社によっては特別徴収として給料天引き対応をしてくれるので、1度問い合わせてみましょう。
派遣主婦の年金
夫の扶養範囲内で働く場合、国民年金の第3号に認定されているため支払う必要はありません。扶養を外れて、派遣会社の社会保険に加入した場合、国民年金第1号に認定されます。給与天引きで毎月の給料から年金が控除されます。
40代、50代の主婦の派遣ってどんな仕事をしてるの?
「近くにいい求人がない&年齢で落とされてしまう」なんて人でも派遣会社に登録できます。20代や30代と比べると対象案件は少ないもの、事務職・販売員・イベント系の仕事を中心に紹介してもらえます。事務職はOAスキルが必要になりますが、派遣会社が独自に行っているスキルアップ研修でサポートをしてもらえるため、未経験でも安心して働けるんです。
主婦が選ぶ、人気の派遣の職種ランキング
主婦に人気のある職種をランキング法仕切っで紹介させていただきます。どんな仕事をしたいか迷ったときの参考にしてみてくださいね!
1.事務職
- 安定した仕事で残業がほとんどない
- 派遣会社を経由すると未経験でも採用してもらえる
- ノルマがなくコツコツと仕事ができる
事務職は、ワードやエクセルなどが使えればできる仕事です。また残業が少なく、安定して仕事ができることも魅力的!一般的には経験者が優遇されますが、派遣会社を通すと未経験でも高い時給で採用してもらえることが多く、人気の仕事です。
2.販売
- ショップ店員やコンタクトの販売など職種が豊富
- 時給が高く残業ががある月は高収入が見込める
- とくに技術的なスキルが必要がなくノルマもない
コミュニケーション能力が高く、人と話すことが好きな人にはオススメの仕事です。販売員はレジ打ちや棚入れなどの雑用仕事も多く、1日があっという間に過ぎます。その反面お客様から直接「ありがとう」と声をかけられることがあるので、やりがいがある仕事です。
3.製造
- 人と深く関わらず黙々と作業ができる
- 大量に採用人員を募集しているためすぐ仕事に入りやすい
- カレンダー通りの稼働で土日祝日や年末年始が休みのところが多い
黙々と1つの作業ができる人にオススメです。ライン工場や、グッズ作成や裁縫系など職種が豊富です。主婦は細かいところによく気がつき効率よく仕事をするので、現場でのニーズが高いのです。人間関係で苦労をしたくない人にも人気の仕事です。
忙しい主婦におすすめの単発派遣とは
単発派遣は、その日限りの仕事に従事するスタイルの働き方です。企業に派遣されて契約期間内の仕事をするのではなく「●月●日のみの1日限定」など、短期の中でも超ド短期に属します。ライブのコンサート・企業イベントの縁日・キャンペーンスタッフなど、仕事の種類はさまざまです。主婦だけでなく、土日だけ働きたい学生さんからも人気です。
主婦目線でみる単発派遣のメリット・デメリット
【メリット】
- 扶養範囲内で仕事ができる
- 1回きりの仕事だから人間関係に苦労しない
- 特別な知識がいらない
【デメリット】
- 土日祝日の仕事が多い
- 毎回現場が変わる
- 基本的に休みは厳禁
単発のバイトでしたら長期派遣よりも勤務日数が短いので、扶養範囲内の勤務が可能です。1回きりの仕事なので、合わない人や嫌な人がいても、割り切って仕事ができます。仕事内容も試食スタッフやサンプリングなど、簡単にできるものが多いため、続けやすいと人気のようです。
しかし単発派遣は毎回場所が変わるため、現場によっては出勤時間が変化します。また派遣されることが決まったらキャンセルはできません。また週末や土日祝日に仕事量が多いため、平日に働きにくいのもデメリットです。
主婦のタイプ別おすすめ派遣会社
派遣会社はたくさんありますが、扶養控除・各種保険・仕事内容を考慮して、主婦の派遣登録にオススメの会社をご紹介します。
扶養控除内で働くなら「スタッフサービス」
- 扶養控除内で働ける求人数が1番多い
- 全国各地に仕事案件がある
- 時短スタイル案件がたくさんあるから子育てママも活躍できる
派遣会社の中でも、扶養控除内勤務OKの事務案件を多く取り扱っています。時短勤務に対応している求人もあるので、主婦に人気の派遣会社です。
自立してバリバリ働くなら「リクルートスタッフィング」
- 大手企業多数!キャリアウーマンを目指せる
- 派遣会社の中でも保険料が安い健康保険に加入できる
- 未経験でもスタートできる案件が多い
リクルートグループの派遣会社なので、独自のネットワークを活用し、大手企業の派遣案件を多数取り扱いしています。保険料がお得なリクルートグループの健康保険に加入できるので、扶養を外れてしっかり稼ぎたい主婦に人気の派遣会社です。
主婦に人気の事務職や販売職で働くなら 「マンパワーグループ」
- 事務職や販売職が強みの派遣会社
- 企業だけでなく学校事務など職種豊富
- 過去の職歴を生かした仕事ができる
事務や販売系の求人案内を多く取り扱っている派遣会社です。一般事務だけでなく、学校事務・保険会社・IT系など、職種もさまざま!キャリアサポート制度が充実しているので、将来的に正社員を目指したい人にオススメです。
40代・50代以上のミドルシニアの方なら「FROM40」
- 求人数が減りやすい40代以降でも働ける
- スカウトサービスを利用して企業から仕事のオファーがもらえる
- 子育てがひと段落して社会復帰をしたい女性向けの案件が多い
派遣会社の求人は20代・30代向けの案件が多いのですが、FTROM40は、ミドル世代を積極的に採用してくれる企業を取り扱っています。主婦ならではの家事スキル・子育て・介護経験を生かした仕事が多いため、即戦力となって活躍できます。
どこの派遣会社に登録するか迷ったら「しゅふJOBスタッフィング」がおすすめ
『しゅふJOBスタッフィング』は時短勤務案件が非常に多いため、主婦の利用率が高い派遣会社です。子育てに理解がある会社を多く紹介してくれるので、家族の予定に合わせた働き方もできます。
株式会社ビースタイルの「しゅふJOBスタッフィング」の特徴
一般事務・テレアポ・WEB系のオフィスワークを始め、派遣・紹介予定派遣の両方を取り扱いしています。派遣社員のオフィスワークは週5日のフルタイムが基本ですが、5時間以内の時短勤務や在宅可能案件もあります。
- 午前中だけ働きたい
- 週3日程度にして扶養内で働きたい
- 子どもの習い事の日は休みたい
など、融通が効きやすいことも魅力です。
株式会社ビースタイルの「しゅふJOBスタッフィング」の評判
『子育て中の女性や主婦でも社会で活躍できる派遣会社』と話題になり、2015年に経済産業省からダイバーシティ経営100選にも選ばれました。毎日新聞や日本経済新聞をはじめ『とくダネ!』や『ガイアの夜明け』など、各メディアでも紹介されています。女性の社会復帰を応援する会社であり、実際に働ける環境やフォロー体制が整っていることも評価されています。
株式会社ビースタイルの「しゅふJOBスタッフィング」の口コミ
主婦タイプ別派遣まとめ
「派遣会社=フルタイムで週5日勤務」のイメージでしたが、最近では主婦でも働ける案件を多く取り扱っています。扶養範囲内勤務や単発派遣など、条件にあった仕事を紹介してくれる上、パートタイムで働くより稼げることも魅力的です。
首都圏エリアの女性には、時短勤務案件を多く扱っている『しゅふJOBスタッフィング』がオススメ!事務や販売など人気の仕事が多く、主婦や子育て中の女性でも働きやすい案件を多く取り扱っています。『スタッフサービス』では、首都圏以外でも時短勤務案件を紹介してもらえるのでチェックしてみてくださいね。