大学事務の仕事の実態やメリット
仕事はかなり楽
大学事務は非常に人気な仕事で、仕事内容も一般事務とほとんど変わらず楽なものが多いです。
世間的なイメージとしても「派遣」という印象が薄くなり、「大学で働いている」というだけで世間体も守ることができます。
残業もほぼない
また、大学事務の派遣は残業もほとんどないのが特徴です。
派遣といえど一般企業だと多少の残業が発生することもあるのですが、大学事務の場合はほぼゼロに等しいと思って良いでしょう。
ライフワークバランスを重視して働きたい方にはかなりおすすめの派遣先となっています。
学食が安い
大学事務なら派遣でも大学内の食堂を堂々と使うことができます。
派遣社員だと社員食堂は使えない、という大企業は珍しくないのですが、大学は派遣社員でも普通に利用できます。
また、学食は主に大学生が利用するのでメニューの値段が非常に安く、それでいて栄養バランスの整った定食も充実しているので、余計な出費を抑えつつ健康的な生活ができるでしょう。
派遣の大学事務の平均時給
大学事務の欠点とも言えるのが、時給1000~1400円という低給与です。
地域にもよりますが他の事務案件よりも200~300円ほど安い案件が多く、資格を取ったり仕事ぶりが良かったとしても昇給を目指せることもありません。
また、大学は長期休暇があり、残業もほぼないため、この低時給と合わせるとあまり稼ぐことができないです。
一般企業のように派遣社員から直接雇用も前向きではないため(大学はコネの塊であるため)、頑張って働いて大学で正社員を目指すというのはほぼ不可能でしょう。
派遣の大学事務のデメリットやリスク
将来のキャリアにならない
大学事務はどの派遣先でも仕事が「楽過ぎる」ために、ステップアップやキャリアアップを考えた場合、ほとんど自分のためにならないのはデメリットです。
スキルとして得られるものがほとんど無く、他の一般企業の派遣事務で活かせることも少ないです。
例えば子持ちでワークライフバランスなどを保ちたい方にとっては良いかもしれませんが、将来がまだある20代の方や、今後は高時給の派遣先でバリバリ稼ぎたいという方にはデメリットが大きいと言えます。
働き続けるのも難しい
「嘱託社員」として受け入れる体制もありますが、そのほとんどは3年ないし5年以内の契約となっており、無期契約社員のように期間が訪れれば確実に切られます。
学校としては決められた人件費の中で派遣料金を決めているため、それ以上かかるのであれば学校内での人事異動でしのごうとすることもあります。仕事内容よりも「時給」を優先する方は大学事務の仕事は合わないかもしれません。
大学によっては休みがズレる可能性もある
大学生の通学に合わせた就業が多いため、大学によっては休日の取り方も就業時間も様々です。しかし、終業時間はどれも会社に比べて早めの始業・早めの終業が多い印象です。
土曜日も大学は授業があるので、派遣社員は特に土曜出勤を求められることが多くなります。
また夏休みや冬休みなど長期休暇中、大学が閉まっているときは、働きたくても働けません。正社員のように月給制ではないため、働けない期間はお給料が出ません。
ただ大学事務は一般企業と異なり、まとまって全職員が休むため有給を消化させやすい環境でもあります。
大学事務の仕事内容
受付・来客対応
配属先は校内の職員室や庶務課、総務課に配属されます。
電話対応
配属された課にかかってくる電話の対応・取り次ぎを行います。
学生対応
校舎内の忘れ物や、学割用紙の発行などを行います。
郵便物の仕分け
学校には多くの郵便物が届きます。学校によっては仕分け棚などがあり、部署や先生毎に振り分けれるような学校もあります。
履修登録の確認
授業の履修を学生が個人で行っているため、履修の確認作業・打ち込み・振り分け等を行います。
その他の庶務業務
入学時期・履修登録時期・文化祭・その他イベント時期は残業が多くなることも考えられます。
文化祭時期は学生が休日も訪れることが多くなるため、休日出勤を頼まれることもあります。
「大学事務は学生と触れ合える」などと大学事務独自の憧れの強い方はあまり向いていません。
仕事内容は学生と触れ合うことがメインではありません。事務的で会社と同じような仕事内容が多いため、理想とギャップが大きい仕事です。
大学事務に求められるスキル
事務スキル
大学事務で働く上で、過去の事務経験を問われます。
ビジネスマナー
学校も一つの会社と同じ組織です。話し方やお茶の出し方といった最低限抑えておくべきスキルは必要です。
パソコンスキル
一般事務と同様で大学事務であってもパソコンを使います。ワード・エクセルといった基本スキルは必須となります。
対応能力
急な対応や知らないことを聞かれることがあります。そういった場合でも柔軟に対応する必要があります。特に学生からの対応でそういった状況になるときがあります。
実際に派遣の大学事務で働いている人の口コミ・評判
良い口コミ
アルバイトの大学事務から
派遣の大学事務に転職したんだけど
経理事務らしき(補助の補助?)仕事だったんだけど
今度は学生さんを助ける仕事で
前職は1人だったチームワークが大事になった
結構動きがあるから一日がすぐ経つし、集中力より
適応力(?)がいるので大変だけど
面白い仕事だ(*´з`)— Lei (@lei_lei_uta) April 16, 2022
凄いな、エン派遣に登録して、大学事務の仕事にあれこれエントリーしたら、電話があれこれ来るわ。
院長が言うようなハローワークです探せ、なんてもう古いんだな。— 勝 (@oki304) February 17, 2022
色々見た結果、大学事務の派遣として働く方向で考えることにした〜〜高校の時事務にめっちゃ好きな女の人いて毎日のように通ってたな…あの人も派遣だったんかな…
— じがもこ (@CrazyMoccoon) February 3, 2022
https://twitter.com/ayk731_wnm/status/1473578952568745984?s=20&t=GpAs5fNroblvFF_U7o9WXw
デスクの後ろで職員さんと部長さんが「とりあえず日付変わるまでに帰れることを目標としよう」とか話してる…大学事務はまじで派遣が一番楽なのがよくわかる…
— えり (@oeri3_) October 18, 2021
以上が派遣で大学事務をやっている方の良い口コミです。
次に悪い口コミについても見つけたものを紹介していきます。
悪い口コミ
https://twitter.com/Sayaneko4/status/1513516147676631043?s=20&t=GpAs5fNroblvFF_U7o9WXw
で、メモリーオイルをお客様に合わせてカスタムブレンドするセッションを始めて。
それはまあできたんだけど、当時の派遣の大学事務の仕事で適応障害になってしまって、メモリーオイルの方も共倒れになってしまって。
派遣もメモリーオイルの仕事も辞めたのでした。
— michi(みち) (@michi_misuzu) November 25, 2021
こちらが大学事務の悪い口コミです。
傾向としては良い口コミの方が圧倒的に多いようです。
ただやはり時給の低さに関しては文句を言っている方も見受けられます。
大学別の大学事務で働いた派遣社員の口コミ
・早稲田大学
・法政大学
・中央大学
・慶應義塾大学
・上智大学
こちらでは当サイトでまとめた大学別の大学事務も口コミをまとめています。
リンクをクリックすると各大学の口コミを確認できますので、ご覧下さい。
派遣の大学事務の時給や仕事内容まとめ
職場はキャンパス内で働くことになるので学食や文化祭といった学内の行事に関われることで気分転換になります。
また学食はオフィス街の定食屋と比べて値段が安く設定されているため、昼食が毎回学食という方も多くいました。
キャンパス内に入れることで少し気分として楽になる人もいます。
例え仕事がキツくても学生と触れ合ったり、心地良いキャンパスで過ごせるというだけで働きの原動力になる仕事です。
しかし、何しろ選考倍率が高いため実態を把握したところで働きたくても働けないという方が多いと思います。
原則、一度落ちてしまった選考に再チャレンジするということはできず、また3月や8月の募集が多いため、一度逃してしまうと応募すらも難しくなります。
大学事務案件を多く取り扱う派遣会社!スタッフサービス オー人事net
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