未経験でも経験必須にされることがある?
「事務経験◯年以上」や「事務経験のある方」と記載された求人をみかけることはよくあると思います。ここで問われていることは文言によって意味が違う可能性があります。その言葉の意味を読み取れることでその求人の見方が変わってきます。
「事務経験◯年以上」と書かれている理由
絶対とは言いませんが、ここで派遣会社が派遣先から求められていることは「同じ会社に何年いたことがあるか?」という意味が込められています。長く就業できるスタッフで社会人経験のあることを前提として望んでいます。「すぐに辞めてしまうような方は対象外」という企業の本音の部分です。
ここでは、その◯年以上に当てはまっていることが第一段階クリアとなり、事務としてのスキルが無くても採用される可能性があります。
完全未経験だとスキルがあっても採用される可能性は低い
こういった案件に関しては、未経験で採用される可能性は低いです。派遣先の本音は「社会という中で辞めずに頑張れる人が欲しい」ということなので、スキルがあったとしても未経験では相手にされる可能性は少ないのです。当然ですが、途切れ途切れのような派遣の期間を足した合計が◯年以上になっていても対象外です。
直接雇用を前提に考えた案件が多い
派遣の案件の中でこういったことを記載している求人の特徴は長期派遣後の直接雇用を考えた会社が多いように感じます。だからこその厳しい基準設定になっています。また、長期的な派遣を望んでいるため、派遣の案件であっても1年以上の勤務があるところに多い可能性があります。
「事務経験のある方」と書かれている理由
ここで求められていることは「経験値」を望んでいることが多いです。勤続年数が多いに越したことはありませんが、「同じような作業を毎日続けている事務の人」より「流動的で臨機応変に仕事をしてきた人」が好まれる可能性が高いです。
こういった案件の裏側には、「事務経験のある方」という名目で未経験の人をフィルターにかけ、その中で少しでも事務経験のある方でスキルの高い人を派遣会社は派遣先に提案することがあります。
パソコンスキル・エクセルの基本操作ができてビジネスマナーのある人
「事務経験◯年以上」より、具体的なスキルを条件に出している案件の方が、採用のハードルがグッと下がります。スキルで推せる部分があれば、営業担当としても派遣先に推しやすくなるからです。「ブラインドタッチができる」「エクセルを使える」といったビジネススキルは派遣先にプラスイメージを与えます。
一時的な会社の戦力が急ぎでほしい
「急な退職」「産休の替わり」といった状況で、即戦力として「次の採用まで繋ぎとして派遣を使いたい」というところの案件の場合、最低限の社会人マナーが備わっていれば即採用されます。仕事は会社によって異なるため、事務としての最低限のビジネスマナーとスキルがあれば採用したいという状態に多いです。
期間の定めのある派遣で最も多い文言かもしれません。
未経験でも採用されるためにはスキルが必要
事務経験を上回るスキルがあれば未経験でも採用される可能性はあります。派遣会社としても、スキルがある方は大歓迎です。「事務経験のある方」と書かれていても積極的に応募してほしいです。もしその求人の派遣先に就業が難しくても他の案件がすぐに見つけやすい方として様々な派遣先を紹介できます。
例えば経理の派遣業務であれば、「経理1年間の経験」と「未経験・簿記2級」は同程度の価値基準です。
どんな人の応募でも派遣先を見つけることが派遣会社の仕事
派遣会社のお仕事は、登録に来る方全員の派遣先を見つけることです。
極端ですが、学生時代のアルバイトを探すより個人の負担は軽いです。基本的に用意するものもありませんし、あなたのプロフィールを教えてくれれば担当者が仕事を探して紹介します。
逆に派遣会社として採用の難しい案件ばかりを抱えている派遣会社は良いとは言えません。どんな人にも見つかる案件は必ずあります。登録ひとつで自分の視野が広がる可能性が派遣にはあります。何年も社会から離れているほうが社会復帰することが困難になってきます。自分が社会復帰する繋ぎとして派遣という道を選ぶこともひとつの解決策になるかもしれません。
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