日経TESTは経済に関する総合的な知識を求めるスコア式のテスト(「資格」とは少し異なります)。就活生や転職希望者などからも人気で、TOEICと並ぶ「実戦向き」の資格として注目されています。
日系TESTの実施概要
日経TESTは日本経済新聞社と日本経済研究センターが主催・運営する民間資格です。経済知識・ビジネス思考力を測るテストであり、就活生に人気があります。2014年から開始し、これまで約16万人が受験しています。
受験料 | 5,400円 |
受験方法 | 全国一斉試験・企業/団体試験 |
実施 | 年2回 |
出題形式 | 択一式マークシート |
出題内容 |
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スコア | 試験日の次月下旬に認定証(成績表)を発送 |
日経TESTのスコアは受験した方の平均を基に算出します。社会人経験者であれば、最低400点以上は取りたいところです。500点以上取得できると企業からも高く評価されます。スコアは5つの評価軸で各スコアを確認できるようになっています。そのため自分の強みと弱みを確認できるようになっており、これから何を勉強すべきかわかるようになっています。また出題ジャンル毎にアドバイス欄があり、学習方法について示してくれます。
日系TESTが活かせる派遣の仕事
経済に関する内容なので、基本的にどの仕事でも活かすことができます。しかし、資格の認知度がそこまで高くないためその資格を全面にアピールすることは難しいでしょう。あくまで自分のスキルアップを目的として取得に励むべきです。
また日経TESTは、「知っているかどうか」ではなく、その知識を活用できる応用力・思考力が試されます。つまり「経済知力」。ニュースをたくさん知っている、というより、そのニュースについてどう感じたか考察できる能力が求められます。
日経TESTの良いところは、日経TESTの勉強したって大した得点アップが見込めないこと。金融・経済・大規模なM&A・政治などなどに対して、日常的にアンテナ張ってないと分からないような知識を聞いてくる。結局のところ、マーケティングや金融の勉強する方が点数として還元される。
— 真価 (@WBOATS_end) April 26, 2017