薬のスペシャリスト!薬剤師の時給や求められるスキル
薬剤師は資格を持ってさえすれば未経験でも需要が高い職種です。派遣で扱っている仕事内容は薬の調合や研究。派遣先は複合クリニックや調剤薬局、ドラッグストアなどになります。また薬剤師の資格があるだけで、業界未経験でも製薬メーカーにおける研究や薬局事務の仕事にも挑戦できます。
時給や残業について
薬剤師として働くと時給2,800~4,500円とかなり高時給が狙える仕事となっており、給与待遇を見ても正社員にも引けを取らない状況です。「新卒可」となっている求人であれば未経験でも応募できます。医薬メーカーでの研究・調査といった仕事でも時給1,800円以上を狙えます。
残業は0~10時間ほど。受付時間が決まっているためそれ以上の雑務で残ることがなく、どこの派遣先でも「残業なし」や「週3日」といった女性にとっての働きやすさを重視しているところが多いです。
この辺りは薬剤師専門のサイトによくまとめられています。派遣薬剤師の時給について詳しく知りたい方は合わせて参考にして下さい。
参考:派遣薬剤師の年収は本当に高い?年収相場と知っておくべきリスク
薬剤師に求められるスキル
- 薬剤師資格
- 調剤経験
- 薬学に関する知識
- PCスキル
薬剤師資格は必須となっているため、薬学部か薬科大学で6年間の薬剤師養成課程を修了していることが条件です。また有資格者であれば、新卒で未経験の方でも需要はあります。しかし調剤経験2年以上を応募条件にしている派遣先が多いです。
派遣先が調整薬局だと医師から処方せんを基に薬を調合しますが、自分でもその調合があっているか確認します。また病院内で働く場合、注射液や点滴の輸液、内服薬までと担当する薬が多岐に渡ります。患者のデータを全て電子カルテとしてPCで管理しているところも多いため、基本的なPCスキルを身に付けておく必要があります。
薬剤師として働く際の注意点
- 休みを取りづらい
- ミスによる責任が大きい
- 扶養内の求人はない
- 派遣先によって休日が異なる
資格を有する仕事柄、たくさんの人員を抱えたり、他の人でカバーし合えるものではありません。派遣先も必要最低限の人数で仕事を回しているため、急な休みには対応しづらく、各個人で責任と自覚を持ってもらう必要があります。
また週3日勤務など柔軟なシフト体制を取っている勤務先も多いですが、時給が高くフルタイム勤務のため扶養内で働くことは難しいでしょう。かつ派遣先も病院であれば日・祝日を定休日にしてますが、ドラッグストアなどが派遣先の場合、週休2日制で土日出勤することになります。
薬剤師で磨かれるスキル
- 薬学の知識
- 調剤に関する知識
- 医薬品の知識
- 患者の病態や症状に関すること
薬剤師は専門性の高い仕事です。一般企業の中でも製薬会社や健康食品、サプリメントなどの製造会社(旭化成、大塚製薬、第一製薬など)へキャリアチェンジ可能です。我々の生活に欠かせない、また命に関わることなので、求められるものも待遇も大きい仕事です。