大学の卒業旅行で海外に行ったとき、友達が英語がペラペラで格好良かったの!みなみもあんなふうに英語を喋れるようになりたいなあ。
語学を使った案件ってこれまで英文事務を教えてもらったけど、やっぱり高時給を目指せる仕事よね。私も頑張ってみようかしら。
語学を活かした仕事は派遣でもたくさんあり、おっしゃるように時給も高いです。英文事務もおすすめですが、英文事務で経験を積んだ方は通訳や翻訳などの更に高時給の案件にキャリアアップしていきます。
語学力を活かした仕事「通訳・翻訳」の派遣の実態
「語学力が活かせる」と思って入社しても、会社本位で仕事をさせられ、したくもない仕事をやらせられるということは多々あります。直接雇用では「自分本位」ではなく「会社本位」で回っています。そういったことが理由で会社を辞める人も多く、派遣として働き新たな職場で語学力を活かし活躍する人を多く見てきました。
「自分のしたい仕事がある」ということが派遣の働き方の一番の魅力ですね。
通訳・翻訳の仕事内容
- 翻訳業務
会社内で発生する契約書・書類・メールの文章・会議資料といったものを翻訳します。英語→日本語・日本語→英語と翻訳することが多く、その割合に関しては会社によって異なります。 - 一般事務としての仕事
電話対応や来客対応といった事務的仕事もこなします。電話の相手が英語で話してくることもあります。文書を読めるだけなく聞き取れる力も必要になります。 - 通訳業務
営業や外資系とのやりとりをする場合に、会議などに同席して相手との会話を通訳して伝えます。日本語は表現が難しい表し方が多いため柔軟な対応と発想力が求められます。 - 英語での資料説明
営業の社員が作った資料を英語で説明したり、先に資料を英語に翻訳しておいたりする仕事です。
時給や残業の実態
時給は未経験でも1600円~と高く、通訳+秘書業務を兼ねた案件だと時給3000円以上にもなる仕事です。英文事務のスキルアップとして多くの方が目指します。英語を活かした仕事は時給がかなり跳ね上がります。繁忙期を除くと残業もほとんどなく月10時間未満のことがほとんどです。
通訳・翻訳に求められるスキル
- TOEIC800点以上
英語が基本となっているため、TOEICの点数が一番の判断基準となっています。これは、派遣の案件であっても応募資格として条件に記載されていることがほとんどです。通訳・翻訳といったレベルでの最低基準になってきます。 - 事務経験
英語ができるだけで就けるわけではありません。仕事内容も事務としての雑務が含まれているため、その通訳・翻訳がメインとなっていてもビジネスマナーを踏まえたうえでの仕事です。最低でも社会人経験2年以上に匹敵するものが問われます。 - 翻訳・通訳経験
仕事の流れを知ることも大切です。少しでもそういった業務に携わっていたことで採用の大きなポイントになります。
通訳・翻訳に求められる人物象
- 日本語を上手く理解できる人
日本語は全く同じ英語に表現することは難しいとされています。そういったことから元々の日本語としての理解が必要になります。 - 勉強を怠らない人
TOEICの点数は派遣先としてはひとつの目安です。業務を行っていくうえで、向上心を持って行えることが重要になります。例えわからないことがあってもすぐに理解しようとする気持ちが大事です。 - コミュニケーション能力
通訳・翻訳といった場では、様々な国の人と関わることになります。そういった場でもビジネスマナーを駆使して交流を深められる力が必要です。
語学力を活かした仕事で自分のしたい仕事を
「語学力を活かしたい」と思っている人は、正社員として働く人に多く感じます。とくに新入社員にもなると、会社内のルールや商品・サービスの知識などを覚えることに必死になり、学校で習ってきたことが活かせることがなく、だんだんと語学力が低下していくきます。TOEICは、何年か毎にテストを受け直さないと資格として認められないため継続的な学習が必要になります。
通訳・翻訳といった仕事は語学力が直接活かせる仕事として、そういった語学力を持った人に非常に人気の仕事になります。あえて派遣から正社員を目指す方も多い職種です。「やってみないとわからない仕事」だからこそ、派遣で挑戦してみることも自分のキャリアップの幅を広げるチャンスになります。