SE(システムエンジニア)派遣の時給相場はいくら?
派遣SE(派遣システムエンジニア)の時給相場は、地域にもよりますがリクルートの調査によると時給2,525円となっています。
月給に換算すると444,400円となります。
※2,525円×8時間×22日間
ただ、地方だと派遣SE(システムエンジニア)の時給はかなり下がり、1,400円~2,000円ほどの求人も多いです。
特に一番安い北海道では平均で時給1,300円前後しかもらえてない派遣SEが中心で、東京と2倍に近い時給の差が出ています。
未経験だと時給相場はマイナス1,000円される
この平均時給は経験者採用が含まれているので、エンジニア未経験で派遣SEをする場合は各地域の時給相場よりマイナス1,000円ほどされます。
例えば東京であれば平均時給はおよそ2,700円ですが、未経験だと時給1,500円~1,700円ほどの派遣先が多いでしょう。
専門技術があると時給相場はプラスされる
逆に技術があれば時給3,000円や4,000円を超えるような求人も珍しくありません。
東京であれば時給6,000円以上という求人もあるくらいです。
高時給の案件では以下のような条件を求められます。
- Pythonの実務経験
- サーバサイド開発の実務経験3年以上
- 下記から1点以上の実務経験必須
-Django
-ReactもしくはVue
-Nuxt.js
-TypeScript
-ServerlessFW
-SwiftもしくはKotlin
-AWSもしくはGCP
-IoT開発
-アーキテクトもしくは技術選定
SE(システムエンジニア)派遣で平均時給以上に稼ぐポイント
他人にはないスキルを持つ
システムエンジニア派遣は時給が魅力的ですが完全実力社会なので、平均時給以上に稼ぐにはどの会社でも重宝されるエンジニアになる必要があります。
実際、どの企業にも属さず派遣案件の依頼を受けるブラックジャックのようなエンジニアもいらっしゃいます。
そんなスーパー派遣SEのような方は派遣会社にとっても財産なので破格の時給5000円~10000円という条件が提示され、特別な仕事を依頼されます。
高いコミュニケーション能力を持つ
SEに必要なスキルは2つです。ある程度の技術力と、連携を意識したコミュニケーション能力です。
システムエンジニアの経験が浅い人にありがちなのは、一人ではできるけどチーム向きのコーディングができないという方です。
基本的にIT技術の開発は連携が命なので、ここをおろそかにすると評価が下がります。
コミュニケーション能力が低いと思っている方は職業訓練を受けるか、素直に上司などに相談するといった姿勢が必要となります。
社会人として基本的なマナーやコミュニケーションができれば、多少の技術的な不足は補えるぐらい重要です。
会社としても技術力が高くてもコミュニケーションが全く取れないエンジニアは容赦なく契約を切っていきます。
技術の世界では人付き合いが必要ないと思われがちですが、結局何かを作り上げるためには自分一人ではできないのでコミュニケーションが最も重要になります。
大手の派遣会社に登録する
エンジニアの案件に限った話ではないのですが、基本的に高時給や好条件の案件は大手の派遣会社に集中しています。
中小の派遣会社にもゼロではないのですが、大手派遣会社は取り扱っている求人数や、取り扱っている派遣先の数が段違いなので、必然的に大手の方が良い求人も集まります。
エンジニアで平均以上の時給を稼ぎたいと考えている方は、大手の派遣会社に登録することをおすすめします。
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地域 | 全国 |
福利厚生 | ★★★★★ |
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SE(システムエンジニア)派遣の時給以外のメリット
フリーランスより安心感がある
正社員でシステムエンジニアをやっている方は、能力があるほど損をする傾向にあるので、賢い方は派遣やフリーランスとして働く道を選びます。
ただ、フリーランスとなると自分で仕事を見つけてこなくてはならないのでエンジニアスキル以外にも営業能力が必要になり、手間もかかります。
また、フリーとして生きると保険料や年金、各種税金を全額自己負担しなくてはいけないため、報酬を得ても実際は思いのほか稼げません。
しかし派遣会社で派遣エンジニアとして生きることで、フリーほど大きく稼げるチャンスはなくなりますが、継続的に高時給で仕事を依頼される安心感があります。
正社員で働くより残業が少ない
また、派遣SEは正社員エンジニアより残業も少ないので、ライフワークバランスの充実も得ることができます。
エンジニアは会社によっては過労死レベルの残業が常態化しており、給与は稼げても自殺やうつ病になってしまう方も珍しくありません。
しかし派遣であれば雇用主はあくまでも派遣会社というのもあり、派遣元が残業をさせにくく、結果として残業時間は少ない傾向にあります。
責任のプレッシャーがない
派遣契約は基本的に完成責任を負いません。従って、エンジニアながら最悪納期に間に合わせることができなくても契約上問題ないです。
そのため、責任的な重圧は一括契約に比べると各段に軽く、おまけに正社員よりも時給が高いということになります。
ただし、あくまで派遣の身分なのでコミュニケーションが取れなかったり、納期が関係ないといって業務中にその空気を醸し出しチームプレーを乱す場合は、すぐに契約解除になってしまうでしょう。
悪質だといわゆる派遣切りのように、契約の満了を待たず切られることもあるでしょう。
高時給なSE(システムエンジニア)派遣のデメリット
昇進をしにくい
派遣SEの一番のデメリットは、何年続けても責任ある立場になれないことでしょう。
派遣社員はあくまでもお客様であるのに加え、契約の性質上責任をとることができないため、見積りや客折衝等のPMとしての役割をなかなか任せてもらえません。
そのため、自分自身のスキルアップの妨げになることが多いです。
一生プログラマーで良いという場合はいいでしょうが、システムエンジニアとしての経験を積みたいという方にはなかなかチャンスがもらえない可能性があります。
スキルアップがしにくい
また、派遣SEはエンジニアの命綱とも言えるスキルアップがしにくいのもデメリットでしょう。
正社員エンジニアであれば、案件の内容に応じて、例えばNuxt.jsを覚える事になるでしょう。
そのため、勤務している間にどんどん新しいスキルを身につけられますし、逆に新たなスキルを身に着けなくては肩身が狭い思いをします。
しかし派遣SEは最初から必要とされるスキルが決まっており、特定の案件に対応できるエンジニアを募集します。
つまり派遣先は正社員エンジニアのように成長させるつもりもなければ、成長させる意味もないので自分で業務時間外に覚えようとしない限りスキルアップはしにくいです。
求められるスキルが変化した時に弱い
また、SE派遣は時代の流れで求められるスキルや経験が変化した時に弱いのもデメリットです。
例えばORACLEでの開発経験を活かしてSE派遣をしていたとして、10年後に何らかの要因でORACLEが廃れた場合、派遣先がなくなります。
SE派遣は前述したスキルアップがし難い環境なのも相まって、今のスキルに慢心していると派遣先がなくなり無職という事態になりかねません。
今のスキルが様々な会社で通用するとしても10年後はどうなっているか分かりませんので、新しいスキルを身につける癖をつけておきましょう。
SE派遣の時給相場やメリットまとめ
今回はSE派遣の時給相場や、時給以外のメリットについて紹介しました。
派遣システムエンジニアは派遣社員の中でもトップの時給をほこり、正社員以上に稼ぐことも難しくない業種です。
未経験でも時給が高く、一度経験を積んでしまえば次回以降は経験者枠での採用が期待できるので、時給も大幅にアップします。
エンジニア経験者はもちろん、未経験の方にもSE派遣は非常におすすめの仕事なので、案件を探してみることをおすすめします。
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