契約社員の平均時給や月給を解説!
契約社員の平均時給はおよそ1200円
契約社員の平均時給ですが、まとめたデータがないのでテンプスタッフの契約社員の募集求人を参考にしました。
その結果、全国で見ると平均時給は1,200円ほどになりそうでした。
都市部だと時給1600円以上の案件が多い
ただ全国平均と書いている通り、契約社員の時給は地域によって大きく左右されます。
上記リンクのテンプスタッフの求人を確認した限り、東京都や大阪府といった都市圏では時給1,600円を超える求人が多く、中には時給2,000円の案件もありました。
平均時給でも、1,680円というデータがあるようです。
出典元:平均賃金レポート(派遣)
地方は時給950円ほどの案件も多い
逆に三大都市圏に含まれない地方では、時給950円という案件も多数見受けられました。
平均時給で見ても地方は900円~1,100円ほどでしょう。
単純に東京都とは2倍近い差があるので、これが「契約社員は派遣社員より稼げない」という口コミの元になっているのでしょう。
実際、時給950円では実家でもない限り厳しい生活を送ることになるので、地方で契約社員として働くのは悪手となるケースも多そうです。
契約社員の平均月給(給与)は21万円
契約社員の平均月給は21万円ほどです。
時給と同様、これは給与の高い都市部と、安い地方を全て含めた平均です。
そのため、三大都市圏では月給24万円、地方だと月給17万円ほどに落ち着きます。
契約社員の平均年収は362万円
平均年収は東京都産業労働局のデータによれば、契約社員の平均年収は362万円となっています。
ただこれも全国の平均ですので、東京であれば年収400万、地方であれば310万円ほどが平均になってくると思われます。
ちなみに正社員の平均年収はおよそ440万円というデータが出ているので、約80万円の差があります。
契約社員に賞与は出る?
結論から言うと、出る会社と出ない会社があります。
契約社員の賞与は完全に会社次第なので、賞与が欲しい方は契約前求人票に賞与についての記載を確認しておいた方が良いでしょう。
ちなみに賞与は1ヶ月という所が多いです。
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契約社員は時給制と月給制の給与形態が存在する
契約社員には時給で給与を計算する「時給制契約社員」と月給が決まっている「月給制契約社員」の双方が存在しています。
これは派遣社員も同様ですが、法律で契約社員の賃金規定に対する決まりがないことが関係しています。
そのため、営業をやっていると「契約社員なのに時給制はおかしい!」と言ってくる方がよくいるのですが、契約社員は時給制はもちろん月給、日給、日給月給のどの給与形態もありえます。
契約前にそれぞれの給与形態のメリットやデメリットをしっかりと理解した上で、自分はどうするべきかを考えていきましょう。
契約社員の給与形態の種類とメリット・デメリット
月給制のメリット・デメリット
正社員や契約社員の給与は月給制が大半を占めていると思われていますが、実際は月給制を取り入れている会社はほとんどありません。厳密な月給制のルールでは、労働者の「遅刻・欠勤・早退」といった、
いかなる場合でも減額のない固定の月給を支払うことを意味します。
「ノーワーク・ノーペイの原則」とは異なり、どんな場合であっても減額されることのない制度なので企業かかるリスクが多く導入している会社はほとんどありません。
- メリット
いかなる労働日数や労働時間でも固定の月給であることです。 - デメリット
残業や労働日数が多い場合、深夜まで働かせられても固定の月給であることです。
時給制のメリット・デメリット
派遣社員やアルバイトに多く用いられている賃金の支払い方法が時給制です。
「時給〇〇円」と決めて、働いた時間分が給与として支払われます。時間外労働や深夜労働では労働基準法で1.25倍の時給となるように定められています。
- メリット
働いた時間に対する賃金がしっかりと支払われる制度です。8時間を超える残業や深夜労働・休日出勤といったものには1.25倍の時給で働かせることが労働基準法で原則となっています。 - デメリット
労働日数や労働時間によって月給が左右されるため、フルタイムで働くような派遣社員では月ごとの月給にバラつきが出ます。
日給制のメリット・デメリット
日雇いの労働で多い支払い方法です。1日の労働時間に対して関係なく、支払われる給与が決まっています。
コンサートなどのイベントスタッフや単発のお仕事に対して日給制を導入する傾向があります。
- メリット
仕事が早く終われば、時間に関係なく固定の日給が支払われます。場合によっては時給より割に合うこともあります。 - デメリット
残業しても支払われる日給が変わりません。ただ、残業を考慮に入れてた賃金になっていることが多いため、通常の得ることができない高額な給料を受け取ることができます。
日給月給制のメリット・デメリット
月給制と謳っている会社のほとんどの会社が日給月給制です。遅刻・欠勤・早退といった労働時間に関わることがあれば、全て減額の対象になります。
「ノーワーク・ノーペイの原則」に基づいており、会社が減額しても給与不払いにはなりません。
- メリット
1月、5月、9月、12月など「休日」の多い月も、月給として支給される額が左右されません。会社が休日と定めていれば減額の対象にはなりません。残業や休日出勤に対しても給料が支払われます。 - デメリット
時給制と月給制を組み合わせた形であるため、取り上げて大きなデメリットはありません。
派遣社員と契約社員はどちらが稼げる?
派遣社員の方が稼げる職場が多い
実態として、契約社員よりも派遣社員の方が稼げる職場が多いです。
まず派遣社員の方が時給が高いケースが多いのと、契約社員は会社の圧力で社員がサービス出勤しているところが珍しくないためです。
「日給月給制」はメリットが多く、デメリットは無いと解説しましたが、実際の運用として残業や休日出勤に対して給料が支払われないので、結果として派遣社員より月給はかなり低くなります。
派遣社員の方が快適に働けることも多い
しかも派遣社員は派遣先の企業から給料を受け取っているわけではなく、派遣会社から給料を受け取っているため「会社の圧力」という意味不明な不可抗力は加わりません。
働いた分がそのまま反映され、かつ高時給なのは派遣社員のメリットと言えるでしょう。
また、詳しくは以下の記事でも触れているのですが契約社員はそもそもの働き方として、まったく安定していない最も社会的地位の低い働き方とも言えます。
そのため、今契約社員で働いているという方はもちろん、契約社員で働こうか検討しているという方は、悪いことは言いませんので派遣社員として働きましょう、
あるいは最も安定している正社員を目指すのもおすすめです。
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