派遣社員は人間の底辺で落ちこぼれ?
結論から言うと、派遣社員は人間の底辺でも落ちこぼれでもありません。
もちろん派遣社員の中には底辺、落ちこぼれと言われるような方がいないわけではありません。
しかし、派遣社員として年収1,000万を稼いで成功している人もいれば、親の介護などで派遣という働き方を選んでいるという人も多いです。
派遣社員が底辺というのは実態を知らない人のイメージで、TVドラマでの派遣社員の扱いが大袈裟な部分が影響しています。
中には派遣社員の立場を忠実に再現しているドラマもありますが、ハッキリ言ってどれも実態とは異なるものばかりです。
派遣社員は底辺のイメージに反して安定している
- 派遣は収入が安定しない
- 派遣はいつクビにされるか分からない
- 給料はいつになっても上がらない
上記のような派遣社員は底辺というイメージは全て誤解です。
むしろこれは正社員の実態そのものではないかと、営業をやっている私は常々思います。
派遣社員の収入は正社員よりも高く、契約が終了しても実力があれば引く手あまたの売り手市場なので、途切れることなく次の仕事のオファーがあります。
しかも派遣会社が仕事を持ってきますので、正社員の転職のように苦労して仕事を探す必要もありません。
また、派遣先は大量にあるので、正社員と違って勤めている企業が赤字で倒産したり「クビ」という概念もないです。
契約期間の仕事を全うすれば、それが自分の「経験」になり、今度は「経験者」として前より時給が高い仕事に就くことができます。
正社員の感覚からは分かり得ないスピードでどんどん時給は上がっていきます。それが派遣という仕事です。
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派遣社員のイメージが底辺で最悪な実態
イメージが最悪なのは事実
派遣会社はコンビニより数が多く、全国に8万以上の事業所を構え、業種としても非常に数が多いと言われています。
それくらいニーズが高く、世間が求めているのです。
実態は正社員より優れている一面もある
私が派遣会社の営業として働いていたという過去からそれを正当化するわけではありませんが、周りの人の評価や世間体を気にして、正社員より低い時給で働く方が非効率だと思います。
派遣社員の時給は少なくとも最低1000円以上、秘書やテレフォンオペレーターなどの案件になると2000円~3000円という時給も実現できます。
専門性が強い薬剤師、SE、またキャバクラの派遣もあり、こうした案件では時給3000円~10000円と通常のOLでは考えられないお金が支払われています。
闇の面ばかりが取り上げられていますが、実は派遣で「大儲け」とまではいきませんが、自分らしく働いている方も多いのです。
紹介予定派遣制度を使えば正社員になることも可能
派遣登録に来られる方の中には「自分の思った会社から内定をもらえなかった」という人が多いです。
そのため「高い給料」というよりも、「◯◯会社で働いています」という世間体・レッテルを気にして仕事先を選んでいる印象を受けます。
またどうしても「正社員」にこだわるのであれば「紹介予定派遣」という制度を利用してもらい、派遣社員というワンクッションをおいて大手に就職するということも可能です。
底辺と思われがちな派遣社員をするメリット
履歴書不要で学歴も職歴も関係ない
派遣では履歴書が不要のため「小論文が苦手」「SPIのテストが苦手」という人も関係なく面談に進むことができます。また、一度の面談で派遣先は決めなければいけないのでスピード感があり、イメージとしては面談=最終面接といった感じです。派遣の採用のハードルは非常に低く、学生時代の就活のイメージとは全く異なります。
結局、会社に合う・合わないというのは「働いてみないとわからない」という考えを持った派遣先が多いため、面談内容としても「仕事の説明とどういった資格を持っているか」を聞かれることが多く、志望理由やこれまでの経験、学歴・職歴を聞かれるような就職の面接とは異なります。
良さそうな派遣先を見つけて、顔合わせ・職場見学に進む際、派遣先は派遣法に反する内容を派遣スタッフに聞いてはいけないことになっています。従って、就職面接のようなものは派遣では行いません。派遣会社の営業担当も顔合わせ・職場見学に同席しそれを監視します。また会話の中で上手くいかなかったときのフォローなども全て行います。面接でうまく力を発揮できない人も、あなたの営業担当がサポートして魅力を伝えてくれます。落とされる可能性のほうが低いのでリラックスして臨みましょう。
正社員より給与とプライベートが充実している
正社員のように会社に縛られることで守られていると感じる人も多いでしょう。しかし、サービス残業、行きたくもない飲み会・行事、上がらない給料など、不満を抱えて働く正社員が女性には非常に多い傾向があります。会社の業績に左右されるため、場合によっては「ボーナスの排除」「給与のカット」といったことも受けてしまいます。
そうしたことから逃れるために、「自分の身は自分で守る」と強い信念を持って正社員を辞めて派遣社員で働く方もいます。
実際にそういった人は派遣でも活躍して正社員以上の給与とプライベートを充実させています。具体的には、時給2000円以上、週3~4日の時短勤務で育児・プライベートを充実させた自由な働き方です。もちろん稼ぎたければ週5でフルタイムという契約を結び働くこともできます。キャリアアップをしたいのであれば資格を取ったり、経験を積んで給与の高い派遣先に勤めることも容易にできてしまいます。
産休や育休なども取りやすい
いわゆる「ホワイト企業」に勤めることができれば、もちろん正社員がいいに決まっていますが、それも産休・育休というタイミングで社会的に長く就業することは難しい世の中ですよね。
結局、「正社員」という世間的な評価が形として何かに貢献されるわけではなく、お金を得る手段にはなり得ないのです。差別をするわけではありませんが、特に日本においては女性に対してその傾向がとても強いと思います。
高い給与を得ながら派遣社員という地位を得るか、高い社会的評価を受けながら低賃金を貰いサービス残業を強いられるか、現実を見た時にどちらの方が自分にとってプラスになるのか、それは明らかだと思います。
中小でも大手でも「離職率0%」の会社はほとんどありません。特に女性に関しては「出産」「結婚」「旦那の転勤」といった離職を止むを得ない場面がたくさん起こります。そういった場合に求められるのが派遣社員です。だから企業としても給料を高く設定できたり、手厚くサポートできるのです。
底辺と思われがちな派遣に向いている人の特徴
- 積極的にスキルアップをしたい人
- 自分で考えるより人から指示を受けて仕事したい人
- いろいろな会社で働いてみたい人
- プライベート重視で残業なしで働きたい人
- 人間関係が面倒くさい人
上記の特徴に当てはまっている方は派遣に向いています。
派遣会社はスキルアップに積極的な視線をしていますし、最長でも3年で派遣先が変わるので人間関係の面倒くささもありません。
また、正社員と違って残業や休日出勤は基本的に一切ないので、ライフワークバランスを重視している方にも派遣はおすすめです。
派遣社員は底辺というイメージの理由まとめ
一時的な存在に思われていても結果次第では直接雇用に繋がる可能性もありますし、派遣はあなたが思っているような劣悪な労働環境ではありません。「派遣は社会の底辺」という印象は、派遣社員として働いたことのない人が言っている問題です。
また、とある派遣登録に来られた元正社員の方が話していたことですが、「派遣社員の人がうらやましくて、ついイジメたりきつい態度を取ってしまうことがあった」と話していました。
つまり、派遣社員に対する社会的なイメージは正社員が自分の立場を正当化するための言いがかりにすぎないのです。
でもそんなことをしてもお互いに1円にもなりません。むしろストレスが溜まってマイナスです。本当に底辺となった人は派遣登録にすら来ません。
もちろん派遣社員としての「実態」もありますよ。それはこの項とは別論点なので以下の記事を併せて御覧ください。
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