派遣社員の飲み会・BBQの断り方
派遣社員は定時で上がることが利点のひとつとして挙げられており、あまり派遣先の行事(BBQ・忘年会・納会・決起集会)や飲み会に参加することは無いようです。直接雇用主は派遣会社になり、「飲み会に来ないから契約を切る」なんてことは聞いたことがありません。
また飲み会に行かないからといって職場の雰囲気が悪くなることもないです。しかし、大事なことは「断り方」で、その方法一つで職場環境が変わってきます。
相手を不快にしない断り方
断り方に必要なことは相手を不快にさせないことです。派遣社員でも同様です。誘ってくれた方に申し訳ない気持ちとまた誘って下さいという意思表示を同時にすることが相手を不快にさせない工夫です。
他に予定がある(優先度の高いもの)
急な飲み会に対して「予定がある」と言えば断れます。その時も「行きたかった」という意思表示として「また誘って下さい」と一言添えるだけで相手を不快にさせることはないでしょう。結局は派遣社員なので、誘ってくる方も断られる前提で聞いてきます。
予定があると断ったものの、そんな日に限って残っていると「なんだ予定あるのに残業かよ」と思う人もいます。「予定がある」と断った日はなるべく急いで買えるようにしましょう
自分の個人的な予定でもウソをつく
美容院・ネイル・フィットネスジム・ヨガといった習い事のようにずらせるものでも「予定がある」とハッキリ言いましょう。個人的な予定をずらすこともちょっとしたストレスとして感じることもあります。派遣社員だからこそ自分のスケジュールをしっかりと持って自由に時間を活用しましょう。
相手を不快にさせる断り方
不快にさせることはあまりありませんが、「気分が乗らない」や「あからさまな嫌な顔」は控えましょう。派遣社員であっても空気を読むことは大切です。断られる前提で誘ってきても、できれば「来て欲しい」と思っていることがほとんどです。
普段来ない人が飲み会に参加してくれると、主催者としては嬉しいものなんです。
飲み会は全く参加しなくても問題はない
派遣社員ですから会社の飲み会に全く参加しなくても問題はありません。逆に参加し過ぎて派遣先に情が出てしまっても困るときがあります。「あんなに仲良くしていたのに」と契約が切られるときに思うこともあります。
派遣として働いて直接雇用に切り替わることは少なくありませんが絶対にあるわけでもありません。ある程度の程よい距離感を派遣先と保つこともときには必要になります。派遣社員の評価は仕事ぶりです。何も仕事外までも評価基準になる必要はありません。孤独と思うかもしれませんが、自由という生き方に会社に縛られている正社員と同じ立場になる必要がないと私は思います。