外資系企業に派遣される前に覚えておくこと
外資系企業とは外国の資本が入っている企業全てを指す言葉ですが、中にはもともと日系企業だった会社が買収されてなるケースもあります。また日本と外国との共同出資で設立することもあり、この場合は出資している資本の比率が高いほうに経営方針の決定権があります。
本社が外国にある会社は経営方針が濃く反映されており、一般的な外資系企業のイメージに合致していることが多いです。そのため以下で紹介する外資系企業のメリットや問題点については、外国の経営方針となっている企業のケースで解説していきます。
(参考)Wikipedia:日本の外資系企業の一覧
派遣社員が外資系企業で働くメリット
時給が高い
外資系企業では成果主義・能力重視のところが多く、年齢や性別、過去の経歴に関係なく「今」の労働対価に対して給与が支給されます。そのため高時給を狙えるチャンスがあります。時給アップを目的に外資系企業に挑戦する方も多く、日系企業では絶対に貰えないような高時給を提示されることもあります。
社員が優秀
高い給与を求めて転職してくる方が多く、外資系企業には優秀な方が集まりやすい環境にあります。ゴールドマン・サックスやマッキンゼー、マイクロソフトなど、世間のイメージにあるような「エリート集団」ということも間違いではありません。
年功序列・終身雇用の日系企業とは違い、確かなスキルと成果をあげてきた上昇志向の強い社員が集います。
直接雇用転換の話を持ちかけられやすい
従業員に対する評価は派遣社員でも正社員でも差別はありません。
正社員以上に成果を上げている派遣社員であれば、正社員への雇用転換の話も出てくる可能性が高いです。
派遣社員が外資系企業で働く際の注意点
語学力が求められる
グローバル企業であるため、語学、特に英語力は必須になります。派遣社員であってもTOEICのスコアは600点以上が求められます。国内の外資系企業であれば、社内ではそのほとんどが日本人なので全く問題ないように思えますが、各国に支店や事業所・工場を持つ場合のやり取りは当然に英語となります。電話やメールのやり取りにおけるレスポンスが遅かったりすると、それだけで「仕事ができない人間」というレッテルが貼られてしまいます。
派遣社員の場合は任せられる仕事が明確に提示され、ここまで高い語学力を求められることは少ないと思いますが、直接雇用や更なる時給アップ、契約の更新を考えた場合は、語学力の向上を図った勉強・取組が求められます。
いきなり契約を切られることが多い
外資系企業で働いていると、どんな職種であっても成果主義となります。一般事務でもとにかく効率・生産性が求められ、日系企業のように毎日が同じ作業の繰り返しになることは少なく、仕事が流動的でそれに対応できるスキルも求められます。
刺激があることはいいのですが、業務に追い付いていないと派遣先に判断されてしまうと、契約期間中でも切られることがあります。もちろんこれは不当な派遣切りですが、外資系企業は日本と比べて労働法(特に「解雇」に関する内容)に対する規制は非常にあまく、派遣されるあなたも前もってその認識を持っておいた方が精神的なダメージは少なくなります。
そうしたこともあって、外資系企業は日本の派遣契約と違って契約期間が非常に短いことでも知られています(1ヶ月あるいは3ヶ月の契約を繰り返し更新であることがほとんど)。時給が高い反面、実力にそぐわないとすぐさま契約を切られてしまうのです。
派遣社員が外資系で働くメリットまとめ
外資系企業の多くは即戦力を必要としています。業界未経験でも構いませんが、社会人経験がない方(ニート・フリーター・新卒・第二新卒)を募集しているところはまずありません。
また、実力がないとすぐに切られる可能性があります。ただその分時給は高く、日系企業の正社員で働くよりもよっぽど稼げるケースも多いです。
社員も優秀な人が多いのでサービス業でよくある理不尽なパワハラもありません(仕事ができない理詰めで指導されることはありますが、感情論の理不尽な指導より納得できます)。
正社員に雇用される可能性も高く、人生が大きく変わるので外資系企業への派遣は非常におすすめです。
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