派遣社員でも1人暮らしはできる!1ヶ月の出費について
派遣社員でも1人暮らしはできます。平成27年人事院調査によると、派遣社員の平均年収は246万円です。結果からみると少ないように感じますがこれは年収であって月収を12倍したものではありません。派遣という働き方にはパートタイム・時短勤務・週2~週3のシフト制といった働き方があり自由な時間に稼ぐスタイルです。稼ごうと思えば月収30~50万円も難しいことではありません。
最低限かかる毎月の出費の平均額
対象:18~29歳 首都圏で賃貸ひとり暮らしをしている349名
参考サイト:賃貸マンション・賃貸アパートの物件サイト「suumo(スーモ)」
最低限の範囲でひとり暮らしする場合、これぐらいの出費が出ることをイメージして下さい。家賃は都内であれば6万~7万5千円程に抑えられると良いです。派遣社員の平均年収246万円を月収に換算すると約20万円になり、手取り17万~18万円となります。最低額で出費を考えると毎月6万円前後の貯金ができます。
家賃を抑える方法は?
例えば、都心の東京駅や品川などで仕事をする場合、JR山の手線沿いでひとり暮らし先のマンションやアパートを探すことが多いです。ただ、駅から徒歩5分圏内の場所だと家賃を6万~7万円で抑えることは難しいです。しかし、乗り換え一本で山の手線沿いに行ける場所であればその家賃内で見つけることは簡単です。特に上京してくる人は路線に詳しくないため、職場まで一本で行ける範囲で探してしまいますが、一度乗り換えて少し路線を換えるだけで家賃は安く抑えられます。
派遣社員は正社員のような余計な出費は少ない
正社員は会社の行事や飲み会への参加を強制されることがほとんどです。そうした出費もひとり暮らしの正社員にとっては苦しいものです。しかし、派遣社員は派遣先企業には属さない立場なので仕事が終わればすぐに帰宅できます。
交通費が支給されなくても時給でカバー
派遣会社の福利厚生面で重要なのが交通費です。派遣の案件によっては交通費の支給がないものもありますが、そういった場合は時給面でカバーできます(参考)。
地方に異動になることもない
正社員であれば、人事異動で地方に飛ばされることがあります。会社によっては住宅手当を支給しない会社もあり、異動の度に家賃や敷金・礼金などで貯金がなくなります。しかし、派遣社員であれば、一度自分の住居が決まれば自宅近くで仕事を探すことができます。異動もないため、引っ越しすることなくずっと同じ場所にいることができます。