派遣社員として向いている人はどんな人?
派遣について知らない人から見た派遣社員の社会的イメージは「人間のクズ」「ニート」「落ちこぼれ」「就活失敗」など。
派遣について知っている人から見た派遣社員のイメージは「ワークライフバランスの充実」「残業なし」「成果主義」など。
いろいろな意見がありますが、ここでは派遣会社の営業マンである私が、派遣というものを客観的に捉え「派遣社員として向いている人」について紹介していきます。
自分に合う仕事がわからない人
派遣では「我慢」をする必要がありません。仕事が合わない、人間関係が辛い、残業が多い、など入社前には見当がつかなかった問題に対して、正社員であれば最低3年間「我慢」しなければならない日本特有の謎ルールがありますが、派遣はそんなことを気にする必要がありません。
合わなかったら更新しないことができます。履歴書に傷がつくことなく「期間満了」という形で退職となります。その後も、新しい職場について派遣会社の人と一緒になり、再度検討し直すことができます。そういった試行錯誤を重ねていくうちにあなたに合った仕事が見つかります。
仕事以外に将来の夢を持った人
起業したい・芸能界で働きたい・海外留学したい・難関資格を取得したい、と何か目標を持っている人に派遣は向いています。
派遣社員は正社員のようなサービス残業や飲み会がないため、プライベートが充実します。給与も完全時給制なので、働いた分がしっかり支給され、目標のための準備ができます。職場のルールや人間関係に振り回されて嫌気をさしているのであれば、派遣社員として働くことで解消されます。
家庭と両立をさせたい人
「短時間勤務」「週2~OK」「就業10:00~17:00」といった就業方法で家庭との両立ができます。
週5日・実働8時間のフルタイム勤務が普通の正社員ではありえない働き方です。正社員の勤務形態こそが主婦の敵でもあります。いくら時間をずらしても、朝が早いと保育園や幼稚園の開園時間外になり、また夜に時間をずらしても時間外保育として延長料金の対象となってしまいます。共働きでも、収入も家庭も安定する働き方が派遣社員では可能です。
やりたい仕事が決まっている人
自分のやりたい仕事があって入社した会社であっても、それを実際にすることができるかというと、会社によってまちまちです。
例えば「語学力を活かしたい」といって外資系の会社に入っても、総務や人事など社内管理の部署に配属されれば語学を活かすことなどできません。結局会社員は会社都合で働くため、「やりたいことをやれる」ことはごく稀なのです。
逆に派遣ではスキルベースで採用を行っているため、企業も獲得に熱心ですし、そのスキルが活かせる仕事場で働くことができます。