時短勤務で家事と仕事を両立させることが大事
時短勤務ときくと「育児休業」している方のイメージが強いです。育児休業では1日原則6時間の勤務にすることができます。子供の年齢が3歳に満たない子を育てることを前提とした考えです。しかし、3歳になっても心配で社会に復帰できない親に対しての制度は会社にはありません。そういった場合があり、会社で働きたくても働けない人もいます。会社での働き方では時短勤務にも限度があります。それを可能にしたのが派遣です。
保育園や幼稚園の時間に合わせた勤務時間
時短勤務の最大の特徴は遅めの出勤で早めに上がれることです。9:00~18:00(休憩60分)の勤務時間を基本としている会社が多くあります。これでは朝をゆっくりと過ごしている暇もありません。
9:30や10:00に出勤時間を少しズラすことで大幅に変わります。主婦にとって、朝の30~60分は相当大事な時間になります。通勤時間をズラしたことで、通勤ラッシュの時間も避けれます。朝のドタバタした後の満員電車ほどキツイものはありません。
終業時間を16:00~17:00に設定することで子供を閉園時間前までに迎えに行けます。園によっては延長料金をとられることもあるので時間通りに行けることが非常に大事です。
家事もできる時間的余裕
子供迎えに行った後は、夕飯の支度などをするぐらいの丁度良い時間になります。終業時間が1時間も早いことで、できる幅が大きく変わります。
経済的余裕もできる
いくら時短勤務といえど、派遣社員であればアルバイト以上の給与がもらえます。事務の案件ともなれば平均時給1300円を超えるものがほとんどです。
【月収例】
1300円×6時間(1日の労働時間)×20日(一ヶ月の労働日数)=156,000円
となります。アルバイトでは同じ時間で稼ぐことは難しい金額です。
社会人経験のブランクがなくなる
専業主婦になってしまうとどうしても社会人経験から遠ざかってしまい、ブランクが出てきます。そういったブランクを気にする派遣先もあります。3年以上も空くようなブランクは未経験と同じと思ってしまう会社もあります。
アルバイトより派遣としての経験
時短で働くのであれば、アルバイトのように自分でシフトや勤務時間決めれるものが好まれます。しかし、アルバイト経験を積んでも社会人としての経験から遠ざかり、いくら働いていてもブランクには間違いありません。こういったことを避けるための派遣です。それは、派遣先の見方として、「派遣の経験」を社会人経験として判断してくれる可能性が高いからです。
主婦が社会に戻ることが活性化に繋がる
最近の会社では、女性の立場が男性より低いことが問題視されてます。その問題でもあるのが「出産」「育児」による社会離れしてしまう可能性が高いことです。それゆえに、管理職はほとんどが男性に任されてしまうことや、「稼ぎ頭は男」という考えを持っている人も少なくありません。そういった立場の改善として時短であっても女性が社会に復帰して活躍してもらうことです。営業といった仕事では勤務時間に関係なく成果を上げる女性もいます。女性だからこそ弱いという立場の打開が今後の会社を活性化させる可能性があるように感じました。