仕事紹介からすぐに就ける案件の特徴
派遣登録後、「すぐに働きたい!」という意思がある場合、以下のような基準で選んでみましょう!あなたが思っている以上に「仕事」というのはすぐに始められるものではありません。こちらが意思表示を行い、また先方も同じ熱量でないとその願いは叶いません。
「即日勤務可」となっている
求人に「即日就業可」となっているものは、選考後から就業日まで長い期間を設けていないものを指します。そのため職場見学後に就業が決まれば遅くても次週の始めから、もしくは選考後の翌日から仕事に就くことができます。
「即日」という意味は求人によって異なりますが、一般的に選考後1週間以内に就業できるものを指します。
他社の求人サイトを利用していない
求人サイトに「NEW」「人気」となっている案件は、派遣先が広告として集客するためのオプション機能であり、応募が殺到している可能性があります。中でも「エン派遣」や「リクナビ派遣」など多くの派遣会社を掲載しているサイトは、求人の入れ替わりが激しい特徴があります。
そのため大手派遣会社のように自社で求人サイトを持っているところに登録しておくと、新規案件や人気案件でも上位に表示されることなく、すぐに就業できる・選考が進みやすい良い案件が見つけやすくなります。
職場見学を設けていない
派遣会社が扱っている案件の中には、派遣先から選考を一任されているものもあります。そのため選考は社内選考のみとなっており、登録面談時に就業先が決まってしまうケースもあります。もちろん、そういった場合でも求職者が職場見学を希望するのであれば、派遣先に行き職場環境を確認することも可能です。
職場見学とは今でこそ一般的なものですが、その行程は必須のものではありません。
スキルや経験を必要としていない
いわゆる”人物重視”で選考が進むため、派遣先からスキルや経験を見て判断されることがありません。そのため他社から紹介される方と比較されることもなくなります。多くの案件が派遣先を紹介された時点で選考が通るようになっており、社内選考に通れば就業が決まります。
すぐに就ける案件に応募する際の注意点
派遣という働き方そのものが選考期間を長く設けていないため、「長い」と言ってもどれも1~2週間以内に就業が決まります。
これは全ての案件に通じて言えることでもあるので、必ず目を通しておくようにして下さい。
在籍中に応募しないこと
選考がスピーディであるため、在籍中に応募してしまうと社内選考はできても、職場見学の日程調整が難しくなります。職場見学は派遣先の就業時間中に組まれるため、就業中では参加しづらくなります。
社内選考に通っても職場見学が先延ばしにされ、他の候補者で決まってしまうケースも往々にして起こります。最低でも応募後1週間はスケジュールを空けておくようにしてください。
就業可能日は選考後1週間以内にする
すぐに仕事に就いてほしいのは派遣先も同じです。「よろしくお願いします」とお互いに挨拶し終えたあとになって「ちょっとまだ働き始めることができなくて」という謎の発言をする派遣社員は意外と多いのですが、それは派遣会社も含めた今後の信頼関係にも影響するため控えて下さい。
職場が決まった後、実際の就業可能日は1週間以内と伝え、むしろ「今日からでも働きます!」という熱い姿勢を伝えるのが最良です。また派遣会社にとっても就業可能日までが短い方ほど、優先的に仕事を紹介してくれます。
人気のない案件が多い
人気のない案件ほど応募数が少なく、すぐに仕事に就きやすい特徴があります。中には隠れた良い案件もありますが、事務系で好条件のものは選考が長い特徴があります。また派遣先が大手企業の案件ですぐに仕事に就けるものはほとんどありません。
大手企業ほど選考期間を長く設けており、社内選考や職場見学には多くの派遣会社から紹介されてから採用を判断されています。そのため派遣先が大手企業なほど買い手市場となり、すぐに働きたいと思う求職者の要望とミスマッチが起こりやすいのです。
基本的に1週間以内に就業可能
派遣の仕事は基本的にすぐに就業できる仕事ばかりを紹介しています。「選考が長い案件」がイレギュラーであるため、そうしたものは派遣会社の営業担当から教えてもらえます。また求人にも「就業期間」という欄があり、大まかに就業開始日がわかるようになっています。
また、社内選考や職場見学に一週間以上かかる案件は、派遣会社や派遣先が応募者を何人も見てから判断しているため、実質的な「選考」を行っており、条件が良くても「良い案件」とは言い難いのです。
「すぐに仕事に就ける」ということに着目せず、時間をかけて自分に合った仕事、将来のために自分に必要となる仕事を選ぶことも大切です。