派遣の仕事で働く時期・期間を調節する方法
派遣の仕事には時期や期間を自分で決められるものがあります。しかし、そうした案件は求人を見ただけではわからず、派遣会社の方だけが知っている情報になります。派遣会社は派遣先から派遣依頼を受けた際に、その仕事が「どれくらいの契約期間なのか」「時期はいつからなのか」といったことが明確に分かるようになっています。
その情報を元に登録者の要望に合わせて、就業日・契約期間を調整することができるのです。
「即日就業可」となっている仕事なら開始日を調整できる
就業開始日の融通を利かせやすいのは、「即日就業可」となっているものです。こうした求人は常に派遣社員を募集しているため、選考が決まった翌週から開始となることが多いのです。応募する際は、あらかじめ他の仕事の就業を終了させておくと、よりスムーズに働き始められます。
契約期間を短く設けて終了日を調整する
派遣の仕事は派遣先と派遣社員の双方が合意することで契約期間の更新を行います。そのため契約期間の終了日を自分で調整することは自由です。しかし契約期間を延ばし過ぎてしまうと、いざ辞めたいときに契約期間内における終了となり、自己都合かつ契約の中断と扱われてしまうため、派遣先と派遣会社に迷惑をかけてしまいます。
最長でも3ヶ月以内で契約をとめて、契約更新の際に契約終了することを派遣会社の方に伝えてください。代わりの方が契約終了日までに見つかれば、迷惑をかけることなく契約期間満了で辞めることができます。
代わりの方が見つけやすく契約期間を短く設けられる仕事
- 中小企業の一般事務
- 軽作業員
- テレフォンオペレーター
一般事務や軽作業員は人気もあり、仕事が簡単なため自分が契約終了しても代わりの方がすぐに見つかります。またテレフォンオペレーターに関しては他の職種とは違い、離職率が高いため派遣先もある程度大人数で仕事を回していることがほとんどです。そのため辞めても、そこまで派遣先に業務で迷惑をかけることはありません。
またテレフォンオペレーターは仕事が大変な分、マニュアルや研修体制が整っているため、代わりの方でもすぐに対応できます。契約期間に関しては気にせず、高時給といったところが魅力です。
トレンド要素の強い仕事なら時期や期間が明確
年末調整業務や繁忙期のみの経理事務、大学事務など時期を限定して応募している案件であれば、元から派遣時期・契約期間が決まっているので、自分の要望に合っていれば応募してみてもいいでしょう。
日雇い派遣ならいつでも自分のタイミングで働ける
日雇い派遣の例外対象となっている方であれば、応募することもおすすめです。どの求人も社内選考はあるものの、仕事内容が単純で未経験の方でも働けることから、ほとんどが応募してすぐに仕事が決まり、その上高時給です。
また求人に就業日が記載されているものが多く、自分の働きたい時期や期間を選ぶことができます。派遣の仕事の中でも最も融通が利きやすいです。