首が痛い!!どうしたらいい?
首の痛みはつらいものです。首が痛んだら、私たちはいったいどうしたらいいのでしょうか。「首が痛い!」そんなとき、まずはどのような行動を取るべきか、医学に関する書籍などを参考にまとめてみました。
また首の痛みを理由に仕事を休むことは、決して受け入れられやすいものではないため注意して下さい。
急に首が痛くなった場合
発熱を伴う場合
のどの痛みがありそれに伴って首全体が痛む、発熱がある場合は内科を受診しましょう。扁桃炎やさらに悪化してリンパが腫れている場合があります。
また、首の骨自体に細菌が感染してしまう「化膿性脊椎炎」「結核性脊椎炎」の場合も発熱を伴います。この場合のどは痛みません。
どちらにしても、放置して治るものではありません。急に首が痛み、発熱がある場合は様子を見るなどせず、すぐに病院へ行き受診しましょう。
寝違え
朝起きたら急に首が痛くなっていた、という「寝違え」の経験は誰にでもあるのではないでしょうか。寝違えは頸椎捻挫の一種で、長くても数日で痛みは治まります。気付いたら治っていた、というなら心配ありません。
しかし何度も「寝違え」の症状を繰り返す場合は「頸椎症」などで神経を圧迫している可能性もあるので、受診した方が良いでしょう。
外傷性の場合
運転中に追突して首に大きな負担がかかった、スポーツの途中で首に負担のかかる状態になった、高いところから落下した、または階段などの低いところから落下したけれど打ち所が悪かった、など外傷性で首が痛む場合は、すぐに救急車を呼ぶか病院に搬送するなど対応してください。
できる限り首の部分を動かないように固定させます。救急車が呼べる場所なら救急隊員が到着するまで動かさない方が良いでしょう。
外傷性の首の痛みは、「脊髄損傷」「外傷性頸部症候群(むち打ち)」などが疑われますが、どちらにしても、この場合はとにかくすぐに病院での受診が必要です。
慢性的に首が痛む場合
肩凝り
慢性的に首が痛む場合、それが若い頃からずっとそうであり、首を動かすことやマッサージをすることで楽になるという症状であれば、あまり心配のない「肩凝り」などの筋肉の問題です。
定期的にマッサージを受けると楽になるというならそうするのもひとつの方法ではありますが、原因を探ってそれを改善することにより肩凝りもぐっと楽になるということもあります。どんなときに特に首の痛みがひどくなるか、よく検証してみましょう。
パソコンで長時間仕事をした後や、手芸などの趣味の後などだとしたら、姿勢に気をつける、途中で休憩してストレッチを取り入れるなどして様子を見てください。
また、入浴の際はシャワーだけで済ませずにゆっくり湯船に浸かるなど血行を良くしたり、定期的に運動を取り入れたりするなど生活習慣を見直すことで改善されることも多いものです。
五十肩(四十肩)
若い頃は首や肩の痛みがなかったのに、年齢を重ねることで肩や首が痛む、というなら五十肩(四十肩とも言います)、正確には「肩関節周囲炎」が疑われます。
痛みの強い時期は無理に動かしたり、マッサージをしたりするのは良くありません。消炎鎮痛剤の内服や湿布薬で痛みが治まるのを待ちましょう。我慢できない痛みならば病院へ行けば痛み止めの注射をしてもらえます。
通常、肩関節周囲炎は1ヶ月~2ヶ月で改善されます。それ以上痛みが続くようなら、「肩腱板断裂」や「第5頸神経の頸椎症性神経根障害」の疑いもありますから、必ず病院で受診してください。
頭痛を伴う場合
首の痛みと同時に、頭痛を感じる場合は、首の痛みが筋肉の痛みかどうかを見分けることが重要になります。「肩凝り」など筋肉の痛みが悪化して頭痛を感じているようなら、肩凝りを解消することで頭痛も緩和されるはずです。
マッサージや温湿布、入浴など自分で肩凝りが楽になる方法をとってみて肩凝りと共に頭痛が解消されるようなら心配ありません。
しかしこのように「肩凝り」が楽になる方法をとっても頭痛が解消されない場合、筋肉の痛み以外の可能性があります。「血圧の問題」「耳の病気」「歯のかみ合わせの悪さ」「狭心症」「胆のうの病気」などの可能性もありますから、すぐに受診してください。
【参考書籍】
「首・肩・腕の痛みとしびれをとる本」井須豊彦(医学博士・脳神経外科医)・講談社
「痛みの治療」後藤文夫(医学博士・麻酔専門医・群馬大学医学部教授)・中公新書
首に関する基礎知識
痛みがなければ普段はあまり意識しない首ですが、痛むと首の仕組みはどうなっているのか気になりますよね。ここでは、首に関する基礎知識を解説していきます。
首が支えている頭の重さってどのくらい?
人間の首は頭部を支えています。頭部の重さは体重の8%~13%(約10%)になるので、体重60㎏の人なら約6㎏の頭を、首が支えていることになります。
女性なら5㎏の米袋を持ったときがもっともイメージしやすいでしょうか?男性なら5㎏のダンベルなどを持ったことがあるかも知れませんね。片手で持てる重さではありますが、ひょいと持ち上がる重さではないことが想像できるかと思います。
この重さが、まっすぐに脊髄にかかっているならば、特に身体に負担はかかりません。ところが人は、仕事中や運転中、歩いているときや荷物を運ぶときなど、様々に頭の角度を変えています。
まっすぐならば問題ないこの頭部の重さも、角度がつくと首の筋肉にとても負担がかかってきます。
驚くべき首の働き
首は普段、頭部をただ支えるだけでなく、頭部の向きを変えるために柔軟に動きます。しかも、脳からの神経はすべて、この首を通っているわけですからその神経を傷めないように守っています。
さらに首には、頸動脈(けいどうみゃく)という、とても太い動脈も通っています。脳にはたくさんの酸素が必要ですから、それを運ぶための血管もたくさんあります。心臓から酸素の多い血液を運ぶための動脈がそれらにつながっています。
一方、首の筋肉は重い頭部を支えてバランスを取りながら、見たい方向を見たりお辞儀をしたりと複雑によく動きます。首の働きは人間にとってとても重要です。
普段は気にしない首も、「すべての脳神経の通り道」「酸素の多い血液の通り道」と言われると、人間の身体の中でとても大切だということを実感できますね。
頭に荷物をのせると楽に運べる理由
アフリカなどで黒人が頭の上にものを乗せて運んでいるのをテレビ番組や雑誌などで見たことはありませんか?
日本人も、昔の大原の女性は柴(薪)や木炭俵を売るために京都中心部まで頭に乗せて、歩いて運んでいた記録があります。木炭俵なら一人で二俵は頭にのせたのだそうです。当時の木炭俵は一俵6貫程度だったので、1貫3.75㎏で計算すると約44㎏を頭の上に乗せていたということに!!
自分の体重ほどの荷物を、女性が運ぶことは他の方法では無理ですよね。これだけの荷物を乗せても首はそれを支えることができます。
正確に言うと首が支えるというよりは、首で角度調節をしてバランスを取り、荷物の重さがまっすぐ脊椎を通るようにすることで、重い荷物を身体が負担なく受け止めているということになります。
首の筋肉の動き方
こちらの動画をご覧ください。首回りの筋肉がどのように動いているか理解できると思います。
(首の筋肉の動き方)
首を前後に倒したり起こしたりするという動作に対しては、意外なことに首の真後ろの筋肉が使われていないのです。ということは、首の後ろが傷む、首の後ろが凝るというのは、首の前後の動きが原因ではないということになりますね。
左右に首を動かすときに、複雑に筋肉が動いているのがわかると思います。
シカやキリンなどの目は顔の側面にあるため、広い視野を得ています。それに対し人間は、目が頭部の前面についているために前方の視野は両目で水平方向180度ありますが、横や後ろを見るには首を動かす必要があります。
つまり、人間は何かを見ようとするとき動物よりも多く首を使って頭の方向を変える必要があるのです。ということは、日常生活だけでもかなり首の筋肉が使われていることになりますね。
整体・カイロプラクティックなどでの治療は要注意
首の痛みを取るために、整体・カイロプラクティック・マッサージなどの施術を受ける人も多いと思いますが、医療ではないこれらのものに対しては、自己責任が伴いますので注意が必要です。
厚生労働省では、これらの施術を医業類似行為としています。禁止事項も記載されていますから、整体やカイロプラクティックで首の痛みを改善しようと考えているようでしたら、目を通しておいた方が良いでしょう。
厚生労働省:医業類似行為に対する取扱い
もちろん、整体やカイロプラクティック、マッサージなどの施術により首の痛みが改善されることも多くありますから、医業類似行為が良くないという意味ではありません。治療を行うにしても、保険治療が行なえ、柔道整復師などの国家資格を取得した整骨院などで行うようにしましょう。
首を「ポキッ」と鳴らすのはNG?
疲れているときなどに自分で首をぐっと曲げて「ポキッ」と鳴らす人、いますよね。また、整体やカイロプラクティックの治療で、治療する人が治療される人の首を持ってぐいっとねじったりひっぱったりして「バキッ」っと鳴らすこともあるようです。
この音は、関節からの音で、古いドラマやアニメなどで格闘や喧嘩が始まる前に「お前ら見てろよ~」なんていいながら、指をバキバキ鳴らすのと同じです。あの指バキバキも、関節が鳴っているのですね。
この「ポキッ」「バキッ」という音を英語では「Cracking sound(クラッキング サウンド)」と言います。関節が鳴っていることはわかっていましたが、詳しい仕組みについては2015年、関節のMRI撮影によって実証されました。
【こちら】がその画像と解説です。
物理用語である「Cavitation(キャビテーション)」という言葉が出てきますが、それはこういった意味です。
骨と骨が関節でつながっている、ということはみなさんご存じかと思います。その関節は、関節包という袋状のもので覆われ、骨と骨の間にある関節腔には滑液という潤滑油のような液体が入っています。
普段は筋肉によって自然に動いています。外部からの力を加えることでその自然に動く範囲を超えて急に曲げたり伸ばしたりすると、関節腔が広がります。このとき関節内の圧力が急激に下がるため、髄液に溶けていた気体が気化して空洞ができます。
下がった圧力を戻そうと、隙間のない方の髄液が一気に流れ込み、空洞が消えます。
このとき「ポキッ」「バキッ」という音が鳴るという仕組みです。
骨や軟骨が音をたてているのではなく、滑液という液体中にできた気泡がなくなるときの音なので、骨が減ったりしなくて良かったと思いましたか?
そんなことはありません。関節には普段かからない無理な力がかかっているわけですから、擦れて骨が減らないからといって癖のようにボキボキ鳴らすのはNGですよ。
首の痛みに関わる疾患とその治療方法
ネット上で「首の痛み」に関して検索すると、「スマホ首」や「ストレートネック」という言葉に出会うと思います。
言葉の意味を正しく理解していないと、むやみに不安になったり、落ち込んだりしてしまいますからここできちんと解説しておきましょう。
また、合わせて首の痛みを伴う「頸椎症」「椎間板ヘルニア」についても解説しておきますので、参考にしてください。
「スマホ首」「ストレートネック」とは?
「スマホ首」「ストレートネック」ともに医学用語ではありません。
釧路労災病院の脳神経外科部長の井須豊彦先生によると、「『ストレートネック』は原因ではなく結果です」とのこと。
カイロプラクティックや整体など、民間の治療機関では、「ストレートネックだから肩凝りを起こしやすい」などと言われることもあるようです。結論から言えば、いわゆる「ストレートネック」自体は病的なものではありません。頸椎の正しいカーブが保たれる姿勢をとれていないというだけのことです。一方で、姿勢の悪さは病状に影響します。重要なのは、なぜ姿勢が悪くなっているのか、その点を確かめておくことです。高齢者では、頸椎のカーブがやや後方に突き出た「後弯(こうわん)」の状態もみられます。この場合も、後湾自体が病的というわけではなく、後湾をまねく原因が何かを確かめることが重要です。また、病院でレントゲンを撮ったとき、頸椎がまっすぐに映っていたとしても、頸椎のカーブは姿勢によって大きく変わるため、まっすぐ映ったからといって病的と判断されることはありません。
釧路労災病院脳神経外科部長 井須豊彦先生
というのが井須豊彦先生の説明です。
つまり、原因がわかり、姿勢を正すことができれば何の問題もないことなのだそう。むやみに心配せずに姿勢を改善していきましょう。
【姿勢を改善するために】デスクワークの人は?
長い間座ってパソコンをつかうデスクワークの人も多いことでしょう。「良い姿勢」というのは「いつまでも疲れない姿勢」なのだそうです。首に痛みを感じやすい人は、自分が普段座った姿勢では疲れることが多いはずです。
意識的に良い姿勢を取ろうとしても、かえって腰を反らしすぎたり、あごをひきすぎたりしてしまう可能性も大きいといいます。
骨盤矯正クッションや、座っている姿勢を矯正するクッションなど、市販のグッズを活用してみるのも良いでしょう。試してみて、首の痛みや肩凝りが解消している、座ったままの姿勢でも疲れなくなった、というならそのまま使い続けてください。
ただ、もしもそれらの商品が身体に合わず、逆に痛みが出たり疲れるようになったと感じたりしたらすぐに使用をやめてください。
【姿勢を改善するために】立ち仕事の人は?
立ち仕事での姿勢改善は、やはり「疲れない姿勢」を基本にすることがポイントです。
接客業などでは、それぞれに立った状態での姿勢やお辞儀のしかたなど、接客の研修を受けていることと思います。ところが、「姿勢良く見せよう」とするあまり、骨盤の向きがおかしくなって背骨が反った出っ尻のような状態になっている人もいるようなのです。
その姿勢で立ち仕事をしていては身体への負担が大きくなってしまいます。正しい立ち姿勢は、膝立ちをしてみるとわかります。肩幅くらいに膝を開いて膝立ちし、背筋をすっと伸ばしてみてください。頭のてっぺんを何かで引っ張られているようなイメージをすると良いでしょう。
そのときの背筋の伸び方、首の角度をよく覚えておき、次に普通に立った姿勢になります。その状態が、正しい姿勢です。何度か膝立ちで確認して、自分の正しい姿勢を覚えてください。
【コラム】スマホ首改善の簡単エクササイズ
良くない姿勢でスマホを扱っているときには、首の胸鎖乳突筋が縮み、板状筋群が伸びきっています。
伸びきった板状筋群を縮めてほぐすために、1日3回、このエクササイズをしてみてください。
①両手を頭の後ろで組み、後頭部に当てます。
②顔は正面を向け、頭をまっすぐ上に伸ばします。両脇をしっかり開きます。
③頭を後ろに倒し、組んだ両手はそれを押し返します。
そのまま押し合った状態で15秒キープして、力を抜きます。
【参考書籍】
「スマホ首があらゆる不調を引き起こす!」鄭信義(整体師)・講談社
頸椎症(けいついしょう)とは
首の骨、頸椎の名前を冠した「頸椎症」とは、首の骨が変形して脊髄、神経根を圧迫している状態です。
「頸椎症」にはふたつのタイプがあります。
頸椎症性脊髄症
変形した脊椎骨(せきついこつ)が脊髄を圧迫している状態。第4~第7頸椎で起こりやすく、両手のしびれ、動きの悪さなどが現れます。さらに圧迫が進むと、「尿が出しにくい」「排尿した後もスッキリせず、すぐにトイレに行きたくなる」などの排尿障害を起こします。
頸椎症性神経根症
骨の変形により神経根が通る椎間孔が狭まり、神経根が圧迫された状態。特に第5~第7頸椎で起こりやすく、首から肩、腕へのしびれるような痛みが起こります。どの神経根が圧迫されているかによって、症状が現れる部位は異なります。神経根は左右にあり、圧迫された側の肩、腕に症状が現れます。
「頸椎症」でも「椎間板ヘルニア」でも、脊髄や神経根が圧迫される部位が同じなら、現れる症状は同じです。そこで、症状に着目して「頸部脊髄症」「頸部神経根症」という診断が下されることもあります。
椎間板ヘルニアとは
椎間板ヘルニアとは、飛び出した椎間板が脊髄や神経根を圧迫した状態で、比較的若い年代の人にも起こります。
椎間板とは、椎体骨と椎体骨の間にある湿ったスポンジのようなもので、血管はなく、首の衝撃の吸収や背骨全体のしなやかな動きをサポートしています。ここで言う湿ったスポンジのようなものというのは、絞ると水が出て、放すと吸水するように、動くことで老廃物を排出し、酸素や栄養を取り入れているからです。
動きによる衝撃や、姿勢を保持するためにかかる力を受け止める椎間板は、背骨の中でもとくに負担がかかる部位で、その上、血行がないために、損傷が修復されにくいという特徴があります。
そのため、比較的若い年代の人でも椎間板の変性が生じ、つぶれて中身が飛び出した「ヘルニア」ができてしまうことがあるのです。
実際の椎間板は、髄核というゼリー状の物質と、髄核を取り囲む線維輪からできた弾力性に富んだ組織になります。使いすぎや加齢によって弾力性が低下するとつぶれやすくなり、中身の髄核が飛び出してしまうことがあります。
ただし、ヘルニア自体は安静を保つことで自然に吸収されていきます。元の状態に戻る可能性があるという意味で、髄椎骨の変形や靱帯の骨化とは異なるタイプのトラブルです。
病院で受診する際に覚えておきたいこと
「首が痛い!!」と感じたとき、「寝違え」や「肩凝り」のようにこれまでの自分の経験で「大丈夫」と判断できるなら良いのですが、長く痛みが続く、これまでに感じたことのない痛みがあるなどで病院にかかる際、知っておくと良いことをまとめておきます。
普段お世話になっている「かかりつけ医」がいる場合
まずはかかりつけ医(内科医が多いと思います)に痛みの症状を説明し、紹介状を書いてもらいましょう。医師は症状から適切な病院を紹介してくれるはずです。
かかりつけ医がいない場合
首の痛みの場合、「整形外科」「脳神経外科」「神経内科」のいずれかを受診します。
「神経内科」は「精神科」と混同されやすいのですが、神経に関する病気を治療する内科です。手術が必要な場合は「整形外科」もしくは「脳神経外科」を紹介してもらえます。
また、痛みによっては「ペインクリニック科」を紹介されることもあるでしょう。ペインクリニック科は、痛みに対する治療を専門におこなっていて、神経ブロック療法などで慢性的な痛みを緩和します。
痛みが始まった時期や一日の中でいつ頃痛むのか、どんなことを不安に思っているかなどを書いたメモを持って行くと外来での医師とのやりとりがスムーズになります。
現状、医師に対する患者の数が増え続けており、医師も仕方なく「5分診療」をするしかないという場合もあります。短い時間にどれだけ正確に首の痛み方を伝えるか、知りたいことを上手に質問できるかは患者である自分の責任と考え、受診の準備を整えると良いでしょう。
【参考書籍】
「首・肩・腕の痛みとしびれをとる本」井須豊彦(医学博士・脳神経外科医)・講談社
「上手に“痛い”が言える本」田中祐次(医学博士・血液内科医)・小学館