派遣社員は賃貸契約や審査が難しい?
残念ながら難しいのが現実
派遣社員が入居審査に通りづらい理由は「世間的なイメージ」が最大の理由です。
私は派遣業界の第一線で仕事をしていたので、派遣社員が非常に安定していることや、時給面について正社員よりも高い場合もあることを存じています。
しかし、いくら私やあなたが声を大にして「派遣社員は安定しています」と不動産屋さんに言ったとしても、賃貸許可を下すのはその賃貸物件を所持しているオーナーなので、オーナーが派遣社員に対して良いイメージが無いと、実態云々より前に審査に落ちてしまうのです。
これは契約社員や準社員、嘱託社員なども同様です。賃貸以外にもクレジット審査やローン審査など、お金を借りるときも通りづらくなります。
派遣社員が賃貸契約や審査に落ちないためのポイント
不動産屋に行く時は身なりを整える
賃貸許可を出すのはオーナーなので、厳密には不動産屋に対して良い格好をしても何の意味もありません。
しかし、あなたの印象・イメージをオーナーに伝えるのは不動産屋なので、できるだけ身なりは整え、誠実な印象を与えられるように心がけましょう。
服装はオフィスカジュアルやジャケットにスカートなど、なるべくキレイ目な格好が望ましいです。
派手過ぎたりブランド物を身に付けていったり、香水を振りまいていくと、「金遣いが荒そう」だと思われてしまいます。
真摯に仕事に熱中する姿勢を伝えることベストです。
給与に対する家賃を抑える
賃貸契約のときは見栄を張らず、確実に支払える月収の1/4範囲の家賃にしておけば、身内を保証人に立てるだけで入居審査は大抵通ります。
一般的には給与の1/3が家賃の相場と言われていますが、派遣社員であれば1/4としておいた方が大家から安心されるでしょう。
残念ながら派遣社員に対して未だ「収入が不安定」というマイナスイメージを思っている方が多いのは確かなので、万が一の時にも家賃の支払いが途絶えなそうな価格帯の賃貸を探すと良いでしょう。
賃貸契約をする時点で実際に働いておく
賃貸契約時に「勤務先」を記入する欄があります。
無職の場合は無記入になりますが、派遣登録している場合は派遣会社の名前を書けるので審査で記入なしよりも有利です。
もしまだ働いていなくても、派遣登録をしておけば働く意思があることを不動産会社にアピールできます。
派遣会社に在籍確認の連絡があることを伝えておく
しかし不動産会社から勤務先に記入した派遣会社へ確認のため電話をします。もちろん電話を受けた派遣会社は個人情報なので、答えることはできず断ります。
そのため入居審査の電話が来ることを予め登録した派遣会社に伝えておく必要があります。
保証人には正社員の「身内・親族」を記載する
賃貸審査では時にあなたの職業や年収、身分よりも「保証人」が重要です。
言い換えれば、保証人さえしっかりした人間を立てることができれば、ほぼ確実に入居審査が通ります。
保証人の職業・年収などが審査基準になるため、なるべく長く働ける(働いている)正社員の方を立ててください。
保証人は法律上最も「危険」な立場になるため、仮にあなたが支払いを滞納した場合、様々な法的手段を用いてその保証人の方からお金を取ることができます。
あなたは逃げることができますが、保証人の方は絶対に逃げることができません。「危険」というのはそうした意味です。
つまり、賃貸契約の際に見られる「支払い能力」とは、あなたと保証人を合わせた総合値で見られることになります。
保証人の立場が弱いと審査に落ちやすい
仮にあなたが正社員として支払い能力があったとしても、立てた保証人に支払い能力が無いと賃貸審査は落とされる可能性が高くなります。
賃貸契約者よりも保証人の支払い能力の方が判断のポイントになるのは、物件を貸すオーナー様の気持ちになれば分かることですね。
保証人を立てられない場合は保証会社を立てる
保証人を立てられない場合は、保証会社に依頼して代理で保証人になってもらうこともできます。
しかし保証会社に依頼することにも審査があり、預金残高が家賃×6ヶ月分以上ないと厳しいと言われています。
また最初から保証会社に契約することがマストになっていることもあります。
見ず知らずの保証人より、契約者が飛んだ場合に確実に家賃を回収することができる保証会社が保証人に立っている方がオーナー様の気持ちも楽になります。
同棲は結婚するまで控える
派遣社員はただでさえ、不動産会社やオーナー様から収入が不安定だと思われがちです。
そのため、未婚の男女が入居することを敬遠するオーナー様も少なくありません。
別れてから1人で家賃を払えるのか不安がられてしまいます。また最近流行の友達同士のシェア入居も嫌がられます。
貯金をしておく
極端な話、無職の方でも貯金があって支払い能力があれば入居審査は通りやすいです。
例えば個人投資家やトレーダーは傍から見えれば無職のようなものですが、数百、数千万の貯金があるので支払い能力に問題がないと判断され賃貸の審査に通ります。
そのため、派遣社員で賃貸の審査が不安な場合は、とにかく「貯金」です。
貯金さえあればオーナー様によっては派遣社員でも審査を通してくれる方も多いので、落ちてしまったという方は貯金額を増やしてから再チャレンジしても良いでしょう。
派遣社員は賃貸契約や審査が難しいかまとめ
今回は派遣社員が賃貸の審査を突破するポイントや、審査が難しい理由などを紹介しました。
派遣社員で賃貸契約をしたいと考えている方は収入に対してなるべく家賃を抑えたり、保証会社を利用すると良いでしょう。
また、就業先には派遣会社を書くことになるので、中小でなく大家さんも知っているような大手の派遣会社で就業することでも、審査に通りやすくなる可能性があるでしょう。
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