派遣社員の経験も立派な職歴
派遣社員で働いたことは立派な職歴です。バイトの経験とは異なり、社会で働いていたことは就職先からも良い方向に見られます。
もちろん、派遣のように短期間のものが続いてしまうと職歴が多くなることは避けられません。
短期の職歴が多くても派遣の経験であれば、就職先も理解があるため、そこまで派遣の職歴が多いことを気にする必要はありません。
職歴は自分の仕事経験をアピールするもの
職歴で大切なことは、自分の今までの仕事経験をアピールすることです。派遣のように、様々な経験を積んできたことを好む就職先も多いです。
しかし、ここで注意すべきは今後あなたが「正社員として働きたい」と思っているなら、長く就業してきた正社員経験のほうが有利に働く可能性が高いです。
職歴を書かないと就職先にブランクと捉えられる
社会人で転職する際に最もマイナスイメージになるものが、ブランクです。仕事から半年以上離れてしまうことは、派遣社員でも雇われることが難しくなります。そのため、転職活動の繋ぎとして派遣社員で働いている方も多いです。
正社員になることを目指して派遣社員で短期間で働いても、就職先に「正社員として働くために、転職活動の繋ぎとして派遣で働いていました。」と言うことで理由にもなります。
子供の出産でブランクが1年以上空いた方も、ブランクを補うために、一度派遣社員で慣らして正社員を目指す方もいます。そういった方の案件は「未経験OK」の案件に応募することをおすすめします。
派遣社員で働くときは職歴をまとめて書いても大丈夫
派遣社員で長年働いてきた方の職歴をみると、記入欄に書き切れない方もいます。そういった方は「事務経験を○○社と××社と△△社で合計3年」とまとめて書いてくる方もいます。
派遣の職歴を書く際は、その方がやってきた業務が同じようなことであれば、まとめて書いても問題ありません。
「ずっと事務で働いてきました」という方の大体の仕事経験は「電話対応・データ入力・資料作成など・・・」と決まっていることが多いです。特別な経験がなければまとめてしまったほうが効率が良いです。
もし事務経験や経理経験など同じような経験をまとめて記載する際はブランクがなく続けて就業したことが前提になります。もし、半年以上のブランクがある場合はまとめて書かずそのブランクの間に何を行っていたかを派遣会社に説明しましょう。
派遣社員の職歴を履歴書に書かないこともできる?
結論から言うと、派遣社員の職歴を履歴書に敢えて書かないことはできます。
派遣社員は前述した通り職場を転々とするため、場合によっては職務経歴に書ききれなくなることもあるでしょう。
そのような場合はまとめたり、省いてしまっても大丈夫です。
ただし転職先の業務と派遣社員の業務に関連がある場合は、職務経歴として記載していた方が経験やスキルを評価されて有利になる可能性があります。
そのため、職歴として有利になりそうであれば任意で派遣社員時代の職歴を書くのもありでしょう。
派遣社員の職歴の書き方まとめ
様々な経験をしてきたことが資格より勝ることもあります。事務なのに経理の経験をしてきたことや、事務なのに営業電話をした経験などはどれも経歴としてアピールできる経験です。
資格をただ持っている方より、経験が豊富な方のように会社で業務として行った経験に勝るものはありません。