パーソルグループの基本情報
パーソルグループは、「テンプスタッフ」を運営するテンプホールディングスの新ブランド名です。2016年7月に発表されました。
要するに旧サービス名がテンプスタッフで、現在の名称がパーソルテンプスタッフという形になります。
「はたらいて、笑おう。」をブランドコンセプトに働く方の心身の安定を支援できるような事業展開を目指しています。
テンプホールディングスは1973年に創業した派遣会社で、常に企業の人材ニーズに対応してきました。
その結果、設計・研究開発の日本テクシードや転職サイト「doda」やアルバイト求人「an」を運営するインテリジェンスなど、自社の苦手分野を吸収しながら企業を拡大してきました。
現在では国内外に約90社以上のグループ会社を抱え、派遣以外に新卒・中途採用支援、アルバイトなど総合的な人材サービスを提供する会社に成長しています。
パーソルグループの事業
- 人材派遣事業
テンプスタッフが最も得意かつ柱とする事業です。 - 新卒・転職支援
転職求人サイトdodaを中心に新卒や中途採用の求人情報をまとめています。 - アルバイト情報提供サービス
アルバイト求人サイトanによるアルバイト情報を紹介しています。
2017年からグループの主要会社名が変更予定
2016年のパーソルグループの発表とともに、2017年からは主要会社の社名に「パーソル」という冠が付帯し変更となることも発表されています。
しかし、人材派遣の「テンプスタッフ」、転職支援の「doda」アルバイト求人の「an」など、サービスブランドの変更はありません。
テンプスタッフとPERSOL(パーソル)テンプスタッフの違いとは?
では、テンプスタッフはパーソルグループが運営する「パーソルテンプスタッフ」となり、どのような違いが生まれたのでしょうか。
結論から言ってしまうと、名称が変わっただけなのでサービスに大きな変更はありません。
単なる旧名と新名の関係なので、両方とも同じサービスと考えてもらって大丈夫です。
ただし、パーソルテンプタッフの変更に伴い一部の事業体系が変更されているので、詳細は後述しますが派遣社員として採用される難易度はやや上がりました。
テンプスタッフが「PERSOL(パーソルテンプタッフ)」に変更した理由
テンプ=派遣会社というイメージを払拭するため
テンプは創業から40年以上派遣事業を続けており、「テンプ=人材派遣」というイメージが世間的にも根付いています。
しかしインテリジェンスや日本エクシードを買収し派遣以外の人材事業も展開する上で、これがかえってマイナスイメージや誤解を与えてしまうこともあります。
会社全体のイメージを「派遣」から「総合人材サービス」という幅広い位置付けにし、認知度を高める(かつ一新する)ために、パーソルグループとして再出発しました。
2017年7月14日には、オーストラリアの人材派遣業界トップの企業を買収。世界的な人材業界トップになるため、その動きに注目が集まります。
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求人数 | ★★★★★★ |
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テンプスタッフからパーソルテンプスタッフになった派遣社員のメリット
紹介予定派遣の求人数が増加した
パーソルグループとしての認知度が高まれば、派遣だけでなく正社員や契約社員といった直接雇用の案件が増えています。
正社員や契約社員の採用を考えている企業からのニーズが増えることで、紹介予定派遣という派遣期間を経て直接雇用する選択肢も当然増加しています。
無期雇用派遣など、非正規社員の直接雇用化が進んでいるため、テンプスタッフを利用する派遣社員は雇用の安定が望めるようになりました。
キャリアップや福利厚生サービスが強化
テンプスタッフがパーソルテンプスタッフとなったことで、以前より資格やビジネススキルの向上を図った実用的な講座や、心の安定を図るための福利厚生面を充実させています。
これは、正社員や契約社員といった直接雇用の案件が増えたため、企業からテンプスタッフに対する求めるスキルが高くなった背景があります
グループとしてもただ事業を拡大するだけでなく、派遣社員にとって働きやすい未来を作るための総合的な取組になります。
外資系企業の案件が増加
テンプスタッフがパーソルテンプスタッフとなった事で海外との取引も多くなり、外資系企業の求人数が以前より増加しました。
パーソルグループとなったことで、以前より海外への事業拡大が進んでいるためで、現在では13カ国に事業を展開し、世界的知名度も向上中です。
派遣業界世界No.1シェアを誇っているのはアデコ、2位はランスタッドですが、パーソルグループがそれを脅かす存在になっています。
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テンプスタッフがパーソルテンプスタッフになった派遣社員のデメリットや注意点
※以下は当サイトとしての見解です。
社内選考が厳しくなった
紹介予定派遣の求人数が増えたことで、今までは転職サイトだけに登録して社会人経験を積んできた方が派遣登録に流れるようになりました。
そのため登録者全体の質が上がり、スキルや経歴に乏しい派遣社員だと社内選考の突破が厳しくなった点ではデメリットでしょう。
今までなら採用されやすかった「未経験OK」となっている紹介予定派遣の求人に、正社員としてキャリアを積んだ方が挑戦するような状況になっています。
企業から見ると優秀な派遣社員が派遣されるので、非常に魅力的な派遣会社となりました。
会社としても相乗効果が生まれることは間違いありませんが、人材の選考が行われる点で派遣社員にとってハードルが高くなります。
派遣先の求めるスキルが高くなる
パーソルテンプスタッフとなったことで、派遣先の求めるレベルが以前より高くなっています。
パーソルグループとしてのブランド力を上げるためには、派遣先からの評価も重要となります。
「パーソルグループの派遣社員に任せたい」という期待を持たれることになります。しかしブランド力がある分、派遣会社としても高い派遣料金を派遣先に提示することができ、それが派遣社員に還元され、高い時給を得ることができます。
派遣社員の時給はどうしても「派遣料金」に左右されるため、高時給を目指す場合はパーソルグループのような大手に登録すべきですが、その分派遣社員らがそれに応える実績・働きぶりを見せる必要があります。
ここに挙げた注意点は、派遣社員としての社会的地位を向上させるために重要なものであり、一概に「デメリット」とは言えません。パーソルグループにおける働き方や企業体質が評価されれば、非正規社員の社会的格差はどんどん少なくなるはずです。
派遣社員の悪い癖は、都合のいいときだけ「弱いフリ」をすること。パーソルグループは派遣社員を働きにくくさせることが目的ではないので、より意欲的に・積極的に挑戦してみてください。
テンプスタッフとパーソルテンプスタッフの違いまとめ
「派遣」というイメージをあえて捨てるために、これまでの社名を変えるという大きな決断をパーソルテンプスタッフは行いました。
実際、変更から数年経った今ではパーソルグループは人材業界でも最大手の一角として注目を集めています。
派遣社員にとっても、テンプスタッフの時給面・待遇面・紹介される仕事、総合的に考えて還元が大きいと評価できます。
派遣社員としてのキャリアを形成するのであれば、パーソルグループ(テンプスタッフ)は必ず登録しておかなければならない派遣会社と言えるでしょう。
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